和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年8月7日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「認知症フォーラムin和歌山の開催」について地域包括支援課の中本有美さんに伺います。
Q:和歌山市認知症キャラバンメイト連絡会の主催で「認知症フォーラム」が開催されるということですが、こちらはどのような団体ですか?
「認知症サポーター養成講座」を企画開催し、認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを養成しています。受講された方が「認知症サポーター」となって、認知症を正しく理解したことを生かし地域や職場、学校などで、認知症の人と家族を支える活動をしています。
ほかには認知症フォーラムを開催し、認知症当事者の声を届けています。また市民ギャラリーの展示や、9月21日認知症の日に合わせ、いちほり川などのオレンジライトアップを行い普及啓発活動も行っている団体です。
Q:認知症サポーターは和歌山市には今どれくらいの人数の方がいらっしゃるのですか?
最新のデータでは、現在約3万人の方が認知症サポーターとなられています。和歌山市では、市内の小学生を対象にキッズサポーター養成講座も開催しています。
Q:認知症フォーラム開催のきっかけは?また今回いつ開催されるのでしょうか?
認知症フォーラムは、
8月24日(土曜日)午後2時00分から午後4時30分まで、
和歌山ビッグ愛で開催いたします。
認知症について、症状や接し方など正しい情報がまだまだ十分理解されておらず、認知症に関する正しい情報を広く知っていただく機会になればと思います。
Q:今回の認知症フォーラムは、どのような内容になりますか?
第1部では、安川医師による認知症に関する講演をしていただき、
第2部では認知症の当事者家族の方やケアマネージャー、介護サービス事業所の方にお越しいただき、「本人の声、家族の声、介護者の声から見えてくるもの」と題しパネルディスカッションを行う予定です。
また認知症カフェの展示ブースも設けております。
Q:認知症フォーラムについてもう一度、ご案内をお願い致します
テーマタイトルは「安心して認知症になれる社会へ」です。
誰もが認知症になる現在、今の社会で安心して過ごすことができますか? もし、あなたが認知症になったら、家族や身近な人に伝えることができますか? 認知症フォーラムでは認知症当事者の声から、認知症に関わる人たちがそれぞれの立場で思いを語ります。 あなたや、あなたの身近な人が安心して認知症になれるように、みんなで一緒に学びましょう。
詳細は地域包括支援課 073-435-1197までお問い合わせください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
2024年8月6日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は企画展「陸奥宗光伯生誕180周年記念
陸奥宗光と和歌山ー光を支えた紀州の賢人-」
について和歌山市立博物館の山下奈津子さんにお話伺います。
Q なぜ陸奥宗光を取り上げたのでしょうか?
この企画展は、「陸奥宗光伯生誕180周年記念」と題しておりますとおり、現在の和歌山市出身の政治家・陸奥宗光伯の生誕180年を記念して開催いたします。
陸奥伯といえば、不平等条約を改正したことで教科書にも載っている人物ですが、今年はイギリスとの条約改正から130年の記念の年でもあります。これを機会に、今一度陸奥宗光伯について知っていただければと思い、展覧会を開催することとなりました。
Q 企画展は、いつ、どこで開催されるのでしょうか。
こちらの企画展は7月6日からすでに始まっておりまして、9月8日(日曜日)まで、和歌山市立博物館の2階特別展示室で行っております。
Q 企画展は、どのような内容なのでしょうか。
陸奥宗光伯の生涯や業績をたどりながら、彼を支えた和歌山の人々を紹介するといった内容です。不遇だった幼少期、坂本龍馬と行動を共にした幕末期、明治新政府で活躍した時期のことから外交でその能力を発揮していく流れを追いつつ、和歌山の藩政改革に携わったり、和歌山選出の衆議院議員になったりと、和歌山との関わりも強く持ち続けたことを、約120点の資料から概観していく展示となっています。
また、夏休み期間中の開催ということで、企画展に関するクイズに答えていただいた高校生以下の来館者には、オリジナル缶マグネットをプレゼントしています。展示資料の解説なども、難しい言葉を使わないようにしておりますので、学生の皆様には是非足を運んでいただきたいと思います。
Q 実際に使ったものがあったり、書物があったり、見ることによって、ぐっと歴史が近くなって、いい経験ができますよね。
