和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年10月23日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日も昨日に引き続きオープン1周年を迎える「和歌の浦あしべ庵」について、施設の管理をされているNPO法人 和歌の浦自然・歴史・文化支援機構の溝端佳則さんにお話を伺います。

Q 昨日は「和歌の浦あしべ庵」について色々とお話を伺いました。今日はもっと詳しくお話を伺っていきます。ここの見所、たくさんあるかと思いますが、ズバリどこになりますか?
なんといっても伽羅岩の眺めが美しい、という方が多いです。県外から来られた人にとっては、とても珍しいようです。
Q その伽羅岩というのは?私たちは今、建物の中にいるのですが、どこに見える岩になるのですか?

この辺で言えば妹背山と今見えてます天狗山の岩肌です。これが香木の伽羅に似た木目があるということで伽羅岩と言われています。
Q なるほど、確かに斜めに線が入っているのが木目に見えますね。これって結構珍しい岩なんですね。
そうですね。江戸時代にここを訪れた本草学者の貝原 益軒という方も非常に珍しい、他の国では見ることがない、と書き残しております。
Q その伽羅岩を眺めながら、その手前にあるのが庭園なんですが、庭園も見事ですよね。

そうですね。庭園内の池なんですが、ここには6月20日過ぎから8月下旬にかけて一面に白い花が咲きます。これも一つの見所になっております。
背後の玉津島神社の見晴台からの眺めも素晴らしいです。
Q このあしべ庵が1周年を迎えるということで、今週末の10月26日(日)に記念イベントを開催されるんですよね。どんなイベントになりますか?

地元の方々に色々なパフォーマンスをしていただきます。明和中学校の生徒さんによる演奏会、西浜中学校のダンス、和歌浦小学校の和歌浦ダンス、あとはフルート演奏、講談、歌声広場、健康体操、紙芝居などと色々なものを予定しております。
Q ステージも盛りだくさんですが、このステージは室内であったり、庭園を使ったり、という感じになるのでしょうか?
駐車場と庭園の芝生広場で行われます。
Q この催しどれも楽しみです。イベントは何時からになりますか?
キッチンカーや販売もされるのですが、これは10時から
各種パフォーマンスは11時から行う予定です。
Q 10時から来たらお店も楽しめて、ステージも楽しめるということで、たくさんの方におこしいただきたいですね。
そうですね。10月26日(日)「和歌の浦あしべ庵1周年記念イベント」に是非お運びください。
また、あしべ庵での色々な催し、例えばお茶会や各種講座開催、芝生庭園での演奏会やヨガなどと様々なイベントであしべ庵を活用していただきたいと思っております。
Q 問い合わせ先を教えてください。
和歌山市都市再生課までお願いいたします。
電話は073-435-1048です。
あしべ庵の詳細はこちら
2025年10月22日
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オープン1周年を迎える「和歌の浦あしべ庵」について、施設の管理をされているNPO法人 和歌の浦自然・歴史・文化支援機構の溝端佳則さんにお話を伺います。
Q 今、「和歌の浦あしべ庵」に来ています。本当に心地の良い場所です。まずは「和歌の浦あしべ庵」とは、どのような施設なのかおしえてください。
ここは和歌山市都市再生課が整備・管理している施設で、玉津島神社を中心とした、名勝・和歌の浦、その中には万葉の風景を今に残す妹背山や干潟、それから和歌浦天満宮、紀州東照宮、片男波海岸などがありますが、これを周遊するための拠点となるべき施設として整備公開されたものです。
Q タイムスリップしたような、昔の良さがそのまま残ってる場所になってて大好きです。
で、別荘の跡地を改修した施設ということなのですが、、、別荘とは思えないくらい立派の建物と庭園ですよね。
この建物は昭和4年に和歌山市出身の福島嘉六郎さんが建てたものです。福島さんは著名な茶人でもありましたので、床柱に棕櫚の木を使ったり、炉を切った座敷や、竹を使った欄間など茶人としての趣向を凝らしたものになっています。
Q 細部を見ても、楽しめるところが魅力ですよね。
NPO法人和歌の浦自然・歴史・文化支援機構のみなさんは、この和歌の浦あしべ庵の管理、和歌の浦の歴史・文化の情報発信や観光案内をされているということですよね?
はい。ここは位置的にも名勝和歌の浦の中心ともいえる玉津島神社に隣接していますので、ここを訪れる方々に周辺を散策していただけるように、パンフレットやお写真の展示を通じて、見どころの多い和歌の浦の魅力を感じていただければ、と思っております。
Q 今、私がいるのは和室ですが、テーブルの上には所狭しと色々みなさんの案内があったりして情報発信の場所になっているんだな、と感じます。
和歌の浦の玉津島神社や不老橋のそばにあって、観光の拠点に抜群の立地ですよね。色々な方がこられるのではないですか?
そうですね。県内の方でもここは初めて来た、という方が結構いらっしゃいます。こんなところがあったのかと、驚かれる方もいます。もちろん観光バスで県外の方も来られますし、外国の方もチラホラと訪れます。


