12/5放送 和歌山市を通る「熊野古道」について

2025年12月5日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

N:今日は、ゲンキトピックス。和歌山市のイベント情報やお出かけスポットなどをお伝えします。今日は、どんなお出かけスポットを紹介していただけますか?

I: 和歌山市にもある「熊野古道」について紹介します。

N:「熊野古道」は、海外の方にも注目されてますよね。耳にすることも多いこの「熊野古道」。改めてどんな道なのかおしえてください。

I: はい。熊野古道は、京都、吉野、高野山、伊勢の各地から、紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺)を巡る参詣道です。平安時代以降、上皇、武士、庶民と、多くの人が厳しい道のりを越え熊野を目指した道です。

N: 歴史がありますね。和歌山県南部のイメージありますが、和歌山市からも続いているということですか?

I: 熊野古道には、各地から熊野に向かうルートとして、いくつかあります。「紀伊路」、「中辺路」、「大辺路」、「小辺路」「伊勢路」があります。その中の「紀伊路」の一部が、和歌山市を通ります

N: 和歌山市内では、どのあたりを通るのですか?

I: 大阪南部から、南下し、滝畑から和歌山市へ入り、山口地区を過ぎ、橋を通って紀ノ川を渡り、南部に入ります。布施屋駅周辺を通り、和佐地区から矢田峠を通り、山東地区へ向かい伊太祁曽神社に向かいます。その後は、安原地区を抜けて海南市に入ります

N: 1日で歩けるものなのでしょうか?

I: このコースは30㎞くらいありますので、2から3回に分けて歩かれる方が多いです。実は、最近、秋の気候のいい時期に歩いたところです。歩くだけでなく、自転車でめぐる方もおられます。見どころがたくさんありますので、ぜひみなさんにも歩いてみてほしいと思います。

N:それは、楽しみですね。寒い季節ですが、歩くとポカポカして健康にもよさそうですね。

I: はい。普段は注目することのない景色や、小さな商店、野菜の直売所などいろいろ楽しみもあるので、おすすめです。また、和歌山市では、王子社跡に説明看板を立てたり、道路に案内用の導き石を設置していますが、分かりにくい場所に看板を追加するなど、整備を進めています。

N: 今日は、和歌山市を通る熊野古道についてご紹介いたしました。ぜひ、歩いてみてはいかがでしょうか。
詳しくは和歌山市の公式Youtubeチャンネルに掲載されたPR動画もあわせてご覧ください。
【熊野古道 PR動画はこちら】
ショートバージョン:https://www.youtube.com/watch?v=GGkN_qhOcuw
ロングバージョン:https://www.youtube.com/watch?v=ds6EuTOB5Kc

12/4放送 和歌山市立図書館 西分館について

2025年12月4日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

和歌山市立図書館 西分館についてお話伺います。

Q 和歌山市立図書館 西分館はどこにあるのでしょうか?
和歌山市松江にある複合施設「河西(かせい)ほほえみセンター」内にある図書館で、2017年5月1日に開館いたしました。

西保健センターや子育て支援施設komodoさんが隣接されており、複合施設の特徴を生かしたサービスを提供するため、特に児童書や子育て世代向けの図書やイベントを充実させています。

館内の本橋では5つのフェアが常時展開されており、毎月図書館スタッフがテーマに合わせて本を選んで、来ていただいた方に新しい本との出会いを提供しています。

毎週火曜日・木曜日は赤ちゃん向けの、土曜日にはどなたたでも参加いただける定例の読み聞かせを開催しています。
他にも少人数でじっくり楽しめるようなイベントを開催しており、スタッフと利用される方との距離が近いアットホームな図書館となっています。これは西分館のコンセプトである「お家のようにほっとできる図書館」に基づいています。近隣地区に住む市民の方々にとっての身近な存在になるため、地域に根差した運営サービスをこれからも行っていきます。

Q 今、和歌山市立図書館西分館におじゃましているのですが、心がホッとする場所で素敵ですよね。
イベントも開催しているということで、近々どんなのがありますか?

