和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年10月7日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「乳がん月間」について地域保健課の大岡沙也佳さんにお話伺います。

Q:10月は乳がん月間ということですが、乳がんについて教えていただけますでしょうか。
乳がんは、日本人女性がかかるがんで最も多く、9人に1人がかかると言われています。その人数は年々増加していますが、乳がんは早期発見ができれば治癒する確率が高いがんです。
年齢でみると、30代後半からの子育てや仕事、介護などで忙しい年代で急激に増加し、女性の死亡原因の上位となっています。乳がんにかかる人数は年々増加していますが、乳がんは治らない病気ではなく、早期発見、早期治療ができれば90%以上が治癒するとの報告もあります。
Q:乳がん検診について教えてください。
乳がんの早期発見には検診を継続的に受けることがとても大切です。自治体が実施しているマンモグラフィでの乳がん検診は、定期的に受診することで乳がんによる死亡が減少するという科学的根拠がある検診です。
「乳がん」というと、しこりを想像される方が多くいらっしゃいますが、小さながんはしこりとして触れません。自分で触って分かるのは、しこりがある程度の大きさになってからです。マンモグラフィによる乳がん検診は、しこりが触れる前にがんを発見することができ、早期発見、早期治療
につながります。
Q:乳がん検診はどのようにすれば受けられますか。
和歌山市の乳がん検診は、現在、市内12箇所の医療機関での個別検診と、検診バスによる集団検診を実施しています。
40歳以上の女性の方は、2年に1度、市の制度を利用していただくことで、自己負担が少なく、マンモグラフィによる乳がん検診を受けていただくことができます。
検診を受診できる医療機関や料金など詳しくは和歌山市のホームページをご確認ください。集団検診の日程については毎月市報わかやまにも掲載しています。
Q: 最後に一言メッセージをお願いします。
10月は乳がん月間ということで、休日乳がん検診として、市内3箇所の医療機関で10月中の日曜日に乳がん検診を実施する予定です。平日はお仕事などで忙しく、検診に行く時間がなかなか取れないという方も、ぜひこの機会を利用して乳がん検診を受けていただきたいです。
2025年10月6日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「10月は里親月間」こども家庭センターの大栗知子さんに伺います。
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Q. 里親制度とは、どういった制度ですか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせないこどもたちがいます。
そのこどもたちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。
Q. なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。
社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。
Q. 養護も色々あるんですね。今、里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内ではR6年度末時点で203家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの72家庭です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。
Q. 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月はこども家庭庁が里親月間として位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、里親会及び里親支援機関と協働して、啓発活動をしています。
今年度については、
10月9日(木)に里親制度啓発映画上映会及び里親相談会を開催します。
13時受付開始、
13時15分から14時20分まで映画を上映。14時30分から里親相談会を行います。
場所は、今年新しくオープンした西コミュニティセンターの多目的ホール大です。和歌山市砂山にあります。
映画の鑑賞は無料ですが、
定員が50人となります。
申し込みは、里親支援センター「なでしこ」さんのHPを見ていただくか、
電話番号0736-67-7584までお申し込みをお願いします。
里親制度に興味がある方、里親の話を聞いてみたい方はぜひご参加ください。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。
里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。
※問合せ先
・和歌山県中央児童相談所
(073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」
(0736-67-7584)
・児童養護施設 こばと学園
(073-461-0072)
・児童養護施設 旭学園
(073-479-0080)
・和歌山市こども家庭センター
(073-402-7830)
2025年10月3日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。今日はどんなお出かけスポットを紹介していただけるのですか。
I: 今回は、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターの秋のイベントについて
、ご紹介したいと思います。


