和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年6月21日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日は、ゲンキトピックス
6月は梅雨の季節ですね。雨の日は、子供とのお出かけ、どこに行こうか迷いますよね。
I: 今日は、雨の日でも遊べるスポット、和歌山市立こども科学館を紹介したいと思います。
社会見学でも、よく行くスポットですよね。1981年に開館した、歴史あるこども科学館ですが、数年前にリニューアルされていています。中に入ると、たくさんの展示物で遊びながら、科学について学ぶことができます。
1階は、「たんけん宇宙ひろば」と「和歌山の自然」をテーマに、
2階は、「ふしぎ体験!科学広場」をテーマに、
3階は、「光と音の国」をテーマに学べる展示物があります。
たくさんの展示物があって、どの展示物もボタンを押したり、ハンドルをまわしたり、体験しながら学べる工夫がされています。
N: いつ行っても、子供たちは楽しそうに展示物を触っていますよね。他にも、こども科学館といえば、プラネタリウムもありますよね!
I: プラネタリウム番組は、今は、「かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」と「美しき地球~BELLA GAIA~」を時間ごとに変えて上映しています。
N: 「かいけつゾロリ」は子供向け、「美しき地球」は大人も楽しめそうですね。
I: こども科学館の開館時間は、午前9時30分から午後4時30分となっています。
休館日は、月曜日と年末年始で、月曜日が祝日の場合は、翌平日が休館日となります。
料金については、大人300円、小中学生150円、未就学児は無料となっています。また、プラネタリウムを見るためには、追加で大人300円、小中学生150円が必要です。
N: 雨の日のお出かけ先として、ぜひ候補に入れてみてください。また、科学教室なども定期的に開催されているとのことですので、市報わかやまやこども科学館ホームページもご確認ください。
和歌山市立こども科学館
2024年6月20日
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今回も昨日に引き続き、雑賀崎の魅力について、雑賀崎漁協共同組合の池田佳祐さんと池田篤紀さんにお話を伺います。
Q 雑賀崎で漁師をされてどのくらいになりますか?
10年になります。父親が病気を患ってしまったので、調子が元に戻るまで一緒に(船に)乗っていかないか、ということで、そこから乗り出してかれこれ10年になります。
今年で5年目になります。サラリーマンをしていたのですが、漁師をしたいな、という気持ちが強くなってきて、父親にだいぶ反対されたのですが、なんとかやりたい、ということで今は乗せてもらってます。
Q お父様はどちらかというと漁師をされることが反対だったのですか?
そうですね。やはり危険ですし安定もしないというので2年ほど反対されました。
Q それでも漁師をしたい!という熱い思いがあったんですね。
やっぱり、雑賀崎の漁師は日本でも誇れるくらいみんな腕がいい漁師なので、この漁師の文化を残したいな、という気持ちもあったので・・・。
Q 素敵な思いですね。ただ、漁師という職業は大変なイメージもありますが、その辺りいかがでしょうか?
そうですね、やはり天候でかなり左右されてしまうので、漁師の連休後に台風が来たりであったり、雨が続いたよ、となると自分の思っていた通りの働きができない時にはすごく大変だなと思います。
Q 漁師をしていてうれしいことや楽しいことは何ですか?
行って獲れなかったりした時に、次、自分たちの漁をして行く方向であったり、作戦とかを考えてる時はもちろん楽しいですし、その作戦通りに魚が入ってきた時にはものすごく嬉しくなります。
Q 印象に残っている思い出はどんなことになりますか?
いい思い出でいくと、初めて漁に行った日。無事、漁が終わって漁港で妻と母親とおばあちゃんが待っていてくれたその景色が残っています。
あと、漁師は危険な仕事でもあるので、半年くらい経った時にタンカーに当てられそうになったというのがちょっとビックリした思い出です。
Q その時にこれは気をつけていかないと、と思いましたか?
そうですね、やっぱりこっちもちゃんとウォッチしておかんとあかんな、と、それ以来、よりこっちも見るようにしてますし、あっちが見ていないと仕方がないのですが、こっちが見て回避できるように事前に避けておくということを気をつけています。
Q 雑賀崎という場所は魅力たっぷりで観光名所として有名ですが、おすすめのスポットはどこになりますか?
