和歌山市広報番組
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2026年4月23日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
マダニによる感染症について総務企画課の卯辰暢子さんにお話伺います。

Q 行楽のシーズンになりましたね。
春から秋にかけては山菜探りやキャンプ、ハイキング、登山、ゴルフ、そして農作業など、山や草むらで活動する機会がぐっと増えてきますよね。そんな季節に気をつけたいのが、野山に生息するマダニなどのダニによる感染症です。
Q まず、マダニってどんなダニなんでしょうか。
マダニは、森林や草むらなど屋外に生息する比較的大きなダニです。
食品に発生するコナダニや、じゅうたん・寝具にいるヒョウヒダニとはまったく種類が違って、生活環境も全然別なんです。
Q では、マダニはどんな場所に多いんでしょうか?
日本全国にいますが、特に、山や草むらなどシカやイノシシなどの野生動物がいる地域に多く生息しています。動物の血を吸って生きていて、春から秋にかけて、気温が上がる季節に活動が活発になります。
Q 咬まれたら必ず感染症になるんでしょうか?
いえ、そうではありません。すべてのマダニが寝原体を持っているわけではないので、映まれたからといって必ず感染症になるわけではありません。
Q では、どんな感染症があるんでしょうか?
病原体を持ったマダニに刺されることで感染する病気で、日本紅斑熱や、重症熱性血小板减少症候群、いわゆる。SPTSなどがあります。
Q それぞれ、どんな症状が出るのですか?
日本紅斑熱では、発熱や全身の発疹が特徴で、黒いかさぶたのような刺し口が見つかることが多いです。
SFTS では、発熱に加えて吐き気や下痢といった消化器症状が出ます。重症化すると意識障害が出ることもあり、注意が必要です。
Q もし咬まれてしまったら、どうすればいいんでしょうか?
気づいたら、皮膚科や外科を受診して、医療機関で除去してもらってください。
自分で無理に引っ張ると、マダニの体の一部が皮膚に残って、あとから炎症を起こすことがあります。
Q 予防のポイントを教えてください。
野外では、腕や足、首などの肌の露出を少なくすることが大切です。
首にはタオルを巻いたり、ハイネックのシャツを着たり、袖口は手袋の中に入れるなど、服の隙間を作らないようにします。
ハイキングではズボンの裾を靴下にかぶせたり、農作業や草刈りでは裾を長靴の中に入れるなど、物理的にマダニが入り込まない工夫が効果的です。
Q 暑い季節になると辛いですが、予防のためには必要ですね。では最後にメッセージをお願いします。
マダニは、身近な自然の中にいる生き物ですが、正しい知識と対策を知っていれば、過度に怖がる必要はありません。
野外での服装や行動を少し工夫するだけで、咬まれるリスクは大きく減らせます。もし万が一刺されてしまっても、落ち着いて医療機関を受診すれば適切に対応できます。自然の中での活動を楽しむためにも、マダニについての基本的な理解を持っておくことが大切ですね。
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