
和歌山市広報番組

和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年7月10日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
昨日に引き続き、和歌山城に来ています。和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんです。
Q 昨日は本丸からの和歌山城の天守閣を眺めたのですが、今日は天守閣にやってまいりました。
今いるのが入り口ですね。
通称「楠門」江戸ん時代の名称は「天守二の門」と呼ばれている門の前に来ています。
まず、見ていただきたいのが、左右に広がる野積の石垣です。豊臣時代に築かれた石垣です。
Q 石垣に歴史を感じさせるような、色が違ったり、形が違ったりですね。
そうですね。形も自然の石をそのまま積んだり、あるいは割り出してきているけど加工はせずにそのまま積んだり。それをうまいこと組み合わせて積んでいる、というところに当時の築城技術の高さを垣間見ることができます。
Q 美意識の高さも垣間見られますね。
そうですね。美意識でいうとこの天守二の門をくぐった奥に大きな石があるのですが、鏡石といわれる石になります。
Q この鏡石には何か意味があるのですか?
よそのお城でもよく見られるのですが、こういう主要な出入り口のところに大きな石をはめこむことで城主の権威の強さというものを来城者に見せつけるという、そういう役割があったといわれています。
Q 真正面に鏡石がありまして、ちょっと右手を見ますと、ちょっと色合いが違う石が見えるのですが、これは。
元々はこういう色をしていなかったのですが、今から80年前の和歌山大空襲で和歌山城の天守が焼失した時に石垣も一部被災をしていて熱を受けた跡になります。
Q 色々な歴史を感じながら、門をくぐって天守閣の真正面まで移動しましょうか
はい
Q 今、天守閣の足元にいます。見上げると圧巻ですね。
今、目の前に見えてますのが三層の三階建の大天守になります。
Q 下から見ると屋根、屋根、屋根って感じですが、特徴ありますか?
実は下から見上げると軒先の部分が1階部分と、2階3階部分とはズレてるというのが見て取れます。
どうしても地形に合わせた形で石垣を積んでいるため、実は1階部分がズレた平面になってるんです。平面として歪んでいるので、それを調整するために2階3階を正方形にして調整しているという、そういう工夫のあとになります。
Q 右手には天守閣があって、真正面にあるのが入り口。この入り口には名前はあるのですか?
この目の前にある入り口は「玄関」でいいですけれども、ここは2階建の小天守につながっています。なので直接大天守に我々が上がることはできなくて、一旦、小天守に入ってから中の廊下を通って大天守にあがります。
Q その玄関、小天守の左にあるのは、これは。。誰がいた場所になるのでしょうか?
台所になります。ここは戦の時に籠城した時に中で調理をしたりするような場所になります。
では、次回、いよいよ天守閣の中に入ってまいりますが、今回はここまで。
ありがとうございました。
2025年7月9日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。今回もお出かけバージョンとなっています。
Q 今日、やってきましたのは二の丸からずっと石垣のある階段を登ってきまして、右に行くと天守閣、でもその天守閣に行く前に左手にある本丸御殿跡に来ています。ここはどんな場所になりますか?
豊臣秀長が和歌山城を造った時につくられたとされている曲輪になりまして、浅野時代、その後の徳川時代には本丸御殿といわれる建物が立っていたところになります。
Q ここの場所、改めて立ってみると西側真正面に天守閣がどどーんと目よりちょっと高いかな、という位置にあって、迫力がありますね
大天守と小天守が揃って撮影できる良いスポットになりますね。
Q ここの名前が本丸御殿跡ということは、やはりここも活用していた時があった、ということですよね。
そうですね。具体的な動きが文献上で見えてくるのは浅野時代からなのですが、ここに本丸御殿があって当初はここが藩主の生活と政治の拠点だったといわれています。
Q どんな建物だったんですか?