夏場にかけて灯台から見る景色はすごく良いですし、リニューアルもしたので是非、そこに行ってもらえたらいいのかな、夕陽が沈むのもきれいです。
後はレモンの丘という公園もあるので、そこに登ってもらったり、街並みを、迷路みたいなのを散策してもらってもいいかな、と思います。
Q 最後に市民の皆さんにメッセージをお願いします。
雑賀崎漁港では漁師さんが頑張って獲ってきた魚をどこよりも新鮮でリーズナブルに提供しているので、是非一度、気軽に足を運んでもらえたらと思います。
2024年6月19日
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今回は和歌山市が誇る観光名所の雑賀崎。その中でも、鮮魚を船から直接販売してくれることで全国的にも有名な雑賀崎漁業協同組合の池田佳祐さんと池田篤紀さんにお話を伺います。
Q 船からの直接販売はいつからされているのでしょうか?
大体20年くらい前から飲食店の方などが買いに来られて、一般の方にも広がったのが15年くらい前、という感じです。
最初は漁港でセリがあったのですが、そのセリが無くなって、会員以外の飲食店の人が買いに来始めたのですが、一般の人も買いたいという思いが多くなり、広げていったという感じになります。
Q 船から直接買える場所というのは、全国的にも珍しいですよね?
漁師から直接買えるというのを日常的にやっている市(イチ)というのはほとんど無いのでは、と思っています。漁から帰ってきた直後からすぐに始まるのでこれ以上新鮮な魚はないんじゃないかと思います。
Q お客さんはどんな方が多いですか?
和歌山県内の人もたくさん来てくれるのですが、(車の)ナンバーを見ていたら、奈良の方や大阪、遠くは京都、神戸とかからも来てくださっています。
Q 年齢層はいかがですか?
50代くらいのお客様が多いですが、お子様連れの若いご夫婦なども来られてます。
Q これを機に魚を食べるようになったという方も増えると嬉しいですね。
まずは食べやすいエビやイカから始まって、慣れてきたら魚もどんどん食べてもらえたら嬉しいです。
Q 具体的にどんなお魚が買えるのでしょうか?
僕の船ではジャコエビをメインにアジであったり、ハモであったりが獲れるのですが、他の漁師さんだとアマダイ、カマス、ウボゼなど色んな魚の種類が獲れてると思います。
Q 直接行くと、魚の種類もわからなければ、食べ方もわからないという方も相談することできますか?
もちろんできます。うちの奥さんや他の漁師の奥さま方も一緒に販売しているので、食べてみたい魚をどういう風にしたらおいしい、とかアドバイスもらえると思うので気軽に聞いてもらえたら、と思います。
Q お魚の食べ方がわかると、じゃあ食べたことないけど、食べてみようとなりますよね。
お客様も一回買ってみようかな、と聞いてきてくれたり、一回料理挑戦してみようかな、と言ってきてくれるので、是非がんばってみてくださいと応援しています。
Q 販売はいつ、何時から行われていますか?
今の季節ですと、夕方18時から船が帰ってき次第販売させてもらってます。
11月以降になりますと、また、出港の時間が変わりますので、その場合は3時からの販売となります。来る時は季節を気をつけてもらえればと思います。
Q 販売状況はどこで知ることができますか?
雑賀崎の漁協組合のホームページに記載されています。Xであったり、
雑賀崎漁協組合の073-444-2282に問い合わせていただくと自動音声にはなりますが説明させていただいています。
明日も引き続きお話をお伺いします。
2024年6月18日
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今回は「子どもの生活リズム」について
西保健センターの辻本裕子さんに伺います。
Q. なぜ、生活リズムを整えることが重要なのでしょうか?
子どもの頃に習慣化された生活リズムは成人期に持ち込まれやすく、生涯にわたる生活習慣の基盤となり、その子の一生の健康に大きな影響を及ぼすといわれています。そのため、乳幼児期から規則正しい生活リズムのもとで暮らすことはとても重要だといわれています。
人の体は昼間に活動し、夜間は休息するようにできており、この仕組みのもと体温や血圧、ホルモンなどの生体反応のリズムもすべて調整されています。
そのリズムをつかさどる中心は脳の中の一部分になるのですが、 脳が発達することで、体内時計が出来上がっていき、最終的に体内時計の基盤が完成するのは2歳くらいだと言われています。
体内時計のリズムはその人がおかれている環境因子に大きく左右されるので、子どもにとって養育者の生活リズムも影響を受ける要因。
発達過程にある子どもは、成長や心身の健康に欠かせない様々なホルモンが分泌されているので、ホルモンの分泌低下はいろいろな弊害をもたらします。
Q リズムを整えるために大切なことは何でしょうか?
