11/7 放送 おすすめスポット「菊花展」

2025年11月7日

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N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんなスポットを紹介していただけるのですか?

I: 今日は、和歌山城公園で10月28日(火)から11月24日(月)まで開催されている第69回和歌山城公園菊花展についてご紹介します。

N: 毎年恒例で、秋に行われていますよね!和歌山城公園で菊花展が始まると、秋を感じますよね。

I: そうですよね。今年も、大菊や盆栽菊など250鉢もの菊が展示されます。これらは、和歌山県内の愛好家でつくる和歌山菊の会が丹精を込めて育てたものだそうです。

N: 和歌山菊の会という会があって、会員の皆さんが、丁寧に育ててきた菊なのですね。毎年見させていただくのですが、大きな菊もあれば、小さい菊の鉢もあっていろいろな菊があって楽しいですよね。

I: そうですよね。菊といってもいろいろな菊があるんだということが分かりますよね。菊は、夏が暑すぎると生育に影響があるとのことですが、今年の暑い夏を乗り越え、立派に育った菊が並びます。

N: 楽しみですね。この菊花展、和歌山城公園のどこで開催されるのですか?

I: 和歌山城公園内の表坂登り口前の広場で開催されます。大手門と岡口門の中間あたりで、伏虎像の付近になります。

N: この菊花展は、いつまで開催されるのですか? 
                             
I: 11月24日(月)まで開催されます。長く開催していますので、開催中に徐々に満開になっていく様子も、見ていただくことができます。

N: それは楽しみですね。ところで和歌山城といえば、今週末、ビッグイベントがありますよね?

I: 今週末11月8日(土)の夜午後7時から15分程度、
和歌山城上空でドローンショー「WAKAYAMA LIGHTS 2025」が開催される予定となっています。
昨年の400機を超える500機のドローンが、和歌山城天守閣上空をキャンバスに光のアートを描きます。

2024年開催時の写真です

N: 今年は、ドローンショーが3回行われるうちの1回目ということで、とても楽しみですね。
今日は、和歌山城公園で開催されている「菊花展」そして、11月8日(土)の午後7時から「ドローンショー」についてご紹介いたしました。

▼菊花展について
▼ドローンショーについて

11/6放送 有吉佐和子文学賞作品募集について

2025年11月6日

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有吉佐和子文学賞作品募集について文化振興課の古谷枝里さんにお話伺います。

Q. 有吉佐和子文学賞とはどういった文学賞か教えてください?
エッセイを募集する文学賞です。
有吉佐和子は、和歌山市出身の作家で、代表作「紀ノ川」や、「華岡青洲の妻」、「恍惚の人」、「青い壺」などのベストセラー作品を多数生み出しました。
その功績を広く皆さんに知っていただくとともに、エッセイを書くことで文学について学ぶ機会となることを目的として、有吉佐和子文学賞を創設しました。今回で3回目の募集です。

Q. この文学賞には、だれでも応募できるんですか?
中学生以上の方を対象としています。
和歌山市民に限らず、全国の皆さんに応募いただけます。
第1回は2,077作品、第2回は1,512作品の応募がありました。
学校からの団体応募も多数いただいています。

Q. 募集するエッセイに、テーマなどの決まりはありますか?
テーマは問いません。
今思っていることや大切な思い出、将来の夢、和歌山への想いなど、400字詰め原稿用紙2枚以上、5枚以内で、思うまま、感じるままに、自由に書いていただけたらと思います。

第1回、第2回の入賞作品集をホームページに掲載しています。様々なテーマで作者の思い・考えが綴られていて、読むと胸が熱くなったり考えさせられたりする、すばらしい作品ばかりです。
皆さん、是非お読みください。
第1回有吉佐和子文学賞 入賞作品集 (PDF 1.4MB)

第2回有吉佐和子文学賞 入賞作品集 (PDF 8.0MB)

Q. 入賞作品集があるということですが、どのような賞が設けられていますか?

最優秀賞、優秀賞、佳作、そして中高生を対象とした奨励賞を設けています。
受賞された方には、表彰状と、副賞として図書カードを贈呈します。
表彰式は、令和8年6月に有吉佐和子記念館で行う予定です。

Q. 応募方法を教えてください。
作品に応募用紙を添えて和歌山市文化振興課へ郵送または持参していただくか、ホームページにある専用フォームから応募してください。
応募締切は令和8年1月30日です。
入賞作品の発表については入賞者に直接通知するとともに、令和8年5月中旬頃にホームページで公表します。
詳しい応募規定等については、ホームページに掲載していますので、ご確認のうえ応募してください。

