和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年10月3日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「和歌山市立夜間中学の入学者募募集」について学校支援課の中村 壮佑さんにお話伺います。
Q: そもそも「夜間中学」とはどんな学校なのでしょうか。
夜間中学とは、夜の時間帯に勉強する中学校です。義務教育を修了しないまま学齢期を経過した方、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、義務教育に相当する教育を修了していない外国籍の方などが学ぶことのできる学校です。
Q: どのような方が入学できるのでしょうか。
次の3つのすべてに当てはまる人はどこの国の人でも入学できます。
1つ目は、令和7年4月1日に15歳以上になっている方。
2つ目は、小学校や中学校を卒業していない方や十分な勉強ができないで中学校を卒業した方。
3つ目は、和歌山県内に住んでいる方です。ただし、和歌山市に住んでいない方については、住んでい
る場所の教育委員会にまずはお問い合わせください。
Q: どんな勉強をしますか。
昼間の中学校と同じ教科を学習します。また、必要に応じて小学校の内容も学習したり、日本語の学習も行ったりします。ただし、日本語だけを学習することはできません。
Q: 募集期間を教えてください。
募集期間は、令和6年10月上旬から11月29日(金)までです。
Q: 申込み方法を教えてください。
入学申請書などを記入していただき、和歌山市教育委員会学校支援課に提出してください。
申し込みに関する詳しい内容は入学募集要項をご確認ください。なお、入学申請書など様式については和歌山市教育委員会ホームページか入学募集要項のQRコードからダウンロードすることができます。
Q: 入学募集要項や入学申請書などの配布場所を教えてください。
市役所11階学校支援課、市役所1階総合案内所前、各文化会館、各コミュニティセンター、各福祉館に置いています。また、和歌山市教育委員会のホームページからもダウンロードすることができます。
Q: 入学試験はありますか?
入学試験はありません。面談を行い、入学を決定します。
Q: 学校説明会も開催されるそうですね
10月12日(土)は14時から 10月24日(木)は18時から
それぞれ、市立和歌山高等学校で「学校説明会」を行います。
学校概要・教育内容・入学募集内容・入学申請書の書き方の説明をさせていただきますので入学を検討されている方は是非ご参加ください。
学校説明会の詳細についても、ホームページから確認していただければと思います。
Q: 入学募集について、もっと詳しい内容を知りたい場合はどうすればいいですか?
今回の入学募集についての詳細は、和歌山市のホームページをご確認ください。
ホームページ上部のサイト内検索で「夜間中学」と入力し、検索していただけると、夜間中学のページにアクセスできます。
2024年10月2日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「里親月間」についてこども家庭センターの大迫敦美さんにお話伺います。
Q 里親制度とは、どういった制度になりますか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせない子供たちがいます。その子供たちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。
Q なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。
社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、
児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。
Q 里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内ではR5年度末時点で200家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの76家庭です。
社会的養護が必要な子供たちは県内で約300人います。そのうち里親の家庭で過ごす子供は、全体の2割程度です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。
Q 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月は子ども家庭庁が里親月間と位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、里親会及び里親支援機関と協働して、啓発活動をしています。
ひとりでも多くの方に、里親制度への関心を持って頂きたいという思いから、
里親制度個別相談会を開催します。里親支援専門のスタッフが個別にお話をお伺いさせていただきます。
今年度については、3回開催を予定しております。
日時・場所は、
10月4日金曜日、10月20日日曜日は和歌山ビッグ愛9階の会議室Bにて行います。
10月26日土曜日は和歌山市こども家庭センターにて行います。
時間帯はいずれも10時~16時の予定で、ご都合の良い時間帯にご自由にお越しください。
どの日程も参加が困難な方は、その他の日程でも、和歌山市内にある児童養護施設にて個別相談会を開催いたします。
相談会の詳細につきましては、和歌山市HP「里親相談会」で検索してください。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。
Q 最後にみなさまにメッセージをお願いします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。
※詳細はコチラ
※問合せ先
・和歌山県子ども・女性・障害者相談センター (073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」 (0736-67-7584)
・児童養護施設 つつじが丘学舎 (073-480-1043)
・児童養護施設 こばと学園 (073-461-0072)
・児童養護施設 旭学園(073-479-0080)
・和歌山市こども家庭センター(073-402-7830)
2024年10月1日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「短歌ワークショップ」について文化振興課の冨永里菜さんにお話伺います。
Q: 「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念」とは何でしょうか。
奈良時代の724年、聖武天皇が和歌の浦に行幸してその景観を讃え、歌人の山部赤人が「若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺を指して 鶴鳴き渡る」という名歌を詠みました。以来、歌人の憧れの地となり、和歌の神がまつられた「和歌の聖地」として多くの人々を魅了してきました。
今年2024年は、和歌の聖地の歴史が始まって1300年を迎えます。
それを記念して、10月5日から11月24日まで「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭」として様々な催しが行われます。
10月27日日曜日の本大祭では、「聖武天皇行幸時代絵巻行列」として、1300年前に平城京から玉津島へ向かった聖武天皇と貴族たち、そして有名歌人たちの行幸行列、平安時代、江戸時代、未来へと続く時代絵巻行列が行われます。
その前日の10月26日に、連携事業として「和歌の浦と源氏物語 短歌ワークショップ・座談会」を開催します。
Q: 「和歌の浦と源氏物語 短歌ワークショップ・座談会」とはどのようなイベントなのでしょうか。NHK大河ドラマ「光る君へ」に取り上げられた「源氏物語」と和歌の浦との関係をひもとき、和歌の聖地誕生の歴史と、現代までつながる短歌の文化にふれます。
Q どのようなプログラムなのでしょうか?
短歌ワークショップは、和歌の神をまつる玉津島神社周辺を散策して「和歌の浦」をテーマに短歌を自作し、和歌山市出身の歌人・小黒世茂氏に講評いただきます。
座談会「和歌の浦と源氏物語」は、歴史と文学の視点から和歌の浦と源氏物語の関係をひもときます。
Q: いつ、どこで開催されるのでしょうか。
10月26日土曜日に片男波健康館で開催します。
短歌ワークショップは、定員20名で、午前11時から午後2時30分まで
和歌の神をまつる玉津島神社周辺を散策して「和歌の浦」をテーマに短歌を自作し、和歌山市出身の歌人・小黒世茂氏に講評いただきます。
座談会「和歌の浦と源氏物語」は、定員100名で、午後3時から4時30分まで、
歴史と文学の視点から和歌の浦と源氏物語の関係をひもときます。
問い合わせは
和歌山市役所文化振興課 073-435-1194までお問合せください。
芸術の秋に、1300年にわたる和歌の聖地の歴史と、短歌の文化にふれていただければと思います。