N: 和歌山市立青少年国際交流センターといえば、4月にも現地で取材させていただきましたよね。加太にある施設で、高台にあって海も見渡せるステキな施設ですよね。
I: 7年前にリニューアルした施設です。施設からは、加太の海を眺めることもでき
て、景色もすごく素敵な場所です。
その、青少年国際交流センターで開催される秋のイベントの募集が来週から始まりますので、お知らせをいたします。
N: 秋は、どんなイベントが予定されているのですか?
I: 10月26日(日)に、「鮭のちゃんちゃん焼きと木の実・小枝クラフト」というイベントが予定されています。
N: 具体的には、どんなイベントになるのですか?
I: 中学生以下の子どもと保護者の親子が対象のイベントとなっています。
まず、野外炊飯で、鮭のちゃんちゃん焼きと炊き込みご飯を作ります。
みんなで、鮭のちゃんちゃん焼きを食べた後、木の実・小枝クラフトを行います。
N: 鮭のちゃんちゃん焼きは、鮭と野菜をみそ味で味付けした料理ですごく美味しそうですよね。しかも野外炊飯で作るというのは楽しそうですね。
I: 野外で作って食べられるのはうれしいですね。
N: そして食事の後に体験できる、木の実・小枝クラフトとは、どんなことをするのですか?
I: 松ぼっくりやドングリで飾ったフォトフレーム、小枝や紅葉した葉を使って飾り物をつくります。
N: 楽しそうですね。このイベントには、申込が必要なのですよね?
I: はい、来週の10月7日(火)から13日月曜日までが申し込み期間となっていて、申
込みは申込フォームで受け付けています。応募多数の場合は、抽選となります。
N: 必要な持ち物はあるのですか?
I: 鮭のちゃんちゃん焼きの食材は、センターで準備いたしますが、米を一人一合、持ってきていただく必要があります。他には、食器や軍手、帽子、水筒なども持ってきてください。
持ち物の詳細や費用、申し込みフォームについてはホームページに掲載のチラシをご確認ください。
また、お電話でのお問い合わせは、
073-459-2107までお願いいたします。
N: わかりました。今回は、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターで10月26日(日)に行われる秋のイベントについてご紹介いたしました。
申込みの締め切りは、10月13日( 月)までです。ご希望の方は、お忘れなくお申し込みください。
▼くわしくは、こちら
https://www.kadacenter.jp
2025年10月2日
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「高齢者インフルエンザ及び新型コロナワクチン接種」について保健対策課の橋本和佳子さんにお話伺います。
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Q インフルエンザと新型コロナウィルスのニュースを見ますが、状況はいかがでしょうか?
インフルエンザは例年12月から3月に流行しており、和歌山市では昨年12月から1月に流行のピークがあり、インフルエンザの定点当たりの報告数は過去25年で最も高くなりました。
新型コロナ感染症は年中感染者が報告されていますが、8月下旬から感染者が増加しており、注意が必要です。
また、特に重症化しやすいのは高齢者と基礎疾患をお持ちの方です。
Q 予防のために予防接種がひとつの方法ですが、和歌山市の高齢者の方のインフルエンザと新型コロナウイルス予防接種について教えてください。
定期予防接種の対象者は、どちらの予防接種も、接種日において和歌山市に住民登録がある方で、満65歳以上の方と満60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で身体障害者手帳一級をお持ちの方、または同等の障害と判断される方が対象になります。
流行前の予防接種が有効です。
感染を完全に阻止する効果はありませんが、重症化を予防する効果が報告されています。
Q. 予防接種の自己負担金と実施期間について教えてください。
自己負担金は、
インフルエンザワクチンが1000円
新型コロナワクチンが5000円です。
ただし、生活保護受給者及び中国残留邦人等支援受給者は免除になります。
なお、対象者以外の方は、任意接種として全額自己負担での接種になります。
実施期間は、
インフルエンザワクチンが、10月1日から来年1月31日まで、
新型コロナワクチンは、10月1日から来年3月31日までになります。
接種回数は期限内にそれぞれ1回です。
インフルエンザと新型コロナワクチンは同時接種も可能です。
その場合は、お早目の接種をご検討ください。
Q. 受け方について教えてください。
どちらのワクチンも予診票の個別送付は行っていません。医療機関に予診票がおいてありますので、お問い合わせの上、接種を受けてください。
また、予防接種については効果と副反応の両方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種をご判断ください。
なお市外での接種を希望される方は、和歌山市保健所保健対策課まで事前にご連絡ください。
Q 最後にメッセージをお願いします。
これらの感染症から身を守るために手洗い、アルコール製剤による手指の消毒、外出時のマスク着用などの感染対策や十分な休養、バランスの良い食事など、普段から健康管理も心がけてください。
2025年10月1日
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「骨髄バンク」について保健対策課の田中真紀さんにお話伺います。

