10/13放送 消費生活センターについて

2025年10月13日

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「消費生活センター」について市民自治振興課の田中裕美さんに伺います。

Q:消費生活センターとはどのようなところですか。
和歌山市消費生活センターは和歌山市にお住まいの個人の方を対象とした契約トラブルや悪質商法、特殊詐欺、SNSを使った詐欺トラブルなどについての消費生活に関する相談窓口です。

Q:消費生活センターにはどのくらいの数の相談が寄せられているのでしょうか。
令和6年度に消費生活センターへ寄せられた相談は1,196件で、前年度より64件増加しました。だいたい月に100件ほどの相談が寄せられています。

Q:どのような内容の相談が多いですか。
昨年度に相談が多かったものを3つご紹介します。
1番多かった相談は「化粧品や健康食品」について、ほとんどが通信販売で1回限りと思って注文したところ、思いがけず定期購入になっていたという内容です。
2番目に多かったのは、「不審な電話、メール等」で、特殊詐欺と思われる電話やメールについてです。
3番目は「レンタル・リース・賃借」について、賃貸住宅の退去時のトラブルなど、退去の際に高額な修繕費用を請求されたといった内容でした。

Q:通販や詐欺の電話やメール、賃貸のトラブルなど誰でも経験することがありますね。
誰もが身近で経験することで、トラブルに巻き込まれるケースが増えています。
怪しいと思い、詐欺に気付いてご自分で対応できたものもあれば、相手側の言われるがままに金銭を渡してしまったという相談もありました。
通信販売については、解約しようと思っても解約が出来ない場合などは、消費生活センターが対応した相談もあります。

Q:「これは怪しい。詐欺かもしれない。」と知っているだけで、慌てず対応できますね
消費生活センターでそのような注意情報を発信したりしていますか。

悪質商法や特殊詐欺の手口を紹介し、被害の未然防止を図る職員出前講座や、消費者教育に関する様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。ご興味があればぜひ参加してください。

Q:自分自身で解決できるように知識を増やしていくことも大切ですね。でもまず困ったときは相談ですね。
困ったこと・不安なことなどがあれば、
消費者ホットライン
(局番なしの)188

和歌山市消費生活センター
073-435-1188
連絡・相談してください。

Q:それでは最後に11月5日(水)開催予定の「消費者教育講座」のご案内をお願いします。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。

今回のテーマは
「インフレの波を乗り越える!家計防衛の最前線~お金の上手な付き合い方とは・・・!?~」です。

日時は11月5日(水)午後2時から
場所は和歌山市勤労者総合センターです。事前申し込みが必要で、
申込期間は10月22日(水)までです。
参加無料ですので、
ぜひお申込みください。詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。

10/10放送 おすすめスポット「西庄ふれあいの郷」

2025年10月10日

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N:今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんなスポット、イベントを紹介していただけるのですか?

I: 今日は、和歌山市北部にある「西庄ふれあいの郷」についてご紹介します。

西林さんは、行ったことがありますか?

N: もちろん、行ったことがあります。ラベンダーの時期に見に行ったことがあります!

高台にあって、和歌山市が見渡せる景色もすごくきれいな場所でした。

I: そうですよね。「西庄ふれあいの郷」は、ハーブ園とゲートゴルフ場、多目的広場を備えた公園です。
公園内にあるハーブ園には、多彩なハーブが植えられおり、ローズマリーやラベンダー、ミント、ブルーセージ、レモングラスなど、季節ごとにいろいろなハーブが咲き、園内は爽やかな香りに包まれます。

N: ハーブ園、ほんとに素敵でリラックスできる空間ですよね。

I: そうですよね。ハーブ園が一番賑わうのは、春や初夏になるのですが、これからの季節は、ゲートゴルフ場で楽しんでいただくのもおススメです。樹木をうまく使ってレイアウトした9ホールのコースがあり、たくさんの方にご利用していただいています。
有料、予約制になりますが、誰でも利用していただくことができます。

N: ゲートゴルフは、運動不足解消にもいいですね。このゲートゴルフ場では、イベントも予定されているのですよね?

