和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年9月18日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「第37期 竜王戦和歌山対局関連イベント」について広報広聴課の亀井拓明さんに伺います。
Q どんなイベントになりますか?
11月27日(水)、28日(木)に開催される第37期竜王戦和歌山対局ですが、先月佐々木勇気八段に挑戦者が決定し藤井聡太竜王に挑みます。本日は関連する2つのイベントについてご紹介させてただきます。
Q 挑戦者が佐々木勇気八段に決定したとのことですが、この方はどんな方になりますか?
藤井聡太竜王がデビュー以来29連勝を続けておりまして、その30連勝を阻んだ方です。
Q 今回その藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対局は色々な意味で楽しみがありますね。
第1局がいよいよ来月に迫ったということで竜王戦に関するイベントにどんなものがあるかおしえて下さい
今回紹介させていただくのは「前夜際」と「大盤解説会」です。
まず「前夜祭」は、11月26日(火)に対局の前日、対局の直前の両棋士をゲストに迎えて開催されるイベントです。大勝負に挑む両棋士の意気込みや、見どころを聞くことができます。
会場はダイワロイネットホテル和歌山です。
Q 景色も和歌山城が見られていいですよね。貴重な機会になりますが、もう一つありますよね「大盤解説会」。こちらはどのようなイベントになりますか。
大型スクリーンで対局を観戦しながらのプロ棋士によるリアルタイム解説イベントで、対局2日目である11月28日11時から、対局会場である和歌山城ホールの大ホールで行います。
Q 開放感ある和歌山城ホールの大ホールで!こちらも是非みなさんに体験いただきたいですね。この「大盤解説会」が観戦イベントということは、参加可能なんでしょうか?
まず販売については市民先行販売を行う予定です。お申込み方法や販売期間、参加料等は、和歌山市HP竜王戦ベージ(ID:1058413)や市報わかやま、SNS等で決定次第お知らせいたします。
Q 和歌山市民の方には前夜祭や観戦イベントの先行販売があるというのはすごい特権で嬉しいですね。
大変貴重な機会になっていますので是非、お申し込みください。
Q では、最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
これから11月27日、28日の対局まで、関連イベントである「大盤解説会」と「前夜祭」と共に第37期竜王戦和歌山対局をますます盛り上げていきたいと思います。
また、先日より募集しておりました、両棋士が対局中に飯あがる「勝負めし」のメニューも10月14日よりお知らせし、実際に店舗でお召し上がりいただけますので、是非、お楽しみによろしくお願いいたします。
詳しくはコチラをチェック
2024年9月17日
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今回は「認知症に関する施策」について地域包括支援課の中本有美さんにお話伺います。
Q 9月は認知症月間ということですが、いつ、どのようにして決まったのでしょうか?
1994年「国際アルツハイマー病協会(ADI)は世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定め、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
我が国でも認知症の方は年々増えており、2040年には高齢者の6.7人に1人、軽度認認知障害30.5%、約3人に1人が認知症になるとの推計を発表しました。
このような状況の中、今年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。基本法のなかで9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定められています。
Q 和歌山市では認知症月間や、認知症の日に何か取り組みをされていますか?
今年は、9月13日〜25日迄、和歌山市役所1階市民ギャラリーの展示を行います。
他にも、9月16日〜9月22日迄和歌山城ホールや市堀川をオレンジ色にライトアップします。
Q オレンジ色にライトアップと言われましたが、オレンジ色には何か意味があるのでしょうか?
オレンジ色は、認知症のシンボルカラーです。
温かさを感じさせるオレンジ色には手助けします、という意味があります。
Q 他にも認知症の普及啓発等について、何か取り組みをされているのでしょうか?