お問合せは和歌山市文化振興課
電話番号073-435-1194までお願いします。

Q. 最後に一言お願いします。
有吉佐和子文学賞は、中学生以上の方ならどなたでも気軽に応募していただける文学賞です。
ぜひこの機会に、創作の喜びや楽しさを感じ、有吉作品をはじめとする「文学」の魅力に触れていただけたら嬉しく思います。
この文学賞がふるさと和歌山のように温かく、末永く愛される賞となるよう、たくさんの方のご応募をお待ちしています。



11/5放送 史跡めぐりウォーキングについて

2025年11月5日

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史跡めぐりウォーキングについて文化振興課の冨永里菜さんにお話伺います。

Q:「史跡めぐりウォーキング」を開催ということですが、どのような目的で開催されるのでしょうか。
身近なあちこちにある和歌山の歴史を物語る建造物や史跡を、専門家や学芸員の解説を受けながらめぐり歩き、和歌山の魅力を再発見するウォーキングイベントです。

Q:いつ開催されるのでしょうか?
12月初旬に2件予定しています。

12月7日(日)に
「史跡めぐりウォーキング~重要文化財郭家住宅と堀止・今福・吹上の歴史的建造物~」を開催します。
12月13日(土)
「史跡めぐりウォーキング「雑賀衆ゆかりの地と古墳時代の埴輪窯(平井~大谷)」を開催します。

Q:どのような内容になりますか?
「~重要文化財郭家住宅と堀止・今福・吹上の歴史的建造物~」では、和歌山県登録有形文化財所有者の会と共催で、建築士の中西 重裕先生にご解説いただきます。
堀止のがんこ和歌山六三園からスタートし、重要文化財郭家住宅や、堀止から今福にかけて登録有形文化財の三尾家住宅、島村家住宅、木綿家住宅を見学し、吹上の桐蔭高校に残る旧制和歌山中学校の建物をめぐって、和歌山県指定文化財である報恩寺の紀伊徳川家墓所を見学します。

「雑賀衆ゆかりの地と古墳時代の埴輪窯(平井~大谷)」では、まずスタート地点の平井歴史資料室で、学芸員の解説により、平井遺跡から発見された古墳時代の埴輪窯や、大谷古墳でみつかった重要文化財の馬冑(複製品)を見ていただき、また雑賀衆についてもパネルや模型に沿って簡単に解説します。その後、平井から大谷にかけて、戦国時代雑賀衆ゆかりの地や平井遺跡を巡りながら国指定史跡の大谷古墳まで足をのばします。

Q:事前申し込みは必要になってきますか?
事前申し込みいただき、応募多数の場合は抽選となります。

12月7日
「堀止・今福・吹上の歴史的建造物」
定員20名
申し込み締め切りは11月21日です。

12月13日
「雑賀衆ゆかりの地と古墳時代の埴輪窯」は、
定員10名
申し込み締め切りは11月28日です。

詳しくは市報わかやま11月号、和歌山市ホームページ等でご案内しますので、ご覧ください。
お問い合わせは、市役所の文化振興課まで、
電話番号は073-435-1194です。

Q:最後に文化振興課から一言お願いします。
和歌山の歴史を感じながら、頭と体の両方を動かすイベントになります。どうぞお気軽にご参加ください。

11/4放送 和歌山市一斉安全行動訓練について

2025年11月4日

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和歌山市一斉安全行動訓練について地域安全課の高垣美歩さんに伺います。

Q:訓練の目的は?
11月5日は世界津波の日です。大きな地震がおこった時には自分の身を守ることが大切になります。
そこで普段から地震への備えをしていただくために、和歌山市一斉安全行動訓練を行います。
この訓練は、和歌山市内だけでなく全国で取り組んでいます。

Q:訓練はいつどこで行われますか?
令和7年11月5日(水)午前10時頃から開始します。
場所はご家庭や学校、職場など市民の方がその時にいらっしゃる場所で訓練を行ってください。

Q:参加対象者はどなたになるのでしょう?
市民の方や和歌山市内にいらっしゃる方が対象となります。

Q:訓練の内容は?
まず、家具などが倒れてこないような安全な場所に移動し1分間、次の安全行動を行ってください。
.まず姿勢を低く 
.机の下などで頭を守る 机など下に入れるものがない場合は、カバンなど荷物を使って頭を守る 
.揺れがおさまるまで動かない 
というのが安全行動訓練です。

Q:その訓練をすることによって、イメージができて、いざという時に役立ちますよね。どうやって訓練を開始しますか?
11月5日(水)の午前10時頃、気象庁が緊急地震速報のテスト放送を全国一斉に流します。それに伴って和歌山市内の防災行政無線などから訓練放送が流れます。
市内の小学校などに設置してあるスピーカーから放送が聞こえましたら、また、聞こえない場合は10時頃をめどに、安全行動訓練を開始してください。

Q:市役所でも放送が流れるのですか?