I: はい。ゲートゴルフ場で、10月21日火曜日に開催されるゲートゴルフ大会の参加者
の募集が本日の9時から始まります

対象は、市内在住の方で、
申込の締切は10月17日となっています。

N: 申込先を教えてください。

I: 申込先、お問合せ先は、施設の管理をしている
和歌山市シルバー人材センター 
073-431-1270までお願いします。
定員が50名となっていますので、応募者多数の場合は、抽選となります。

N: 外でも過ごしやすい季節になってきましたので、ハーブ園にゲートゴルフ場、是非、行ってみてはいかがでしょうか。

今日は、西庄ふれあいの郷ついて、ご紹介いたしました。
詳しくは、こちら⬇️
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/shisetsu/kouen_sp_shisetsu/1006085/1006321.html

10/9放送 北ぶらくり丁商店街「北ぶらREMIX PROJECT」ついて

2025年10月9日

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昨日に引き続き、和歌山市とまちづくりで連携されてる「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」吉田英雅さんに「北ぶらREMIX PROJECT」についてお話を伺いします。

Q 昨日「北ぶらREMIX PROJECT」についてお伺いしました。そこに北ぶらくり丁商店街に「インフラゼロハウス」がやってくるということですが、聞くと「インフラゼロハウス」ってちょっと堅い感じしますが、インフラゼロハウスとはどんなものになりますか?
(株)MUJI HOUSE が開発した、「ユーティリティ棟」と「リビング棟」を組み合わせた、車で運べるモバイルハウスです。
ユーティリティ棟は、蓄電池やキッチン、シャワーなどを設けたユニットで、屋根と壁が太陽光パネルになっていて、蓄電池にためて電力をまかないます
リビング棟は、リビングすぺ一つ、バイオトイレなどを備えた生活のためのユニットで、今回は麻畳や机、イスなどを装備しています。

Q モバイルハウスなんですね。すでにトレーラーハウスのような家が開発されていて、それを、トラックで運んでくるということでしょうか?
そうです。
ナンバープレートのついたトレーラーハウスで、トラックで牽引して運んできます。
今回、ユーティリティ棟は南房総市から、リピング棟は先に設置しました河内長野市の南花台団地からやってきます。南花台団地ではすでに地域の方の集いの場になっています。

Q 平常時も活用ができて、災害時にはライフラインがなくても活用できる設備が揃っているとのことで興味があるのですが、実際に一般の方も中を見ることができる機会はあるのでしょうか?
はい。10月12日から12月28日までの期間中、水曜、木曜、金曜と第2、第4の土曜日、日曜日は基本的には中にも入ってみていただけます。
「アイデアの壁」や「北ぶらの記憶」と参加していただける企画も用意しています。

また、「北ぶら REMIXPROJECT」の開始と「北ぶら SUNNY PARK」のオープンを記念したオープンセレモニーを10月12日の13時から開催します。

開所式として、北ぶらくり丁商店街らしく、「インフラゼロハウス北ぶら店」のれん と ちょうちんをぶらくるセレモニーや、和歌山では恒例のもちまきを行う予定です。

インフラゼロハウスの説明やこの取組の説明、自由内覧なども行う予定となっています。

Q:最後に市民の方へメッセージをお願いします。
11月30日までは、まちなかを巡って魅力に触れるin the loop 2025 を開催中で、スタンプラリーも実施しています。
秋から冬にかけてのまち歩きが気持ちいいこの季節に、ぜひ、レトロでポップな北ぶらくり丁商店街にでかけてみてください。

10/8放送 北ぶらくり丁商店街「インフラゼロハウス」の取組について①

2025年10月8日

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和歌山市とまちづくりで連携されてる「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」吉田英雅さんにお話を伺いします。

Q. 和歌山市とまちづくりで連携されているとのことですが、いつからどのような形で関わりがあるのでしょうか?
令和3年に和歌山市が「新しいまちづくりのモデル都市」として国から選定されてから、まちづくりの連携協定を結ばせていただきまして、ウォーカブル、リノベーション、官民連携したまちづくりに和歌山市さんや地域のみなさんと一緒に取組んでいます。