三大柱と言われているのが
「睡眠、食事、運動(遊び)」になります。
生活リズムの乱れが出やすいのは睡眠です。 「夜子どもがなかなか寝ない」悩みが多いのですが、不規則な生活習慣は生活リズムを乱します。
生活リズムが不規則な場合、体内時計の時刻合わせがまちまちになってしまうので、寝つき時刻も目覚め時刻もますます不規則になってきます。
子どもを早く寝かしつけようと躍起になりがちですが、体内時計は朝起きて光を浴びることによってリセットされるので、睡眠のリズムを整えるには、朝決まった時間に起こすことのほうが重要になってきます。
週末に寝坊をすると体内時計を整える強い光を浴びる機会を逃してしまうので、夜更かしに拍車がかかってしまいます。
「早寝・早起き」ではなく、「早起き・早寝」が必要になってきます。
Q 食事も生活リズムには大切になってきますか?
3食のうち特に大切なのは朝食です。 朝しっかりエネルギーを取っておかないと、日中に体を使って遊んだりすることができません。体をよく動かさないと疲れることもないので、夜ぐっすり眠ることもできなくなり、生活リズムが乱れてしまいます。 悪循環に陥らないように朝食をきちんと食べる習慣が重要です。また、朝食を食べると、腸が動き出し、排泄の習慣につながりやすいです。
Q みなさんにメッセージをお願いします。
子どもにとって生活リズムを整えることは、健やかに成長する上でとても大切です。忙しい日常でなかなか大変なことですが、出来ることからはじめていってもらえたら、と思います。
2024年6月17日
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今回は「大名行列inぶんだら節」について
文化振興課の西浦敏充さんにお話伺います。
Q 大名行列の参加者を募集されているということですが、大名行列とはどのようなイベントなのでしょうか。
大名行列は、江戸時代の歴史資料に基づいて復元製作した衣装や大名駕籠を用いて、参加者の皆さんと大名行列の一部を再現するというイベントです。
今年は昨年に引き続き、8月に開催される紀州おどり「ぶんだら節」で実演させていただくこととなりました。
Q 大名行列は、どんな衣装を着た、どんな行列になるのでしょうか?
紀州藩主の衣装を着たお子様が大名籠に乗りまして、その籠を中心に隊列を組みます。先頭には「侍」が行列を率いて後続に「先払い」「小姓」「近習」などの衣装を着たお子様が続きます。
大名籠は「御駕籠之者」という衣装を着た参加者が籠を担ぎ、「中間」「鋏箱持ち」「槍持ち」という配役が続くような行列となります。
Q いつ、どこで開催されるのでしょうか。
令和6年8月3日、土曜日に開催します。ぶんだら節の開催時間によりますが、午後5時頃を予定しております。場所は和歌山城前のけやき大通りを中心に実施します。
Q 募集内容を教えてください。
お申込みは、一般参加と親子参加の2種類からお選びいただけます。
一般参加は、身長約155cm~185cm程度でフリーサイズの衣装を着用できる方であればどなたでも参加可能です。
親子参加は、小学生のお子様と保護者の方の2人1組で参加いただけます。子供用衣装のサイズ目安は身長約120cm~150cmです。
一般参加は、参加料1人2,000円、定員20人です。
親子参加は、参加料1組4,000円、定員10組です。
お好きな衣装を選んでお申込みいただけますが、定員を超えた場合は抽選になりますのでご注意ください。
申込締切は7月7日日曜日で、予約フォームからお申込みいただけます。
募集内容や衣装など、詳しくは市のホームページをご覧ください。
Q お問い合わせ先を教えてください
和歌山市役所文化振興課 073-435-1194までお問合せください。
Q 最後に文化振興課から一言
江戸時代の衣装を着て、お城の周りを歩くことができる滅多にない機会ですので、個人で参加される方はもちろん、親子で参加される方も楽しく歴史を体験いただけるイベントになっております。たくさんのご応募お待ちしております。
紀州おどり「ぶんだら節」で大名行列を実演!参加者募集!!詳細はコチラ
2024年6月14日
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今日はゲンキトピックス
和歌山市のおすすめイベント 紀州おどり「ぶんだら節」について
観光課の滝本智史さんに伺います。
Q 今年の紀州おどり「ぶんだら節」について教えてください。
はい、今年は8月3日(土)、午後4時50分から午後9時頃まで、和歌山城周辺で開催します。
けやき大通りでは、街頭おどりが実施され、中央郵便局付近から、市役所の方まで、連(れん)と呼ばれる各チームが紀州おどりを練り歩く姿が見られます。
このほか、和歌山城の西の丸広場は、櫓が設置され、その櫓の周りをぐるぐると周りながら踊っていただく「輪おどり」の会場となります。この輪おどりには、当日どなたでもご参加いただけます。
また、西の丸広場周辺には、縁日横丁として祭りの醍醐味である食べ物をはじめ、子供が楽しめる出し物も含め、多様なお店が出される予定です。
Q 今年の祭りのテーマはなんでしょうか?