市役所でも午前10時頃に訓練放送が流れますので、ご来庁の皆様はご協力をお願いいたします。

Q:最後に地域安全課からひと言お願いします。

地震が起こった場合は、まず自分の身を守ることが大切です。
いざという時に素早く反応するためには、日ごろから訓練をしておくことが重要になります。
訓練時間は1分間です。その時にいる場所で、誰でも、どこでも、参加できる「安全行動訓練」にぜひ
ご参加ください。

お問い合わせは073-435-1005の地域安全課まで、よろしくお願いいたします。詳細は、和歌山市ホームページでご確認いただけますので、ぜひご利用ください。

11/3放送 西コミュニティセンター「MIRAIの和」イベントについて

2025年11月3日

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今回は、和歌山市西コミュニティセンターのイベントについて、和歌山市西コミュニティセンターのイベントを担当されている藤本多敬さんにお話を伺います。

Q 今年の4月に開館したとのことでとても綺麗ですよね。どのような施設になるのか改めて教えてください。
市民の皆さまの活動や学びの場としてご利用いただける施設です。
活動室や和室、調理実習室など、様々な用途でご利用いただける貸室のほかに、どなたでもご利用いただけるオープンスペースや自習室、さらに遊具を備えたキッズスペースや授乳室なども備えており、子育て世代を含めた様々な世代のみなさまに、自分らしいひとときをお過ごしいただける場所です。

オープンスペースでは、お飲み物やフードもご用意しており、気軽にカフェ使いもしていただけます。

Q 11月8日(土曜日)に、「MIRAIの和〜100年へのおくりもの」というイベントがあるそうですが、どういった内容になりますか?

2025.9.20発行「西コミ通信」より抜粋

「100年先にも残したい和文化」をテーマに、様々な体験ができるイベントです。2025年は大阪・関西万博が開催されて、日本の文化や技術がクローズアップされております。そんな年にオープンした和歌山市西コミュニティセンターが、「和文化」を発信することで、皆さまに長く親しまれる施設に成長してほしいと考えて企画しました。

Q 目玉イベントとして、忍者ショーもあるのですよね?
SF忍者活劇「未來流忍者」を11時からショーを開催します。忍者をポップにアレンジしたショーをお楽しみいただけます。

Q 他にはどのようなイベントがあるのでしょうか。
芝生広場での「あおぞらお抹茶会」やあんこでお花に見立てた和菓子を作るワークショップ、そして、小学生を対象に、西和中学校 相撲部の生徒とお楽しみいただく「相撲プチ体験」などを開催します。

ワークショップの他にも、和歌山商業高校の書道部による書道パフォーマンスや桐蔭高校の筝曲部によるお箏のコンサート、そして和歌山児童合唱団によるコンサートなどのステージ発表もあります。

Q 様々なイベントがあり、とても楽しい1日になりそうですね。
はい、当日は縁日の開催も予定しており、小さなおお子さまからシニアまで、様々な世代がお楽しみいただけると思います。

Q イベントの参加には申込みが必要ですか?
基本的に申込みは不要ですが、一部のワークショップの参加には事前申込みが必要です。
申込みは先着順で、和歌山市西コミュニティセンターの公式HPからのWEB予約、または窓口でお申込みいただけます。電話でのお申込みはできませんのでご了承ください。

Q 普段のイベント情報も含め、イベント情報は、どこで確認できますか?
和歌山市西コミュニティセンターの館内などで配布している西コミ通信や和歌山市西コミュニティセンターの公式HP、公式SNSのInstagramなどで確認することができます。

一部のイベントは、市報わかやまの「暮らしの情報」のページで確認することもできます。

Q 最後に市民の方へメッセージをお願いします!
11月8日(土曜日)9時45分から
「MIRAI の和〜100年先へのおくりもの〜」を開催
します。
和をテーマに1日を通してお楽しみいただけます。
当日は駐車場が混み合う可能性がありますので、ご来館の際は、可能な限り自動車以外でお越しいただきますようお願いいたします。
皆さまのご来館をお待ちしております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
西コミュニティセンターのホームページ(外部リンク)

10/31放送 和歌山市将棋大会とプロ棋士による将棋講座について

2025年10月31日

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N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんな情報を紹介していただけるのですか?

