9/25放送 和歌山リハビリテーション専門職大学①

2024年9月25日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は、和歌山市がまちなかに大学を誘致し、令和3年に開校した「和歌山リハビリテーション専門職大学」について、巽 絵理先生さんと、学生の森脇 悠翔さんにお話を伺います。よろしくお願いします。


Q:この大学ではどのようなことが学べるのでしょうか?
リハビリテーションの専門職である、理学療法士、作業療法士を目指すための勉強ができます。

Q:キャンパスはどちらにありますか?
和歌山市湊本町3丁目1番地で、旧市民図書館の跡地にあります。

南海和歌山市駅から徒歩ですぐの近いところですよね。
Q:この大学はどういった経緯で市民図書館をリノベーションして開校することになったのですか?
元々は和歌山国際厚生学院というところで15年間ほど理学療法士を養成しておりました。そこが大学化するということで、若年者層の市外流出の抑制や街中の賑わいの創出をするために、まちなか大学誘致がなされ、専門性の高い大学を作り、学生が本市で学び、就職をするという「地学 知就」の実現のためにできました。

Q:先生はどんな研究や勉強をされているのですか?
私は、健康科学部リハビリテーション学科の「作業療法学専攻」に所属しており、作業療法士です。
専門領域は、精神障害や就労支援です。メンタルヘルスに問題を抱える対象者に「リハビリテーション」を行ったり、障害を持ちながらも働きたいと思っていらっしゃる対象者の支援を行ったりしています。

Q:森脇さんは今、2回生ということですが、どんな勉強されてますか?
私は健康科学部リハビリテーション学科「理学療法学専攻」に所属しています。勉強している内容は理学療法学の専門的な知識と技術を学んでいます。

Q:作業療法士と理学療法士の勉強ができるとのことですが、この違いや職業を具体的におしえていただけますか?
作業療法士:
「その人らしい生活」の実現をサポートする仕事です。食事、着替え、入浴などの日常生活動作や、仕事、学習、趣味などの社会参加に必要な能力の向上を目指しています。対象は身体障害だけではなく精神や発達障害を持つ人、または障害の発生が予測される人が対象となります。

理学療法士:
基本的な身体機能の回復・維持をサポートし、歩く、立つ、座るなどの基本動作能力の向上を目指しています。対象者は主に身体障害となっております。

共通点として、どちらも、対象者が可能な限りその人らしい生活を送れるように支援することを目的としており、就職先としては病院、クリニック、介護施設、訪問リハビリテーションなど、様々な場所で活躍しています。

人に対して人が必要という、一番人に触れる職業になりますね。
ありがとうございました。また、明日も引き続き、お伺いします。

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