和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
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月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年7月17日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
昨日に引き続き海水浴を守る大阪ライフセービングクラブの谷口博信さんにお話を伺います。



Q 海水浴でおこる事故はどんなものが多いですか?
日本全国でもそうですし、我々が見てます片男波海水浴場についてもそうなんですけれども、基本的に、事前に溺れないように管理をするのですが、一番多いのは足を切ったりとか、くらげとかいった生物に刺されるとか、そういったことが多くなってるのかな、と、思います。
Q そういう時もライフセーバーの方は出動するのですか?
パトロール本部というライフセーバーが待機している場所に、お客様が来ていただいた時に対応させていただいている状況ですし、パトロールの時にもそういった方を見つけられたらお声掛けをさせていただいてますので、都度対応させていただいてます。
Q パトロールしてる時は何かわかりやすい服装とかあるのでしょうか?
パトロールしているメンバーは認定ライフセーバーの資格を持っていますので日本ライフセービング協会から活動するための服装を準備されています。
Q じゃあ、その服装を見た方に何かあれば声をかけると良いんですよね。
黄色いパト着といわれているものと、赤いパンツを履いてますので、すぐわかるかな、と思います。
Q 実際、海水浴場というと子ども連れ、家族連れが多いかと思うのですが、子どもの事故はいかがですか?
子どもの事故もそれほど多くはないのですが、片男波に関しては。
ただ、やっぱり子どもさんから目を話す親御さんというのが非常に多い状況になっております。海水浴場に来た時に、支度をしている間に目を離してしまうとか、片付けの際に目を離してしまうとか、非常にリスクは高いですので、しっかりとお子さんを見ていただきたいなと思います。
Q よくあるのが波打ち際だったら「そこまでよ」「波打ち際だけだよ〜」というのも、そういう時でも目は離さないほうがいいですか?
そうですね。波に足を取られるというお客様も結構多いので、そこでもやっぱり親御さんに見ていただきたいな、と思います。
Q 海は風や波などの自然環境による危険もあると思います。特に注意する点などありますか?
浜側に向いて吹く風であれば、強風であれば浜側に戻って来れますので、リスクは幾分下がるのですが、逆に沖側に風が吹くと流されてしまう、というパターンがあります。特に大きなフロートを使っているお客様につきましては風で沖側にどんどん流されていきますので、その辺りは風の状況を見ながらでも良いですので注意いただけたらな、と思います。
Q 海水浴での危険を防ぐため、準備した方がいいものなどはありますか?
熱中症というは結構起こる可能性がありますので、水分とかも摂っていただきたいですし、日陰になるようなテントとかも準備して来ていただけたらな、と思います。
Q 最後に市民のみなさんに向けて、谷口さんが伝えたいことをお願いします。
海水浴場って怖いイメージを持たれてる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、リスクはあったとしても、ルールをしっかり守っていただいて、来ていただくことで楽しい海水浴になるかな、と思います。是非、片男波海水浴場に来ていただいたら、という風に思いますし、ライフセーバーもそれほど多いわけではないのでライフセーバーになりたい、という方がいましたら、大阪ライフセービングクラブのホームページからご連絡いただければな、というふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
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