I: 今日は、12月21日日曜日に開催される和歌山市将棋大会とプロ棋士による将棋講座についてご紹介します。

N: 将棋といえば、昨年の10月には、竜王戦が和歌山城ホールで開催され、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段が対戦されて、盛り上がりましたよね!

I: そうですよね。実は、来年の2月には、王将戦が予定されているんです。藤井聡太棋士が再度、和歌山城ホールで、王将戦の対戦者と対局することになっています。

N: それは、また、和歌山市内で将棋への関心が高まりそうですね。

I: 和歌山市での将棋文化への関心を高めるためにも、この度、12月21日(日)に「和歌山市将棋大会」と「プロ棋士による将棋講座」を開催することとなりました。

N: 和歌山市将棋大会はどんなイベントですか?

I:「和歌山市将棋大会」は個人トーナメント戦です。
子供の部では、小学1年生~3年生の部 ・小学4年生~6年生の部 ・中学生の部に分けて、
一般の部では、四段~のS 級の部・1級~三段のA 級の部・2級以下のB 級の部に分けて募集し、開催します。

各部優勝者には、王将戦前夜祭ペアチケットを進呈いたします。
また、トーナメント戦に敗退した方を対象に先着順で、プロ棋士による指導対局(多面指し)を予定しています。

N: これは、将棋をされている方にとっては、楽しみですね。
 「プロ棋士による将棋講座」はどんな講座になるのですか?

I: こちらは、和歌山県内在住・在学の小中学生が対象となっています。
将棋に触れてみたい・将棋に興味のある方など初心者向けの歩コースと、
将棋のルールを知っている・将棋がもっと強くなりたい方など経験者向けの金コースがあり、
それぞれのコースで50名ずつ募集いたします。

N: こちらも、プロ棋士によるお話を生で聞くことができる貴重な機会になりますね。この「和歌山市将棋大会」と「プロ棋士による将棋講座」の申込方法を教えてください。

I: 参加費は、どちらも無料となっています。
申込期限は、11月20日木曜日までです。
和歌山市 HP(ページID: 1065772)からリンクする申請フォーム、またははがきでご応募ください。応募者多数の場合は、抽選となります。

N: ぜひ、ご応募いただきたいと思います。今日は、「和歌山市将棋大会」と「プロ棋士による将棋講座」についてご紹介いたしました。
詳しくはコチラ

10/30放送 WAKAYAMA LIGHTS 2025

2025年10月30日

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和歌山城で開催されるドローンショー「WAKAYAMA LIGHTS 2025」について和歌山城整備企画課の方に話を伺います

Q 今回、和歌山城で開催されるドローンショー「WAKAYAMA LIGHT 2025」を詳しく教えてください。
令和7年11月8日(土)、11月24日(月·祝日振替)、令和8年2月21日(土) 計3回、それぞれ19時から約15分間、和歌山城でドローンショーを開催します。
和歌山城公園西の丸広場を主要観覧エリアとして、昨年の400機を超える500機のドローンが和歌山城天守閣上空を光で彩ります。

Q 今回のドローンショーの見どころはどういったところでしょうか
これまで花火大会と ドローンショーというのは他都市でも多く開催しており、今年は和歌山市でも港まつり花火大会で実施しましたが、お城とドローンショーというのはまだまだ珍しいと思います。お城の歴史を感じながら、ドローンによる最先端の技術に心を躍らせる、そういったところを楽しんでいただければと思います。

Q ドローンショー当日の公園内のイベントなど教えてください。
当日はキッチンカーマルシェや忍者の影絵遊びといった体験型のイベント、・子供にも大人気のシャボン玉ショー、普段は昼間に実施している、お堀クルーズを夜にもする予定となっています。

また、ドローンショーの規制解後には市内の夜景を楽しんでいただくため、天守閣への入場時間を20時30分まで延長しますので、入場料は必要になりますが、この機会に是非天守閣まで登っていただければと思います。

さらに、ドローンショー終了後には和歌山城公園内をライトアップしている、和歌山城の回廊を特別 verにして皆様をお迎えいたします。普段とは違った光の演出を予定していますので、今紹介させていただいたイベントなどとも合わせて、夜の和歌山城を存分に楽しんでいただければと思います。

