和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年6月6日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
N:今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。今日はどんなイベントを紹介していただけるのですか。
I: 今日は、移転グランドオープンから5周年を迎えた和歌山市民図書館についてご紹介します。5周年を記念したイベントで、明後日の6月8日(日)に開催されます。


N:どんなイベントなのですか?
I: 「和the蚤の市~ワザから生まれる ものがたり~」と題したイベントが、市駅前広場や和歌山市民図書館の屋上テラスで開催されます。和歌山市民図書館では、和歌山が誇る文化や技術を発信しているフリーペーパーの「和the」を発行しています。その和theを体感していただくため、和歌山県内外のいろいろなお店が出店されます。
N: たくさんのお店が集まって、まさに「蚤の市」ですね。同様のイベントが、昨年の11月にも開催されたのですよね?
I: はい。私も行ったのですが、ほんとにたくさんのお店が出店されていて、その時は、約15000人の方が来られたそうです。
N: それはすごいですね!
I: はい。市駅前広場には、ビンテージ雑貨や家具などの雑貨や、キッチンカーも、出店します。今回は、屋上テラスでも「こども蚤の市」を開催することになっています。こども蚤の市では、ワークショップやこども服の販売なども行われます。
N: 今回は、どんなお店が出店されるのかも楽しみですね。
I: SHOPLISTは、和the蚤の市の公式Instagramにて随時更新しているそうなので、そちらもご覧ください。
N: 盛りだくさんのイベントになりそうですね。ぜひ、行って見たいと思うのですが、開催日時を教えてください。
I: 明後日の6月8日(日)11時から開催されます。会場は、市駅前広場、和歌山市民図書館の和歌山市民図書館屋上テラスになります。ぜひ、和歌山市民図書館へお越しください。また、その他、5周年記念のイベントについては、和歌山市民図書館ホームページをご覧ください。
N: 今日は、6月8日(日)11時から開催される「和the蚤の市」のイベントについて、ご紹介いたしました。
▼和歌山市民図書館ホームページhttps://wakayama.civic-library.jp/
2025年6月5日
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今回は「大名行列参加者の募集」について文化振興課の西本裕輝さんにお話を伺います。
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Q 大名行列の参加者を募集されているということですが、大名行列とはどのようなイベントなのでしょうか。
大名行列は、江戸時代の歴史資料に基づいて復元製作した大名駕籠などを用いて、参加者の皆さんに藩主や御駕籠之者、 中間などの衣装を着ていただき、大名行列の一部を再現するというイベントです。
Q 大名行列はいつ、どこで実演されるのでしょうか。
今年も8月2日(土)に開催される紀州おどり「ぶんだら節」で実演させていただくこととなりました。場所は和歌山城前のけやき大通りを中心に実施します。
Q 江戸時代の歴史資料に基づいた衣装を着て大名行列、なかなかない機会ですね。
募集内容を教えてください。
お申込みは、一般参加と親子参加の2種類からお選びいただけます。
一般参加は、身長約 155cm~185cm 程度でフリーサイズの衣装を着用できる方であればどなたでも参加可能です。
親子参加は、小学生のお子様と保護者の方の2人1組で参加いただけます。子供用衣装のサイズ目安は身長約 120cm~150cm です。
一般参加は、参加料1人2,000円、定員20人です。
親子参加は、参加料1組4,000円、定員15組30人です。
お好きな衣装を選んでお申込みいただけますが、定員を超えた場合は抽選になりますのでご注意ください。
Q 配役はどのようなものがありますか。
一般参加の配役は、
侍、御駕籠之者、中間、挟箱持ち、槍持ちの5つから、
親子参加の配役は、
紀州藩主もしくは姫と御駕籠之者の組み合わせ、
先払いと御駕籠之者の組み合わせ、
小姓と中間の組み合わせ、
近習と御駕籠之者の組み合わせ
の4組から選ぶことができます
Q 申し込み方法を教えてください。
申込締切は6月29日(日)で、予約フォームからのお申込みをお願いします。募集内容の詳細は市のホームページをご覧ください。
問い合わせは、和歌山市役所文化振興課073-435-1194までお問合せください。
Q 最後に文化振興課から一言
江戸時代の衣装を着て、お城の周りを歩くことができる滅多にない機会ですので、個人で参加される方はもちろん、親子で参加される方も楽しく歴史を体験いただけるイベントになっております。たくさんのご応募お待ちしております。
紀州おどり「ぶんだら節」で大名行列を実演!参加者募集!!
2025年6月4日
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今回は「ぶんだら参加連の募集」について観光課の向井彬博さんにお話伺います。