Q: UR都市機構さんの業務に関係した連携ということですか?
そうです。わたしたちURは、いろいろな都市でまちづくりに携わってきた経験があります。
その経験を生かして、地域経済活性化につながるようなまちづくり支援を1つの使命としています。

和歌山市の目指すまちづくりの方針に沿って、中心市街地が楽しく過ごせて、毎日でも行きたくなるように、連携しています。

Q: 今回、新しい取組を始めるとのことなのですが、どんな取り組みになりますか?
この秋、和歌山市中心部の北ぶらくり丁商店街の中で、「北ぶら REMIXPRJECT」と題した企画を実施します。
無印良品の家を展開する(株)MUJI HOUSEさんが開発した「インフラゼロハウス」というトレーラーハウス2台を設置して、環境配慮技術や災害時に活用できる機能を備えた広場空間をつくります。

この空間を「北ぶら SUNNYPARK」と命名しまして、環境・防災に関する検証をしたり、イベントや会議などで利用したり、ポップアップショップとして使ってもらったりする予定です。

Q. この取り組みをまちなかで行うのは初めてとのことですが、北ぶらくり丁で実施しようとなったきっかけはなんだったのでしょうか?
この取り組みは、(株MUJI HOUSEさんとの共同研究の一環で行うのですが、MUJI HOUSE さんでは広い空間での実証実験を千葉県南房総市などで、すでに実施されました。

その次は、広い空間というよりも、人の滞留が生まれるまちなかで活用してみると新しい視点からの意見やアイデアが生まれるのではないかという考えがありました。

北ぶらくり丁は、これから空間の再整備を行うタイミングでもあり、ここに置いてみると絶対におもしろいという何かしらの確信もあって、北ぶらくり丁での実施につながりました。

Q: また、北ぶらくり丁にいく楽しみが増えそうですね。
このインフラゼロハウスですが、北ぶらくり丁のどこにいつから設置されるのですか?
10月12日「北ぶら REMIX PROJECT」オープンセレモニーから12月28日までの間、北ぶらくり丁の東側、本町公園からもよくわかるところに設置します。

10月9、10日に配布されるリビング和歌山の折込チラシでも情報を載せています。企画内容の最新情報などはインスタグラムでもお知らせしていきますので、ぜひ「インフラゼロハウス北ぶら店」で検索いただき、フォローの方をよろしくお願いします。

まだまだ詳しいことをお伺いしたいので、引き続き、明日もお伺いします。

10/7放送 乳がん月間

2025年10月7日

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「乳がん月間」について地域保健課の大岡沙也佳さんにお話伺います。

Q:10月は乳がん月間ということですが、乳がんについて教えていただけますでしょうか。
乳がんは、日本人女性がかかるがんで最も多く、9人に1人がかかると言われています。その人数は年々増加していますが、乳がんは早期発見ができれば治癒する確率が高いがんです。
年齢でみると、30代後半からの子育てや仕事、介護などで忙しい年代で急激に増加し、女性の死亡原因の上位となっています。乳がんにかかる人数は年々増加していますが、乳がんは治らない病気ではなく、早期発見、早期治療ができれば90%以上が治癒するとの報告もあります。

Q:乳がん検診について教えてください。
乳がんの早期発見には検診を継続的に受けることがとても大切です。自治体が実施しているマンモグラフィでの乳がん検診は、定期的に受診することで乳がんによる死亡が減少するという科学的根拠がある検診です。

「乳がん」というと、しこりを想像される方が多くいらっしゃいますが、小さながんはしこりとして触れません。自分で触って分かるのは、しこりがある程度の大きさになってからです。マンモグラフィによる乳がん検診は、しこりが触れる前にがんを発見することができ、早期発見、早期治療
につながります。

Q:乳がん検診はどのようにすれば受けられますか。
和歌山市の乳がん検診は、現在、市内12箇所の医療機関での個別検診と、検診バスによる集団検診を実施しています。

40歳以上の女性の方は、2年に1度、市の制度を利用していただくことで、自己負担が少なく、マンモグラフィによる乳がん検診を受けていただくことができます。

検診を受診できる医療機関や料金など詳しくは和歌山市のホームページをご確認ください。集団検診の日程については毎月市報わかやまにも掲載しています。

Q: 最後に一言メッセージをお願いします。
10月は乳がん月間ということで、休日乳がん検診として、市内3箇所の医療機関で10月中の日曜日に乳がん検診を実施する予定です。平日はお仕事などで忙しく、検診に行く時間がなかなか取れないという方も、ぜひこの機会を利用して乳がん検診を受けていただきたいです。