面積が狭いのでそんな大規模な建物は存在しなかったのですが、やはり藩主と家臣が謁見する、対面するための広間や、料理をするために作られた台所とか、そういった建物が並んでいました。
Q 生活をする、といった感じなんですね。
そうですね、生活とあとは政治もここでおこなっていたという風に考えられrています。
Q ここに立って、私は真正面に見える天守閣が見応えあるなと思ったのですが、ここに来られた方に是非、これを体感して欲しいとか、何かありますか?
そうですね、現在は面積の半分が水道施設になっている関係で本丸は全部入れないのですが、やはり午前中であればこの大天守と小天守が揃ってきれいに見ることができますので、まずはこの眺めを楽しんでいただきたいな、と思います。
Q 海外の方や観光客の方が来られたら、まずこちらに案内して写真を撮る、というのも最高ですね。
そうですね。ここで記念撮影をされる団体さんとかもありますので、結構、もしかしたら観光客の方たちには知れわたっているスポットなのかもしれません。
Q すてきな場所に今は建物が何もないのですが、なくなってしまった背景はあるのですか?
明治になって城が使われなくなってから本丸にあった御殿なども順次解体撤去されて今のように何も江戸時代の建物がない状態になっています。
Q いよいよ、そこから天守閣に私たちも行きましょうか。
そうですね、天守閣に向かいたいと思います。
2025年6月26日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日も昨日に引き続き戦災遺族会の理事長の田中誠三さんにお話を伺います。
Q. 生の体験したお話を遺族会で小学校に行ったりとか、みなさんに話をされる機会はあるのでしょうか?
お話に行きましょうか、というこちらからのアプローチがしにくいんです。こういう話は。
学校でそういうことを学ぶ、という時間帯があったので、向こうからも「田中さん、すまんけど・・」ということで
Q. 小学生の子どもたちからどんな質問とかどんな感想が、田中さんがお話された後にありましたか?
行くたびにね、感想文を書いてくれて、するどい事を感じ取ってくれてる。
Q. それ以外にも戦災遺族会では和歌山城公園の北にある汀公園に大きな戦災死者供養塔がありますが、そちらもみなさんで清掃されたりとかしていらっしゃるんですか?
そうですね、それはやっぱりきちっと。
Q. 供養塔の掃除以外にも毎年、追悼法要も行われていますよね。
はい。7月9日、きちっと執り行ってます。
Q. 今年もされますか?
はい。
Q. その法要をしたり、清掃活動も毎月9日、汀公園で清掃活動をされているのですが、時間は大体何時くらいでしょうか?
僕らは7時ころから9時半ごろまでですが、ま、バラバラに来られて・・。年寄りのことやから派手に活動できんので、手に追えないところは市役所の公園課に頼んで、そういうとこですね。
Q. 遺族会の活動を一緒にしてみたいな、また、お話を聞いてみたいな、という方は、毎月9日清掃活動をされているということですので、足を運んでいただいて直接お話を聞いていただければと思います。
最後に市民のみなさんにメッセージをお願いします。
戦後80年ということですけれども、(当時)9つだった私が89歳。それが覚えている記憶の最低年齢と言われますが、昨日の如く覚えているということで、決して忘れることができない7月9日。私たちは6月22日。
まだたくさん遺族会に入っていなくても、各々経験した人がたくさんいると思うんですけれども、もし、足腰が丈夫なら7月9日の慰霊祭にどうぞ、来ていただけること願っています。
和歌山市では7月9日(水)午前10時から和歌山城ホール4階大会議室において、和歌山市戦没者戦災死者合同追悼式を戦争の悲惨さと平和の尊さを後世へ継承することを目的に、開催します。
どなたでもお越しいただけますので、ぜひ、お越しください。
2025年6月25日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
令和7年は太平洋戦争から80年の節目の年です。和歌山市でも1945年7月9日の大空襲でたくさんの方が亡くなられました。今回は戦災遺族会の理事長の田中誠三さんにお話を伺います。