和歌山市では認知症に対して正しい理解が広まるように、和歌山市認知症キャラバンメイト連絡会を中心に認知症サポーター養成講座や認知症フォーラムなどを開催しています。「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」を目指しています。「認知症サポーター養成講座」受講修了者が認知症を正しく理解したことをいかし地域や職場、学校などで認知症の人と家族を支える応援者として活動しています。
他にも「認知症安心ガイドブック」や認知症カフェを紹介したパンフレットの作成なども行っています。また認知症について医師に無料で相談ができる、認知症相談会も毎月、各地城包括包援センター7か所で開催しています。詳しくは地域包括支援課にお問い合わせいただくか、和歌山市のホームページや市報わかやまにも掲載しておりますので、ご覧ください。
Q 最後に市民の皆様にメッセージをお願いします。
認知症に関する正しい情報を広く知っていただき、認知症に対しての偏見がなくなることで、自分自身が認知症になっても、身近な人に認知症であると伝えることができ、住み慣れた地域で安心して生活を送ることができる、そんな街になるように、是非この機会に認知症について考えてみていただければと思います。
2024年9月16日
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今回は「お仕事紹介」
総合防災課の柏山崇さんにお話伺います。
Q:総合防災課ではどのような業務を行っていますか?
総合防災課では、災害から被害の軽減を図るための業務を行っています。
具体的には南海トラフによる大地震であったり、台風による風水害などを想定し、事前復興計画や地域防災計画などの策定、避難場所・避難所の指定。迅速に情報を伝達する防災行政無線の運用など防災に関することをいろいろと行っています。
Q:今年に入ってからも色々な災害がおこっていますので、非常に重要なポジションになってきますね。
その中で主に行っている業務を教えてください
和歌山県防災ヘリコプターに係る事務や中核市相互応援協定に係る事務などをおこなっています。
防災ヘリコプターは、阪神淡路大震災を受けて和歌山県では上空からの救助活動など、ヘリコプターによる広域応援体制を構築するため、南紀白浜空港を拠点として和歌山県防災ヘリコプターが1機配備されています。
ヘリの出動の流れは、消防局に通報が入った後、和歌山県防災航空センターに県災害対策課へ防災ヘリコプターの出動を要請、当日の気象状況にもよりますが、指令を受けてから本市には約45分後に到着する予定です。
中核市相互応援協定は、いずれかの市域において災害が発生し、被害を受けた都市が独自では十分な応急措置が実施できない場合に、被災地の要請にこたえ、当該災害により被害を受けていない市が友愛的精神に基づき、相互に応援協力し、被災市の災害応急対策、災害復旧及び災害からの復興を円滑にするための相互応援協定です。
もちろん、業務はこれだけでなく、庶務関連の業務なども、先輩方にサポートしてもらいながらではありますが行っています。
Q:業務を進めるうえで心掛けていることはなんですか?
とにかく知識を吸収することです。当たり前のことですが、総合防災課という以上、和歌山市の防災に関する知識は必要不可欠です。災害に関する知識、法律の知識といったように、自分が担当する分野以外の防災についてもっと詳しくならないと、と感じます。
電話でも、市民の方から和歌山市の防災に関することについて度々聞かれますので、広く深く知識を付けていかないと、と感じます。
Q:最後に総合防災課からひと言メッセージをお願いします。
災害はいつ起こるかわかりません。総合防災課としては、少しでも被害を軽減できるように尽力し、日々の業務に取り組んでまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、今一度、防災に対する意識を高めていただきますようお願いいたします。
防災に関する質問などは073-435-1199までお願いします。
2024年9月13日
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今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。
I: 今日は、申込締切が迫ってきた「和歌山ジャズマラソン」について、お伝えします。
N: あの、ジャズの生演奏を聴きながら、走ることができるイベントですよね!
I: 2001年から続いて22回目を迎えるマラソン大会です。今年は11月10日(日)に開催されます。
N: どんな種目があるのですか?
I: ハーフマラソン・10km・5km・3km・2kmジョギングの全部で5種目です。
各種目で参加年齢により部門が分かれており、お気軽にご参加いただけます。
N: どこで開催されるのですか?
I: ハーフマラソンは、和歌山市のシンボルである和歌山城前からスタートし、日本遺産和歌の浦を走り、ゴールであるマリーナシティを目指します。
また、10km・5km・3km・2kmジョギングについては、スタート・ゴールともにマリーナシティです。
N: 和歌山をたっぷりと観光しながら走れるのもいいですね。そのほかにも注目すべき点はありますか?