Q 風光明媚なので写真を撮りに来られる方もいらしゃるんじゃないかな、と思います。
この和歌の浦あしべ庵の営業時間をおしえてください。
月曜日が休館日となっております。
開館時間は朝10時から午後4時までです。
駐車場は無料となっております。
土日祝日だけは担当者というか案内人がおります。平日は開館しておりますが、無人になっております。
Q こちらお手洗いもとっても綺麗ですよ、いつでも誰でも楽しめる場所になってますね。
担当の方が毎日綺麗に掃除してくれておりますので、非常に嬉しいです。
では、明日も引き続きお話うかがいます。まずはありがとうございました。
2025年10月9日
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昨日に引き続き、和歌山市とまちづくりで連携されてる「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」の吉田英雅さんに「北ぶらREMIX PROJECT」についてお話を伺いします。

Q 昨日「北ぶらREMIX PROJECT」についてお伺いしました。そこに北ぶらくり丁商店街に「インフラゼロハウス」がやってくるということですが、聞くと「インフラゼロハウス」ってちょっと堅い感じしますが、インフラゼロハウスとはどんなものになりますか?
(株)MUJI HOUSE が開発した、「ユーティリティ棟」と「リビング棟」を組み合わせた、車で運べるモバイルハウスです。
ユーティリティ棟は、蓄電池やキッチン、シャワーなどを設けたユニットで、屋根と壁が太陽光パネルになっていて、蓄電池にためて電力をまかないます。
リビング棟は、リビングすぺ一つ、バイオトイレなどを備えた生活のためのユニットで、今回は麻畳や机、イスなどを装備しています。

Q モバイルハウスなんですね。すでにトレーラーハウスのような家が開発されていて、それを、トラックで運んでくるということでしょうか?
そうです。
ナンバープレートのついたトレーラーハウスで、トラックで牽引して運んできます。
今回、ユーティリティ棟は南房総市から、リピング棟は先に設置しました河内長野市の南花台団地からやってきます。南花台団地ではすでに地域の方の集いの場になっています。
Q 平常時も活用ができて、災害時にはライフラインがなくても活用できる設備が揃っているとのことで興味があるのですが、実際に一般の方も中を見ることができる機会はあるのでしょうか?
はい。10月12日から12月28日までの期間中、水曜、木曜、金曜と第2、第4の土曜日、日曜日は基本的には中にも入ってみていただけます。
「アイデアの壁」や「北ぶらの記憶」と参加していただける企画も用意しています。

また、「北ぶら REMIXPROJECT」の開始と「北ぶら SUNNY PARK」のオープンを記念したオープンセレモニーを10月12日の13時から開催します。
開所式として、北ぶらくり丁商店街らしく、「インフラゼロハウス北ぶら店」ののれん と ちょうちんをぶらくるセレモニーや、和歌山では恒例のもちまきを行う予定です。
インフラゼロハウスの説明やこの取組の説明、自由内覧なども行う予定となっています。
Q:最後に市民の方へメッセージをお願いします。
11月30日までは、まちなかを巡って魅力に触れるin the loop 2025 を開催中で、スタンプラリーも実施しています。
秋から冬にかけてのまち歩きが気持ちいいこの季節に、ぜひ、レトロでポップな北ぶらくり丁商店街にでかけてみてください。
2025年10月8日
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和歌山市とまちづくりで連携されてる「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」の吉田英雅さんにお話を伺いします。


