2/12放送 令和6年度SDGsアクション受賞「制服リユースSHOP KAKAYA」②

2025年2月12日

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今回も昨日に引き続きNPO法人 はぐくみ「制服リユースSHOP KAKAYA」を代表して木野歩美さんにお話を伺います。

Q 今、実際にお店におじゃましていますが、たくさんの制服があります。この制服はどのように集められているのですか?
毎年、卒業シーズン前に県立の高校に訪問して卒業生の保護者宛にお手紙を配布してもらってます。学校に回収ボックスを卒業から2週間置かせてもらったり、きのくに信用金庫さんの9店舗に2ヶ月間、後はビッグ愛の1階に常時設置して集めています。

Q 色々な方法で制服を出すことができるんですね。
そうです。卒業して不要になった制服を次の子どもへっていう形で寄付してもらえればと思います。

Q 集められた制服はどのように整えていくのでしょうか?
私やボランティアの方の手を借りて破れやホックの取れなどを修理してクリーニングして、きれいに検品して次の子どもが試着する前に準備します。

Q 1着1着検品をして、ホックやほつれも直してくれるんですね
そうです。もちろん次に着る時にホックとか取れていたりすると、今、あまり洋裁のできるお母さんとか少なくなってきていて、おばあちゃんとかにやってもらうということになるので、できる限り、検品した時に外れてたりしたらつけ直させてもらってます。

Q それを受け取った、購入された方の感想はいかがですか?
本当に助かっているって言ってくれる人がほぼです。卒業まで2ヶ月とかで新品買うのが勿体無いとかありますよね。後は成長時期ですぐに大きくなって成長してくれることは嬉しいのですが、着れなくなってまた新しいのを買わなくてはいけない、ということになると思うので、リユース品だとやっぱり定価の3分の1以下で売ってますので、他のものを買ったりとか、他の事に別にお金を使ってもらうことができると思うんです。

Q 展望、今後何か具体的にありますか?
この利益を元に誰でもが通えて、居場所になるような「つれもて食堂」をしたいと思います。
高齢者の方に生きがいを持ってもらったり、子どもと高齢者の方の孤食をなくしたり子どもには居場所を作りたいと思います。
地域のつながりを作って昔の日本の多世代交流みたいな場所、それが防災にもつながると思います。

Q 最後に市民のみなさんにメッセージをお願いします。
学生服は1枚目は新品を購入して、2枚目や3枚目洗い替えにうち(「制服リユースSHOP KAKAYA」)を利用してもらったらと思います。多くの方に利用してもらってエコな暮らしをしましょう。
また、協力してくださる方も募集しています。基本はLINEで連絡くだされば折り返し連絡します。
NPO法人はぐくみがやっている制服リユースKAKAYAをよろしくお願いします。

2/11放送 令和6年度SDGsアクション受賞「制服リユースSHOP KAKAYA」①

2025年2月11日

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今回は「令和6年度和歌山市ベストSDGsアクション」として市民等の投票によって選ばれ、受賞されたNPO法人 はぐくみ「制服リユースSHOP KAKAYA」を代表して木野歩美さんにお話を伺います。

Q 今回、受賞おめでとうございます。取り組まれている「SDGsアクション」について教えてください
学生服のリユースの活動をしています。学生服が不要になった子供から必要な子供へ橋渡しになっています。

Q この取り組みを始められたきっかけは何だったのでしょうか?
2019年に今21歳になる息子がいるのですが、高校に入学して、全部(制服を)揃えますよね、その後、衣替えをしてすぐに雨の日に自転車で転倒してズボンを破ってきて新品を購入することになったことがきっかけになります。

Q 今から着るという時に、また買い直すのはショックですよね。
そうなんです。ミシンで当て布をして直したのですが子供がちょっと恥ずかしいというので、もう一回新品を購入することになったんです。

Q その時にこんなリユースがあればいいな、と思われたんですか?
そうです。絶対に私みたいに困っている人いるはずと思ったんです。やっぱりサイズアウトしたりとかして、買い替えないといけない時というのが来ると思うので。特に男の子だったら破ってきたりとかいうこともあるので、絶対そういうので困ってて必要とされるだろうなと、その時に確信してました。

