
和歌山市広報番組

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月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年2月26日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は国立和歌山大学に令和5年4月に新しくできた「和歌山大学 社会インフォマティクス学環」について学環長の竹内哲治先生と2年生の中村英慎さんにお話伺います。
Q 国立和歌山大学といえば、皆さんご存知の大学ですが、改めて和歌山大学について教えてください。
和歌山大学はおよそ150年の歴史がある和歌山県唯一の国立大学です。
本学には、教育学部、経済学部、システム工学部、観光学部、社会インフォマティクス学環の4学部1学環の学びの場があり、およそ4500人の学生が学んでいます。
Q その中で今回ご紹介していただく「社会インフォマティクス学環」とはどういったものになりますか?
名前はちょっと難しいですが、経済学・観光学を中心とした社会科学と情報学・データサイエンスを中心とした工学の文理融合のハイブリッドな教育組織となっています。
Q 文理融合の教育組織って全国的にも珍しいですよね?
最近はこういうのが色々できてきていますが本学でも新しい試みとして作られた教育組織です。
Q 学部でも学科でもない枠組みということですが、どういう狙いで和歌山大学に作られたのでしょうか?
名前は学環ですが、学部担当の教育組織です。学部だと縦割りの閉塞的な枠組みでしか教育ができませんが、学環は文部科学省が進めている横のつながりを利用した学部連携を活かした教育組織となっています。
経済学部・システム工学部・観光学部・データインテリジェンス教育研究部門の4つが協力してできている学環です。
特に地方自治や地方産業の活性化、エネルギー問題と経済の最適化、観光マーケティングによる具体化、それらをデータを分析し情報を応用することで社会を経済を豊かに強くすることを目的としています。
Q 次に学生の中村さんにも伺います。この「社会インフォマティクス学環」をができた年に入られたということですが、どうしてここを選んだのでしょうか?
社会インフォマティクス学環では統計学や経済学、経営学などを2つ以上の学問の分野を横断的に学べるカリキュラムを組んでいただいております。そこで僕は元々商品企画などマーケティングをしたいと考えていまして、データ分析が必要になるな、と感じておりました。そこでデータ分析ができる学部とかないかな、と調べた時に和歌山大学社会インフォマティクス学環が今年からできるよというところを見つけまして、そこで入学させていただきました。
Q 学年は今、何人くらいいるのですか?
僕の同じ学年は41人入学しております。
同じ志を持ったメンバーでスタートしたわけですね。明日も引き続きお話を伺います。
社会インフォマティクス学環のHPはコチラ