Q. 和歌山市とまちづくりで連携されているとのことですが、いつからどのような形で関わりがあるのでしょうか?
令和3年に和歌山市が「新しいまちづくりのモデル都市」として国から選定されてから、まちづくりの連携協定を結ばせていただきまして、ウォーカブル、リノベーション、官民連携したまちづくりに和歌山市さんや地域のみなさんと一緒に取組んでいます。
Q: UR都市機構さんの業務に関係した連携ということですか?
そうです。わたしたちURは、いろいろな都市でまちづくりに携わってきた経験があります。
その経験を生かして、地域経済活性化につながるようなまちづくり支援を1つの使命としています。
和歌山市の目指すまちづくりの方針に沿って、中心市街地が楽しく過ごせて、毎日でも行きたくなるように、連携しています。
Q: 今回、新しい取組を始めるとのことなのですが、どんな取り組みになりますか?
この秋、和歌山市中心部の北ぶらくり丁商店街の中で、「北ぶら REMIXPRJECT」と題した企画を実施します。
無印良品の家を展開する(株)MUJI HOUSEさんが開発した「インフラゼロハウス」というトレーラーハウス2台を設置して、環境配慮技術や災害時に活用できる機能を備えた広場空間をつくります。
この空間を「北ぶら SUNNYPARK」と命名しまして、環境・防災に関する検証をしたり、イベントや会議などで利用したり、ポップアップショップとして使ってもらったりする予定です。
Q. この取り組みをまちなかで行うのは初めてとのことですが、北ぶらくり丁で実施しようとなったきっかけはなんだったのでしょうか?
この取り組みは、(株MUJI HOUSEさんとの共同研究の一環で行うのですが、MUJI HOUSE さんでは広い空間での実証実験を千葉県南房総市などで、すでに実施されました。
その次は、広い空間というよりも、人の滞留が生まれるまちなかで活用してみると新しい視点からの意見やアイデアが生まれるのではないかという考えがありました。
北ぶらくり丁は、これから空間の再整備を行うタイミングでもあり、ここに置いてみると絶対におもしろいという何かしらの確信もあって、北ぶらくり丁での実施につながりました。
Q: また、北ぶらくり丁にいく楽しみが増えそうですね。
このインフラゼロハウスですが、北ぶらくり丁のどこにいつから設置されるのですか?
10月12日「北ぶら REMIX PROJECT」オープンセレモニーから12月28日までの間、北ぶらくり丁の東側、本町公園からもよくわかるところに設置します。
10月9、10日に配布されるリビング和歌山の折込チラシでも情報を載せています。企画内容の最新情報などはインスタグラムでもお知らせしていきますので、ぜひ「インフラゼロハウス北ぶら店」で検索いただき、フォローの方をよろしくお願いします。
まだまだ詳しいことをお伺いしたいので、引き続き、明日もお伺いします。
2025年9月30日
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今日も昨日に引き続き、和歌山城おでかけバージョン、ということで色々なところを見ております。
天守閣の最上階、一番上に来ました。伊津見孝明さんです。
Q 天守閣、風の通りが良いですね
そうですね。四方に扉がありますので全部この時期は開けておりますから、非常に風の通りはよくて涼しいですね。

Q まず上がってきて目に入るのが、この鞠(天井にあるライト)もあります、(和歌山城の)模型もあります。そして、この景色。どんな感じで見ていきましょうか?
まず、ベランダみたいになってますから外に出ることができますので、まず外に出ていただいて、順番に、方角ごとに見える景色の内容を説明していきますと・・・