実物を見ていただける経験はとても良いものだと思いますので、足をお運びいただければと思います。
Q 企画展についてもう一度、ご案内をお願い致します
企画展「陸奥宗光伯生誕180周年記念。陸奥宗光と和歌山一宗光を支えた紀州の賢人」は
9月8日(日曜日)まで、和歌山市立博物館にて開催中です。
博物館のホームページからもご確認いたただけます
Q 最後に博物館から一言お願いします。
現在の和歌山市出身で、市の偉人先人として顕彰されている陸奥宗光伯ですが、和歌山との関わりについては意外と知られていないように思われます。企画展を通じて陸奥伯の業績と、それに関わっていた和歌山市出身者について知っていただく機会にしていただければと思っております。
暑い最中ではございますが是非、ご来館ください。
詳しくはコチラをチェック
2024年8月5日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「児童手当の制度が拡充されます!」についてこども家庭課の田中友希さんにお話を伺います。
Q:児童手当制度というのは、現行ではどのような制度でしょうか。
現行の児童手当は、中学校卒業までの児童を養育している方に手当を支給するという国の制度です。
現行制度の手当額は、請求者の所得やお子さんに年齢・人数により月額15,000円、10,000円または5,000円となっております。
Q:児童手当が制度拡充されるということですが、いつからどのように変わるのでしょうか。
令和6年10月分の手当から制度の一部が変わります。改正点は5点です。
1点目は、支給対象児童が「15歳到達後の最初の年度末まで」から「18歳到達後の最初の年度末まで」に延長されます。
2点目は、所得制限が撤廃されます。
3点目は、第3子以降の手当額が3万円に増額されます。
4点目は、多子加算のカウント対象となる児童の年齢が「22歳到達後の最初の年度末まで」に拡大されます。
5点目は、支払回数が年3回から年6回になります。
Q:必要な手続きはありますか。高校生のお子さんがいるご家庭は、申請が必要なのでしょうか。
養育するお子さんが全て高校生以上で現在児童手当を受給していない方、以前に所得オーバーにより受給が消滅または請求却下となっている人は申請が必要です。
8月上旬に案内を郵送します。高校生のお子さんが和歌山市以外にお住まいの場合など、こちらで養育状況を把握できず、案内が送付されない方もいらっしゃいますが、申請要件に該当する場合は、申請をお願いします。なお、中学生以下のお子さんを養育し、現在児童手当を受給中の方で、高校生も養育しているという方は申請不要です。
Q:申請書類はどこに提出すればいいでしょう。
申請に関しまして、市から案内をお送りする方には、同封の返信用封筒をご使用いただき、基本的には郵送による申請をお願いしております。窓口に提出される場合は、和歌山市こども家庭課もしくは、各サービスセンターへの提出となります。案内をお送りしていない方で、申請に該当する方は、申請書類を和歌山市ホームページからダウンロードしていただけます。
申請期限は令和6年9月30日までとなっております。
申請が遅れた場合は、12月の振り込みに間に合わないので、期限までに申請をお願いします。
Q:問い合わせに関するご案内をお願いします。
児童手当の問い合わせ先は、和歌山市役所こども家庭課へお願いします。
電話番号は、073-435-1219です。
業務時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分、毎週木曜日は午後7時までとなっています。
詳しい申請方法については、和歌山市こども家庭課のホームページにも掲載しておりますのでご覧ください。
なお、公務員の方は市役所の窓口でなはなく、勤務先での申請となりますので、ご注意ください。
和歌山市ホームページ(ID:1058444)
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/kosodate/1001105/1058443/1058444.html
2024年8月2日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日はゲンキトピックス
和歌山市内のおすすめのイベントを観光課の西本拓馬さんに伺います。
Q 今年の第56回 紀州おどり「ぶんだら節」について教えてください。
8月3日(土曜日)、午後4時50分から午後9時頃まで和歌山城周辺で開催します。
けやき大通りを踊りながら練り歩く「ぶんだら節」には、68の団体に連として参加いただきます。
今年は、初出場の連が多く、実に17の連が初めて「ぶんだら節」に参加されます。
是非、けやき大通りから多様な連の踊りをご覧ください。
Q 当日、ふらっと来ても、踊りには参加できるのでしょうか?