まず、12月24日(水曜日)「サンタを探せ! inほほえみセンター」というイベントを開催します。
ほほえみセンター内にかくれたサンタをみんなで見つけるイベントです!図書館だけでなく、同じ施設内にある西保健センターさんやkomodoさんも巻き込んでのイベントです。参加していただくと素敵なプレゼントもあるかもしれません。

Q 時間は何時になりますか?
13時〜15時までです。

Q 対象者や申し込み方法も教えてください。
対象は未就学児の方となっていまして、事前申し込みは不要です。ただ先着50名様ですので、どうしても参加されたい方はお早めに参加していただけると嬉しいです。

Q 12月13日にも何かちょっとおもしろそうなイベントがありますね。
「英語多読を楽しもう!」というイベントを開催予定です。
英語多読とは単語や文法の詳細にとらわれず、簡単な教材を大量に読むことで、英語を英語のまま理解する力を養う学習法です。辞書を引かずに次々と読み進め、楽しんで読むことが重視されます。この英語多読に触れてみよう!というイベントです。

Q こちらの申し込みはどうすればいいですか?
申し込みや詳しい情報については「市民図書館公式HP」ご確認くださいませ。

Q その他、いろいろな問い合わせ先おしえてください。
073-455-3210までお電話をお願いします。
開館時間が午前10時から午後8時までとなっておりまして、お電話もこの時間に受付します。
また、休館日は毎週月曜日で月曜日が祝日の場合は翌日火曜日が休館日となっております。

Q 最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
和歌山市民図書館のホームページにて西分館のイベント情報や本の検索などができますので、ぜひチェックしてみてください。
和歌山市立図書館 西分館について
西分館のイベントについてはこちら

12/3放送 第75期王将戦第4局和歌山対局「勝負めし」、「勝負スイーツ」、「勝負ドリンク」の公募について

2025年12月3日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

第75期王将戦第4局和歌山対局「勝負めし」、「勝負スイーツ」、「勝負ドリンク」の公募について文化振興課の高田夏希さんにお話伺います。

Q:さっそくですが、今回の公募についてお聞かせください。
令和8年2月17日と18日の2日間、将棋のタイトル戦の一つである「第75期王将戦第4局和歌山対局」が和歌山城ホールで開催されます。開催に先立ち、対局期間中に王将と挑戦者が召し上がる「勝負めし」、「勝負スイーツ」、「勝負ドリンク」をそれぞれ募集しています。応募のあったメニューから「勝負めし、スイーツ、ドリンク」の各分野でそれぞれ10品程度を選び、計30品が掲載されたメニューブックを作成します。
 
Q: 応募条件や募集期間、応募方法についてお聞かせください。
和歌山市内に事業所を置く飲食関連事業者が対象となり、事業者ごとに「勝負めし」、「勝負スイーツ」、「勝負ドリンク」にそれぞれ1品ずつご応募が可能です。「勝負めし」だけの応募や、「スイーツ」と「ドリンク」の計2品をご応募等も可能です。

そのほか、対局日前日夜の注文で、当日の指定日時に和歌山城ホール和室までグルメを提供できることや、市の広報にも協力できること等、複数の条件があります。
詳細は和歌山市ホームページやお申し込みフォームに公募要件を公開していますので、そちらもご確認ください。

募集期間は令和7年11月21日金曜日から令和7年12月19日金曜日までとなります。

応募方法は和歌山市のホームページからお申し込みフォームにアクセスいただき、必要事項をご入力の上エントリーください。みなさまのご応募お待ちしています。

Q: メニューブックの完成はいつ頃を予定していますか?
メニューブックの完成は令和8年2月上旬を予定しています。
メニューの公募期間終了後、複数人の有識者等により選考を行いますが、各部門から1品ずつはWebによる一般投票等で選定する予定です。
勝負めし等の応募に関するお問い合わせは 
電話番号073-428-0282「第75期王将戦和歌山対局 勝負めし・勝負スイーツ・勝負ドリンク公募事務局」、平日午前10時から午後5時までお問い合わせください。

