6/3放送 食育月間について

2025年6月3日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「食育月間」について農林水産課の岡室奏志さんに伺います。

Q 「食育」と目や耳にしますが、食育とはどういったものでしょうか?
食に関する知識とバランスの良い食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

Q 毎年6月は食育月間ということですが、どのような目的で開催されてますか。
6月を食育月間としているのは進学や就職、転職をされた方もひと段落し、自分の生活に目を向けられる時期でもあるからです。食育のより一層の浸透を図ることを目的とし、様々な地域でイベントや啓発活動が行われます。

Q 食育のために具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか。
食育の取組を四つ紹介します。

一つ目に、朝ご飯を食べましょう。
朝ごはんには、1日の始まりに脳や身体をウォーミンングアップさせる効果があります。

二つ目に、バランスのいい食事を心がけましょう。

主食・主菜・副菜がそろった食事は栄養バランスが整いやすいことが分かっています。

三つ目に、地元の食材について知りましょう。
和歌山市の特産品には、わかやま布引だいこん、しょうが、足赤エビ、しらすなどがあります。

四つ目に、食文化を大切にしましょう。
食育を通じて、子供たちに地域の食材や料理法を教えることは、健康的な食生活を促進するだけでなく、地域の文化や伝統を守ることにも繋がります。
2013 年には「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、食文化の継承が注目されています。

Q. 食から健康が始まる、というように、普段の食生活を考えることで、健康的に過ごせ、地産地消にも繋がって良いことだらけですね。
最後に農林水産課から一言お願いします。

食は人が生きていくのに欠かせないものです。現代社会は食による様々な課題を抱えています。その課題を解消するため、みなさんも食に関することに関心を持って家族や友人と食事を楽しみましょう。是非ともこの機会に食育について考えましょう。

TOPへ戻る
a