連に登録されていない方も、当日飛び入りで「ぶんだら節」を楽しんでいただけます。
具体的には、2つ、踊りに参加できる機会があります。
ひとつ目は、「飛び入り連」です。
こちらは、午後7時37分に中央郵便局前を出発予定ですが、初のぶんだら特別大使に就任した吉本興業・和歌山県住みます芸人のわんだーらんどさんが率いて、今年も祭りの盛り上げ役を担っていただきます。
午後7時15分頃、中央郵便局からJR和歌山駅側に200mほどいった三木町交差点付近に、飛び入り連の大きな提灯を掲げておりますので、参加希望者は、こちらに集合をお願いします。もちろん、踊りの途中からの飛び入りも大歓迎です。
ふたつ目は、「輪踊り」です。
日が暮れてきた午後7時から9時まで、和歌山城西の丸広場で、櫓の周りをぐるぐると周りながら踊っていただく「輪おどり」を実施いたします。
正調ぶんだら節は、4つのパートを繰り返すことで踊れます。祭り当日は、見本として紀州おどり保存会の皆さんに、やぐらの上でも踊っていただく予定ですので、初めての方も見よう見まねで気軽にご参加いただけます。事前に練習したい方には、YOUTUBEの和歌山市公式チャンネルで踊り方の動画を公開していますので、是非ご覧ください。
紀州おどり「ぶんだら節」 踊り方(模範舞踊)(外部リンク)
【注意:左右反転版】紀州おどり「ぶんだら節」 踊り方(模範舞踊)(外部リンク)
Q 踊ると一層楽しくなりそうですね。また、踊り以外でのおススメポイントはありますか?
祭りといえば「食」は欠かせないと思いますが、今回、縁日横丁は規模を拡大して実施いたします。
和歌山城西の丸広場周辺には、キッチンカーや夜店(よみせ)が多数出ますので、夏祭りの雰囲気と一緒にお楽しみください
Q 最後に一言お願いします。
今年の「ぶんだら節」も、昨年に引き続き,子供が来て楽しい祭りにできるよう準備を進めています。輪踊り開始前には、西の丸広場で小学生以下を対象にしたお菓子まきも実施予定です。全体プログラムなどの詳細は、確定次第、市のHPで公開していきます。
8月3日は、是非、「ぶんだら節」にお越しください!
2024年8月1日
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今回は「第61回きのくに人材Uターンフェア」について産業政策課の清竹良憲さんにお話伺います。
Q. 8月に「第61回きのくに人材Uターンフェア」を開催するということですが、どのような目的で開催されるのでしょうか?
きのくに人材Uターンフェアは、和歌山県内企業と、県内企業への就職希望者との出会いの場を提供することを目的とした、和歌山最大級の合同企業説明会です。
直接会場に来場して、気になる企業の企業説明や、人事担当者の話を聞くことができます。
Q「きのくに人材Uターンフェア」は、いつ、どこで、どなたを対象に開催されますか?
8月19日(月曜日)、20日(火曜日)に、ホテルグランヴィア和歌山の6階で開催されます。
対象者は、2025年3月に卒業予定の学生の方と、すでに卒業された一般求職者の方となっています。
Uターンフェアと名前がついていますが、県外の方でも県内の方でも、和歌山県出身でない方でも興味のある方はどなたでも参加していただきたいです。
Q. 詳しい内容はどういったものになるのでしょうか?
2日間にわたって合同企業説明会が開催されます。
両日とも13時から17時までとなっており、2日で異なる70社が参加するので、最大140社の企業と出会うことができます。
2日間を通してたくさんの企業の説明を聞いていただいた方には最大4,000円分のギフトカードの配布させていただきます。ぜひ両日とも参加していただきたいです。
Q 企業説明会以外にもなにか役立つ情報などはありますか?