今年は、「共創〜観覧・参加から担い手へ〜」をテーマとしています。
この共創は、競うほうではなく、ともに創ると書くほうの共創です。
現在、このテーマに基づき、一緒に祭りを創りあげ、担い手となってくださる方々を募集しています。
具体的に3つご紹介させてください。
1つ目が、「参加連の募集」です。
けやき大通りでの街頭おどりに参加する10人以上のグループを募集しています。
紀州おどり「ぶんだら節」のメインといえば、街頭おどりですので、これまでご出演されてこなかった方々にも積極的にご参加いただきたいと考えています。
2つ目が、「協賛の募集」です。
これまでも一部の企業・団体様にはご協賛をいただいてきたところですが、今大会から、担い手拡大を図る取組のひとつとして、個人協賛の募集も開始します。個人協賛は1口3,000円からとなりますが、2ロ6,000円以上、ご協賛をいただける方には、当日、西の丸広場本部席横の観覧席を特典としてご用意します。
なお、協賛金(お金)だけでなく、物資(モノ)によるご協賛も受け付けさせていただきます。モノによる協賛については、事務局が祭りで必要となる物品を中心に、ご協賛いただきたいモノリストを公開し、こちらの中でご提供可能なものを選定の上、ご協賛いただく仕組みとします。
3つ目が、「サポーター、ぶんだらーず」の募集します。
簡単にいえば、ボランティアスタッフの募集なのですが、こちらも、事務局からサポート希望リストを公開します。例えば、カメラが好きな方には、当日カメラマンとして従事いただくなど、得意なことやスキルを活かして、祭りの運営サポートにご協力いただくというものです。
Q 募集関係の申込み方法を教えてください。
すべて、市のHPからお手続きをいただくこととなります。
お手数ですが、ネットで「ぶんだら」と検索いただき、ぶんだら節に関する市HPの中の「募集関係」から、6月21日(金)までに申込みフォームに入力をお願いします。
Q 最後にー言お願いします。
今年の紀州おどり「ぶんだら節」は、8月3日(土)開催です。
現在、参加連や協賛等について、6月21日を期限に募集していますので、皆様からのお申込みをお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。
2024年6月13日
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今回も昨日に引き続き、『令和5年度和歌山市ベストSDGsアクション』として市民等の投票によって選ばれ、「すべての子どもたちに性教育で学べる機会を作る取組」で受賞された助産師の浜野優子さんにお話を伺いします。
Q:一般的には、助産師というと病院や助産院で出産のお手伝いをするイメージなのですが、もともとはそういったこともされていたのですか?
数年前まで病院やクリニックで出産のお手伝いや産後のママや赤ちゃんのお世話をさせていただきました。とてもやりがいがあり、楽しかったのですが、助産師としての自分の生き方を考えたときに、自分にしかできないことをしてみたい!と一大決心をして退職し性教育に出会い、自分の開業している助産所も「性の健康相談室 はまの助産院」と変更し性教育について力を入れていってるところです。
Q:この性教育に関する講演会の他に、助産師として取り組まれていることはありますか?
