10/7放送 乳がん月間

2025年10月7日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「乳がん月間」について地域保健課の大岡沙也佳さんにお話伺います。

Q:10月は乳がん月間ということですが、乳がんについて教えていただけますでしょうか。
乳がんは、日本人女性がかかるがんで最も多く、9人に1人がかかると言われています。その人数は年々増加していますが、乳がんは早期発見ができれば治癒する確率が高いがんです。
年齢でみると、30代後半からの子育てや仕事、介護などで忙しい年代で急激に増加し、女性の死亡原因の上位となっています。乳がんにかかる人数は年々増加していますが、乳がんは治らない病気ではなく、早期発見、早期治療ができれば90%以上が治癒するとの報告もあります。

Q:乳がん検診について教えてください。
乳がんの早期発見には検診を継続的に受けることがとても大切です。自治体が実施しているマンモグラフィでの乳がん検診は、定期的に受診することで乳がんによる死亡が減少するという科学的根拠がある検診です。

「乳がん」というと、しこりを想像される方が多くいらっしゃいますが、小さながんはしこりとして触れません。自分で触って分かるのは、しこりがある程度の大きさになってからです。マンモグラフィによる乳がん検診は、しこりが触れる前にがんを発見することができ、早期発見、早期治療
につながります。

Q:乳がん検診はどのようにすれば受けられますか。
和歌山市の乳がん検診は、現在、市内12箇所の医療機関での個別検診と、検診バスによる集団検診を実施しています。

40歳以上の女性の方は、2年に1度、市の制度を利用していただくことで、自己負担が少なく、マンモグラフィによる乳がん検診を受けていただくことができます。

検診を受診できる医療機関や料金など詳しくは和歌山市のホームページをご確認ください。集団検診の日程については毎月市報わかやまにも掲載しています。

Q: 最後に一言メッセージをお願いします。
10月は乳がん月間ということで、休日乳がん検診として、市内3箇所の医療機関で10月中の日曜日に乳がん検診を実施する予定です。平日はお仕事などで忙しく、検診に行く時間がなかなか取れないという方も、ぜひこの機会を利用して乳がん検診を受けていただきたいです。

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