Q この「制服リユースSHOP KAKAYA」さんでは、どういった制服を販売していますか?
県立の高校と私学、和歌山市内の中学校、近隣の中学校、少しですが保育園や幼稚園も扱っています。あと、体操服も高校の制服を買っていただく時にサイズがあれば一緒に買っていただくことが多いです。

Q 男女のバランスもいい感じにありますね。
そうですね。今、2000枚くらいはあると思います。

Q 買いたい、見てみたいな、私の家にもあるだけどな〜と思う方はどうすればいいですか?
買っていただく方に関してはホームページの右上にLINEのQRコードがあります。それを読み込んでもらうか「KAKAYA」で検索してもらって友達を追加してもらって、そこにどこの何が必要か入れてもらいます。
例えば、「和歌山北高校の男子で身長175㎝、体重65㎏、ウエストサイズ73㎝って感じです。」って感じで教えてもらえれば在庫を確認して、あればお子さんを連れて来れる日を予約してもらう感じになります。

Q LINEである程度やりとりをして、後は店に来て試着をするだけなんですね。
そうです。私が準備をしておくので、それを試着して、ちょっと大きい方がいいのか、それともピッタリのがいいのか、それはお子様とお母さんで決めてもらう感じになってます。

まだまだお話お伺いしていきます。明日も引き続きよろしくお願いいたします。
「制服リユースSHOP KAKAYA」HP

1/30放送 和歌山城の知っているようで知らない歴史「堀」

2025年1月30日

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今回は「和歌山城の知っているようで知らない歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんに伺います。

Q: 前回は石垣の話についてお送りしましたが、今回は和歌山城を取り巻く「堀」についてです。
和歌山城には、大きく現在の和歌山城公園区域を囲む内堀とその北側を流れる市堀川及びそこから派生して伸びていた外堀の2つが存在していました。

Q: 堀もやはり豊臣・桑山期から全て存在していたわけではなく、歴代の城主が徐々に整備していったような感じでしょうか。
そうですね。例えば市堀川は浅野期に完成したと考えられています。

Q: やはり和歌山城の堀は、攻めてきた敵を撃退する事を第一に考えて作られているんでしょうか。
戦時における防御施設だったのはもちろんですが、和歌山城の場合、堀は外部から物資を運ぶ際の水路としても機能していた事が特徴として挙げられます。

Q: 物資を運ぶための水路。という事は、堀の中を船が物資を運んで行き来していたという事でしょうか?
そうです。船から荷揚げがしやすいように、西汀丁隣にあった吹上口と東外堀には雁木と呼ばれる階段が存在していた事がわかっています。

Q: 大奥で暮らしていた女中達の生活用品が、堀を通じて城内に搬入されていたかもしれないですね。
そうですね。堀はどうしても戦時における防御施設として見られがちですが、江戸時代は平和な時代が続きましたから、生活物資を運ぶための水路ということで堀も実用的な使われ方をされるようになったわけです。

Q: 私のイメージが全く変わりました。堀の使われ方からも戦乱の時代から平和の時代への移り変わりが読み取れますね。
和歌山城の堀は、そうした時代の移り変わりを反映したものでもあるのですが、残念ながら明治維新後に都市化に伴って次々と埋め立てられてしまい、今では景観もだいぶ変わってしまいました。今残っている内堀も何度も埋め立ての危機に見舞われているのですが、南方熊楠による反対運動等のおかげでなんとか残ったという経緯があります。

Q: 埋め立てられてきた、というのはどうしてですか?
都市化に伴って大きな街を作っていくという中でお堀が街中にあるとどうしても邪魔になってきたり、水が滞留して、それが悪臭の発生の元になったりして埋め立ててしまおうという話になってくるんです。和歌山城の南側にかつて南堀というお堀もありましたが、そこも結局水が澱んで悪臭が発生していたのでそれを取り除くために埋め立て、今のつつじ園になったという経緯があります。

堀も色々な歴史があるんですね。

1/29放送 和歌山城の知っているようで知らない歴史「和歌山城の石垣」

2025年1月29日

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今回は「和歌山城の知っているようで知らない歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんに伺います。

砂岩で積まれた石垣(けやき大通りから二の丸側を向く)