Q:改めて今回の王将戦の対局日程についてお聞かせください。
第75期王将戦第4局和歌山対局は
令和8年2月17日火曜日と18日水曜日の2日間
和歌山城ホールの和室で開催されます。
また、対局前日には前夜祭が開催され、対局2日目には大盤解説会も開催する予定です。
詳しい情報は和歌山市ホームページを随時更新していきますので、今後の情報もぜひチェックしてみてください。
対局に関するお問い合わせにつきましては、電話番号073-435-1194
和歌山市役所 文化振興課 までお問い合わせください。

Q:最後にラジオをお聞きのみなさまに一言お願いします。
勝負めし、勝負スイーツ、勝負ドリンクという「食」を通じた和歌山市の魅力を対局に臨まれる棋士のおふたりをはじめ、全国の将棋ファンや市民の方にもお届けできる機会ですので、和歌山市内の飲食関連事業者の皆様の熱いご応募お待ちしています。
詳しくはこちらをご覧ください

12/2放送 令和8年度 幼・小・中高等学校講師等募集

2025年12月2日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「令和8年度 幼・小・中高等学校講師等募集」について学校教育課の藤井健史さんにお話伺います。

Q: 今回、「令和8年度 和歌山市立幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校の講師」を募集しているということですが、詳細を教えてください。
和歌山市教育委員会では和歌山市立幼稚園11園、小学校50校、令和7年4月に開校された夜間中学校を含む中学校18校、高等学校1校、義務教育学校1校を管轄しており、今回募集しているのはこれらの学校で講師として働いていただける方になります。

Q:  募集している職種はどのようなものですか?
募集している職種は、欠員や病休、産休や育休等で休みを取られる職員の補充として、臨時的に勤務していただく臨時的任用職員と、非常勤として勤務していただく会計年度任用職員になります。
募集している職種は、授業などをしていただく講師だけでなく、養護教員や栄養士、事務職員等も含んでいます。

Q:  応募資格はどうなっていますか?
幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・養護教諭・栄養教諭等の教員免許状、また、栄養士免許証などをお持ちの方です。中には教員免許が不要な勤務形態もありますので、職種や応募資格などの詳細については、学校教育課まで直接お問い合わせください。
年齢は問いませんので、既に定年退職された先生方の登録も歓迎しております。

Q: 子どもたちに関わっていきたい!という熱い思いがあれば・・ですね。
12 月 20 日に一斉講師登録会があるということですが、詳細を教えてください。
令和8年度に和歌山市立の幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校での講師を希望される方々に集まっていただき、書類の作成、提出、面接等を行います。平日市役所に来ることが難しい方は、12 月 20 日土曜日に来ていただければ、講師登録を行うことができます。
参加希望の方は、事前に和歌山市教育委員会学校教育課までご連絡ください。

Q:  最後に学校教育課から一言お願いします。
和歌山市教育委員会では、子どもたちのために、元気に働いてくださる方を募集しています。
関心のある方は、まずご一報をよろしくお願いいたします。電話番号は073-435-1196です。
皆様からの御連絡をお待ちしています。

12/1放送 簡単に稼げる副業、絶対に儲かる投資。上手い話にご用心!