Q. 今年の紀州おどり「ぶんだら節」について教えてください。
今年は8月2日(土)、午後5時30分から午後9時20分頃まで、和歌山城周辺で開催します。
今年は暑さ対策のため、開会時間を40分遅く設定しています。
けやき大通りでは、街頭おどりが実施され、公園前交差点付近から、市役所のほうまで、連と呼ばれる各チームが紀州おどりを練り歩く姿が見られます。
このほか、和歌山城の西の丸広場は、櫓が設置され、その櫓の周りをぐるぐると周りながら踊っていただく「輪おどり」の会場となります。この輪おどりには、当日どなたでもご参加いただけます。
また、西の丸広場周辺には、縁日横丁として祭りの醍醐味である食べ物や、お子さんが楽しめる出し物など、多様なお店が出る予定です。
Q. 今年の祭りのテーマを教えてください。
今年は、「架け橋~未来への道~」をテーマとしています。
祭りを通じて様々な世代をつなぐ架け橋となって、特に子供たちの参加を促し、未来へつなげていくための動きを強化していきたいと考えています。そして、和歌山市の夏の風物詩として、ぶんだら節が踊り続けられることを目指し、一緒に祭りを創りあげる担い手になってくれる方々を募集しています。
Q. 具体的に、どういった募集を行っているのでしょうか。
今日は時間の関係もあるので、募集関係のうち、2つご紹介します。
まず、一つ目が、「参加連の募集」です。
けやき大通りでの街頭おどりに参加する10人以上のグループを募集しています。
紀州おどり「ぶんだら節」のメインといえば、街頭おどりですので、これまでご出演されていない方々にも積極的にご参加いただきたいと考えています。
2つ目が、「サポーター、ぶんだらーず」の募集です。
これは昨年から導入しておりまして、簡単にいえば、ボランティアスタッフの募集なのですが、事務局からサポート希望リストを公開します。例えば、カメラが好きな方には、当日カメラマンとして従事いただくなど、得意なことやスキルを活かして、祭りの運営サポートにご協力いただくというものです。
Q. 今年の新たな試みはありますか。
今年は8月2日の当日だけでなく、前日からお祭り気分を盛り上げるために、8月1日(金)の夕方から西ノ丸広場で前夜祭を計画しています。
前夜祭では当日使用する櫓の回りで正しい踊り方を先生から教わっていただき、実際みなさんで踊っていただくとともに、キッチンカーにも出店していただき、「踊って」「食べて」「飲んで」当日に向けて盛り上げていけたらと思っています。
詳細につきましては現在計画中ですので、決まり次第、市ホームページでお知らせさせていただきます。
Q. 最後に一言お願いします。
今年の紀州おどり「ぶんだら節」は、8月2日(土)開催です。
現在、参加連等について、6月20日を期限に募集していますので、市のホームページからお申し込みください。どうぞよろしくお願いします。
ぶんだら節ホームページはコチラ
2025年6月3日
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今回は「食育月間」について農林水産課の岡室奏志さんに伺います。

Q 「食育」と目や耳にしますが、食育とはどういったものでしょうか?
食に関する知識とバランスの良い食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
Q 毎年6月は食育月間ということですが、どのような目的で開催されてますか。
6月を食育月間としているのは進学や就職、転職をされた方もひと段落し、自分の生活に目を向けられる時期でもあるからです。食育のより一層の浸透を図ることを目的とし、様々な地域でイベントや啓発活動が行われます。
Q 食育のために具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか。
食育の取組を四つ紹介します。
一つ目に、朝ご飯を食べましょう。
朝ごはんには、1日の始まりに脳や身体をウォーミンングアップさせる効果があります。
二つ目に、バランスのいい食事を心がけましょう。
主食・主菜・副菜がそろった食事は栄養バランスが整いやすいことが分かっています。
三つ目に、地元の食材について知りましょう。
和歌山市の特産品には、わかやま布引だいこん、しょうが、足赤エビ、しらすなどがあります。
四つ目に、食文化を大切にしましょう。
食育を通じて、子供たちに地域の食材や料理法を教えることは、健康的な食生活を促進するだけでなく、地域の文化や伝統を守ることにも繋がります。
2013 年には「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、食文化の継承が注目されています。

