和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年7月8日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「7月献血愛の助け合い」について総務企画課の長野真理子さんにお話伺います。
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Q. 献血はなぜ必要ですか?
我々の体の中を流れる血液。普段気にすることはないかもしれませんが、病気の治療、手術や出産など、自分の血で賄うことができなくなると、輸血が必要になります。この輸血に必要な血液は、医療技術が進歩した現在においても、人工的に造ることができませんし、長期保存することもできません。また、後ほど説明しますが、1人ひとりが献血できる回数や量には制限があります。これらのことから、献血は多くの方にご協力いただく必要があります。
実は少子化の影響で、10代~30代の若い方の献血協力者数が減少傾向となっています。これからも患者さんに血液を安定してお届けするためには、若い世代の皆さんのご協力が必要となります。
Q. 献血には、どんな種類がありますか?
大きく2種類ありまして、全血献血と成分献血があります。
全血献血には 400mL献血と、200mL献血があり、血液中のすべての成分を献血していただく方
法となっています。
一方、成分献血には、血小板成分献血と血漿成分献血があり、特殊な機械を使って特定の成分だけ
を採血して残りは体内に戻す方法です。
献血バスでは全血献血、和歌山駅前献血ルームでは全血に加え、成分献血についても行っています。
Q. どんな方が献血できますか?
16歳から64歳までの健康な方であれば、どなたでもできます。また60歳から64歳までに献血の経験がある方については、69歳まで献血ができます。
ただし、採血基準を満たしていても、当日の体調不良、服用している薬の種類、一定期間内に予防接種を受けた、3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた、4週間以内に海外から帰国したなど、問診結果によっては献血できないことがあります。
Q. 献血した後、どれくらい間隔をあければ次の献血ができますか?
前回200mL献血をされた方は、男女とも4週間後の同じ曜日から、前回400mL献血をされた方は、男性は12週間後、女性は16週間後の同じ曜日から、200mLと400mLの全血献血が可能です。
Q. 最後に保健所からのお知らせ
和歌山市役所正面玄関前にて、定期的に献血バスによる献血を実施しています。次回は、8月21日(木)に行います。献血Web会員サービスの「ラブラッド」アプリを使えば、予約することもできます。詳細は、和歌山市または和歌山県赤十字血液センターのホームページをご覧ください。
献血は、輸血を必要としている患者さんのために、身近でできる大きな社会貢献。
市民のみなさまにおかれましては、献血への、より一層のご協力をお願い致します。
令和7年度和歌山市献血実施日程