北側の眼下には市役所とか和歌山城ホールが見えまして、さらにその奥に目を転じると、ビルとビルの間に紀ノ川が見え隠れしています。さらに紀ノ川を渡った先には山が、和泉山脈という巨大が山脈が横たわっているのですが、それを超えたら大阪、ということになります。
東、JR和歌山駅方面になるのですが、さらにその先に目を転じますと、ずっと紀ノ川筋で山々が奥の方まで続いています。
ここから見ることは出来ませんが、方角でいうと、高野山の方になりますので、こちら側に高野山があるんだな、というのを知っていただけたらと思います。
Q 今、ちょっと霞がかかっているのですが、スカッと晴れてる時、見えそうな気がするくらいに展望がいいですよね。
そうですね。本当に霞かかっていない冬の日なんか結構多いのですが、そういう時に四方を見渡すと、すごくはっきり見えて感動しますね。
Q お正月の「天守閣から初日の出を拝もう」という時なんか最高の角度ですよね。
ここまさにベストショットだと思います。
今度は目を転じて、南側に行きますと、和歌山県立博物館、それから県立美術館が右側の方に見えまして、右奥ずっと見ていきますと和歌の浦がちょっとだけ見えるんですね。山と山の間のところに少し海が見えるのですが、かろうじて和歌の浦を見ることができます。
方角的にはこっち側の白浜や海南の方になりますね。
和歌山城を訪れた後に和歌の浦も是非一緒に訪れていただきたいな、と思います。
Q そして、西側になりますが、またここも景色がころっと変わりますね
今度、西側の川と海が見えます。右側には紀ノ川の河口部分が見えておりまして、その先が紀淡海峡、徳島と和歌山を結ぶ間を隔てている海峡になります。
Q 和歌山城がなぜここで、そして文化がどうして発展したのか、わかるような地形ですね。
今日は残念ながら見えないですけれども。天気の良い日は奥に徳島県が見えます。
大阪と江戸を結ぶ船も全て和歌山の目の前を通りますし、徳島は徳島で外様大名蜂須賀家の領地ですから外様大名を出る蜂須賀家を睨むために、ここに紀州徳川家が置かれたということも一つ可能性としては考えられています
このラジオを聴きながら天守閣楽しんでみてください。
2025年9月29日
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「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話を伺います。今回もおでかけバージョンです。

Q 前回は本丸、そして天守閣の入り口と、みなさんにご案内しました。
いよいよ天守閣に入って参りました。
今、中に入ってきて大天守の1階におります。
Q ここの特徴は何でしょうか?
天守閣全体が紀州藩や徳川家に関する史料展示室みたいな形になっております。
大天守1階は主に江戸時代の武具、刀、甲冑とか槍とか古文書等を中心に展示をしております。
Q この階での1番、ここは必ず見ておいて、というのはありますか?
大天守の平面が歪んでいるというのが、実は中に入るとよくわかるんですね。


大天守の南側に立って西の方を向いていただくと、壁が90度になっていないというのがわかると思います。そこからさらに北の方向を振り向いていただくと、ちょっとわかりにくいのですが、また、角度が90度になっていない。
いかにこの建物が正方形ではない、歪んでいるのかというのが、南東の隅に立つとよくわかるようになってます。
Q これは伊津見さんだから教えてもらえるマル秘情報ですね。是非、みなさん、こちらに立って、その歪みを楽しんでみてください。
では、次の階へ行きましょうか。階段を登って2階にやって参りました。
こちらは先ほどとは雰囲気が少し変わりますね。
ここは下とは違いまして、主に紀州徳川家に関係する史料、例えば藩主が自分で直接書いた「書」とか「絵」とかあるいは過去の和歌山城の発掘調査で出土した瓦とか出土遺物類をここで展示をしています。
Q 今、私たちの目の前には掛け軸があるのですが、これもやはり由緒ある方が書かれたものになりますか?

この掛け軸は12代藩主の徳川成勝が自ら書いた書になります。ちゃんと印鑑も、本人の印鑑も押してありますので非常に格式の高い史料じゃないかなと思います。
Q 達筆なんですけれど、今の現代人の私でも読める、というところも、時代が変わっても感じるものありますよね。
そうですね。字の上手い人は現代の人からしてもありがたいくらいに読めますよね。
Q 伊津見さん、ちょっとこれ面白い・・桃の瓦ですか?