I: 今年も昨年に引き続き、ゲストランナーとして三津家貴也さんにご参加いただき、大会を盛り上げていただく予定です。SNSのランニング系インフルエンサーとして人気の方です。
また、ゴール後には和歌山の特産品である「みかん」や「梅干し」、「金の本ノ字饅頭」を味わうことができます。さらに、参加賞もご用意しております。
N: 市内で開催される大会なので、健康のためにも、気軽に参加してみるのもいいですよね。
申込期間が迫っているとのことですが、申込はいつまでなのですか?
I: 今月末の9月30日までが、申込期限となっています。パソコン、スマートフォンやコンビニ店頭端末のロッピーからお申込いただけます。
N: 8月14日、15日の放送でも、昨年のジャズマラソンで上位だった三浦さんにインタビューしてジャズマラソンの魅力を聞きましたよね。ジャズマラソンは値上げしないで頑張っているそうなので、ぜひ、参加をご検討ください!
今日は、11月10日(日)開催、申込締切が今月末に迫った「和歌山ジャズマラソン」についてお届けしました。
【和歌山ジャズマラソンホームページ】
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/bunka_sports/1001120/1004393/index.ht
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2024年9月12日
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昨日に引き続き、紀三井寺について、紀三井寺住職の前田泰道さんにお話を伺います。
Q 見どころはどんなところになりますか?
まずは桜の寺ですから、花見で春先には来られる方が多いです。そして、境内から見る景色が絶景の宝庫和歌の浦という、日本遺産、和歌の浦の景色を見ることができます。寺の境内から直接景観があるのは珍しいと言われる方が多いです。
それから色々な建物や仏像や文化財をお預かりしているという意味でも見どころはわりあいあると思っています。
Q なかには国や県の重要文化財に指定されているものもいくつもありますね。
いちばん下の楼門という門と鐘撞堂(鐘楼)と多宝塔という二重の塔の3つが国の指定文化財ですし、仏像では本尊の十一面観世音さまや千手観世音さま、あるいは梵天、帝釈天、あるいはもう一体の十一面観世音さまといったところが重要な文化財となっています。
全て収蔵庫に収められているのですが、秘仏でない三体は常時大体公開しています。いつ来られても三体は10時半〜午後3時ごろまでに来られると拝観していただくことができます。
Q 今回10月19日(土)に夜間拝観を実施するとのことですが、夜間拝観は行われたことがありますか?
めったにないと思います。おそらく初めてではないかと思います。お坊さんは朝が早いものですから、夜は早く寝てしまうのですが、この日だけはちゃんとしっかり目を開けてお迎えをします。
先ほどお伝えしました大光明殿(収蔵庫)の重要文化財なども通常の昼間ご覧になるのとは違い、夜の拝観というのは別な味わいがあるのではないかと思いますので、一度またお運びいただければと思います。
Q 夜間拝観用にライトアップもされるのでしょうか?
ライトアップはさせていただきます。千日詣やお正月のようなライトアップになるかと思います。
この夜間拝観をご希望の場合は
9月23日(月)までに往復ハガキで和歌山市文化振興課あてにお申し込みをお願いします。
料金は1500円を当日お支払いいただくことになります。
定員は50人となっており、応募多数の場合は抽選になります。
詳しくは和歌山市文化振興課073-435-1194までお問い合わせください。
Q 最後に市民のみなさんにメッセージをお願いします。
2020年が紀三井寺開創1250年の節目でした。その年に色々と記念事業をしまして境内が随分変わっておりますので、みなさん一度来ていただければと思います。
バリアフリーをテーマにケーブルカーをつけたりしたので車椅子の方でも本堂まで来れます。
また、景観のバリアフリーとして、景色をじゃましていた木を伐採しまして景観がきれいに見れるようになっております。
バリアフリーをテーマとしてこれからもやっていきたいと思っております。私もバリアフリー和尚と呼ばれるようになりたいと思ってますので、みなさん、どうかこの紀三井寺に足を運んでいただければと思います。
*ケーブルカーから遊歩道を通ってエレベーターに乗ると本堂の横まで行くことができます。車椅子の方もベビーカーの方もどんな方も安心。
紀三井寺HPはコチラ
2024年9月11日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は、和歌山市民にも親しまれ、和歌山市観光でも有名なスポット、紀三井寺について、紀三井寺住職の前田泰道さんにお話を伺います。
Q 紀三井寺は和歌山市のシンボルのお寺といってもいいくらい歴史がありますが、いつからあるお寺ですか?