Q. 当時、田中さんはおいくつでいらっしゃいましたか?
9つですね
Q. 7月9日和歌山大空襲の前に空襲を体験されていらっしゃるんですよね
6月22日朝の9時7分、と聞いております。家に直撃弾が落ちたということです。防空壕の側にいたのは姉二人と兄と自分。表の店には母親がおりました。
Q. 空襲だ、というサイレンが鳴って・・・
ある人に言われたらエンジンを切って飛んできていたと。飛行機の音が聞こえない。あっ!と空を見たら小さい丸のような物がだんだんパッパッパと大きくなって、それと共にザーという音で防空壕に飛び込んだ。後は記憶にないです。
生き埋めって、土の中に埋まって苦しくてしんどいと違うか、って聞かれることもあるのですが、段々と意識が失っていく、って、ただそれだけやね。
時間がどれ位経ったか知らんけども。一番最初に気がついたのは小松原5丁目にある大きな天理教の教会の座敷の中でパッと気がついたんやね。それが初めてです。
それから、また気を失って、砂の丸の広場の横の道を通ってる時に、タンカに乗せられてる時に気がついて、でまた、気を失って、今度、気がついた時は今の市役所の横にあった和歌山市民病院の病室に寝かされてましたね。
Q. その後になるんですよね、和歌山大空襲が。
そうですね。7月9日ということは、腰を痛めて歩けなかった自分も歩けるようになってて、本町4丁目のおばの家にやっかいになってた時でしたので、走って逃げることができました。あれはもう、むちゃくちゃ逃げたんやろうね〜。
下から一発も弾も打たないんやから飛行機がものすごく低空に飛んでね、そのB29のお腹の方が下の燃えてる火で赤く染まって、そこから焼夷弾がはじめ一つ火がぽ〜と落ちるんです。ほんで途中から束ねているところの焼夷弾が火がついて、ば〜っと何十発も落ちるという、そういう様を土手から見てたんだよね。
逃げてきたお母さんが子どもと離れたかしてね、その時の声が今だにハッキリ、ものすごく悲しげな声で「いさむや〜」「いさむや〜」呼ぶんですけど、それがいまだに耳についている
2025年6月11日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日も昨日に引き続き、市の北部にあるつつじが丘総合公園について、つつじが丘総合公園事務所の片山康幸さんにお話を伺います。
Q テニスコートやスケートボードの話は昨日伺いましたが、それ以外はいかがですか?
にぎわいスポーツゾーンはライド広場、インクルーシブ遊具広場、児童広場、健康広場、いう4つの構成からなっています。
Q 特に、というのは何でしょうか?
この中で児童広場の方、対象年齢が6歳から12歳という対象遊具になっているのですが「人研ぎ滑り台」「ボルタリング」「ロープ遊具」この辺りは子どもたちがよく遊ばれてる姿が見えています。
Q 人研ぎ滑り台はどういったもにになりますか?
石の上を滑る、というイメージなのですが、滑れば滑るほど表面が磨かれてスピードが出てくる、といった滑り台になっています。
Q 幅が広いですよね。
そうですね。長さは12mくらいあるのですが、法面を使った設置になりますので、その勾配を利用して、というような遊具になっております。
Q 芝生を滑り降りるような感じの滑り台バージョンって感じですね。
そうですね。スピードも出ますし、幅は一応4mくらいありますので2人3人同時に滑ることも可能な遊具になっています。
Q 他にはおすすめ、いかがですか?
ライド広場の方はバイク、キックボード、プレイボードなどの遊具が楽しめるエリアになっています。
利用者さんが遊具を持ち込みいただくという形になっております。
Q どんなものをみなさん持って来られるのでしょうか?
キックボード、バイクというようなものが多いですね。
Q 他にも気になるので教えてください。
インクルーシブ広場につきましては3歳から5歳の年齢が対象になるのですが、子どもたちの元気な声が聞こえております。
Q 利用される方は親子で来られるのでしょうか?