2025年12月1日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「簡単に稼げる副業、絶対に儲かる投資。上手い話にご用心!」について市民自治振興課の田中裕美さんにお話伺います。

Q:最近はこのような相談が増えてきているんですか?
最近は、副業や投資など儲け話に関するトラブルの相談が寄せられています。

Q:副業や投資ですか。お金儲けの上手い話に誘われてトラブルになってしまうのでしょうか。
今は便利な時代ですから、スマートフォンやパソコンを使って簡単に副業や投資の情報を調べることができます。そんな中で知識や情報量の少ない方を中心に、インターネットの広告を見たり、SNSで知り合った相手などから副業や投資話を紹介されてトラブルになっています。

Q:「スキマ時間で簡単に」とか「確実に儲かる」なんて言われたら、ついついやってみようかなと思ってしまいますよね。
物価高騰などの影響で、将来への不安などから副業や投資に興味を持つ方が増えていると思います。インターネットやSNS上では、簡単な作業で誰でも稼げる副業や「必ず儲かる!」「今だけ!」などと勧誘してくる投資などお金儲けの上手い話が数多く存在しているので注意が必要です。

Q:副業や投資でお金儲けができたらいいなと思いますが、トラブルに遭わないための注意点を教えてください。
「簡単に稼げる副業」「借金してもすぐに元が取れる」などと強調する広告をうのみにしてはいけません。副業のマニュアル購入や、遠隔操作アプリのインストールなどを言われた場合、注意が必要です。また、「上場間近の未公開株」や「必ず儲かる」などは典型的な詐欺のセリフです。投資に「必ず」はありません。

Q:上手い話には裏があるということ、気を付けないといけませんね。
残念ですが、誰でも簡単に高収入が得られる副業や絶対に儲かる投資などは存在しません。インターネットの広告やSNSの情報を安易に信じてはいけません。言葉巧みに声をかけられたり、急ぐように言われても上手い話に飛びついてはいけません。

Q:それでは、そのようなトラブルにあった場合の相談窓口を教えてください。

困ったことがあれば、
消費者ホットライン(局番なしの188)や、
和歌山市消費生活センター073-435-1188)へ相談してください。
また警察の相談専用電話 (#9110)でも相談ができます。怪しい、おかしいと思ったら出来るだけ早く
連絡・相談するようにしてください。

Q:それでは最後に1月16日(金)開催予定の「消費者教育講座」のご案内をお願いします。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。

今回のテーマは、
「お金と私のアルバム~未来のページを書きたそう~」です。
日時は1月16日(金)午前10時から、
場所は和歌山市役所14階大会議室です。
事前申し込みが必要で、只今申込受付中です。
参加無料ですので、ぜひお申込みください。
詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。

11/28放送 お出かけスポット「イルミネーション」

2025年11月28日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

N: 今日は、ゲンキトピックス。和歌山市のイベント情報やお出かけスポットなどをお伝えします。今日は、どんなお出かけスポットを紹介していただけますか?

I: 今日は、和歌山市内で行われている「イルミネーション」についてご紹介いたします。

N: 寒い冬のお出かけスポットといえば、イルミネーションですね。和歌山城周辺でも、始まっていますよね。

I: けやき大通りをライトアップする「けやきライトパレード」が今年も11月23日から始まっています。

N: 一昨年から始まったライトアップですよね。光り輝くイルミネーションの並木道、今年も見ることができてうれしいですね。

I: はい。ほんとに寒い冬の夜でも、楽しい気分になりますよね。冬でも歩くことが楽しい通りになるように、イルミネーションでつなぐライトアッププロジェクトで、今年は点灯エリアを拡大し、JR和歌山駅から和歌山城、そして南海和歌山市駅までの3kmにわたる通りが光に包まれます。

N: そして、和歌山城公園でもイルミネーションが行われていますよね?