Q: 前回は天守と紀州徳川家をめぐるエピソードを中心にお送りしましたが、今回は和歌山城の構成要素でももっとも重要な石垣についてという事でお話お願いいたします。
和歌山城ではやはりシンボル的存在である天守に光が当たりがちですが、城内各所に残る石垣もまた大切な文化財です。

Q: 色んな材質の石が見られますよね。
材質でいうと結晶片岩、砂岩、花崗斑岩の3種類が確認されています。

Q: それぞれの石の特徴を教えてください。
結晶片岩は全体的に緑っぽい色をしており、石が横にしか割れないという特徴があります。だから、城内で結晶片岩を積んだ石垣を見ると扁平な石が多いです。
一方、砂岩は灰色っぽい色をしており、結晶片岩と違って石が柔らかく加工がしやすいのが特徴です。最後に、花崗班岩は、主に熊野周辺で採れる石で、全体的に肌色をしています。

結晶片岩で積まれた石垣(鶴の渓)

Q:  花崗班岩は、主に熊野周辺で採れる、とおっしゃっていたのですが、 他の石はどこから採れるのでしょうか?
結晶片岩は和歌山城の周辺で主に採れる石材です。具体的には岡公園にもかつては採石場があって今でもそこに石を採った痕跡が残されています。
砂岩は主に友ヶ島で採れる石でして、おそらく海で船を使ってこの和歌山城まで切った石を運び込んだと考えられています。

Q: 非常にバラエティに富んだ石で石垣が造られているんですね。また積み方も見ていると色んな形式が見られますよね。
和歌山城では主に自然の石をそのまま積んだ野面積、石の表面や石同士が接する部分のみ加工して積む打込み接ぎ、石と石の間に隙間がないくらい精密加工して積む切り込み接ぎの3種類の積み方が見られます。

Q: 石を積んだ時の隙間のなさ、石垣にカーブがあったり、ピンととんがっていたり、この技術、すごいですよね。
織田信長、豊臣秀吉の時代にはそんな技術というものは、まだ開発されなかったのですが、たくさん信長・秀吉時代に全国で築城がいっぱい行われ、そうした中で技術がどんどんレベルがあがっていって、最終的にはそういった高い石垣も作られるようになったんだろうと考えられています。

花崗斑岩で積まれた石垣(伏虎中門跡)

Q: 石垣が積まれた時期はだいたいわかるのですか。
結晶片岩の野面積が豊臣・桑山期、砂岩の打ち込み接ぎが浅野期・徳川期、花崗斑岩の切り込み接ぎが徳川期と説明できるのですが、一部例外もあり、今後も研究が必要と考えています。

Q: 当てはまらない石垣だとどこが挙げられますか。
天守台石垣下、今の券売所から先にあるスロープ状の通路を支える石垣ですね。幕末に築かれた石垣ですが、ここは結晶片岩の切り込み接ぎのような、石をきれいに加工して隙間なく積んでいるという特徴があります。

また、和歌山城に行った時の楽しみが増えました。

1/23放送 和歌の夕景を彩る極上ダイニング②

2025年1月23日

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昨日に引き続き、和歌山市の令和6年度稼げる観光コンテンツ創出支援事業として採択された「和歌の夕景を彩る極上ダイニング」について、事業を実施されている株式会社MANPA代表の坂口宗徳さんにお話伺います。

Q.  MANPAさんは歴史長いですよね。
昭和初期から営業を行なっております。

Q. 宿泊、日帰りを含め、普段はどんな方が利用されてるのでしょうか?
宿泊中心なのですが、南大阪の方が多いですね。

Q. 時代や季節によっても色々と変化されてきたのではないでしょうか?
コロナであったり、大震災であったりとか色々な外的な状況で変化はするのですが、お客様のニーズを捉えて時代に合った運営を心がけています。

Q. そこから新しいレストランであったり、色々なところに繋がっていくんですね。
そうですね。今回(和歌の夕景を彩る極上ダイニングで)ご利用いただくレストランが、元々200畳の大宴会場だったんですけれども、やはり大きな宴会というものが段々減ってきまして、コロナ以降、特に利用がなくなってしまいましたので、営業効率やお客様に喜ばれるように思い切って改修しまして、新レストランということで改修の真っ只中でございます。