にぎわいスポーツ公園ゾーンの対象はやはり親子で来ていただいて楽しい時間を過ごす、というのが一応そういうエリアになっています。
Q 本当ににぎわいスポーツですね。
毎週土曜日、日曜日には多くの人に集まっていただいてて笑顔の花が咲いております。
Q 中央公園ゾーンというのもリニューアルされたのですよね。
5月17日にリニューアルされまして、こちらも近隣の住民の方の散歩コースという形になっております。
Q どうすれば利用することができますか?
スケートボード場の方は年会費制になっていまして、年会費1,100円で1年間利用できる形になっています。
中央公園ゾーンに関しましては多目的球技場、練習用コート等あるのですが、他の公園ゾーンにつきましては一般の方が自由に使っていただけるようにという公園になっておりますので、近隣の方に普段から使っていただければと思っております。
Q ちなみにスケートボードは手ぶらで来てもレンタルがあるんですよね。
ボード、デッキ、ヘルメット、プロテクター、レガス、事務所の方でレンタル品として準備しています。
Q 最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
つどい、つながり、交流のコミュニケーションパークを目指しています。どうぞよろしくお願いいたします。
和歌山市つつじが丘総合公園HP
2025年6月10日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は、市の北部にあるつつじが丘総合公園について、つつじが丘総合公園事務所の片山康幸さんにお話を伺います。
Q 今日はつつじが丘総合公園に実際に来ています。広くて色々な施設がありますが、どんな施設になるか教えてください。
つつじが丘総合公園は従来の「テニスコート」、それから新しくできました「にぎわいスポーツ公園ゾーン」「つつじが丘中央公園ゾーン」3つのゾーンで構成されています。
Q 今、いるのはクラブハウスですが、ここからまず見えるのがテニスコート。つつじが丘と言うと、テニスコートというイメージありますよね。
そうですね、テニスコートは全部で20面ありまして、インドアコートが4面、屋外コートが16面、オムニコートの仕様というテニスコートになっています。
Q こちらのテニスコート2015年の国体の時にオープンしたということで、それからみなさんずっと利用されてるのでは?
そうですね。特にインドアコートの方を中心に稼働率が非常に高い状況で推移しています。
Q インドアもあるのでどんな季節でもできる、というのが嬉しいですね。
梅雨時期にでも天候に左右されなく利用できますので、それがインドアコートの強みと思ってます。
Q また、こちらには練習用のテニスコートもあるんですよね。
昨年4月にオープンしたのですが、中央公園ゾーンの方に練習用コートがございます。こちらは一応、壁打ちができるというのがついてますので一人でも練習ができるようになってます。
Q テニスコートもですが、スケートボードも人気ありますよね。
和歌山市内初のスケートボード専用パークが誕生いたしました。6つのセクションを利用していただいてます。
Q 6つのセクションとはどんなセクションになりますか?
ロングアールセクションとか複合セクションとか。これは和歌山市内ではあまりないセクションになってますので利用者さんも大変よろこばれています。
Q ということは、スケートボードをされている方は今の言葉を聞いて、このセクションがあるのか、という感じに思われたんじゃないでしょうか。
そうですね、スペースも広いもんで、小さい子どもたちから大人までたくさん利用していただいてます。
Q こちらの設計はプロの方、専門の方に携わってもらって、みなさんの声を聞いて造られたってことなんですよね。
特にロングアールセクションはオリンピックの施設に携わったような方のアドバイスもいただいてるように聞いています。
Q 大体、どんな年齢の方が利用されているのですか?