はい、そうなんです。桃を模った瓦が置いてあります。桃というのは災いを避ける意味合いがありまして、これは元々天守閣の入り口、我々がさっき最初入ってきた入り口の玄関の屋根に葺かれていた桃の瓦になります。
Q 普通、天守閣の屋根の上だったら鯱鉾とか、厳ついって感じがするのですが、本当に可愛い桃。この時代も桃は桃だったんですね。
そうですね。桃としてはやはり江戸時代も日本にもありましたので、元々中国の伝承で桃は魔除けの力があると信じられていましたので魔除けの意味合いを込めて作られた瓦になります。
そんな感じで気になるものが見つかるかもわからないので一つ一つご覧になっていただきたいですね。
和歌山城のHP
2025年9月23日
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今日も昨日に引き続き今年4月、砂山地区にオープンした西コミュニティセンターのイベント「西コミ防災フェスタ」におじゃまして施設の魅力をお伝えします。

せっかくですので、屋外にキッチンカーが来ていて「炊き出しを食べよう」というイベントを開催しているので、ちょっとお話をお伺いします。

Q 今、食べてるのはなんですか?
「豚汁」です。
Q おいしいですか?
おいしいです。うん
Q いい笑顔ですね。
お父さん、お母さん、男の子2人の4人で参加されてますが、参加してみようと思ったきっかけは何だったのですか?
この子が消防車が大好きで防災のイベントで消防車が3台も来ると聞いたら、それは行かないと!と思って。

Q 今日着てるTシャツも消防車ですね。
そうですね。
Q 消防車好き?どんなところが好き?
しょうぼうしゃ、すき❤️ かっこいい
Q 今、食べてる豚汁は、炊き出しを食べよう!というキッチンカーのイベントなんですが、これは何か登録した人が食べられるのですか?
防災情報メールに登録したら、ということでした。
Q 今回こちらに来られていかがですか?
おいしいですね。豚汁も食べられて、消防のコンサートも聞かせてもらえる、ということなので、これからすごく楽しみです。
Q ちなみにお家はこちらの近くになるのですか?
和歌山市内になります。
Q 西コミュニティセンターには来られたことがありますか?
前に一度来させていただいたことがあります。
Q 西コミュニティセンターをどう思われます?
出来立てなのですごく綺麗ですし、色々な方が集えるような場所になっているな、と思います。
ありがとうございました
今福地区連合自治会 会長 尾崎満さんにお話伺います。

Q 尾崎さんは西コミュニティセンターのある地区でコミュニティセンターができる前から、コミュニティセンターが欲しいと思ってらして、念願叶って、今年4月に開館していかがですか?
砂山さん、吹上さん、高松さん、そして私共今福地区4つの長年の念願事項であり、4月13日にオープンして嬉しい限りです。
Q ただ、みんなが集まるだけでなく防災にも力を入れてらっしゃるんですよね。
ここは緊急の避難所にもなっていますし、上には備蓄倉庫も備えていただいていて、地区に住む人々がまず、ここも逃げてこれる1番の選択肢にみんな思われてると思います。
Q そのポイントはなんですか?
やはり高低差がなくてエアコンも効いてますし、非常電源も入ると聞いていますので、これに勝るものはないな、と思っています。
Q ラジオをお聞きの方で、まだ西コミュニティセンターに来たことがない方のために、何かメッセージありますか?
楽しい、明るい建物ですので、是非、みなさんお越しいただきたいと思います。
そして、また災害の時にはみなさん率先してここに逃げていただいたらいいと思います。
2025年9月22日
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今年4月、砂山地区にオープンした西コミュニティセンターのイベント「西コミ防災フェスタ」に今日はおじゃましています。
西コミュニティセンターの魅力をセンター長の前寿広さんにお伺いします。


