3/26放送 狂犬病予防接種について

2025年3月26日

本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「狂犬病予防接種」について生活保健課 動物愛護管理センターの山﨑瑞希さんにお話伺います。

Q: 狂犬病はどう言う病気ですか?
狂犬病は、狂犬病ウイルスによる感染症で、「犬」という漢字が入っていますが、人間も含めてすべての哺乳類がかかる病気です。感染すると長い潜伏期間を経て発症し、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。
日本では長い間発生はないのですが、世界各国で毎年たくさんの人亡くなっている、今もある病気です。万が一ウイルスが海外から入ってきた場合に備えて、狂犬病の予防接種が重要です。

Q: 狂犬病の予防接種は犬に打たなければいけませんか。
はい。すべての犬に毎年1回受けさせることが、狂犬病予防法という法律で義務付けられています。これは、人間が狂犬病に感染するほとんどが、犬に噛まれることが原因のためです。飼い犬の命を守るため、そして飼い主さんやそのご家族の命を守るためにも、予防接種を受けさせてあげてください。

Q: 狂犬病予防接種はどこで受けることができますか。
接種は動物病院で受けられます。すでに犬の登録をされている飼い主さんには狂犬病予防接種の案内のハガキをお送りしています。お送りしている案内ハガキや、和歌山市のホームページに予防接種を受けられる動物病院を掲載していますので、ご参考にしてください。

まだ犬の登録をされていない方は、掲載されている動物病院であれば予防接種と同時に登録ができます。犬の登録も狂犬病予防法での義務となっておりますので、よろしくお願いします。
また、登録の時、鑑札が発行され、注射をした際にも注射済み票という金属のプレートが発行されます。これら2つを犬につけておくようにお願いします。
和歌山市以外で狂犬病の予防接種を受けられた場合、金属の済み票ではなく予防接種の証明書、紙のものが発行される場合があります。その場合は紙の証明書をお持ちの上、和歌山市動物愛護管理センターでの手続きをよろしくお願いいたします。そこで金属の注射済み票を発行させていただきます。

Q: 最後に一言メッセージをお願いします。
狂犬病予防接種は、すべての犬に毎年1回受けさせることが飼い主さんの義務になっています。狂犬病から、飼い犬の命を守るためにも、また飼い主さんを含め、人の命を守るためにも、必ず勤物病院で受けるようにお願いします。
また、何かご不明な点がありましたら和歌山市動物愛護管理センターまでお問い合わせください。電話番号は 073-488-2032 です。詳しくは和歌山市のホームページにも記載がありますのでそちらをご覧ください。
狂犬病予防注射済票の交付が可能な動物病院一覧

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