先着50名の方に履歴書用写真撮影無料サービスを予定しています。これから就職活動を始める方のきっかけづくりとしてもご活用いただけるかと思います。
Q 申し込み方法やお問合せをおしえてください
和歌山県経営者協会のホームページ上からしていただくことができます。また、そちらのページから2日間の参加企業一覧がご覧いただくことができます。
申し込みをしていただいた方には当日企業の方にお渡しするためのコミュニケーションカードをこちらで作成させていただきます。コミュニケーションカードをこちらで作成させていただくことでスムーズにご来場いただくことができます。
また、申し込みがなくても当日参加も受け付けていますのでお気軽にお越しください。
お問い合わせなどがありましたら、同じく和歌山県経営者協会
電話番号073-431-7376までお問い合わせください。
Q 当日現地に行けない方はどうすればよいでしょうか。
当日のオンライン説明も予定しています。希望に応じて説明を聞くことのできる企業様を調整させていただきます。
Q 最後に一言お願いします。
「きのくに人材Uターンフェア」は、たくさんの県内優良企業の人事担当者と話ができる絶好の機会です。30年以上も前から続く夏の恒例イベントで毎回ご好評をいただいております。
和歌山で働きたい方、和歌山に興味がある方は是非ご参加ください。
詳細・申し込みはコチラをチェック
2024年7月31日
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昨日に引き続き和歌山市市民が知っているようで知らない「和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。
Q:昨日は豊臣秀長が和歌山城を築城し、家臣の桑山重晴が和歌山城の城代を務めたというところがメインでした。その後の歴史はどうなっていくのでしょうか?
秀長の城代であった桑山重晴は、文禄4年(1595)に大名として独立して和歌山城主になりますが、関ヶ原の合戦後に隣の和泉国(大阪府岬町辺り)に領地を与えられて和歌山城を離れます。その代わりに和歌山城には浅野幸長(よしなが)が紀伊国37万石の大名として入ってきます。
Q:浅野幸長はどのような人物なのですか?
幸長は豊臣政権で主に司法行政を担当していた浅野長政の息子で、豊臣秀吉の正室北政所(おね)の甥にあたる人物です。当時豊臣家とは非常に近い存在でした。
Q:浅野幸長が和歌山城主になった時に城に大きな変化はあったのですか?
この時期に和歌山城は大規模な増改築が行われます。
虎伏山の北麓に幸長が住むための「御屋敷」が構えられ、これがのちに 二の丸の原型になります。この他、西の丸庭園などもある西の丸も造成されています。
Q:その他和歌山城に見られる大きな変化はありますか?
今、見られる連立式天守が建てられた点が挙げられます。現在の天守は漆喰塗りの白い外観ですが、幸長が建てた天守は板張りの黒い外観をしていました。今と全く真逆の外観をしていた、ということです。
Q:浅野期の和歌山城に関するエピソードが何かあれば教えてください。
(虎伏山の北側)今の西之丸庭園の南側に石垣に囲まれた鶴の渓と呼ばれているエリアがあります。この名前の由来は浅野期にここで鶴が飼育されていたという伝承に由来しています。
実際、江戸時代後期に鶴の餌鉢として利用された石の容器が置かれていた、ということがわかっています。
その餌鉢は今も天守の台所に展示されています。天守閣は小天守から入ってぐるっと一周して外に出るようになっているのですが、その最後の出口があるところが台所で、台所まで辿り着いたら鶴の餌鉢を置いてありますので見ることはできます。
Q:浅野期の和歌山城の名残が見られる場所が他にあれば教えてください。
当時の建造物は残っていませんが、浅野期に積まれた石垣は城内各所に今も残っています。新裏坂辺りや西の丸西側の石垣(駐輪場の向い側)が該当します。
また、不定期にはなりますが「和歌山城の歴史」に迫るコーナーをお届けします。是非、お楽しみにしていてください。
「和歌山城の知ってそうで知らない歴史」過去放送分はコチラ🔽
1. 7月30日放送「豊臣・桑山時代」
2024年7月30日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は和歌山市市民が知っているようで知らない「和歌山城の歴史」についてシリーズで和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。
Q: 今回はどの時代のお話を聞かせていただけますか?
関ヶ原の戦いの前の豊臣・桑山時代の話をしたいと思います。
Q: 和歌山城と言えば 徳川吉宗というイメージがあるのですが、実際は違うのですね。
和歌山城はいつ頃誰によって築かれたのですか?
和歌山城は天正13年(1585)に羽柴(のちの豊臣)秀吉が弟の秀長に命令して築かせました。当時は虎伏山の山頂と山の南東側で構成された今より規模の小さな城でした。
Q: 和歌山城が築かれた背景には何があったのでしょうか。
和歌山城が築かれる前、戦国時代の和歌山市一帯は雑賀衆という自治集団が治めていましたが、雑賀衆は秀吉と敵対していました。天正13年に秀吉は大軍を率いて雑賀衆を滅ぼしますが、秀吉はこうした敵対勢力への自分の権力の誇示、そしてこの後に控えていた四国攻めの拠点とすべく和歌山城を築いたと考えられています。
Q: 当時の和歌山城にも天守閣はあったのでしょうか。
秀長による築城時に天守閣が存在したかどうかは史料が存在しないため、よくわかっていません。
Q: 築城にまつわるエピソードとして何かありますか?