I: はい。そうなんです。「和歌山城~光の回廊~」とうイルミネーションが通年開催しています。元々和歌山城の天守閣や、各城門はライトアップしていたのですが、それらに加えて、和歌山城の正門・大手門からお城の北側エリアをぐるっとまわるように、行灯が置かれていたり、石垣や樹木がライトアップされていたりして、和歌山城公園内が回廊のように光で繋がれます

N: 石垣や木々がブルーやピンクなどいろいろな色にライトアップされていて、ほんとにキレイですよね。私も何度か見に行かせていただきましたが、行く度にいろいろな色で照らされていて素敵でした。

I: 季節やイベントに応じて色の使い方や構成を変えているそうです。昼の和歌山城とはまた違う幻想的な空間が広がります。

N: あと、和歌山市でのイルミネーションといえば、マリーナシティで開かれているフェスタルーチェですね。

I: そうですね。毎年恒例になっているイルミネーションです。ヨーロッパ風の街並みが色とりどりにライトアップされてて、すごくきれいです。

N: 素敵ですね。これらのイルミネーションは、いつまで楽しむことができるのですか?

I:「けやきライトパレード」は、来年の2月28日(土曜日)までの午後5時から午後11時まで
「和歌山城~光の回廊」は、通年、日没から午後11時まで、無料で見ていただくことができます。
「フェスタルーチェ」は、入園料が必要となりますが、2月23日(月曜日)まで開催される予定となっています。

N:どのイルミネーションも、素敵ですので、しっかり防寒をして、お出かけくださいね。

和歌山市のナイトスポットはこちら

11/27放送 世界エイズデー

2025年11月27日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

世界エイズデーについて保健対策課の下村由奈さんにお話を伺います。

Q 12月1日は世界エイズデーです。そもそも、世界エイズデーとはどのような日ですか?
世界エイズデーとは、世界レベルでエイズのまん延防止と、患者さんや感染者の差別・偏見をなくすことを目的に、WHO、世界保健機関が1988年に制定した日です。毎年12月1日を中心に世界中、そして日本各地でも啓発活動が行われています。

Q 世界エイズデーでは、毎年啓発のテーマがありますよね。今年のテーマ「U=U 検出されない=性感染しない」となっているのですが、どのような意味がありますか。
U=Uとは、(検出限界値未満を意味するアンディテクタブル)=(感染しないを意味するアントランスミッタブル)の略です。
効果的な治療が行われ、検査をしても検出されないくらいにウイルス量が減った状態が、6ヶ月以上保たれれば、性行為をしても感染しないことを表す言葉です。
今は医療の進歩により、早期に発見し治療を続ければ、エイズの発症を抑え、感染前とほぼ同じ生活を送れるようになりました。

Q 和歌山市ではどのようなイベントが予定されていますか?
1つ目に、11月30日(日)に、イオンモール和歌山で世界エイズデーイベントを実施します。HIV感染症やエイズの現状を正しく知って頂けるよう、パネル展示やパンフレットの配布を行います。参加賞付のクイズなど楽しい催しも準備しています。

2つ目は、12月1日からの一週間、市堀川の水辺周辺や和歌山城ホールが、エイズへの理解と支援の象徴である「レッドリボン」にちなみ、赤くライトアップされます。
市堀川は17時~23時まで、和歌山城ホールは日没~22時までのライトアップとなっています。

Q 保健所では無料でHIV抗体検査もおこなっているのですよね。
事前予約制で、無料、匿名の検査
を行っています。
受付日時は、祝日を除く毎週火曜日夜間、18時から20時までと、第1・第3木曜日午前9時から11時までです。
お問い合わせは、和歌山市保健所保健対策課073-488-5118までお電話ください。

Q 最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
HIVやエイズなどの性感染症はけして他人事ではなく、誰にでも関わりのある病気です。
しかし、正しい知識を持つことで感染を予防することもできます。
お時間のある方は、イベントに足を運んでいただき、HIVやエイズ、そして性感染症について正しく知るきっかけにしていただければと思います。

(参考)
U=Uとは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(感染しない)の略。

11/26放送 和歌山城公園動物園のクラウドファンディングについて

2025年11月26日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

和歌山城公園動物園のクラウドファンディングについて和歌山城整備企画課の坂下温子さんにお話伺います。

Q:今回の和歌山城公園動物園でクラファンを実施するいうことですがはどのような内容ですか。
動物園内のクマ園舎の改修費のためのクラウドファンディングです。
現在の園舎は築50年以上が経過しているため、新たなクマが安心して暮らせる園舎にリニューアルを行います。