新生児訪問や看護学校の非常勤講師として授業をしたりしています。他には和歌山県助産師会の副会長として和歌山県の助産師同士の連携を図り、助産師の活動の場を広げられるように力を入れています。
Q:数々の講演会をされているのですが、具体的にどのような内容をお話しされているのか、お聞かせください。
幼稚園や小学校では命の大切さや誕生、自分を守ることなどについてお話しします。
中学校では思春期の心や身体の変化、大人になっていくってどういうことなのか、LGBT、同意と境界線、恋愛について、などをお話しします。
高校生や大学生には妊娠、避妊、出産、中絶、デートDV、人間関係などについて
保護者や教育者、大人の方には子どもたちを取り巻く性の現状、今の学校での性教育、家庭でどう伝えればよいかなどのお話をさせていただいてます。
Q:講演に参加された方の声はいかがですか?
講演後、積極的に相談や質問に来てくれる子どもたちもたくさんいます。
また、誰にも言えなかった悩みをSNSで話してくれる子どもたちももいます。
子どもたちの感想は、「がんばって産まれてきて自分ってすごいなと思った」「初めは少し恥ずかしかったけど命に関わる大事なことなんだと思った。」
高校生・大学生からは「私は性行為について中3まで何も知りませんでした。学校や親から何も教えられなかったからだと思います。もし、今回のお話を聞いていなければ無知だったと思うととても怖いです。」
保護者の方からは「性について子どもと話したいけどどこからどう切り出せばよいのか常々思っていました。今回のお話を聞いて悩んでいた目の前が明るくなりました」というような感想をいただいています。
Q:最後に、市民の皆さんに向けて、浜野さんが伝えたい思いをお願いします。
大人の皆さんも性について学んでほしいと思います。大人が学ぶことで意識が変わり、子どもへの声掛けが変わってきます。
子どもの心と体を守るために、是非一緒に学んでいきましょう。
2024年6月12日
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今回は、『令和5年度和歌山市ベストSDGsアクション』として市民等の投票によって選ばれ、受賞された助産師の浜野優子さんにお話を伺いします。
Q:今回、取り組まれた「SDGsアクション」について教えてください。
「すべての子どもたちに性教育を学べる機会を!」というテーマを掲げ、子どもたちを対象に性教育を実践しています。
性教育というと二次性徴や妊娠避妊などのことを学ぶ、と考えがちですが、今スタンダードになっているのは「包括的性教育」というものです。包括的性教育は、ジェンダーや人間関係、性の健康、暴力・安全、価値観・人権などを含む学問です。
子どもたちの年齢に応じて、体験やクイズなどを交えながら、正しく楽しく学べるように工夫しています。命の大切さや体の不思議を知り、正しい性の知識を持つことで選択肢を増やし自分自身を大切に、周りの人を大切にできるように、すべての子どもたちに伝えていきたいと考えています。
Q:この取り組みを始められたきっかけは何だったのでしょうか?
数年前、新生児遺棄事件のニュースを聞いてショックを受けました。遺棄することを、選んだ、その時に選ばざるを得なかった女性のことを考えたときに、自分が助産師として大人としてこの女性に何かできなかったのか、を考えさせられたことがきっかけです。
大人たちは子どもたちに性のことをきちんと伝えられているでしょうか?隠さないといけないこと、と考えるのではなく正しい知識を伝えることが大事で、それが子どもたちを守ることにつながると思います。
Q:この取り組みはいつからされていて、どのくらいの方が参加されましたか?
2021年から取り組みをしていまして、これまで約150講座 延べ6000人以上の方にお話を聞いていただいてます。
Q:どんな年齢層の子どもたちに講演会を行っているのですか?
幼稚園保育園や小学校から、中高大学生まで、また学校の先生や保護者、障害者施設や児童養護施設の職員さん向けにも講演を実施しています。一人一人にいろんな家庭があり、家族構成も育ってきた環境もそれぞれです。
子どもたち一人ひとりの人権を守り、気持ちを大切に語りかけるよう気を付けています。
Q:今後も続けられる予定ですか?
続けていきたいと思っています。
今後は、子どもたちへの性教育の実践を続けていくとともに、子どもたちへの性教育を充実させていくために、学校の先生や、保護者の方々、専門職の方々など大人たちが性教育を学ぶ機会も増やしていきたいと考えています。
Q:SDGsの一環で行ったこの取り組みは、SDGsの17の目標の何に合致しますか?
目標3 すべての人々に健康を福祉を
目標4 質の高い教育をみんなに
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
に当てはまると思っています。
ありがとうございました。また、引き続き、明日も引き続きお伺いします。
2024年6月11日
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今回は港まつりの個人協賛金のお願いについて
商工振興課の安部誉仁さんにお話伺います。
Q.今年の港まつりの開催日はいつですか?