Q. 季節季節に応じたお料理が出るのでしょうか?
そうですね。春夏秋冬でお料理内容変えておりますのでリピーターの方も大変お喜びいただいています。

Q. そんな中で今回のイベント「和歌の夕景を彩る極上ダイニング」が2月19日に開催されるということですが、こちらの内容もう少し詳しく教えてください。
薪料理を使用したお料理コースになっておりまして、日本で初めて宿泊施設で薪料理を提供するという形になっております。

Q. こちらは17時、夕方5時からスタートして、、その流れが独特なんですよね。
17時にお越しいただきまして、まずロケーションを楽しみながらウエルカムドリンクであったり、フィンガーフードみたいな形でお客様をおもてなしした後に、新しいレストラン「えびすがお」と銘打っているのですが、そちらでコース料理を召し上がっていただく形を予定しております。

Q. 最初は少し海辺の方に行くので暖かい服を持ってきておいて、という感じですね。
寒い時期ですので防寒のご用意をいただいてから、レストラン内は暖かくしておりますので脱いでいただいてお食事をお楽しみいただければと思います。

Q. こちらは宿泊利用とディナーだけの予約もできますか?
はい、どちらもご利用いただけます。

Q. ラジオを聴いていて、行きたい方はどうすればいいでしょうか?
和歌山市の観光課さんにお問い合わせいただくか、もしくは私どもにお問合せいただくか、私たちの公式ホームページからもご予約いただけるような形になっていますので、是非、ご予約いただいて新しいお料理をお楽しみいただければと思います。申し込みはコチラ

Q. では最後にラジオをお聞きの皆さんにメッセージおねがいします。
今回「和歌の夕景を彩る極上ダイニング」という形で、別名を「1日で消えるレストラン」と銘打っております。継続してお食事内容は提供していくのですが、こういったウェルカムドリンクであったりというのは今回1日限りでございますので、是非お越しいただければと思います。

1/22放送 和歌の夕景を彩る極上ダイニング①

2025年1月22日

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今回は、和歌山市の令和6年度稼げる観光コンテンツ創出支援事業として採択された和歌の夕景を彩る極上ダイニング」について、事業を実施されている株式会社MANPA代表の坂口宗徳さんにお話伺います。

Q 今回、実施されるイベントはどういったイベントになりますか?
和歌の浦のロケーションを生かして有名シェフを招いて美味しいお食事を皆様に召し上がっていただく、そういうイベントになっております。

Q このイベントをしようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
2023年に官公庁の補助事業で同じようなロケーションダイニングをしたところご参加いただいた方から大変ご好評をいただきまして、次回はいつ開催するのか、といった声が非常に多かったために、今回和歌山市さんで事業の補助金が出ておりましたので応募したところ、採択いただきましたので実施させていただくことになりました。

Q 会場はどちらになるのでしょうか?
私どもの「和歌の浦温泉 萬波」の新しくお食事処を作っておりますので、そこの新しいレストランでご提供させていただこうと思っています。

Q 今、新しいレストラン、とおっしゃいましたが、やはりこだわりがあるのでしょうか?
そうですね。今回、日本初!旅館では日本初、薪のお料理を提供する運びになっております。

Q 炭でなく、薪なんですね。
そうですね、薪を利用しています。

Q 薪料理の特徴は何ですか?
薪料理は非常に薪の香りがお料理に移って、匂いでも大変お料理が楽しめる特徴があったり、炭よりも火加減がコントロールできるお料理になっておりますので薪を使用する形になっています。

Q 今回はその薪を生かしたお料理が出るんですか?
お肉中心に薪を使用したお料理を提供する形になっています。

Q こちら有名なシェフが来られるのですよね。
横浜からアメリカ人のタイラーさんという三つ星シェフにお越しいただいてお料理の監修をしていただくことになっています。

Q このタイラーさんは薪を使った料理が得意なんですか?
火を見る変人と言われるくらい、薪火を使ったお料理が大好きな方です。前回も官公庁の事業でお越しいただいて美味しい料理作っていただきましたので、今回もお手伝いいただくことになっております。