Q. 骨髄バンク事業とはどういったものかおしえてください。
この事業は「骨髄移植を必要としている血液疾患の患者さん」と、「患者さんのために骨髄を提供したいというドナー」との橋渡し役を担う組織的な活動のことです。
Q. なぜ骨髄バンクが必要なのか
白血病や再生不良性貧血などの血液疾患は、以前は有効な治療法がなく、治りにくい病気でしたが、骨髄移植や末梢血幹細胞移植により健康を取り戻せるようになりました。
しかし、移植を成功させるためには患者さんとドナーのHLA型という白血球の型を一致させる必要があります。
HLA型が一致する確率は、兄弟姉妹間では4人に1人の確率ですが、それ以外では数百人から数万人に1人の確率でしか一致しません。一人でも多くの患者さんを救うためには、より多くの方にドナー登録をしていただく必要があります。
Q. 骨髄バンクの現状
令和7年8月末現在、全国のドナー登録者は56万人を超えていますが、ドナーになれる方は、18歳~54歳の方であるため、5年以内に約13万人の方が55歳になりドナーを卒業されます。新規のドナー登録者が減り、ドナーを卒業される方が増えてしまうと、移植を受けることが困難になってきます。
厚生労働省では毎年10月を「骨髄バンク推進月間」として、骨髄移植についての正しい知識を普及啓発しています。1人でも多くのドナー登録は、患者さんの命をつなぐチャンスにつながります。
Q. ドナー登録の要件
ドナー登録の要件は3つあります。
①年齢が18歳以上、54歳以下の健康な方
②体重が男性45kg、女性40kg以上の方
③骨髄の提供内容を十分に理解されている方
この3つの要件をすべて満たす方が対象です。
Q. ドナー登録の流れ
骨髄の提供内容を知ってもらうための説明をお聞きいただき、登録必要書類を記入いただきます。
その後、約2mlの採血を行い登録は完了します。
ドナー登録は、和歌山駅前献血ルームや献血バスで日時を決めて行っています。また、和歌山市では、ドナーの方がより骨髄提供しやすい環境を整えるために、骨髄ドナー奨励金を交付しています。
詳しいお問い合わせは、
和歌山市保健所
保健対策課 難病対策グループ
電話番号073-488-5116
までお願いします。
Q. メッセージをお願いします。
一人でも多くの命を守るため、骨髄ドナー登録にご協力をお願いいたします。
2025年9月30日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日も昨日に引き続き、和歌山城おでかけバージョン、ということで色々なところを見ております。
天守閣の最上階、一番上に来ました。伊津見孝明さんです。
Q 天守閣、風の通りが良いですね
そうですね。四方に扉がありますので全部この時期は開けておりますから、非常に風の通りはよくて涼しいですね。

Q まず上がってきて目に入るのが、この鞠(天井にあるライト)もあります、(和歌山城の)模型もあります。そして、この景色。どんな感じで見ていきましょうか?
まず、ベランダみたいになってますから外に出ることができますので、まず外に出ていただいて、順番に、方角ごとに見える景色の内容を説明していきますと・・・