詳しくはこちら

10/6放送 10月は里親月間

2025年10月6日

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「10月は里親月間」こども家庭センターの大栗知子さんに伺います。

Q. 里親制度とは、どういった制度ですか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせないこどもたちがいます。
そのこどもたちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。

Q. なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。

社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。

Q. 養護も色々あるんですね。今、里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内ではR6年度末時点で203家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの72家庭です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。

Q. 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月はこども家庭庁が里親月間として位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、里親会及び里親支援機関と協働して、啓発活動をしています。

今年度については、
10月9日(木)に里親制度啓発映画上映会及び里親相談会を開催します。
13時受付開始、
13時15分から14時20分まで映画を上映14時30分から里親相談会を行います。
場所は、今年新しくオープンした西コミュニティセンターの多目的ホール大です。和歌山市砂山にあります。
映画の鑑賞は無料ですが、
定員が50人となります。
申し込みは、里親支援センター「なでしこ」さんのHPを見ていただくか、
電話番号0736-67-7584までお申し込みをお願いします。

里親制度に興味がある方、里親の話を聞いてみたい方はぜひご参加ください。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。

里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。

※問合せ先
・和歌山県中央児童相談所 
(073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」
 (0736-67-7584)
・児童養護施設 こばと学園 
(073-461-0072)
・児童養護施設 旭学園
(073-479-0080)
・和歌山市こども家庭センター
(073-402-7830)

10/3放送 和歌山市立青少年国際交流センター「秋のイベント」

2025年10月3日

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N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。今日はどんなお出かけスポットを紹介していただけるのですか。

I: 今回は、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターの秋のイベントについて
、ご紹介したいと思います。

N: 和歌山市立青少年国際交流センターといえば、4月にも現地で取材させていただきましたよね。加太にある施設で、高台にあって海も見渡せるステキな施設ですよね。

I: 7年前にリニューアルした施設です。施設からは、加太の海を眺めることもでき
て、景色もすごく素敵な場所です。

その、青少年国際交流センターで開催される秋のイベントの募集が来週から始まりますので、お知らせをいたします。

N: 秋は、どんなイベントが予定されているのですか?

I: 10月26日(日)に、「鮭のちゃんちゃん焼きと木の実・小枝クラフト」というイベントが予定されています。

N: 具体的には、どんなイベントになるのですか?

I: 中学生以下の子どもと保護者の親子が対象のイベントとなっています。

まず、野外炊飯で、鮭のちゃんちゃん焼きと炊き込みご飯を作ります。

みんなで、鮭のちゃんちゃん焼きを食べた後、木の実・小枝クラフトを行います。

N: 鮭のちゃんちゃん焼きは、鮭と野菜をみそ味で味付けした料理ですごく美味しそうですよね。しかも野外炊飯で作るというのは楽しそうですね。

I: 野外で作って食べられるのはうれしいですね。

N: そして食事の後に体験できる、木の実・小枝クラフトとは、どんなことをするのですか?

I: 松ぼっくりやドングリで飾ったフォトフレーム、小枝や紅葉した葉を使って飾り物をつくります。

N: 楽しそうですね。このイベントには、申込が必要なのですよね?

I: はい、来週の10月7日(火)から13日月曜日までが申し込み期間となっていて、申
込みは申込フォームで受け付けています。応募多数の場合は、抽選となります。

N: 必要な持ち物はあるのですか?