利用としては先ほど5歳以上という位置付けになってます。子どもたちはヘルメット、プロテクター、レガスをつけながら頑張ってる姿がよく見られます。
Q どんどん人気が高まってきそうですね。
これから気候も良くなりますが、どんどん増えることを願っています。
こちらスポーツゾーンにはまだまだおすすめしたいところがありますので、引き続き明日もよろしくお願いいたします。
つつじが丘総合公園HPはコチラ
2025年5月27日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
昨日に引き続き和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。
Q 今日は大手門から中に入ってまいりました。
いきなり右手に見えてくるのが「枝垂れ桜🌸」桜の季節の時にはたくさんの方が来られますよね
そうですね。城内の桜の中でも早めに開花するところでもありますし、夜は夜でライトアップされていますので桜の季節の時にはここで写真を撮られてる方がすごく多かったです。
Q 桜を右手に見まして、左手斜め向こうの方、お堀の方を見ますと、気になる屋根が見えるのですが、あれは何でしょうか?
あれは和歌山城の中でも数少ない現存の建物である「井戸屋形」という建物になります。
Q 井戸屋形・・確かに井戸の上に屋根がありますが、これはどういった使い方をされていたのですか?
おそらく、井戸の水を汲むために滑車が上についていたんじゃなかろうかと思うのですが、それ用の屋根と井戸全体を雨風から保護するためにつけられた屋根ですね。
Q 生活に使っていたとか、何か具体的な使われ方はあったのでしょうか?
ちょっと実態はよくわかっていないのですが、ここは大手門をくぐったすぐそばに大手門の警護をする番人がつめる番所があって、そこから見たら比較的近い場所ですので、番人たちが普段警備の時に使う飲料水とかで使われていた可能性が考えられます。
Q 潤いの場だったんですね。ここから先、どこに行けば良いというおすすめありますか?
この井戸屋形から見ますと西側の方になるのですが、大きなクスノキがあります。ここも結構迫力がありますので、そちらも見ていただきたいなと思います。
Q さぁ、やってきました。クスノキの前に今いるのですが、石垣の上に大きなクスノキですね。
ここが和歌山城の樹木の中で一番大きな木になります。
Q 右手に大手門が見えまして、枝垂れ桜があって、ちょっと上を見るとクスノキがあるのですが、どれくらいの歴史があるのですか?
樹齢が400年以上と言われています。
Q 樹齢400年。大人の人が両手を広げて、何人くらい?!って感じですね。
幹周りが約7mありますので10人とまではいかないまでも、それなりの人数が手を繋いだら囲えるんじゃないかなと思えるくらいの規模はあると思います。
Q その幅もですが、高さも!そして気になるのが横に伸びてる枝がもはや枝ではなくて木という感じがするくらいのすごい迫力ですね
樹高、木の高さが25mありますので県の天然記念物にも指定されております。やはり和歌山城の歴史を語る上では外せない木になるかと思います。
Q 大きく包み込まれるようなクスノキ。改めてみなさんも立ち止まって見ていただきたいですね。
そうですね。一度立ち止まって見上げていただけたら規模が実感できるかと思います。
「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」おでかけバージョン。これからもシリーズでみなさまにお届けしていきます。
和歌山城のHP
2025年5月26日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんに伺います。
「おでかけバージョン」ということで、今、一の橋の前にいます。公園前の交差点のところ、けやき大通りの公園前のところにいます。
Q 「一の橋」この場所はどんな場所になりますか?
ここは和歌山城の全体でいいますと、外郭と内郭の境目になります。
お城というものは、和歌山城の場合は外郭と内郭の二つのエリアにわかれていまして、外郭の部分が、ここ一の橋があるところから北側にある市堀川の間までが外郭。今度、振り返ってもらうと、目の前に内堀があるのですが、内堀から中が内郭というエリアに分かれてまして、まさにこの外郭と内郭の二つのエリアの境目にあたります。
Q では、その境目になるところ「一の橋」を渡って中に入っていきましょうか。この「一の橋」の形は昔から変わらないのですか?