北側の眼下には市役所とか和歌山城ホールが見えまして、さらにその奥に目を転じると、ビルとビルの間に紀ノ川が見え隠れしています。さらに紀ノ川を渡った先には山が、和泉山脈という巨大が山脈が横たわっているのですが、それを超えたら大阪、ということになります。
東、JR和歌山駅方面になるのですが、さらにその先に目を転じますと、ずっと紀ノ川筋で山々が奥の方まで続いています。
ここから見ることは出来ませんが、方角でいうと、高野山の方になりますので、こちら側に高野山があるんだな、というのを知っていただけたらと思います。
Q 今、ちょっと霞がかかっているのですが、スカッと晴れてる時、見えそうな気がするくらいに展望がいいですよね。
そうですね。本当に霞かかっていない冬の日なんか結構多いのですが、そういう時に四方を見渡すと、すごくはっきり見えて感動しますね。
Q お正月の「天守閣から初日の出を拝もう」という時なんか最高の角度ですよね。
ここまさにベストショットだと思います。
今度は目を転じて、南側に行きますと、和歌山県立博物館、それから県立美術館が右側の方に見えまして、右奥ずっと見ていきますと和歌の浦がちょっとだけ見えるんですね。山と山の間のところに少し海が見えるのですが、かろうじて和歌の浦を見ることができます。
方角的にはこっち側の白浜や海南の方になりますね。
和歌山城を訪れた後に和歌の浦も是非一緒に訪れていただきたいな、と思います。
Q そして、西側になりますが、またここも景色がころっと変わりますね
今度、西側の川と海が見えます。右側には紀ノ川の河口部分が見えておりまして、その先が紀淡海峡、徳島と和歌山を結ぶ間を隔てている海峡になります。
Q 和歌山城がなぜここで、そして文化がどうして発展したのか、わかるような地形ですね。
今日は残念ながら見えないですけれども。天気の良い日は奥に徳島県が見えます。
大阪と江戸を結ぶ船も全て和歌山の目の前を通りますし、徳島は徳島で外様大名蜂須賀家の領地ですから外様大名を出る蜂須賀家を睨むために、ここに紀州徳川家が置かれたということも一つ可能性としては考えられています
このラジオを聴きながら天守閣楽しんでみてください。
2025年9月29日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話を伺います。今回もおでかけバージョンです。

Q 前回は本丸、そして天守閣の入り口と、みなさんにご案内しました。
いよいよ天守閣に入って参りました。
今、中に入ってきて大天守の1階におります。
Q ここの特徴は何でしょうか?
天守閣全体が紀州藩や徳川家に関する史料展示室みたいな形になっております。
大天守1階は主に江戸時代の武具、刀、甲冑とか槍とか古文書等を中心に展示をしております。
Q この階での1番、ここは必ず見ておいて、というのはありますか?
大天守の平面が歪んでいるというのが、実は中に入るとよくわかるんですね。


大天守の南側に立って西の方を向いていただくと、壁が90度になっていないというのがわかると思います。そこからさらに北の方向を振り向いていただくと、ちょっとわかりにくいのですが、また、角度が90度になっていない。
いかにこの建物が正方形ではない、歪んでいるのかというのが、南東の隅に立つとよくわかるようになってます。
Q これは伊津見さんだから教えてもらえるマル秘情報ですね。是非、みなさん、こちらに立って、その歪みを楽しんでみてください。
では、次の階へ行きましょうか。階段を登って2階にやって参りました。
こちらは先ほどとは雰囲気が少し変わりますね。
ここは下とは違いまして、主に紀州徳川家に関係する史料、例えば藩主が自分で直接書いた「書」とか「絵」とかあるいは過去の和歌山城の発掘調査で出土した瓦とか出土遺物類をここで展示をしています。
Q 今、私たちの目の前には掛け軸があるのですが、これもやはり由緒ある方が書かれたものになりますか?