Q. 食から健康が始まる、というように、普段の食生活を考えることで、健康的に過ごせ、地産地消にも繋がって良いことだらけですね。
最後に農林水産課から一言お願いします。
食は人が生きていくのに欠かせないものです。現代社会は食による様々な課題を抱えています。その課題を解消するため、みなさんも食に関することに関心を持って家族や友人と食事を楽しみましょう。是非ともこの機会に食育について考えましょう。
2025年6月2日
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今回は「禁煙週間」について地域保健課の坂口貴久子さんにお話伺います。

Q. 受動喫煙とはどういったものか教えてください
ほかの人が吸っているたばこから立ち上る煙や、たばこを吸っている人が吐き出す煙を吸いこんでしまうことを「受動喫煙」といいます。この煙にはニコチンやタールなどの多くの有害物質や発がん性物質が含まれていて、健康への影響が大きな問題となっています。
は5月31日を「世界禁煙デー」と定め、日本では5月31日から6月6日までの1週間を「禁煙週間」と定めています。この期間は全国的に禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発活動がより積極的に行われ、期間中は、和歌山城ホールがシンボルカラーにちなみ、グリーンにライトアップされています。
Q. 受動喫煙の健康への影響とは?
受動喫煙によって、肺がんや虚血性心疾患、脳卒中といった病気のリスクが上がるといわれています。さらに、子どもの呼吸疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群の発症、妊婦では低体重児や早産のリスクが上昇することが分かっています。
子どもの頃に受動喫煙の機会があった人は、成人になってから慢性の咳や痰のほか、喘息があらわれるなど、肺機能低下や呼吸器障害のリスク上昇と関連していると示唆されています。
Q. 受動喫煙を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日に全面施行されました。
望まない受動喫煙の防止を図るために、特に健康への影響が大きい子どもや、患者の皆さんに配慮し、多くの方が利用する施設の区分に応じ、屋内原則禁煙となりました。受動喫煙を防ぐためには、たばこを吸わない人、たばこを吸う人、お互いが改正法の趣旨と内容を理解することが重要となります。
Q. 禁煙のお店かどうか、どうやって見分けられますか?
飲食店の屋内は原則禁煙となっていますが、所定の条件を満たせば喫煙室を設けることは可能です。しかし、その場合は定められた標識を掲げることが義務付けられているので、外からでも喫煙設備のあるお店は簡単にわかるようになっています。例えば、喫煙専用室ありというものや、受動喫煙のおそれがあるため20歳未満の人は立入禁止を表したものなどです。20歳未満の人は、たとえ喫煙を目的としない場合でも、喫煙エリアへの立ち入りはできません。


Q. 最後にメッセージをお願いします。
ご自宅や集合住宅の共用部分やベランダ、屋外など、改正法の適用外の場所においても、改正法の目的である「望まない受動喫煙を防ぐ」ために、小さな子供たちの近くでは配慮したり、多くの方が出入りする入り口付近での喫煙を避ける等、皆さまのご協力をお願いいたします。
2025年5月30日
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N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。6月の梅雨の季節が近づいてきましたね。今日はどんなスポットを紹介していただけるのですか。
I: 6月の梅雨時期に咲く花といえば、「アジサイ」ですよね。今日は、加太にある「和歌山市森林公園」のアジサイを紹介したいと思います。