Q:クラウドファンディングで改修を行うことになった背景を教えてください。
 和歌山城公園動物園は、全国的にも珍しい「城郭の中にある動物園」として、大正4年から110年にわたり多くの方に親しまれてきました。家族や遠足などで訪れた方も多いと思います。
「クマのいる動物園」として愛され、1972年の園舎建設以来、3代にわたってクマが暮らしてきましたが、昨年7月に、3代目のツキノワグマ・ベニーが亡くなりました。クマ園舎の現状では新たなクマを迎えることが難しく、一時は「クマの展示そのものを断念する」という判断も検討されました。

しかし、動物の命と向き合い、その魅力や生態、人との関わりを伝えることは、動物園の大切な使命だと考え、新たなクマを受け入れるため、クマ園舎を全面的にリニューアルすることになりました。

Q:そのためのクラウドファンディングということですが詳細を教えてください。
さとふるクラウドファンディングCAMPFIREふるさと納税の二つのサイトで、「和歌山城公園動物園クマ園舎リニューアルプロジェクト」という題名で掲載しています。
12月26日まで募集を行っています。ご支援に対する返礼品はございません。1,000円から支援を行っていただけますが、1万円以上の支援をいただいた方は、クマ園舎完成後、園舎前に設置予定の銘板にお名前を残させていただきます。

Q:クラウドファンディング以外の方法では支援することはできますか?
クラウドファンディングサイトからのご支援だけではなく、和歌山市役所和歌山城整備企画課の窓口や、メールでもクマ園舎改修費に係るご寄附の受付を行っています。
また、企業の皆さまを対象にした企業版ふるさと納税によるご寄附の受付も行っていますので、お問い合わせください。

Q:最後に一言ラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
家族や遠足などで何度も訪れた思い出の場所としてみなさんに親しまれている動物園だからこそ、みなさんの力をお借りして、クマ園舎を改修し、新しいクマを迎え入れたいと考えています。どうぞご協力をよろしくお願いいたします。
今回の内容の詳細は、史跡和歌山城のホームページに掲載しております。
電話番号は073-435-1044までお願いいたします。
史跡和歌山城のホームページはこちら
さとふるクラウドファンディングはこちら
CAMPFIREふるさと納税はこちら

11/25放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史②

2025年11月25日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日も昨日に引き続き「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。

Q 私たちは今、西の丸庭園に来ています。こちらは風情があって・・そんなお話を昨日伺いました。今日は建物について伺います。色々な建物ありますよね。
数は多いというわけではありませんが、庭園内には建物がいくつかあります。
今、池に突き出した形で建っている建物がありますが、これは鳶魚閣(えんぎょかく)という建物になります。

Q 池に突き出ていて、水面の光が建物に映って、すごく綺麗ですね。
そうなんです。池に突き出している建物で、建物の形としては「釣殿」と呼ばれる形の建物になります。これは平安貴族の邸宅にあったような建物なのですが、作られた理由ははっきりわかっておりません。

中に入ると、お庭の池を一望することができる、四方の障子が開けられるようになっていますので、これを全部開け放つとお庭の池が全部座りながらにして見渡すことができる。おそらくそういうことを考えると眺望を意識して、眺めを意識して作られたものだろうと思います。

Q ここで何をされていたんでしょうね
ここでお月見とか、部屋の中で歌を考えられたりとかしてたんじゃないかな、と思います。

Q そして、よく西の丸庭園と言えば「お茶」をされる方も多いかと思うのですが、お茶室もありますよね。
西の丸庭園の市役所側に和歌山市出身の実業家である松下幸之助さんが寄付していただいたお茶室「紅松庵」がございます。

