和歌山市広報番組
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2025年7月16日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日は海水浴を守る大阪ライフセービングクラブの谷口博信さんにお話を伺います。


Q ライフセーバーという職業は夏になればよく耳にしますが、どういった活動をされていますか?
夏場、7月8月は海水浴場での安全管理なのですが、ライフセーバーは5月から大体10月末くらいまでのほとんど1年間活動していまして、海水浴場での活動以外は「オープンウォータースイミング」とか「トライアスロン」の安全管理をしています。
Q 今、実際に片男波海水浴場に来ているのですが、ここ以外でいつ、どこで活動されているのですか?
和歌山であれば片男波海水浴場以外にも、磯の浦海水浴場や白良浜海水浴場といったところで活動をしている状況です。
Q 特に海水浴場が開かれている2ヶ月はすごく忙しくなると思います。どんなメンバーが何人くらい活動されているのすか?
7月8月と海水浴場開設期間につきましてはやっているのですが、大体メンバーとしては8割くらい大学生になってまして、2割は社会人になっています。
社会人は週末しかお休みがないので平日については大学生が対応して、週末だけ社会人が入ってくるような感じです。大体1日10名くらい、という形になるかな、と思います。
Q 夏休みだったら、大学生たちも夏休みになっていてどっぷりとライフセービングに集中できるわけですね。
そうですね。住み込みでずっと海水浴場で活動する、青春というか、そういった機会になるかと思います。
Q 実際にライフセーバーとして働くには、資格は必要になってくるのでしょうか?
日本ライフセービング協会が発行してます「認定ライフセーバー」という資格がありますので、その資格を持った人間がライフセーバーとして各浜に配属されるという形になります。
Q 気になるのがその認定制度なのですが、実際に座学であったり、実技であったり、どんな内容になってくるのですか?
座学はもちろん心肺蘇生法であったり、ライフセービングの今までの実績や背景やそういったところの学習をしつつ、浜ではライフセーバーが実際に活動するために必要なレスキューボードとかレスキューチューブ、そういった救助機材をどういった形で使うか、といったところを実際に体験していただいて、身につけていただくということになるかな、と思います。
Q トレーニングとして砂浜を走ったり、何m、何km泳いだり、というのはあるのですか?
「ランスイムラン」というのがあって、浜を走って、海を泳いで、また戻ってきて走る、というような非常にハードなトレーニングもあります。身体能力も必要ですけれども、座学での知識も必要になってくるかなと思います。
Q 「ランスイムラン」まさにライフセービングの動きですね。
見つけた→走った→海に行った→助けて→また戻ってくる。
いかに早く溺者を浜にあげるか、というのが大事になってくるので、そういったスキルは必要かなと思います。
明日も引き続き伺います。
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