和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年9月26日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回も昨日に引き続き、「和歌山リハビリテーション専門職大学」について、巽 絵理先生さんと、2回生の森脇 悠翔さんにお話を伺います。
Q:森脇さんは、理学療法士を目指して学ばれているという事ですが、目指したきっかけはなんだったのでしょうか?
祖父が病を患った時に初めは免疫力が低く手術ができないと言われていたのですが、リハビリに取り組む事で免疫力が上がり、手術が受けることができ無事に退院することができました。
患者さんを支えられるリハビリの凄さを知って、この職業を目指したいと思いました。
Q:色々な大学があったかと思いますが、その中で、この大学を選ばれた理由はなんでしょうか?
オープンキャンパスに参加した際に先生と生徒の距離がすごく近く、相談しやすいなと思ったのでこの大学を選びました。
Q:オープンキャンパスには何回くらい通われたんですか?
大体6回以上です。
Q:それは何ででしょうか?
オープンキャンパスでの体験講義が毎回違う内容ですごく新しい発見ができて楽しく受けれたので、ずっと参加することにしました。
Q:どんどんこの思いが大きくなっていった、ということなんでしょうね。で、この思いを膨らませて入学してみていかがですか?
実際に入学してみて専門的な知識を学ぶだけでなく、実技の講義が多く、より経験や技術を身につけることができています。
Q:実習が多いということは現場に何回もいくことによって自信にも繋がってきませんか?
即戦力として働けるように、経験や自信を身につけていくことができています。
Q:先生、こういう学生の声を聞いていかがですか?
がんばって教育していかなければいけないなと思います。
Q:特徴もたくさんあるかと思うのですが先生から見て、この学校の特徴、これだ!というものはなんでしょうか?
理学療法、作業療法を養成する過程の臨床実習が多いというのはどこの学校も同じなのですが、本学に於いては専門職大学というところですので臨床実習の時間数以外の普通の授業の中でも実践実技の時間を多く設けております。特に地域の方に協力していただいて、地域での実践の場というのを多く実施しておりますので、そこが大きな特徴かな、と思います。
Q:まだまだお話を伺いたいのですが、最後に、市民の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
今年度の入試がこの9月から始まっております。
高校3年生はもちろん、社会人の学び直しの方も募集しておりますのでご興味のある方は是非、お問合せください。
また、認知症予防プログラムを10回シリーズで実施しております。11月ごろから第二期の募集を開始しますので是非お問い合わせていただければ幸いです。
電話番号は、073-435-4888です。よろしくお願いいたします。
Q:森脇さんはいかがですか?
患者や利用者さんだけでなく地域の方々をサポートできる理学療法士、作業療法士を目指して一緒に学んでいきましょう!
2024年9月25日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は、和歌山市がまちなかに大学を誘致し、令和3年に開校した「和歌山リハビリテーション専門職大学」について、巽 絵理先生さんと、学生の森脇 悠翔さんにお話を伺います。よろしくお願いします。
Q:この大学ではどのようなことが学べるのでしょうか?
リハビリテーションの専門職である、理学療法士、作業療法士を目指すための勉強ができます。
Q:キャンパスはどちらにありますか?
和歌山市湊本町3丁目1番地で、旧市民図書館の跡地にあります。
南海和歌山市駅から徒歩ですぐの近いところですよね。
Q:この大学はどういった経緯で市民図書館をリノベーションして開校することになったのですか?
元々は和歌山国際厚生学院というところで15年間ほど理学療法士を養成しておりました。そこが大学化するということで、若年者層の市外流出の抑制や街中の賑わいの創出をするために、まちなか大学誘致がなされ、専門性の高い大学を作り、学生が本市で学び、就職をするという「地学 知就」の実現のためにできました。
Q:先生はどんな研究や勉強をされているのですか?
私は、健康科学部リハビリテーション学科の「作業療法学専攻」に所属しており、作業療法士です。
専門領域は、精神障害や就労支援です。メンタルヘルスに問題を抱える対象者に「リハビリテーション」を行ったり、障害を持ちながらも働きたいと思っていらっしゃる対象者の支援を行ったりしています。
Q:森脇さんは今、2回生ということですが、どんな勉強されてますか?
私は健康科学部リハビリテーション学科「理学療法学専攻」に所属しています。勉強している内容は理学療法学の専門的な知識と技術を学んでいます。
Q:作業療法士と理学療法士の勉強ができるとのことですが、この違いや職業を具体的におしえていただけますか?
作業療法士:
「その人らしい生活」の実現をサポートする仕事です。食事、着替え、入浴などの日常生活動作や、仕事、学習、趣味などの社会参加に必要な能力の向上を目指しています。対象は身体障害だけではなく精神や発達障害を持つ人、または障害の発生が予測される人が対象となります。
理学療法士:
基本的な身体機能の回復・維持をサポートし、歩く、立つ、座るなどの基本動作能力の向上を目指しています。対象者は主に身体障害となっております。
共通点として、どちらも、対象者が可能な限りその人らしい生活を送れるように支援することを目的としており、就職先としては病院、クリニック、介護施設、訪問リハビリテーションなど、様々な場所で活躍しています。
人に対して人が必要という、一番人に触れる職業になりますね。
ありがとうございました。また、明日も引き続き、お伺いします。