今年の港まつりは、7月21日の日曜日に開催します。
場所は和歌山市西浜の和歌山港万トンバース
午後8時から開始予定となっています。
なお、雨天の場合は、7月24日の水曜日に延期されます。
Q、今年で何回目の開催になりますか?
昭和28年に第1回目が開催され、今年で72回目となります。港の安全と発展を願ってはじまった花火大会が70年以上も続けてこられたのも、まつりの運営を長らく支えてくださっている地元企業の皆様をはじめ、まつりの趣旨に賛同し、ご協賛くださる企業様や個人の皆様、そして、花火を楽しみにしていただいている皆様のおかげです。
港まつりの会場設営や事前の準備などの運営全般は、関係機関の協力を得ながら和歌山港に関係する企業の皆様が中心となって行っています。また、花火大会の翌日には多くのボランティアの方々が清掃を行っています。
資金面においても、和歌山市の負担金だけではなく、多くの皆様から協賛金をいただいて運営されています。
Q. 個人の協賛方法について教えてください。
個人協賛金は、1口2,000円で募集しています。ご協賛いただいた方には、個人協賛エリアへの招待券を1口につき1枚贈呈します。
お申し込み方法は3種類あります。
一つ目は各支所・連絡所・サービスセンターにある申込書をご記入の上ファックス又は郵送でお申込み
二つ目は市役所10階商工振興課にお越しいただいてお申し込み
三つ目は港まつり花火大会ホームページ内の申し込みフォームからのお申し込みです。
受付期間は、7月5日の金曜日までですが、市役所10階商工振興課でお申し込みの場合は7月19日の金曜日までとなります。また、花火大会当日も会場本部で受付を行います。
個人協賛金に関するお問い合わせは市役所 商工振興課 電話番号073-435-1233までお願いします。
港まつり花火大会ホームページにも個人協賛金の募集案内を載せていますので是非ご覧ください。
港まつりの花火は海の上から打ち上がるので、会場から見上げる夜空いっぱいに広がり、まさに圧巻の迫力です。是非とも会場までお越しいただきお楽しみください。
なお、会場には駐車場がございませんので、公共交通機関もしくは自転車等をご利用のうえお越しください。この伝統ある花火大会が無事成功し、皆様にとって楽しい思い出となりますよう、なにとぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2024年6月10日
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今回は「がん検診無料クーポン券の発送」について
地域保健課の森陽子さんにお話し伺います。
Q 今のがんの状況について教えてください。
日本人の死因第1位である「がん」は、現在、2人に1人が罹患すると言われています。
和歌山市では、健康増進法や国の指針に基づき、胃がん・肺がん・大腸がん・子宮頸がんのがん検診を実施しています。検診の受診率は、和歌山県や国全体に比べ低い状況にあります。厚生労働省が策定している「がん対策推進基本計画」では、検診受診率の目標を60%に掲げ、さまざまな取り組みを行っています。その一つが、がん検診無料クーポン券の配布です。
Q 無料になるがん検診は何でしょうか?
子宮頸がん、乳がん検診です。
Q 無料クーポン券の対象年齢はあるのでしょうか?
いずれも、令和6年4月1日時点の年齢で、対象となっている方に無料クーポン券を送付します。
子宮頸がんは、20歳の女性、乳がんは、40歳の女性となっております。
対象となる方には、6月中にはお手元に届く予定です。
Q 無料クーポン券はずっと使えるのでしょうか?
無料クーポン券には有効期限があり、期限は令和7年3月31日 までとなっております。
無料クーポン券が届くのは今回限りです。7,000円程度かかる検査費用が無料となります。
この機会に受診ください。期限終了前には大変混雑しますので、お早めにご利用ください。
Q 検診受診にあたって、注意することはありますか?
検診は、原則検診部位に自覚症状がない人を対象にしています。
希望する検診部位に症状がある場合は、検診を待たずに医師の診療を受けましょう。
がん検診は定期的に受診すること、また、検診の結果、精密検査が必要と判断された場合は、必
ず精密検査を受診して治療につなげることがとても重要です。
クーポン券がお手元に届いた方も、今年度はクーポンの対象ではない方も、ご自身のため、大切な方たちのために、がん検診を受診してください。
がん検診の詳細については、和歌山市保健所 地域保健課 健康づくり班までお問合せください。
電話番号は、073―488―5121です。