I: 鮭のちゃんちゃん焼きの食材は、センターで準備いたしますが、米を一人一合、持ってきていただく必要があります。他には、食器や軍手、帽子、水筒なども持ってきてください
持ち物の詳細や費用、申し込みフォームについてはホームページに掲載のチラシをご確認ください。

また、お電話でのお問い合わせは、
073-459-2107までお願いいたします。

N: わかりました。今回は、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターで10月26日(日)に行われる秋のイベントについてご紹介いたしました。

申込みの締め切りは、10月13日( 月)までです。ご希望の方は、お忘れなくお申し込みください。
▼くわしくは、こちら
https://www.kadacenter.jp

10/2放送 高齢者インフルエンザ及び新型コロナワクチン接種

2025年10月2日

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「高齢者インフルエンザ及び新型コロナワクチン接種」について保健対策課の橋本和佳子さんにお話伺います。

Q インフルエンザと新型コロナウィルスのニュースを見ますが、状況はいかがでしょうか?
インフルエンザは例年12月から3月に流行しており、和歌山市では昨年12月から1月に流行のピークがあり、インフルエンザの定点当たりの報告数は過去25年で最も高くなりました。

新型コロナ感染症は年中感染者が報告されていますが、8月下旬から感染者が増加しており、注意が必要です。
また、特に重症化しやすいのは高齢者と基礎疾患をお持ちの方です。

Q 予防のために予防接種がひとつの方法ですが、和歌山市の高齢者の方のインフルエンザと新型コロナウイルス予防接種について教えてください。
定期予防接種の対象者は、どちらの予防接種も、接種日において和歌山市に住民登録がある方で、満65歳以上の方と満60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で身体障害者手帳一級をお持ちの方、または同等の障害と判断される方が対象になります。

流行前の予防接種が有効です。
感染を完全に阻止する効果はありませんが、重症化を予防する効果が報告されています。

Q. 予防接種の自己負担金と実施期間について教えてください。
自己負担金は、
インフルエンザワクチンが1000円
新型コロナワクチンが5000円です。

ただし、生活保護受給者及び中国残留邦人等支援受給者は免除になります。

なお、対象者以外の方は、任意接種として全額自己負担での接種になります。

実施期間は、
インフルエンザワクチンが、10月1日から来年1月31日まで、
新型コロナワクチンは、10月1日から来年3月31日までになります。
接種回数は期限内にそれぞれ1回です。
インフルエンザと新型コロナワクチンは同時接種も可能です。
その場合は、お早目の接種をご検討ください。

Q. 受け方について教えてください。
どちらのワクチンも予診票の個別送付は行っていません。医療機関に予診票がおいてありますので、お問い合わせの上、接種を受けてください。

また、予防接種については効果と副反応の両方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種をご判断ください。

なお市外での接種を希望される方は、和歌山市保健所保健対策課まで事前にご連絡ください。

Q 最後にメッセージをお願いします。
これらの感染症から身を守るために手洗い、アルコール製剤による手指の消毒、外出時のマスク着用などの感染対策や十分な休養、バランスの良い食事など、普段から健康管理も心がけてください。

高齢者に対するインフルエンザ予防接種
新型コロナウイルス定期予防接種について

10/1放送 骨髄バンク

2025年10月1日

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「骨髄バンク」について保健対策課の田中真紀さんにお話伺います。

Q. 骨髄バンク事業とはどういったものかおしえてください。
この事業は「骨髄移植を必要としている血液疾患の患者さん」と、「患者さんのために骨髄を提供したいというドナー」との橋渡し役を担う組織的な活動のことです。

Q. なぜ骨髄バンクが必要なのか
白血病や再生不良性貧血などの血液疾患は、以前は有効な治療法がなく、治りにくい病気でしたが、骨髄移植や末梢血幹細胞移植により健康を取り戻せるようになりました。

しかし、移植を成功させるためには患者さんとドナーのHLA型という白血球の型を一致させる必要があります。
HLA型が一致する確率は、兄弟姉妹間では4人に1人の確率ですが、それ以外では数百人から数万人に1人の確率でしか一致しません。一人でも多くの患者さんを救うためには、より多くの方にドナー登録をしていただく必要があります。

Q. 骨髄バンクの現状
令和7年8月末現在、全国のドナー登録者は56万人を超えていますが、ドナーになれる方は、18歳~54歳の方であるため、5年以内に約13万人の方が55歳になりドナーを卒業されます。新規のドナー登録者が減り、ドナーを卒業される方が増えてしまうと、移植を受けることが困難になってきます。