Q 具体的にどんな感じでお料理が出されるのでしょうか?
お料理はコース料理になっておりまして、地魚を生かしたお造りであったり鍋料理であったりをコースで出しながら薪で焼き上げた熊野牛のステーキをメインに提供する予定になっております。

Q 魚もお肉も美味しい、ということですね。
お魚が美味しいのは当たり前なので、なかなか美味しいお肉料理を出している温泉旅館というのは日本探してもあまり見当たらないので、お肉も美味しいよ、というような旅館を目指して、今回のプロジェクトや企画になっております。

Q こちらのイベントはいつ開催でしょうか?
2025年2月19日17時スタートということで予定しています。
では、詳しい内容は明日も引き続きお話を伺います。
申込はこちら

12/25放送 和歌山県立医科大学 薬学部②

2024年12月25日

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今日も昨日に引き続き、令和3年4月に和歌山市にまちなかに開校した「和歌山県立医科大学 薬学部 伏虎キャンパス」について、薬学部長 太田茂先生と3回生の神田浩貴さんにお話を伺います。

Q 神田さんが薬学部を目指したきっかけは何だったのでしょうか?
僕が薬学部を目指したきっかけというのは小さい時から体調を崩しがちで、病院に行って薬をもらうことが多く、薬をもらうと体調が良くなって、ということから薬の偉大さというのを小さい頃から気づいていて薬について学べたらいいなと思って薬学部を目指しました。

Q 将来は薬学部と言っても色々な道があるかと思うのですが、どのような職業を目指している、って具体的にもうありますか?
製薬メーカー、製薬企業の開発部に行って治験(その薬が正しく使えるかどうかを調べる)ような職業につきたいと思っています。

Q 薬剤師が多い中でその研究を目指すのも面白そうですね。
そうですね、おもしろいな、と思います。

Q 神田さんはちなみに和歌山市出身なんでしょうか?
僕は大阪生まれでして、大阪市から通っています。

Q どんなキャンパスライフを送っていますか?
個性的な先生がいまして太田先生を始め、色々な大学で色々な業績を残している先生がいるので、その方の講義を受けるというのがとても楽しいですし、うちの学部は和歌山県外から来ている生徒さんも多いので方言について話したりとか、その子にとっては大阪も近くていけるので、和歌山で遊んだりとか、大阪で遊んだりとか、とても楽しくキャンパスライフを送っています。

Q (キャンパスの)場所が和歌山城前というすごく便利なところにあるのですが、この辺りいかがですか?
南海和歌山市駅からも徒歩圏内ですごい良い立地ですし、和歌山城前ということもあって研究して疲れてエレベーターを降りよう、という時に和歌山城が見えますのでそれで1日の疲れを癒しています。

Q 最後に市民のみなさんに向けて、メッセージをお願いします。
まずは太田先生からお願いします。

実は私どもの最上級生、今、4年生ですが、来年の2月中旬くらいから和歌山市を中心にして病院、あるいは薬局に出向いて、そこで実務実習という名前で薬剤師の見習いのようなことをさせていただく予定になっております。多くの市民のみなさんと顔を合わせることが多いと思います。是非、温かい目で見守っていただけたらありがたいな、というのがお願いの一つです。
もう一つは、私たち、まだ出来てから4年経っていないような状況でまだまだ知名度が低いように思っております。多くの和歌山県の生徒さんたち、薬学に興味を持ってる方がいらっしゃいましたら、是非、私どもの薬学部にお越しいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

では、神田さん
毎年10月中旬辺りに「紀葉祭(学園祭)」というのをやらせていただいてるのですがまだ知名度が足りないというのもあるのですが、現段階10月過ぎちゃったばかりなのですが、来年の10月に来ていただけるとありがたいです。お願いいたします。

和歌山県立医科大学 薬学部HP

12/24放送 和歌山県立医科大学 薬学部について①

2024年12月24日

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今回は、令和3年4月に和歌山市にまちなかに開校した「和歌山県立医科大学 薬学部 伏虎キャンパス」について、薬学部長 太田茂先生と3年生の神田浩貴さんにお話を伺います。