Q 今日のイベント、色々な年齢の方が来られていて、盛り上がっていますね。
防災に興味を持ったたくさんの方に来ていただいて、大変嬉しく思っております。
Q こちらの西コミュニティセンターは4月に開館したとのことですが、普段はどのように活用されているのですか?
市民のみなさまの活動や学びの場としてご活用いただいております。
活動室や多目的ホール、和室、調理実習室など、市民のみなさまの様々なニーズに応じた設備をご用意しております。
Q 西コミュニティセンターは、新しいというだけでなく、ほかのコミュニティセンターとは違う魅力があるんですよね。
西コミュニティセンターの1番の魅力はどなたでもご自由にご利用いただける「オープンスペース」となります。ご友人とのおしゃべりや宿題などの作業、お食事など、様々な場面でお使いいただけます。
オープンスペースにはドリンクバーも設けておりまして、コーヒーや紅茶と共にごゆっくりお過ごしいただくこともできます。

また、子育て世代に向けた設備を備えていることも魅力です。
遊具を備えたキッズスペースや児童書を館内でお楽しみいただける図書コーナー、授乳室なども備えており、子育て世代を含めた様々な世代のみなさまに自分らしいひとときをお過ごしいただけるよう心がけております。
Q ここでは、いろいろなイベントもされていますよね
そうですね、西コミュニティセンター主催で様々なイベントをおこなっています。
例えば、ドリンクバーの飲み物を楽しみながら子育て中のママ同士がコミュニケーションをとれる「ママカフェ」とか音楽のコンサートなど地域の集いや出会いにつながるイベントを開催しております。
Q 「西コミ防災フェスタ」はどのようなイベントになりますか?
西コミュニティセンターは災害時の避難場所、避難所に指定されておりまして、災害に備えて日用品や食料など備えております。
市民のみなさまに西コミュニティセンターが防災拠点であるということを知っていただき「もしも」の時には西コミュニティセンターを頼って欲しいな、という願いからイベントを企画しました。


働く防災の車大集合として、
災害が発生した時に活躍する消防車やトイレカーの展示の他、
炊き出しの豚汁やアルファ化米の振る舞い、
東京医療保健大学の学生による応急手当て教室、
さらにペットをお持ちの方に向けたペットの避難についてのトークイベントなど
防災を体験しながら楽しく学べるイベントをおこなっております。
明日も引き続き、西コミュニティセンターからお届けします。
西コミュニティセンターの詳細はこちら
2025年9月9日
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昨日に引き続き、和歌山市の「有限会社 菊井鋏製作所」の代表取締役 菊井健一さんにお話を伺います。

Q 昨日は万博で出店されたお話を伺ったのですが、万博に出店されたきっかけや思いはどういったものだったのでしょうか?
弊社はモノ作りの会社なので、あまりお客さんと触れる機会とか、一般の方に知られることがない会社なんです。
そういった中で、こういった万博の会場に行くことで自分たちのことをまずは知ってもらいたいな、と夢洲で出会った人たちが今度は和歌山の工場に実際足を運んで見に行きたいな、と思ってもらえるような、そういった繋がりができるといいな、と思って出店しました。
Q 実際に繋がりはありましたか?
直接、万博でという訳ではないのですが、この後もいろいろなところで外に出る機会が増えてきたことで、実際に工場に来てくれる美容師さんであったり、ハサミを買いたいよ、と言ってくれる人が少しづつ増えてきています。
Q 実は私たちも今、工場にいるのですが、いろいろな方が作業されています。ハサミをつくる工程を教えてもらっても良いですか?


元々ハサミは一体の金属なのですが、美容師さんのハサミなので仕上がったものは一体の金属なのですが、一番最初は持ち手の部分が二つのパートが分かれた状態から作っています。
そこから溶接でくっつけて職人の手で削って磨いて刃をつけて、最終ピカピカに磨き上げた後にネジで組んでお客様の元に届ける、といったことをしています。