Q: 最後にもう一度ドローンショー「WAKAYAMA LIGHTS 2025」の内容と和歌山城整備企画課から一言お願いします。
和歌山城では令和7年11月8日、11月24日、令和8年2月21日の19時から約15分間、演出内容を少し変えながら、計3回のドローンショーを実施します。これまでドローンショーを見たことがあるという方も、今回が初めてという方も、お城の上空を飛ぶドローンショーというのは、とても幻想的で皆さんの記憶に刻まれる時間になると思いますので、是非会場まで足を運んでいただき、ご覧いただければと思います。
詳細はこちら

10/29放送 旧中筋家住宅公開イベント②

2025年10月29日

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「旧中筋家住宅公開イベント」について文化振興課の富永里菜さんにお話伺います。

Q:「旧中筋家住宅公開イベント」を開催ということですが、どのような目的で開催されるのでしょうか。
旧中筋家住宅は、和佐の高積山のふもとで和佐小学校の南側の辺りにある文化財の建物です。文化財の活用のために、古民家の建物の雰囲気を活かした伝統芸能などの公開イベントを年数回行っています。

Q:「旧中筋家住宅」とは、どのような建物なのでしょうか?
旧中筋家住宅は、江戸時代の大庄屋の屋敷で、国の重要文化財に指定されています。
約2200㎡に及ぶ大きな屋敷構えが、そのまま残っています。主屋の最大の特徴は、三階建てとなっている点で、全国的に見ても江戸時代の民家では非常に珍しい造りです。また特別な客人をもてなすための二十畳の大広間や、石組の池がある庭園を望む座敷など、接客のためのスペースが多いことも大きな特徴です。

Q:「旧中筋家住宅公開イベント」は、どのような内容なのでしょうか。
11月8日(土)に、「古民家できく箏の音色」を開催します。田口真澄先生による箏の演奏会で、風情ある古民家と秋の空気、そして箏の音色が織りなす特別なひとときをお楽しみいただきます。

11月15日(土)・16日(日)「関西文化の日 無料公開」を行います。関西一円の文化施設を無料公開する「関西文化の日」にあわせて、この2日間は、通常は観覧料100円のところを無料でご観覧いただけます。

11月16日(日)には、「古民家で昔ばなしを聞く会」も開催します。昔、囲炉裏でおばあさんが語ってくれたように、和歌山の土地ことばで語る、和歌山に伝わる昔ばなしをお楽しみいただけます。

11月30日(日)に、「和歌山の歴史的建造物映像上映会」を開催します。和歌山には文化財となっている寺院や神社以外にも、身近で魅力的な歴史的建造物があちこちにあります。そのような歴史的建造物を紹介する映像を上映します。

Q:イベントの連絡先は?
旧中筋家住宅が公開されている土日祝日は、旧中筋家住宅管理事務所にご連絡ください。
電話番号は073-465-3040です。
平日は市役所の文化振興課までお問い合わせください。
電話番号は073-435-1194です。詳しくは和歌山市のホームページでご案内しますので、ご覧ください。

Q:最後に文化振興課から一言お願いします。
心地よい秋のひとときを、懐かしい古民家の座敷でゆったりお過ごしください。また体を動かすのにもよい気候ですので、熊野古道のウォーキングなどで旧中筋家住宅に立ち寄っていただければと思います。
国指定重要文化財 旧中筋家住宅 催し物案内(外部リンク)

10/28放送 有吉佐和子記念館②

2025年10月28日

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今日も昨日に引き続き南海和歌山市駅近くの和歌山市立有吉佐和子記念館について、館長の恩田雅和さんにお話を伺います。

Q 今日は施設の中を案内していただけると嬉しいです。まず、記念館の1階にはすてきなカフェがありますよね。
リエールさんというところが入ってくれてまして、ここは和食がおいしいところで日替わり定食「紀ノ川定食」という名前がついています。あるいは「茶がゆ定食」とか、日によっては完売するくらい人気商品です。

ある日の紀ノ川定食

Q そしてまた、その1階には展示室がありますね。
3、4ヶ月に一回展示替えしてるのですが、現在展示してるのは有吉佐和子の長編小説「木瓜の花」という作品があるのですが、それの生原稿を全部展示しています。原稿の量の多さによって長編小説はこれくらいあるんだな、というのを目で感じ取っていただけたらと思います。

Q 原稿が積み上がってるというか、すごい高さがありますよね。そして、生原稿なので書き直した跡もわかって、本来こう書こうとしていたのかな、というのも見えて、いいですよね。