N: 森林公園といえば、あの、恐竜のオブジェがある人気の公園ですよね。和歌山市でアジサイを楽しむといえば、森林公園が思い浮かびます。
I: 森林公園に行けば、大人の身長を優に超える大きさのトリケラトプスやケラトサウルスなどの迫力のある恐竜たちが迎えてくれます。恐竜たちがいる広場の奥の川沿いのエリアが、「アジサイ園」と呼ばれています。
N: 大きな恐竜は、迫力がありますよね。森林公園には、どのくらいの数のアジサイが植えられているのですか?
I: 公園全体で、およそ1万本のアジサイが植えられています。こちらのアジサイは加太観光協会によって植樹されています。
N: すごいですね!1万本ものアジサイが植えられているのですね!
I: 公園のあちこちに植えられています。川沿いの遊歩道を、川のせせらぎを聞きながら散策できて、すごく気持ちがいいですよ。毎年、私も時期を狙って、見に行くようにしています。

N: それは、ぜひ見に行ってみたいです。アジサイの見ごろはいつになるのですか?
I: その年の気候や場所にもよりますが、6月上旬から下旬が見ごろです。
N: 6月は梅雨でじめじめする日が続くと思いますが、雨の合間に散策に出かけるのもいいですね。
I: 公園には、駐車場もあり、無料で散策していただくことができます。公園内では、色とりどりのアジサイが咲き乱れます。あちこちに点在する、恐竜やパンダやライオンなどの動物たちのオブジェと一緒に写真を撮るのも楽しそうですね。

N: 森林浴もできる森林公園に、色とりどりのアジサイを見に行っていくのはいかがでしょうか。今日は、加太にある森林公園のアジサイについてご紹介しました。
森林公園ホームページ
2025年5月29日
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HIV検査普及週間について保健対策課の高橋真由子さんにお話伺います。


Q 6月1日から7日までの一週間をHIV検査普及週間と定め、普及啓発を行っています。まず、HIVについて教えてください。
HIVはエイズの原因となるウイルスの名前です。様々な病原体から私たちの体を守っている免疫細胞に感染し破壊します。感染から数年~10年程度かけ、免疫力を徐々に低下させ、極限まで低下すると、本来なら自分の力で抑えることができる感染症やがんなどを発症するようになってしまいます。
このような感染症や病気を発症した状態をエイズと言います。エイズを発症するまでの数年間は、自覚症状がないので、感染に気が付きにくく、検査を受けることではじめて、感染の有無を確認することができます。
Q. 和歌山市保健所でもHIV検査は実施していますか。
毎週火曜日、午後6時から午後8時まで匿名、無料の検査を行っています。予約制なので、ほかの方と顔を合わすこともありません。ただし、正確な結果を得るために、感染の可能性のある機会から3か月経過してから検査を受けるようにお願いしています。
Q もし感染していたらと思うと、検査を受けるのが怖いと感じることもありますよね。
HIVは治療の進歩により、感染に早く気付き、治療を続けることで、エイズにならず、感染していない
人と同じくらい長く生きることが可能になってきています。感染前と変わらず社会生活送る方もおら
れます。治療が効果的であれば、他の人へ感染させない研究結果も報告されています。いまやHIVは「
死の病」ではありません。
和歌山市保健所では、土日祝を除く、平日8時30分から17時15分まで、HIVに関する相談もお受けして
いますので、心配があれば、ひとりで悩まず、まずはお電話ください。
Q. 気になるなら検査を受けて、感染していないか調べることが大事ですね。
早く感染がわかるとその後の治療コントロールもしやすくなります。検査を受けて早く感染に気付き、治療することが重要になってきます。また、HIVは正しくコンドームを使用することで、ほぼ100%予防できるウイルスです。正しい知識を知り、感染予防を心がけることも大切です。
Q. 最後に、HIV検査普及週間のイベントやエイズ検査についてのお問合せ先をお願いします。
6月2日から7日まで、HIV検査普及週間に合わせて市堀川に架かる京橋と中橋をエイズへの理解と支
援のシンボルである赤色にライトアップします。
HIV検査のお問合せは、和歌山市保健所保健対策課073-485-5118までお電話ください。
HIV検査の詳細はコチラ
2025年5月28日
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今回は「子どもの生活リズム」について西保健センターの中村詩歩さんにお話伺います。