古写真が残ってるのですが、それと比較すると若干傾斜はあがってるのですが大体印象的なものはそのままですね。
Q 幅も結構ありますよね。
そうですね。実はこれは正式な城内から城外へ出る、城外から城内に向かうためのお殿様が通る正式なルートでもありますのでそれなりの幅広の橋が架けられたんだろうと思います。
Q では、お殿様が来られる時はここを通ってお城の中に入った、ということですね。
そうですね。特に参勤交代とかで江戸と和歌山を往復する時は必ずこの大手の一の橋を通って江戸に向かったり、和歌山に帰ってきたりしてました。
Q すごい場所にいるわけですね。そこから入って次に目に入るのは門ですが、この門も歴史を感じますね。
そうですね。実はこの一の橋もそうなんですが、目の前に見えてる「大手門」も昭和50年代に再建されたものでして、江戸時代から残っている建物、建造物ではないのですが、だいぶ色合いが渋い感じになってきて再建された建物とは思えないくらいの迫力を醸し出しています。
Q その門も気になるのですが、今、私たちは一の橋の上に立って西側を向いているのですが、この景色も素敵ですね。
そうですね、この一の橋から市役所の方向、西側の方を見ますと内堀がずっと奥の方まで続いているのが見えますし、それに沿って高い石垣も二の丸の西側に向かって続いているのがよく見えますので、お城の大きさというものが実感しやすいのでは、と思います。
Q 堀の石垣の側面を段違いで見ることができるのもおしゃれでいいですね。
和歌山城の堀にかかっている橋というものが、ここと「御橋廊下」くらいしかありませんので、橋の上から堀をばぁ〜と見れるっていうのは、実は和歌山城の中でも数少ないポイントになります。
Q じゃあ、お城好きの方はここの一の橋から見たこの景色は好きでしょうね。
お城好きな人にとってはたまらない景色かもしれないですね。
では、一の橋を渡って門を通って入っていきますが、ここから先はまた明日。
和歌山城のHP
2025年5月20日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は、和歌山市民図書館の5周年イベントについて、和歌山市民図書館の広報を担当されている藤本美波さんにお話を伺します。よろしくお願いします。
Q: 昨日は、6月8日に開催される「和the 蚤の市〜ワザから生まれる ものがたり〜」というイベントについてご紹介いたしましたが、他にもイベントがあるのですよね?
6月に5周年を迎える和歌山市民図書館では5周年の「和 the 蚤の市」の他に目玉イベントとして大きく2つイベントを開催します。
一つ目は6月29日(日)に開催される「絵本作家の長谷川義史さんをお招きした絵本ライブ」です。『いいから いいから』シリーズや『おへそのあな』『おたすけてんぐ ベンベン(最新作)』他、数々の自伝的作品でも広く知られる絵本作家・長谷川義史さんが、開館5周年を迎える和歌山市民図書館にお越しくださいます。
絵本ライブでは、読み聞かせ、ウクレレ演奏・歌などで長谷川さんの世界観を楽しんでいただけます。また、イベント終了後には長谷川義史さんの著書をお持ちの方へサイン会も実施しますので、ぜひ絵本を持ってきて参加ください。
Q: 私も長谷川さんの絵本が大好きで家にもたくさんあります。その長谷川さんのライブが聞けるということですが、このライブに参加したい場合はどうすればよいでしょうか?
5月25日(日)午前8時から図書館HPよりWEB予約を開始しますので、公式HP掲載の専用のページからアクセスしてご予約をお願いいたします。
Q: 二つ目はどんなイベントになりますか?
二つ目は5周年記念キャンペーンとして今だけ手に入る限定デザイン図書利用券を発行します。
デザインは屋上壁画アートやこどもとしょかんのライブラリーアート等を手掛けられた、イラストレーター・ロシトロカさんによる特別なデザインです。
今、利用券をお持ちの方も、当日5冊本を貸出いただければ切り替え発行が可能です。先着順となりますので、ぜひ特別なデザインの利用券を5周年の記念に手に入れてみてください。
Q: こちらはいつからになりますか?