Q 令和3年に新しく薬学部を新設されたということですが、経緯は?
従来から和歌山県には薬剤師の数の偏在が認められている、ということは県もよく承知をしていただいてるとこだったという風に聞いております。
特に紀南地域ですとか橋本の方とかなかなか薬剤師の数が少ない地域がございまして、それを非常に問題視した県の薬剤師会、あるいは病院薬剤師会の団体のみなさんが署名活動をしていただいて県庁がそれを受けて薬学部新設に至ったと聞いております。

Q  伏虎中学校の跡地にあるのですが、どれくらいの学生が学ばれているのでしょうか?
薬学部の学生は1学年100名です。創設4年目になっているところなので400名が勉学をしております。教員は約60名。事務の職員が15名ですので、結構なボリュームになってきているかなと思います。
これからあとまだ5年生、6年生になりますとトータルで600名になりますので、かなりの賑やかな大学の学部になるのではないかなと思います。

Q 大きな校舎で新設したて、ということで新しいのですが、設備も特別なものとか多いのではないでしょうか?
新しいですから、学生の講義室、それからラウンジというような休憩のするところ、簡単ではありますがジムみたいなところも設けておりますし、中には体育館もございます。そのような形で学生には喜んでいただけるような施設になっているのではないかな、と私たち自身は考えております。

Q 設備・環境って大事ですよね。
そうですね、教員にとっては、あるいは学生もそうですけども、研究機器も県のお計らいもあって整っておりますので研究をしたり、教育をしたり、それに十分なだけの施設が整っていると思います。

Q 先生は専門は何になりますか?
私の専門は衛生薬学という領域でして、その中でも特に医薬品、環境化学物質の生体内での変化、そういうものを研究するのが中心としてしております。

Q 神田さんはこの薬学部でどんな事を学ばれていますか?
現在薬学部の3回生の後期課程に入っておりまして、研究室が先ほど紹介がありました太田先生の衛生薬学研究室に所属しております。
自分自身の研究のテーマが「におい」についてなのですが、妊娠期につわりがあると思うのですが、つわりの時にお米の匂いが苦手になったりだとか、フライドポテトの匂いを特に好んだりということが経験的に言われていて、その匂いについて、どういう風に匂いが分解されているか、というテーマを扱っています。

和歌山県立医科大学 薬学部HP

12/19放送 稼げる観光コンテンツ「市堀川夜市」②

2024年12月19日

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昨日引き続き、和歌山市の令和6年度稼げる観光コンテンツ創出支援事業として採択され、事業を実施されている「市堀川夜市(ichihorigawa yoichi)」の様子をお届けします。

Q: 出店されているお店の方にもお話しを伺いします。何店舗かあるんですが、おいしそうな香りに誘われて・・こちらはどんなお店になりますか?
肉うどんとかからあげとか、揚げ物(春巻きとかエビチリとか)のお店です。

Q:お店の名前はなんですか?
Smileです。

Q:夜市での出店は、何度かされているのですか?
11月3日から始めて出店させていただいてます。

Q:毎日ですか?
そうです、週6で営業させてもらってます。

Q:普段はどこかでお店をされているのですか?
お店はないので、ここだけでやってます。

Q:いかがですか?お客さんとのやりとりや、ここでお店をしていて。

店を構えるのと違って楽しいですね。お客さんとの会話があり距離感があって。

Q:どんなお客さんが多いですか?
家族連れのお客さんやサラリーマンの方が多いですね。

Q:つい夜市と聞くと男の人がちょっと一杯ひっかけて、、みたいなイメージがあったのですが、すごく気楽に来れそうな感じですね。
そうですね。普通の構えてる店と違って、来ていただいたら順番に店舗を回っていただいたり、とか色々な楽しみ方をしていただいてます。

Q:ラジオをお聞きのみなさん良ければメッセージをお願いします。
是非、また機会があれば夜市にみなさん寄ってください。お願いします。

Q:お客様にも伺ってみましょう。
 こんばんは。今日はご家族揃って来られたのですか?
はい。

Q:このお店には結構来られるのですか?
始めてです。

Q:どうして来てみようと思ったのですか?
夜市をしているのは知っていたのですが、一回行ってみたいなということで、家族で始めて来ました。

Q:奥さんは夜市のどんなところに魅力を感じましたか?
始まる、とお知らせが来た日に行ったら、みんないっぱい人が来ていて楽しそうだなと思って、一回来てみたいなと、屋台とかないので一回行ってみたいなと思って来ました。