西暦でいうと770年。今から1254年前になります。唐の国(今の中国)からはるばる海を渡ってこられた為光上人というお坊様によって開かれたお寺です。
Q 紀三井寺という名前もそのころからなのでしょうか?
そうなのですが、ここは正式には「金剛宝寺護国院(こんごうほうじごこくいん)」という正式名称があります。ご存知の方は少なくて、みなさん「紀三井寺」とおっしゃっていただくのですが、紀州にある、三つの井戸のお寺という意味です。
山の中に3箇所井戸がありまして、それぞれ名前がついていて、清浄水(しょうじょうすい)、楊柳水(ようりゅうすい)、吉祥水(きっしょうすい)。これが自然の霊水を湧かしている珍しい湧水のあるお寺という意味で「三井寺」と呼ばれていました。
大津にも「三井寺」がありまして、ここのお坊さんが西国巡礼を最初に始めたと言われていまして、このお坊さんがこの辺りに来た時に、うちにも三井寺がある、ここにも三井寺がある。それなら紀州の三井寺ということでちょっと区別してほしい、ということで「紀」がつきまして「紀三井寺」になったと言われています。
Q その井戸は今でも見ることができますか?
今もコンコンと水を湧かしておりまして、きれいに整備されて湧かしております。
一応自然の水なので保健所からは煮沸するようにといわれているのですが、それぞれに霊言がこもった水であることを偲びながら汲んでいただけたらと思います。
Q 紀三井寺といえば長い石段。これは何段あるのですか、また、すべてに意味がありますよね。
231段ありまして、別名「結縁厄除けの坂」と言われています。
厄年がありますよね、男性でいうと42歳が悪い歳。女性は33歳、還暦の61歳も悪いという、全て数え歳ですが。。ちょうどその段数に踊り場から踊り場までがなっているのです。それで厄除けの坂といわれていてそこを踏み越えることによって厄除けになるという意味です。
もう一つは結縁坂(けちえんざか)という意味は、紀国屋文左衛門(江戸に上り大金持ちになった方)がまだ若い、貧乏な若者だった時に自分の足の不自由なお母さんを背負って紀三井寺に来た時に、ぞうりの鼻緒が切れてしまい、それを付け替えてくれたのがこの対岸にある玉津島神社の宮司の娘さんでおかよさんという方。恋が芽生え、それだけでなく宮司の出資金によって、みかんが少なくて困っていた江戸に紀州のみかんを運んで、大きな火事で木材がいるという時には木材を運んで、大儲けをして紀国屋という大きな信頼をうちたてた。ということから「結縁」と「出世」、「開運」の基になった坂「結縁坂」と申します。
明日も引き続きよろしくお願いいたします。
2024年9月10日
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今回は「お見合い支援プロジェクトについて」について子育て支援課の住岡 克己さんにお話伺います。
Q:お見合い応援プロジェクトとはどのような事業ですか。
結婚を希望しているにもかかわらず、出会いの機会が少ない方に出会いの機会を提供する事業です。
地域で出会いの場を提供してきた世話人同士が連携して、結婚を望む市内の独身者にお見合い型の出会いの場を提供しています。
まず、独身者の方が当プロジェクトへ登録します。
その後、事務局が担当する世話人を決定し、独身者へお知らせします。
独身者が世話人へ相談を行い、その相談で聞き取った内容をもとに
世話人は年間4回実施予定の縁結び会で情報交換を行います。
ふさわしい相手が見つかれば独身者に意向を確認した上でお見合いへとつながります。
Q:今回、世話人を公募されるということですが、世話人の皆さんはどのような活動をされていますか。
現在、21名の方に登録していただいています。
担当する独身者からプロフィールシートを預かり、登録している独身者の中からふさわしい方を引き合わせる活動をボランティアで行っていただいています。
出会いに関する相談や縁結び会への出席、お見合いへの同席などを行っていただいています。
Q:親身になって寄り添ってくれる人ですね。世話人の応募に際して、どのような要件がありますか。
次の①、②をすべて満たす方です。
①市内在住で18歳以上の方
②「世話人としての活動に理解・意欲があり、積極的に世話人として活動していただける方」です。
ただし、結婚相談等を生業として行う方は対象外とします。
Q:応募の際はどのような手続きが必要ですか。
必要書類を記入するために市役所の東庁舎2階にある子育て支援課へ来庁してください。
その際、10分程度の聞き取りを行います。
詳細については、和歌山市ホームページをご確認いただくか子育て支援課へお問い合わせください。
電話は073-435-1329です。
Q:最後に一言お願いします。
この事業には世話人の皆様の協力が必要不可欠です。この事業がきっかけで良いご縁があればうれしいです。わたしたちと一緒に縁を結んでみませんか?また、独身者の方の登録も随時受付けています。結婚を希望される方はぜひご利用ください。
2024年9月9日
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今回は「ちょっと待って!おトクな広告は定期購入かも知れません!!」について市民自治振興課の窪田義孝さんにお話伺います。
Q:市民自治振興課にある消費生活センターには、どのような相談が寄せられますか?