城内、特に虎伏山山頂の天守郭や本丸の石垣には、五輪塔やお寺の柱の礎石といった転用石がはめ込まれている箇所があります。これは、築城を当時急いでいたため和歌山城周辺の寺院から墓石等をかき集めて石垣用の石材として利用したからだと考えられています。
Q: 豊臣秀長はずっと和歌山城主だったのですか?
いいえ、実は築城されたその年には秀長は大和国(奈良県)の郡山城に居城を移したため、和歌山城に本人がいたのは実質4か月程度です。ただし、所有権はあくまで秀長にあり、和歌山城には家臣の桑山重晴が城代として派遣されていました。
Q: 今の和歌山城で築城当時の面影が見られる場所はありますか。
和歌山城は秀長以降、桑山、浅野、徳川と城主が変わっていく中で、改築が進んだので、築城当時の面影が残されている箇所は限られています。
基本的には天守閣の下の石垣や、虎伏山下の伏虎像後ろの石垣が野面積という石をそのまま加工せず積んでいるのですが、これが築城当時の石垣と考えられるため、もし興味のある方は見に来られてください。
次回は、関ヶ原の戦いの後、紀伊の国を与えられた浅野氏についてご紹介します。
さらに詳しく和歌山城について知りたい方は、和歌山城ホームページをご覧下さい。http://wakayamajo.jp/index.html
2024年7月29日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「今後の水道事業及び水道料金に関する説明会」について経理課の杉若剛志さんにお話伺います。
Q:今後の水道事業及び水道料金に関する説明会ということですが、どういった内容の説明になりますか?
水道事業は、皆様の水道料金で成り立っており、市民生活にとって重要なライフラインです。
和歌山市企業局では、将来にわたり安心で安全な水道水を継続してお使いいただけるよう、日々事業の運営を行っております。
しかしながら、年々、節水型のトイレや洗濯機等を使用される方が多くなってきていることや、人口減により水道をご利用される方自体が減ってきていることから、水道料金の収入減少が続いています。そのため、これまでどおりの水道施設の維持・更新を行うことが難しくなっています。
また、能登半島地震のように近年激しさを増す自然災害や今後 30 年以内に 70~80%の確率で発生が予測される南海トラフ地震に備え、水道施設の耐震化や、紀の川北部地域への浄水場建設や送水管の複線化といった施設強靭化をすすめる必要があります。
こういった水道事業を取り巻く環境の変化や、今後の水道事業の課題に対応するために、令和6年3月に「和歌山市水道ビジョン 2024」を策定し、今後の水道事業の取組みと今後の水道料金について公表しています。
今回の説明会では、この策定した水道ビジョン 2024 の内容から水道事業の現状として施設状況や経営状況、また浄水場施設や水道管等の更新事業、紀の川北部地域への安定給水の確保に向けた今後の事業の進め方、そしてご負担いただく今後の水道料金について、市民の皆様にご説明し、安心で安全な水道水を安定して供給し、我々世代だけでなく次世代にも引き継げる水道事業にご理解を賜りたいと考えております。
Q:説明会はいつ開催するのでしょうか。
説明会は、8 月 6 日(火曜日)から 8 月 11 日(日曜日)にかけて、
市内コミュニティセンター及び市役所本庁舎で開催します。
平日は 19 時 30 分から、土曜日、日曜日は 14 時からと19時30分から、2回の開催を予定しております。説明会の時間は1時間程度を予定しております。
それぞれの説明会開催日の会場については、和歌山市のホームページをご覧いただきますようよろしくお願いします。
Q:説明会に参加するにあたっての注意事項は何かありますか。
この説明会については、事前申込を不要としており、開始時刻の 20 分前から受付を行います。
また、各会場、駐車場の数には限りがございますので、ご注意ください。
Q:最後に一言お願いします。
水道事業は、皆様の水道料金で成り立っております。皆様が安心して水道水をお使いいただるよう、今後の水道事業についてご説明させていただきますので、ぜひご都合のつく会場にお越しください。よろしくお願いいたします。
2024年7月26日
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今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。
今日は、いくつかの公園に設置されている幼児用プールをご紹介したいと思います。
N: 公園に小さいプールがあるのを見たことがあります。どの公園にもあるわけではないのですよね。
I: 市内の16公園に設置されています。夏の期間だけ、地域の方の協力のもと、開設されています。
N: 今年は、どの公園で開設されますか?