この掛け軸は12代藩主の徳川成勝が自ら書いた書になります。ちゃんと印鑑も、本人の印鑑も押してありますので非常に格式の高い史料じゃないかなと思います。
Q 達筆なんですけれど、今の現代人の私でも読める、というところも、時代が変わっても感じるものありますよね。
そうですね。字の上手い人は現代の人からしてもありがたいくらいに読めますよね。
Q 伊津見さん、ちょっとこれ面白い・・桃の瓦ですか?


はい、そうなんです。桃を模った瓦が置いてあります。桃というのは災いを避ける意味合いがありまして、これは元々天守閣の入り口、我々がさっき最初入ってきた入り口の玄関の屋根に葺かれていた桃の瓦になります。
Q 普通、天守閣の屋根の上だったら鯱鉾とか、厳ついって感じがするのですが、本当に可愛い桃。この時代も桃は桃だったんですね。
そうですね。桃としてはやはり江戸時代も日本にもありましたので、元々中国の伝承で桃は魔除けの力があると信じられていましたので魔除けの意味合いを込めて作られた瓦になります。
そんな感じで気になるものが見つかるかもわからないので一つ一つご覧になっていただきたいですね。
和歌山城のHP
2025年9月26日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
N:今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんな情報を紹介していただけるのですか?
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I: 今日は、里親制度について考える映画「育ててくれて、ありがとう。」の上映会についてご紹介します。
N: 里親制度とは、どういった制度になりますか?
I: 親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせない子供たちがいます。
その子供たちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。
N: この上映会ではどんな映画が上映されるのですか?
I: 長年の不妊治療の末、子どもを授かることができず、里親制度を利用して女の子を里子に迎え入れた家庭での葛藤を描いた映画です。
N: いろいろな感動、想いがでてきそうな映画ですね。この上映会は、どこで開催されるのですか?
I: 上映会は、10月9日木曜日
午後1時ちょうどから受付開始、
午後1時15分から午後2時20分まで上映
場所は和歌山市西コミュニティセンター2階の多目的ホールで開催されます。
鑑賞は、無料となっています。
N: 無料で鑑賞できるとはうれしいですね。
I: ただし定員が50名となっていますので、申し込みが必要です。
申し込みは、里親支援センター「なでしこ」さんのHPを見ていただくか、
電話番号0736-67-7584までお申し込みをお願いします。
N: 里親制度に少しでも興味がある方、制度に関する正しい知識を知りたい方など、無料で映画を見ることができる機会ですので、ぜひ申し込みください。
I: また、同じ日 10月9日木曜日
映画上映後の午後2時30分より
同じ会場で、「しゃべろら会」という里親さんの日々の活動や思いを聞き、和歌山市での里親制度の現状についての話を聞く機会もあります。ぜひ、この機会に里親制度の知識を深めていただけたらと思います。
N: 10月9日木曜日に西コミュニティセンターで開催される、里親制度に関する映画「育ててくれて、ありがとう。」の上映会についてご紹介いたしました。
申し込み先は、こちら
2025年9月25日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「女性の就職応援フェア2025」について産業政策課の捻金里菜さんにお話伺います
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Q. 今回、「女性の就職応援フェア2025」を開催するということですが、どのような目的で開催されるのでしょうか?
「女性の就職応援フェア」は、これから働きたいと考えている女性と、市内企業とのマッチング を目的とした合同企業面談会です。
参加は事前予約が基本ですが、当日参加も大歓迎ですので、「ちょっと行ってみようかな」と思ったら、ふらっとお越しいただいても大丈夫です。
また、無料の託児サービスもご用意していますので、小さなお子さんがいらっしゃる方も、安心してご参加いただけます。
Q. フェアの内容について詳しく教えてください。
当日は、女性の採用に積極的な市内企業約30社が出展し、企業担当者と直接話せます。
ほかにも、適職診断やキャリア相談、ママの働き方相談など、仕事や子育ての相談コーナーも充実しています。
さらに、「就活メイクアップセミナー」や「パーソナルカラー診断」などの体験ブースもあり、来場特典もご用意しております。
Q. 「女性の就職応援フェア2025」は、いつ、どこで、どなたを対象に開催されるのでしょうか
?
開催は10月3日(金)午前10時から午後3時まで、
場所は和歌山ビッグ愛 1階大ホールです。
対象者はこれから働くことをお考えの女性の方です。
オンラインでの参加も可能ですので、会場に来られない方もぜひご活用ください。
Q. 申込みはどうすればいいですか?
「女性の就職応援フェア2025」公式LINEから簡単にお申込みいただけます。詳細は和歌山市ホームページから特設サイトをご覧ください。
お問い合わせなどがありましたら、
株式会社キャリア・ブレスユー
電話番号073-425-3331までお願いします。
Q. 最後に一言お願いします。
和歌山市で働きたいけど、何から始めればいいかわからなかったり、子育てとの両立が不安であったりなど、そんなお悩みをお持ちの方も、まずはお気軽にお越しください。
働くことを考えておられる子育て中の方、子育てが一段落した方、今すぐは無理でも将来的には働きたいと考えておられる方など、幅広く歓迎しております。皆さまのご参加をお待ちしております!
特設サイトURL:https://womens-job-fair.jp/
2025年9月24日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「結核予防週間」について保健対策課の下村由奈さんにお話伺います。

