5/20放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史「伏虎像」

2026年5月20日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

知ってるようで知らない和歌山城の歴史について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。

Q 二の丸広場の一番東側にあります、どーんと見えていますね。「伏虎像」の前に今回はやってきました。この「伏虎像」大きいですよね。
そうですね。この目の前にある「伏虎像」ですが、昭和34年に鉄筋コンクリート造りで作られた、横たわって寝そべっている虎の像になります。

Q 寝そべっているのですが、その眼差しはなかなか鋭いですよね。
目の辺りはかなりくっきりとした迫力がありますね。

Q 今にも動き出すんじゃないかな、というような感じで、近くに行けば行くほど、鼻のあたりやヒゲの描写が繊細でもありますよね。
ヒゲの辺りの描写とかは細かく描いてるなと、私はそんな印象を受けますね。

Q この伏虎像、どうしてこの場所に虎が伏せてるようなものがあるのでしょうか?
本丸や天守閣が築かれていた山が虎伏山という風に呼ばれています。これは遠くから見ると虎が伏せているように見えるからということで名付けられたのですが、それにちなんで大正11年に同じ場所に初代の伏虎像が置かれまして、それが今、二代目が引き続き置かれているというような状況になります。

初代の伏虎像は立っていたのですが、今の二代目の伏虎像が横たわって、まさに伏せたような虎の形になってますので山の由来がよくわかりやすいかな、という風に私も思います。

Q 初代の虎の写真もここにあるのですが、なかなかちょっとほっそりとした虎にも見えますね。
そうですね、初代の伏虎像はなかなか今よりもスリムな形だったようでして、伏せているんじゃなくて立っているのですが、これは和歌山出身の作家である有吉佐和子が書かれた小説「紀ノ川」にもそういう描写があります
主人公がおばあさんと一緒に和歌山城を訪れた時にこの銅像を見てる話が出てくるのですが、その時銅像は前足と後ろ足が同時に前に出てるという、動物の生態としてありえない形をしていましたので、これおかしいという、不自然さが指摘されている、などですね、ちょっと銅像としては妙な出来になっていたようです。

Q 有吉佐和子の小説「紀ノ川」でも書かれていたんですね。
そうなんです。この中で和歌山城の描写もありますので天守閣の話もありますし、こういった伏虎像もあって、戦前の和歌山城のお城の中の様子を知る上でも大事な資料じゃないかな、と思います。

Q 伏虎像の見えている後ろにある石垣、色々な石が見られる場所と聞いたので、明日また詳しく教えていただけますか?

はい、またよろしくお願い致します。

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