I: 本町公園、新南公園、太田第1公園、岡東公園(こうとう)、高津公園、砂山公園、中之島公園、弘西公園、善明寺公園、宮北公園で開設されます。
なお、鳴神公園、岡﨑中央児童遊園、湊公園、牛町公園、長町公園、京橋親水公園は今年度、中止しますのでご注意ください⚠️
N: 開設時期はいつですか?
I: 公園によって違うのですが、
本町公園、新南公園、太田第1公園、砂山公園、中之島公園、弘西公園、善明寺公園は、8月18日(日曜日)まで開設しています。
岡東公園は8月9日(金曜日)まで。
高津公園は8月3日(土曜日)まで。
宮北公園は8月12日(月曜日)から8月15日(木曜日)を除く、8月18日(日曜日)まで
開設しています。
N: 何時から何時まで利用できるのですか?
I: 午後1時から4時までです。ただし、岡東公園は午前9時30分から午後12時30分までとなります。
N: 利用する際の注意点はあるのですか?
I: 小学校就学前までの幼児が対象です。保護者は必ず同伴してください。お子様は水着を着用し、おむつが取れていない子は、水遊び用おむつを着用してください。
N: 水の中でも、熱中症に注意して、浅くてもプールなので、目を離さないようにしていただいて、楽しんでいただきと思います。
I: 安全にも気を付けて夏を楽しんでください。
【幼児用プールについて】https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/douro_kouen_machi/1008322/1006528.html
2024年7月25日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「小型充電式電池使用製品の捨て方」について廃棄物対策課の森下 早紀子さんにお話し伺います。
Q: なぜ小型充電式電池使用製品を一般ごみとして捨ててはいけないと啓発しているのですか。
実は、全国の市町村で誤った捨て方による収集作業中や焼却施設からの発煙・発火トラブルが起こり、高額な修理費用が必要になったり、ごみ焼却施設の復旧までごみの搬入を制限しなければならないというようなことが起こっています。
和歌山市でも令和6年2月に、一般ごみの中に空調服(ファン付作業着)の内蔵バッテリーが入っており、収集作業中にパッカー車から発煙しました。幸い大きな事故にはならずに済みましたが、市民の皆さんや収集作業員がけがをする可能性もあります。
Q: 具体的に小型充電式電池を使用した製品にはどんなものがありますか?
皆さんリチウムイオン電池という言葉を聞いたことがあると思いますが、そのリチウムイオン電池などの小型充電式電池を内蔵する電子機器のことです。例えば、携帯電話、モバイルバッテリー、ハンディファン、ゲーム機、電動歯ブラシ、加熱式タバコ、電子機器のバッテリーなど身の回りに数多く見られます。
Q: 正しい捨て方を教えてください。
本体から取り外せる充電池、モバイルバッテリー、乾電池の形をした充電池は、一般社団法人JBRCの回収ボックスに出してください。回収ボックスの設置場所は、一般社団法人JBRCのHPから確認できます。
(『協力店・協力自治体』検索 | 小型充電式電池のリサイクル 一般社団法人JBRC)
それ以外の本体から取り外せない充電池を使っている製品は、「小型家電」として地区の回収に出すか、青岸ストックヤード・収集センターに持ち込んでください。
詳しい出し方は市HPや市報わかやま7月号、リリクルネットでご確認いただけます。
小型充電式電池使用製品だけでなく、乾電池やボタン電池、発火の可能性のあるもの。「一般ごみ」の中には雑紙など分けると資源としてリサイクルできるものが多く含まれています。
分け方がわからないときは、「リリクルネット」で簡単に検索していただけますので、ぜひご活用いただき、適正な分別にご協力ください。
また、リリクルのインスタグラムもありますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
お問い合わせ 廃棄物対策課 073-435-1352