厚生労働省では毎年10月を「骨髄バンク推進月間」として、骨髄移植についての正しい知識を普及啓発しています。1人でも多くのドナー登録は、患者さんの命をつなぐチャンスにつながります。

Q. ドナー登録の要件
ドナー登録の要件は3つあります。
年齢が18歳以上、54歳以下の健康な方
体重が男性45kg、女性40kg以上の方
骨髄の提供内容を十分に理解されている方  
この3つの要件をすべて満たす方が対象です。

Q. ドナー登録の流れ
骨髄の提供内容を知ってもらうための説明をお聞きいただき、登録必要書類を記入いただきます。
その後、約2mlの採血を行い登録は完了します。
ドナー登録は、和歌山駅前献血ルームや献血バスで日時を決めて行っています。また、和歌山市では、ドナーの方がより骨髄提供しやすい環境を整えるために、骨髄ドナー奨励金を交付しています。
詳しいお問い合わせは、
和歌山市保健所 
保健対策課 難病対策グループ
電話番号073-488-5116
までお願いします。

Q. メッセージをお願いします。
一人でも多くの命を守るため、骨髄ドナー登録にご協力をお願いいたします。

9/30放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史「天守閣」

2025年9月30日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日も昨日に引き続き、和歌山城おでかけバージョン、ということで色々なところを見ております。
天守閣の最上階、一番上に来ました。伊津見孝明さんです。

Q 天守閣、風の通りが良いですね
そうですね。四方に扉がありますので全部この時期は開けておりますから、非常に風の通りはよくて涼しいですね。

Q まず上がってきて目に入るのが、この鞠(天井にあるライト)もあります、(和歌山城の)模型もあります。そして、この景色。どんな感じで見ていきましょうか?
まず、ベランダみたいになってますから外に出ることができますので、まず外に出ていただいて、順番に、方角ごとに見える景色の内容を説明していきますと・・・

北側の眼下には市役所とか和歌山城ホールが見えまして、さらにその奥に目を転じると、ビルとビルの間に紀ノ川が見え隠れしています。さらに紀ノ川を渡った先には山が、和泉山脈という巨大が山脈が横たわっているのですが、それを超えたら大阪、ということになります。

、JR和歌山駅方面になるのですが、さらにその先に目を転じますと、ずっと紀ノ川筋で山々が奥の方まで続いています。

ここから見ることは出来ませんが、方角でいうと、高野山の方になりますので、こちら側に高野山があるんだな、というのを知っていただけたらと思います。

Q 今、ちょっと霞がかかっているのですが、スカッと晴れてる時、見えそうな気がするくらいに展望がいいですよね。
そうですね。本当に霞かかっていない冬の日なんか結構多いのですが、そういう時に四方を見渡すと、すごくはっきり見えて感動しますね。

Q お正月の「天守閣から初日の出を拝もう」という時なんか最高の角度ですよね。
ここまさにベストショットだと思います。

今度は目を転じて、南側に行きますと、和歌山県立博物館、それから県立美術館が右側の方に見えまして、右奥ずっと見ていきますと和歌の浦がちょっとだけ見えるんですね。山と山の間のところに少し海が見えるのですが、かろうじて和歌の浦を見ることができます。
方角的にはこっち側の白浜や海南の方になりますね。

和歌山城を訪れた後に和歌の浦も是非一緒に訪れていただきたいな、と思います。

Q そして、西側になりますが、またここも景色がころっと変わりますね
今度、西側の川と海が見えます。右側には紀ノ川の河口部分が見えておりまして、その先が紀淡海峡、徳島と和歌山を結ぶ間を隔てている海峡になります。

Q 和歌山城がなぜここで、そして文化がどうして発展したのか、わかるような地形ですね。
今日は残念ながら見えないですけれども。天気の良い日は奥に徳島県が見えます。

大阪と江戸を結ぶ船も全て和歌山の目の前を通りますし、徳島は徳島で外様大名蜂須賀家の領地ですから外様大名を出る蜂須賀家を睨むために、ここに紀州徳川家が置かれたということも一つ可能性としては考えられています

このラジオを聴きながら天守閣楽しんでみてください。

和歌山城のホームページ

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