Q:今日は和歌山からですか?
そうです、市内からです。

Q:実際来てみていかがですか?
わくわくします。

Q:お子さんは・・こんばんは。今、何年生ですか?
2年生

Q:今、何を食べてるの?
うどん

Q:外で食べるのって楽しい?
うん

Q:また来たい?
うん。

Q:いいですね〜。ラジオをお聞きの方もどんなところかな、と思っていらっしゃると思うので、お客さんとして、何か一言メッセージお願いできますか?
始めて来て楽しいので、一度みなさんも来ていただければと思います。

今日は、毎日、京橋親水公園において、午後5時から10時に開催されている「市堀川夜市」についてお届けいたしました。3月31日まで臨時休業を除き毎日開催しております。
ぜひ、Instagramで出店者をご確認の上、お越しください。

12/18放送 稼げる観光コンテンツ「市堀川夜市」①

2024年12月18日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は、和歌山市の令和6年度稼げる観光コンテンツ創出支援事業として採択され、事業を実施されている「市堀川夜市(ichihorigawa yoichi)」について、株式会社 紀州まちづくり舎の吉川誠人さんにお話しを伺います。よろしくお願いします。

Q:「市堀川夜市」の場所に来させていただいてます。どうしてここで、こういった事業をしようと思われたのでしょうか?
「かわまちづくり」という市堀川を町づくりに活かそうということで、今、和歌山市は「市堀川かわまちづくり計画」を作ってすすめています。その中で、もともと駐車場だったところが公園になって、どんな使い方がいいのだろう、と、市民の方にご意見いただいて、屋台がいいのでは、というご意見があってそれを拾ったんです。博多の屋台のように、ここにいつも屋台が出ているような場所になったらいいんじゃないかということで。

実はここは川沿いで荷揚げ場だったんです。江戸時代の絵にも残っているのですがここで「夜市」をずっとやっていた場所なんです。

これまでも和歌山市の企画で1週間くらい屋台を出してみたり、イベントでは企画もあったのですが、ここにずっと屋台がある、というような場所になったらいいなと企画させてもらいました。

Q:駅からも徒歩で近く、和歌山城も見ることができて、県外や色々な方が夜市でお食事をするだけでなく色々な楽しみ方もできそうですね。
イルミネーションを5年くらい前から和歌山市で取り組んでいただいてるのですが、川面にイルミネーションも光ってこれもまた綺麗なんです。和歌山城も近いですし、今、けやきライトパレードもやってますし、夜も出歩いて、イルミネーションを見るだけでなく、ご飯を食べるようにお友達とおしゃべりをして、店主さんとお話して、みたいな、そういうコミュニケーションを取れる機会にもなって、最近盛り上がってます。

Q:この夜市は、毎日行われているのですよね。
基本的には毎日出してくださいね、ということで屋台の出店者さん募集をしてます。誰も出ない日もあったりするので、お休みしてる日もあるのですが、ほとんど毎日やってます。たまに誰も出てない日もありますが。最近は常設というか週1回お休みするだけで後は毎日出るよ、という出店者さんも現れて、基本毎日やってます。

Q:どんなお店が出店されるのですか?
例えば、うどんとかからあげとか、今、おでんをしているところも多いですが、Barの出店者さんもおられますしタイ料理のお店もあったりとか・・・

Q:ここに来たら何か新しいものに出逢える感じがしますね。
そうですね。

Q:この夜市とコラボをして川沿いで特別なイベントも定期的に開催しているのですよね?
貴船を走らせたりしています。月1回くらいですが、熊野川から貴船を運んできたので、それに乗ってイルミネーション楽しみながらご飯食べたり、お酒を飲んだりする日を月に1回は設けています
これも毎週週末、船が出てるというようになっていったらいいな、と思っているので、みなさん来てくれたらそれもできるのかなと思うんです。

Q:最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
「市堀川夜市」屋台が毎日出ていますので、是非覗きに来てください。

ありがとうございました。また、明日も引き続き、市堀川夜市の様子について、お店の方や、お客さんにお話うかがっていきます。

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