そうなんですよね。作家の考え、思考の跡をですね辿ることができて、とても貴重な資料だと思います。

Q そして2階に上がってくると、また明るくて景色もいいですね。
2階は有吉佐和子がいろいろな名作を書き継いだ「書斎」がそのまま再現されてます。書斎の机と椅子と電気スタンドは東京にあったものをそのまま持ってきてますので、本当にここでいろんな作品が生まれたんだな、というのを実感してもらえる書斎になってます。

Q この2階では毎月、イベントや教室も開催されているんですよね。
有吉佐和子原作のものを劇団ゼロさんが中心になって朗読劇を毎月必ずやってます。ただ、日程は月によって日が変わりますので、毎月10日、水曜日で休館日だったら翌11日、この日に申し込みをしていただけたらと思います。

Q その場合は電話ですか?それとも直接来館して?
電話でお願いしたいと思います。

Q 朗読劇もあって、他にもあるのでしょうか?
2階の和室で偶数月の第一日曜日の午前中、有吉佐和子作品を読む会というのを主催していますので、是非これもご参加いただきたいと思います。

和歌山市民の方だけでなく大阪の方からもこの読書会に来てくださってる方もいますので、是非一緒に有吉佐和子作品を読んで、有吉文学とはどういうものか感じていただけたらと思います。
で、偶数月ですのでこの次は12月7日(日)
テキストが「針女(しんみょう)」という長編小説。これを12月7日のテキストにしますので、是非これを読んでいただいて一緒に参加して感想をみなさんで語りあっていただければと思います。

申し込み先の電話番号は073-488-9880になりますので、もっと詳しいことを聞きたいな、または申し込みたいなという方はこちらまでお電話ください。
有吉佐和子記念館ホームページはこちら

10/27放送 有吉佐和子記念館①

2025年10月27日

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今回は、南海和歌山市駅から徒歩5分の場所にある和歌山市立有吉佐和子記念館について館長の恩田雅和さんにお話を伺います。

Q 今日は有吉佐和子記念館に来ています。和歌山市駅から徒歩圏内にあって、便利な場所ですね。
便利なところにあるので和歌山市を始めて訪れた県外の観光客のみなさんも立ち寄ってくれるんですよ。

Q 有吉佐和子記念館とはどんな施設なのか教えてください
ちょうど3年前。2022年6月に開館しました。この建物は東京杉並区堀ノ内にありました有吉佐和子邸をその場所の設計図通りに和歌山市駅近くに復元したという形です。

Q 有吉佐和子ファンにはたまらない場所ですね。有吉佐和子さんと言えば、和歌山市出身の作家さんですが、どんな経歴を持たれた方になるのですか?
和歌山市との関わりでいうと、昭和6年に和歌山市真砂町の和歌山赤十字病院でお生まれになりまして、生まれてすぐお父さんの勤務の都合でジャワ(現在のインドネシア)へ移って、小学校3年から4年にかけて木ノ本にお帰りになって現在の木本小学校へ1年間通うことになります。

また、すぐにジャワに戻るのですが、昭和20年に疎開のために木ノ本に戻ってきて現在の桐蔭高校の前身の和歌山高等女学校へこれも1年間通うことになるんです。

ですから、和歌山市で勉強したのは僅か2年なんですね。そういう和歌山市との関わりです。

Q 作家として活躍され、有名な作品もたくさんあるのですが、住んでいたところも日本とインドネシアという中で文才というのはどうやって出てきたのでしょうか?
ご本人のエッセイがあるのですが、木本小学校の時に転校してきたのでなかなか馴染めないところがあったらしいです。当時の木本小学校の先生に作文を書いたらすごく褒められたと、それで書くことが好きになった、ということを言ってます。ですから、小学校3年から4年にかけて当時の先生の教えによってご自分は書くことが好きなんだ、という喜びを見つけたみたいですね。

Q そこから色々と作品を書かれて、有名な作品もたくさんありますよね。

代表作はこの和歌山市が舞台の一つになってますが「紀ノ川」ですね。
和歌山で縁の作品というと川シリーズになりますが、「有田川」「日高川」と川三部作といわれています。
お芝居にも何回もなって、映画にもなって、非常に親しまれてますが「華岡青洲の妻」。現在の紀の川市が舞台の麻酔を世界に先駆けて成功したという華岡青洲を扱った大変な名作です。

その作品が展示されているところもありますので、また明日も引き続きこちらの施設の話を伺っていきます。
有吉佐和子記念館のホームページはこちら

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