6月1日から発行を開始いたします。
Q: 他にも、市民図書館では、毎月、いろいろなイベントを企画されていますよね。いつもどのようにして企画されているのでしょうか?
毎月チームメンパーで企画会議を行い、過去に実施したイベントのアンケート内容の振り返りをしています。より利用者の方へよろこんでいただける内容になるようにブラッシュアップを行ったり、新たな学びになるような新規のイベントを考案しています。
Q: 普段のイベント情報も含め、イベント情報は、どこで確認できますか?
和歌山市民図書館の公式HPに毎月20日に情報を解禁していて、館内ではイベントフライヤーを発行します。また、市報わかやまの「暮らしの情報」に関してのページにイベント情報が掲載される他、市民図書館公式SNSであるInstagramでも情報を発信しています。
Q: 最後に市民のみなさまにメッセージをお願いします。
いつも和歌山市民図書館をご利用いただきありがとうございます。6月には5周年を迎える市民図書館では、より市民の皆様の生活が豊かになるような施設としてスタッフ一同皆さまのご来館をお待ちしております。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
イベントの詳細はコチラ
2025年5月19日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は、和歌山市民図書館の5周年イベントについて、和歌山市民図書館の広報を担当されている藤本美波さんにお話を伺します。よろしくお願いします。
Q: 今、実際に市民図書館におじゃましています。各階、それぞれにカラーがあって楽しめますよね。
ありがとうございます。
Q: 4階は特に好きで、子どもたちが身近に絵本に触れることができる環境も非常に整っていて、どんな年齢の方も図書館で楽しめるので、ふらっと立ち寄るにもピッタリですね。
是非、来ていただきたいです。
Q: 和歌山市民図書館ですが、もう5周年になるのですね?
2020年(令和2年)の6月5日に移転グランドオープンして、今年で5周年を迎えます。
Q: 今回、5周年を記念してイベントを企画されているとのことですが、どんな内容になりますか?
6月は5周年記念月間ということで、館内ではたくさんのイベントが開催されます。
そのひとつが「和the蚤の市」です。「和 the」というのは和歌山市民図書館が発行しているフリーペーパーで、和歌山が誇る文化や技術を発信しています。その和 the を体感いただくイベントとして蚤の市を開催します。
Q: 「和 the 蚤の市」というイベントは以前にも開催されていて、賑わっていましたよね?
昨年11月に開催し、和歌山県内を中心に 30店舗以上の出店者が集い、約15,000人の方にご来場いただきました。
Q: 図書館の企画ですが、開催された場所は和歌山市駅全体を使って、ということですか?
そうです。主に和歌山市民図書館の前の和歌山市駅前広場で開催いたしました。
Q: どんな方が来られましたか?
ワンちゃんを連れた方だったり、老若男女、すごくたくさんの方にご来館いただきました。
Q: お店も県外の方も出店があったということですが、今回は、どんなお店が出店される予定でしょうか?
今回は開催会場をさらに増やして、図書館屋上にて「こども蚤の市」を初開催します!
屋上では和歌山の魅力を体感できるワークショップや、こども服等の販売ブースを設けるほか、市駅前広場ではビンテージ雑貨や家具はもちろん、初夏らしく冷たい飲み物を取り揃えたり、キッチンカーも多く出店する予定です。
最新のSHOPLISTは「和 the蚤の市」公式Instagramにて随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください。
Q: 聞いてるだけでワクワクします。開催内容などもう一度詳しくお願いします。
6月8日(日)11時に開始します。
会場は市駅前広場、和歌山市民図書館、市民図書館屋上テラスの3会場です。
荒天の場合は中止します。
今回、更に出店者数も増え前回よりも盛り上がるイベントとなりますので、是非みなさま、ご家族をお連れの上、市駅前広場、和歌山市民図書館にご来場いただければと思います。
よろしくお願いいたします。