Q 言葉で聞くと、シンプルじゃない?!と思いそうなのですが、実際、本当に細かい繊細な作業をされていますよね。
そうですね。どの工程も一つ一つ手を抜けない作業で、僕らは美容師さんのハサミを作っているということで、こだわりが強いお客様に向けての商品なので、特に失敗が許されない仕事というか、どの工程も神経を研ぎ澄ませながら作っています。
Q 全て、その方のためのサイズ、みたいな感じなのですよね。
そうですね、お客さん一人一人によって、手の形も違えば、好みの大きさも違うし、カットのやり方も違ってくるので、一人一人の切れ味の好みに合わせて、注文をいただいてから全てのハサミを作っていくという作り方をやっています。
Q ハサミを作ってる過程で菊井さんたちが大事にしていることは何ですか?
僕らの会社は「髪を切る職人と、共にあり続ける」というのを企業ビジョンに掲げていまして、もちろん僕らも職人なんですが、僕らの作った道具を使っているお客様も職人だ!と、いうことをすごく大事に考えています。
職人が職人のために作るモノ作り、というのが自分たちの仕事だ、ということを常に忘れないように仕事をしています。
Q そのハサミを使ってみたいな、とか、作っているところ見てみたいな、という方がいらっしゃれば、こちらに連絡して見にくること、見学することはできるのでしょうか?
美容師さんじゃなくても、例えば昨日やっていただいたワークショップも工場でやってもらえるようにやっているので、気軽に連絡いただければなと思います。
Q 連絡先を教えてください
「菊井鋏製作所」の会社名でホームページを調べていただくと工場見学のページがありますので、そちらからお問い合わせいただきますと幸いです。
2025年9月8日
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「大阪・関西万博」に出店された和歌山市の「有限会社 菊井鋏製作所」さんをご紹介します。代表取締役 菊井健一さんにお話を伺います。

Q まず、菊井鋏製作所さんについて、どういったものを作られている会社なのか教えてください
菊井鋏製作所は美容師のハサミを作っている会社です。僕で3代目になるのですが、祖父の代から72年間ずっとこの美容師さんのハサミだけを作りつづけてきた会社です。
Q 美容師さんのためのハサミなんですね。
はい。なので一般の方はなかなか目にする機会はないのですが、プロが使う専用のハサミをつくっている会社です。

Q その会社が今回、どういった形で万博に関わられたのでしょうか?
今回、この万博に6月と7月の二つのイベントに出店してきました。
Q 具体的にはどんなことをされてきましたか?
6月は「日本工芸産地博覧会」というイベントに出店いたしまして、実際にハサミの販売と、実際に僕がハサミを作る技術を使ってキーホルダーを製作するという実演販売もやってきました。
Q そして7月は?
7月の時は万博の一番真ん中にあるシグネチャーパビリオンのくらげ館という場所で、これは実際に子どもさんに体験してもらう、僕らのハンマーを使って「金属の加工をしよう」というワークショップをやりました。
Q 喜ばれたんじゃないですか?
そうなんです。木とか紙とか布は触ったことあるよ、とか、紙粘土とかある子はいると思うのですが、金属の加工はなかなかすることがないので、こんなに力がいるんだ、というのを体験してもらえたかな、と思っています。
Q 今ちょうど工場に来ていますので、使っている道具いろいろなものにこだわりがあるので、こちらで実演してもらってもいいですか?
実際やりながら見てもらえれば、と思いますので、どうぞ。
Q 場所を移動してきました。作業場になるのですが、硬い丸い木があって、その上に金槌があるのですが、これらの道具もこだわりがありそうですね。
そうですね、これ実際に僕らが美容師のハサミを仕上げる用の道具立てを使っています。この木の台はウバメガシという和歌山の県の木にも指定されているようなすごく硬い木を使っています。
ハンマーもこういう変わった形のハンマーを使っているのですが、自分たちで使う道具も自分たちの手で作る、というようなハンマーを使っています。

Q では、早速お願いします。(実演開始)
このハンマーを使って、今日はアルミの棒を叩いています。これは実際に万博でも同じことをやってきたのですが・・・

Q 丸いアルミがどんどん平べったく叩かれていきますね
これはアルミなので実際に刃物にはならないのですが、アルミを叩いていくことで実際に僕らがハサミを作る時に道具をどういう風に使っているのか、あるいは金属がどういう風に形が変わって加工されていくのか、というのを少し模擬的に説明する実演をやっています。
Q みなさんご覧になってて、反応はいかがでしたか?
すごく驚いていただけたりとか、実際に自分たちもやってみたい、という風に言っていただけたりとか、すごく良い反応をいただきました。
また、明日も引き続き、お話を伺っていきます。