Q 昔、そのまた昔、違うところにもお茶室があったとか。
今の場所とは変わって、今度は西の丸庭園の一番西側の高台になっているところにお茶室がありまして、そこからだと、今はちょっと木が茂って難しいのですが、昔はもう少し木が少なかったはずなので、お庭が一望できる位置にお茶室があったんです。だから殿様はそこでお茶を立てながら、しかも庭を一望しながらお茶を飲む、という、すごい贅沢なお茶室があったと考えられています。

Q そう思うと、こちらの造り、川のような水の流れや、橋も違う種類のが二つあったりして、絵になってますよね。

上から見ても下から見てもどこから見ても絵になるというのは、その通りだなと思います。

Q すごく計算されてますね。ちなみに伊津見さんのおすすめの場所はありますか?
庭園の一番上の橋、紅葉谷橋という橋がかかっているのですが、そこから見る庭園の景色というのが、庭園の奥行きがわかるので橋の上から見る景色が好きです。

Q では、またこちら西の丸庭園からお堀の方を見ますと、気になるところがありますので、次回はそちらを案内してもらえますか?
次はこの奥に見える「御橋廊下」こちらをご紹介したいと思います。
和歌山城のHP

11/24放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史①

2025年11月24日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。

Q すっかりシリーズとなりました「お出かけバージョン」。今日は西の丸庭園に来ています。
ホント、風情ありますね。

そうですね。ちょうどこの季節、涼しくなりましたので散策するにはちょうどもってこいの季節ですね

Q 西の丸庭園の歴史はどういった感じになるのでしょうか?
この和歌山城の西の丸に位置する西の丸庭園ですが、実は作庭、つまり作られた時期がまだよくわかってなくて、はっきりしているのは関ヶ原の戦いの後には作られただろうという風に今の所、説をとっております。

Q その時に、すでにこの風情ある形ができていた感じなんでしょうか?
そうですね。一気にできたか、段階的に作り上げていったか、というのはちょっとわからないですが、少なくとも江戸時代の初期にはあっただろうということになっています。

Q この西の丸庭園は「紅葉谷庭園」として親しまれていますが、紅葉も多くて季節を感じますね。
本当に今となっては和歌山市における紅葉の一大名所という形になりまして、毎年11月から12月にかけては本当に多くの方に来て、紅葉を楽しんでいただいております。

Q 全国から、そして世界から来られているこちらの庭園。特徴は特にどんなところにありますか?
まず、ひとつはこの目の前にある庭石がひとつあります。これは結晶片岩という和歌山城の石垣にも使われているお城の周辺で採れる石をふんだんに使っているということ。緑がかった色をしているので雨上がりとかになると、また綺麗な色をして、またお庭の印象が変わるんです。

Q 今、お話いただいたこの岩は、こちら橋が2つあるのですが、市役所の方から入ってきて下に降りてきた方の橋にあるんですよね。

そうです。あとはもう庭園の池の護岸とか庭石に使われているところを見ると全部結晶片岩で、全部使用されてますので、和歌山らしい、そんなお庭ですね。

Q 他にはどんなところがありますか?
あとはですね、この今目の前にお庭の池が広がっていますけれども、これは池といいながら実は和歌山城の内堀のいわゆる終点の部分なんです。つまりお城の堀がお庭の池として使われているところがまず大きなポイントで、普通、お堀って防御のための戦うための施設ですが、ここはお殿様が鑑賞をするためのお庭の池にかわっているということで、多分戦国の乱世の世から平和の時代へと変化していく中で、この堀に求められる機能も変わっていった。それがちゃんと現れているのが特徴かなと思います。

Q 時代の移り変わりも感じられる場所になりますね。
そうですね。なかなかこういう堀をお庭に池に見立ててる庭園があるお城って全国的に見てもほとんどないです。

まだまだお話は続きます。明日も引き続きよろしくお願いいたします。



TOPへ戻る