最近は「SNSの広告などで見た化粧品や健康食品を1回だけと思って注文したところ、思いがけず定期購入になっていた」という相談が多く寄せられています。
Q:見たことあります!シミとりクリームとかダイエットサプリとかの広告ですよね。
別人のようにお肌がきれいになったり、すごくスリムになった姿が映っていて、大体は初回が大きく値引きされた広告が流れています。
Q:高価な化粧品も『初回1,000円』だったら試してみようかなと思っちゃいます。
そう思うのは分かりますが注意が必要です。「初回限定」「定期しばりなし」などとお得感ばかり強調されていますが、スクロールした先や最終確認画面に【〇回コース】とか【2回目以降のお値段は】と記載されていれば、それは定期購入なんです。
Q:「初回限定」と書かれていれば1回だけだと思い込んで注文してしまいます。
何日か後で2回目以降の商品や発送メールが届いて定期購入だと気が付きます。
慌てて事業者に電話をしても混み合ってつながらなかったり、メールやLINEでしか問い合わせができなかったりして、解約しようとしても連絡がつかないとセンターに相談が寄せられます。
Q:連絡がつかないと、どうすればよいか分からなくなってしまいますね。
解約できないうちに届いた商品を一方的に送り返すケースもあります。気を付けていただきたいのは、一方的に商品を送り返しても解約にはならず契約は継続したままです。代金未払いが続くと弁護士事務所から請求書が届くこともあります。
Q:弁護士ですか!ほっておいたら大変なことになりますね。
通信販売にはいわゆるクーリングオフ制度はありません。こちらの都合で一方的に解約はできず、返品についての特約があればそれに従うことになります。
注文時には必ず最終確認画面をきっちり確認し、スクリーンショットなどで注文画面を保存してください。
Q:困った時は相談ですね。
それでは最後に10月11日(金)開催予定の「消費者教育講座」のご案内です。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。
今回のテーマは「相続・贈与」に避けては通れない住まいの終活」です。
日時は10月11日(金)午前10時から、
場所は勤労者総合センターです。
事前申し込みが必要で、申込期間は9月27日(金)までです。
参加無料ですので、ぜひお申込みください。
詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。
2024年9月6日
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今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント、お出かけスポットなどについて紹介します。
今日は、明後日の9月8日(日曜日)に北ぶらくり丁で開催される「北ぶらリメンバーMARKET」を紹介します。このイベントは、北ぶらくり丁商店が主催で、和歌山市も後援しているイベントです。
N:「北ぶらリメンバーMARKET」は、どんなイベントなのですか?
I: 北ぶらくり丁商店街の道路や空き店舗などを使用して、マーケット、飲食、音楽やアートなどの表現、ワークショップやリラクゼーション、カルチャー体験など各月コンセプトやテーマを変えて実施されています。
N: 楽しそうですね。北ぶらリメンパーMARKETは、毎月開催されているのですか?