Q なぜ子どもの生活リズムを整えることはなぜ大切なのでしょうか
成長過程にある子どもは、規則正しい生活リズムを送ることで、成長ホルモンなど、心と体の成長に必要なホルモンが分泌されるからです。
また、子どもの頃に身に付けた生活リズムは成長してからも崩れにくく、生涯にわたる生活習慣の基盤となり、その子の一生の健康に大きな影響を及ぼすといわれています。
Q 生活リズムを整えるために大切なことは何ですか?
生活リズムの三本柱は「睡眠、食事、運動、子どもであれば遊び」です。
生活リズムの乱れが出やすいのは睡眠です。私たちの体にある体内時計は1日約25時間で動いています。そのため早寝よりも遅寝、昨日より1時間遅く寝て、1時間遅くまで起きている方が楽な身体の仕組みになっています。そこで毎朝、体内時計をリセットする必要があり、そのためには、早起きをし、朝の光を浴びることが必要です。
Q 何時に起きて何時に寝ると良いのでしょうか。
厚生労働省では、子どもの睡眠時間について、1-2歳児は11-14時間、3-5歳児は10-13時間、小学生は9-12時間、中学・高校生は8-10時間の睡眠時間の確保を推奨しています。そのため、平日も休日も同じ時間に起きるようにし、推奨睡眠時間から逆算して、夜寝る時間を決めましょう。ただ、子どもを早く寝かしつけようと躍起になりがちですが、体内時計は朝起きて光を浴びることによってリセットされるので、睡眠のリズムを整えるには、朝決まった時間に起こすことの方が重要になってきます。「早寝・早起き」ではなく、「早起き・早寝」が必要になってきます。
Q 食事や運動が大切なのはなぜですか?
食事を摂らない、特に朝食を摂らない生活習慣は、朝の光を浴びない生活環境と同様に、生活リズムの崩れに繋がります。夜ふかし・朝寝坊になると、朝食の欠食が増えますが、これはさらに夜ふかし・朝寝坊を助長するという悪循環が生まれてしまいます。そのため、朝の光を浴びるとともに朝食もしっかり摂るようにしましょう。また、日中に運動や体を使って遊ぶことは夜間の良い眠りに繋げることができます。朝食からエネルギーをしっかり摂り、体を使って運動をしたり、遊んだりする習慣を心掛けましょう。
Q 最後に一言お願いします。
子どもの頃から生活リズムを整えることは、子どもの成長や大人になってからの健康のためにとても大切です。しかし、テレビやスマートフォンの普及により、夜ふかしをする大人も増えているのが現状です。子どもの生活リズムは大人や周囲の方の生活リズムに大きな影響を受けるため、大人も子どもと一緒に生活習慣を見直してみませんか。できることから少しずつ取り組み、子どもの健やかな成長に繋げていきましょう。
2025年5月27日
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昨日に引き続き和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。
Q 今日は大手門から中に入ってまいりました。
いきなり右手に見えてくるのが「枝垂れ桜🌸」桜の季節の時にはたくさんの方が来られますよね

そうですね。城内の桜の中でも早めに開花するところでもありますし、夜は夜でライトアップされていますので桜の季節の時にはここで写真を撮られてる方がすごく多かったです。
Q 桜を右手に見まして、左手斜め向こうの方、お堀の方を見ますと、気になる屋根が見えるのですが、あれは何でしょうか?
あれは和歌山城の中でも数少ない現存の建物である「井戸屋形」という建物になります。

Q 井戸屋形・・確かに井戸の上に屋根がありますが、これはどういった使い方をされていたのですか?
おそらく、井戸の水を汲むために滑車が上についていたんじゃなかろうかと思うのですが、それ用の屋根と井戸全体を雨風から保護するためにつけられた屋根ですね。
Q 生活に使っていたとか、何か具体的な使われ方はあったのでしょうか?
ちょっと実態はよくわかっていないのですが、ここは大手門をくぐったすぐそばに大手門の警護をする番人がつめる番所があって、そこから見たら比較的近い場所ですので、番人たちが普段警備の時に使う飲料水とかで使われていた可能性が考えられます。
Q 潤いの場だったんですね。ここから先、どこに行けば良いというおすすめありますか?
この井戸屋形から見ますと西側の方になるのですが、大きなクスノキがあります。ここも結構迫力がありますので、そちらも見ていただきたいなと思います。
Q さぁ、やってきました。クスノキの前に今いるのですが、石垣の上に大きなクスノキですね。
ここが和歌山城の樹木の中で一番大きな木になります。

