10/2放送 高齢者インフルエンザ及び新型コロナワクチン接種

2025年10月2日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「高齢者インフルエンザ及び新型コロナワクチン接種」について保健対策課の橋本和佳子さんにお話伺います。

Q インフルエンザと新型コロナウィルスのニュースを見ますが、状況はいかがでしょうか?
インフルエンザは例年12月から3月に流行しており、和歌山市では昨年12月から1月に流行のピークがあり、インフルエンザの定点当たりの報告数は過去25年で最も高くなりました。

新型コロナ感染症は年中感染者が報告されていますが、8月下旬から感染者が増加しており、注意が必要です。
また、特に重症化しやすいのは高齢者と基礎疾患をお持ちの方です。

Q 予防のために予防接種がひとつの方法ですが、和歌山市の高齢者の方のインフルエンザと新型コロナウイルス予防接種について教えてください。
定期予防接種の対象者は、どちらの予防接種も、接種日において和歌山市に住民登録がある方で、満65歳以上の方と満60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で身体障害者手帳一級をお持ちの方、または同等の障害と判断される方が対象になります。

流行前の予防接種が有効です。
感染を完全に阻止する効果はありませんが、重症化を予防する効果が報告されています。

Q. 予防接種の自己負担金と実施期間について教えてください。
自己負担金は、
インフルエンザワクチンが1000円
新型コロナワクチンが5000円です。

ただし、生活保護受給者及び中国残留邦人等支援受給者は免除になります。

なお、対象者以外の方は、任意接種として全額自己負担での接種になります。

実施期間は、
インフルエンザワクチンが、10月1日から来年1月31日まで、
新型コロナワクチンは、10月1日から来年3月31日までになります。
接種回数は期限内にそれぞれ1回です。
インフルエンザと新型コロナワクチンは同時接種も可能です。
その場合は、お早目の接種をご検討ください。

Q. 受け方について教えてください。
どちらのワクチンも予診票の個別送付は行っていません。医療機関に予診票がおいてありますので、お問い合わせの上、接種を受けてください。

また、予防接種については効果と副反応の両方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種をご判断ください。

なお市外での接種を希望される方は、和歌山市保健所保健対策課まで事前にご連絡ください。

Q 最後にメッセージをお願いします。
これらの感染症から身を守るために手洗い、アルコール製剤による手指の消毒、外出時のマスク着用などの感染対策や十分な休養、バランスの良い食事など、普段から健康管理も心がけてください。

高齢者に対するインフルエンザ予防接種
新型コロナウイルス定期予防接種について

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