I: 毎月第2日曜日に定期開催されています。
毎月同じ日に、近くの本町公園でも「てとこと市」が開催される予定ですので、両方でお楽しみいただけたらと思います。
N: 2つのイベントを巡れば、たくさんのお店と出会えますね。
I: 私もたまに行くのですが、このイベントに行くと出会える好きなお店があって、それを目当てに通っています。
さらに月ごとにテーマをもって開催されていて、そのときどきに新しく出会えるお店やイベントも開催されていて楽しいですよ。
N: 9月のテーマは何ですか?
I: 9月8日のテーマは、”美と健康”です。
詳しくは、北ぶらくり丁のホームページや北ぶらりメンバーMARKET のInstagram、Facebookをご覧いただけたらと思います。出店されるお店の情報などもアップされます。
N: 是非、お友達、ご家族お揃いでお越しください。
本日は、9月8日(日曜日)午前11時から午後4時まで北ぶらくり丁で開催される「北ぶらリメンバーMARKET」をご紹介いたしました。
北ぶらくり丁ホームページ
https://www.kitaburamarket.com/
2024年9月5日
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今回は「和歌山城の知っているようで知らない歴史」について和歌山城整備企画課 伊津見孝明さんにお話を伺います。
前回は、紀州徳川家初代の徳川頼宣と和歌山城を増改築した話を中心にお送りしました。今回は和歌山城のシンボル的存在である天守と紀州徳川家とのかかわりについてお送りします。
Q 和歌山城の天守は、浅野家の時代に建てられたという事は以前の放送でも出ていましたが、天守をめぐる紀州徳川家の藩主達のエピソードは何かありますか?
特に初代徳川頼宣、5代吉宗、10代治宝の3人の藩主は、天守と深くかかわっていますね。
Q ではまず初代の頼宣から。
頼宣が和歌山城に入った当時の天守の外観は真っ黒。でも、同じ徳川一門の城郭、江戸城や名古屋城、二条城の天守の外観は漆喰塗りの真っ白でしたから、やはり和歌山城も同じように天守の外観を真っ白にしたがっていたと云われています。
でも、天守の建て替えは幕府の規制もあってなかなかできない。
Q いくら御三家といえども勝手に天守に手をつけられなかったんですね。
明暦元年(1655)に和歌山城下の大半が焼失する火災があったのですが、その時天守は奇跡的に焼失を免れました。当時頼宣は江戸にいたのですが、火災の報告を聞いた際に天守が無事と聞いた時に残念がったと云われています。焼失すれば多少再建しやすくなりますからね。
Q 頼宣としては天守は焼けてほしかったと。それぞれの思いの違いが面白いですね。次の吉宗と
天守を巡るエピソードはどうでしょう。
吉宗の時も天守の建て替えを計画していました。ただ、財政難もあって話はなかなか先に進まず、ようやく天守台石垣の築き直しの検討に入りまが、その矢先に吉宗が江戸幕府8代将軍として江戸に行ってしまったので天守建て替えの話は立ち消えになってしまいました。
Q そのまま吉宗が紀州藩主でい続けたらもしかしたら天守の建て替えが実現したかもしれないですね。
最終的に天守の外観については、10代治宝の時代、寛政10年(1798年)に外観が白漆喰に変更になりました。頼宣の頃から約100年以上経って天守の外観が黒から白へと衣替えしたわけです。
Q 紀州徳川家の100年思い続けた執念が実った瞬間ですね。
ここで話が終わればいいのですが、この48年後に今度は落雷が原因で天守が焼失してしまいます。紀州藩は幕府から直ちに許可をもらって天守再建に着手しますが、この時、陣頭指揮を執ったのが当時隠居していた76歳の治宝でした。まさに老体にムチを打って臨んだわけです。
Q 天守の外観を黒から白に変えた治宝からすれば絶対に再建させる、という強い意志があったのでしょうね。
そうだと思います。この2代目天守は嘉永3年(1850)に無事に完成し、昭和20年(1945)の空襲で焼失するまで存在していました。
史跡 和歌山城のホームページはコチラ
「知ってそうで知らない和歌山城の歴史」過去放送分はコチラ🔽
1. 7月30日放送「豊臣・桑山時代」
2. 7月31日放送「浅野期」
3. 9月4日放送「紀州徳川家」