厚生労働省は、9月24日から9月30日の1週間を結核・呼吸器感染症予防週間と定め、結核に対する正しい理解を普及啓発しています。
Q. 結核とはどんな病気ですか?
結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。咳やくしゃみなどで飛び散った菌を、周りの人が直接吸い込むことで感染する「感染症」です。感染経路は空気感染で、結核菌は空気中を漂う時間が長く、誰もが感染する可能性があります。
Q. 和歌山市ではどのような現状になっているのですか?
和歌山市でも令和6年は37人の方が新たに結核と診断されています。そのうち、8割以上が65歳以上の方となっています。
Q. 結核に感染するとどうなるのでしょうか?
結核に感染しても身体の抵抗力があれば、結核菌を抑え込むことができます。
しかし、抑え込まれた結核菌は体内からなくなったわけではなく、肺の中で眠っている状態になります。そのため身体の抵抗力が下がると、眠っていた結核菌が目覚めて増殖し、身体を攻撃し始めることがあります。これが結核の「発病」ということになります。感染した方がすべて発病するわけではなく、発病する方の割合は 1 割~2 割程度です。
小さな子どもさんや免疫が低下した状態にある方などは、結核菌を抑え込めずに、感染後早期に結核菌が増殖し発病することもあります。
Q. 結核を発病すると、どんな症状が現れるのでしょうか?
2週間以上 咳が続く、体がだるい、微熱が続く、胸が痛い・食欲がなくなって体重が減るなどといったことが多いです。風邪に似ていますが症状が長引く場合は必ず医療機関を受診してください。
Q. 結核は完治するのですか?
結核は、早期に確実な治療をすれば完治可能な病気です。
自分自身の健康を守ることはもちろんのこと、家族や友人などへの感染を防ぐためにも、早期発見・早期治療が大変重要になります。 結核を発病していても咳などの特徴的な症状がでない場合があります。発見が遅れると重症化し、入院治療が必要となったり、周りの人に感染が拡がるおそれもあります。
症状がなくても、年 1 回は胸部レントゲン検査による健康診断を受けることが大切です。

Q. 和歌山市でも検査を行っているんですか? 検査の情報を教えてください。
和歌山市では、65 歳以上の方を対象に、バスで各地区を巡回して、胸部レントゲン検査を実施しています。
費用は無料で、申込や保険証などは必要ありません。
日程は市報わかやま 9 月号や和歌山市感染症情報センターのホームページに掲載しています。
日程が分からない方は保健所までお問い合わせください。
【問合せ先】
和歌山市保健所 保健対策課
TEL:073-488-5118
和歌山市感染症情報センター「結核」の詳細