Q 右手に大手門が見えまして、枝垂れ桜があって、ちょっと上を見るとクスノキがあるのですが、どれくらいの歴史があるのですか?
樹齢が400年以上と言われています。
Q 樹齢400年。大人の人が両手を広げて、何人くらい?!って感じですね。
幹周りが約7mありますので10人とまではいかないまでも、それなりの人数が手を繋いだら囲えるんじゃないかなと思えるくらいの規模はあると思います。

Q その幅もですが、高さも!そして気になるのが横に伸びてる枝がもはや枝ではなくて木という感じがするくらいのすごい迫力ですね
樹高、木の高さが25mありますので県の天然記念物にも指定されております。やはり和歌山城の歴史を語る上では外せない木になるかと思います。
Q 大きく包み込まれるようなクスノキ。改めてみなさんも立ち止まって見ていただきたいですね。
そうですね。一度立ち止まって見上げていただけたら規模が実感できるかと思います。
「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」おでかけバージョン。これからもシリーズでみなさまにお届けしていきます。
和歌山城のHP

2025年5月26日
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今回は「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんに伺います。
「おでかけバージョン」ということで、今、一の橋の前にいます。公園前の交差点のところ、けやき大通りの公園前のところにいます。


Q 「一の橋」この場所はどんな場所になりますか?
ここは和歌山城の全体でいいますと、外郭と内郭の境目になります。
お城というものは、和歌山城の場合は外郭と内郭の二つのエリアにわかれていまして、外郭の部分が、ここ一の橋があるところから北側にある市堀川の間までが外郭。今度、振り返ってもらうと、目の前に内堀があるのですが、内堀から中が内郭というエリアに分かれてまして、まさにこの外郭と内郭の二つのエリアの境目にあたります。
Q では、その境目になるところ「一の橋」を渡って中に入っていきましょうか。この「一の橋」の形は昔から変わらないのですか?
古写真が残ってるのですが、それと比較すると若干傾斜はあがってるのですが大体印象的なものはそのままですね。
Q 幅も結構ありますよね。
そうですね。実はこれは正式な城内から城外へ出る、城外から城内に向かうためのお殿様が通る正式なルートでもありますのでそれなりの幅広の橋が架けられたんだろうと思います。
Q では、お殿様が来られる時はここを通ってお城の中に入った、ということですね。
そうですね。特に参勤交代とかで江戸と和歌山を往復する時は必ずこの大手の一の橋を通って江戸に向かったり、和歌山に帰ってきたりしてました。
Q すごい場所にいるわけですね。そこから入って次に目に入るのは門ですが、この門も歴史を感じますね。

そうですね。実はこの一の橋もそうなんですが、目の前に見えてる「大手門」も昭和50年代に再建されたものでして、江戸時代から残っている建物、建造物ではないのですが、だいぶ色合いが渋い感じになってきて再建された建物とは思えないくらいの迫力を醸し出しています。
Q その門も気になるのですが、今、私たちは一の橋の上に立って西側を向いているのですが、この景色も素敵ですね。

そうですね、この一の橋から市役所の方向、西側の方を見ますと内堀がずっと奥の方まで続いているのが見えますし、それに沿って高い石垣も二の丸の西側に向かって続いているのがよく見えますので、お城の大きさというものが実感しやすいのでは、と思います。
Q 堀の石垣の側面を段違いで見ることができるのもおしゃれでいいですね。
和歌山城の堀にかかっている橋というものが、ここと「御橋廊下」くらいしかありませんので、橋の上から堀をばぁ〜と見れるっていうのは、実は和歌山城の中でも数少ないポイントになります。
Q じゃあ、お城好きの方はここの一の橋から見たこの景色は好きでしょうね。
お城好きな人にとってはたまらない景色かもしれないですね。
では、一の橋を渡って門を通って入っていきますが、ここから先はまた明日。
和歌山城のHP
