3/13放送 和歌山城のお堀の舟に乗ろう②

2026年3月13日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

昨日に引き続き和歌山城のお堀の舟船頭をされている岸真樹さんにお話を伺います。今日も舟からのお話になります。

Q 乗ってこそ感じられる優雅さですよね。
そうですね。目線が低く石垣を見れたり、また下から覗き込むような天守閣が見えますので、また是非お越しください。

Q 乗った時にまず感動したのが、この音楽と岸さんの軽快なトーク、そして案内の内容。これ全て岸さんが構成されているのですか?
季節にわけて一応バージョンを変えさせていただいています。

Q 歴史的なところ、押さえるべきところはきちっと押さえられていますよね。
そうですね。特に今年は豊臣秀長さんが脚光を浴びると思いますので、その点を思いっきり押していきたいアナウンスにしたいと思っています。

Q 豊臣秀吉の弟の秀長が!!という風にアナウンスもされてましたよね。
なかなか今まで脚光を浴びていなかった人なんですけれども、和歌山にとってはゆかりのあるひとですので和歌山城=秀長さんでもっと有名になっていったらいいと思います。

Q トークもですが、船頭をされていただけあって、安心して乗れるというのも嬉しいですね。
元々ずっと船に乗った仕事に携わっていまして、また、これが手作りの木舟、川舟ですので、水に馴染みがよくて、こういう浅いところでもしっくりくるように運転もしやすいので、安心して乗っていただけると思います。

Q 舟に乗りたい時に注意すること、例えば服装とか、年齢とか、制限はありますか?
笑い話で路線バスに乗れる方なら誰でも乗れますよというのですが、一応当日受付に来ていただいて、直ぐに乗れる場合もありますし、ちょっと待っていただけなければならない場合もあるのですが、そのまま乗っていただけると思います。

Q 岸さんがここだけは絶対に見て!というポイント教えてください。
やはり、一の橋をくぐってその後、どーんと見えてくる御橋廊下、天守閣。お舟からの目線でずっと両サイドに切り立った石垣を見上げてもらうと天守閣が見えるのが大変きれいと思います。

Q これから桜の季節。また綺麗でしょうね🌸
桜の時期は和歌山城はたくさんの人で賑わいます。また、一の橋からみんなが舟に乗って見物しているようにみんなから見られている部分もおもしろいので、是非、来てくださいね。

Q 運行状況はどうやって知ることができますか?
運行は一応インスタグラムで年間の運行日程を出してるのですが、基本は桜が咲き出してから3週間は平日もぶっ通しでやっています。雨天の場合は中止です。
運行カレンダーはこちらから
それ以外、花見が過ぎますと今度は土日祝日営業しておりますので是非お越しください。

Q 時間は何時から何時になりますか?
朝10時から夕方4時になっております。

Q では、最後にラジオをお聞きの皆様にメッセージをお願いします。
身近で和歌山の方、なかなか和歌山城に来る機会もないし、あまり最近行ってないという方もこれを機会に是非、和歌山城に来てください。

3/12放送 和歌山城のお堀で舟に乗ろう①

2026年3月12日

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♪舟の案内の音♪

和歌山城に桜の季節が近づいています。今日は和歌山城のお堀の舟船頭をされている岸真樹さんにお話を伺います

Q お堀を舟で遊覧するのは長くされているのですか?
そうですね。18年目くらいになります。きっかけは昭和33年に再築された天守閣がその50年後に「城フェスタ50」という2008年にあったイベントでやらせてもらって、今年で18年目になると思います。

Q このコースですが、結構ゆったりとした時間を確保されてますよね。
約20分の円周コースです。まず、岡口門の方へ重要文化財に指定されていますので、まず、みなさまにそちらを見ていただいて、御橋廊下、紅葉谷でUターンして戻ってくる約20分のコースになっています。

Q 普段は橋の下をくぐれないところもくぐることができて、見られない景色を見られない角度を見られるのは感動ですね。
そうですね、あそこの橋の下(一の橋)は鯉がたくさん集まってくる場所で子どもさんなんかは特に喜んでいただけると思います。

Q 外国の方にも人気あるんじゃないですか?
結構、最近は外国の方も多くて、一応僕も英語は喋れないのですが、英語で案内できるようにプリントアウトした案内状も作っております。

Q 今、舟に乗っているのですが、こちら木製で味がありますよね。
よく言ってくれました、これは熊野古道で今でも現役で浮かんでいる舟を持って来させていただきまして、ずっと三船祭りとかで使ってる舟を、川舟でないとお堀の底を擦ったりしますので手作りの木舟、川舟をもって運行させていただいております。

Q 風情ある場所で風情ある舟に乗って・・最高ですね。
そうですね。最初ここで18年前にやるとなった時、どうしよ、と言って海の舟とかを探しにいったのですが、やっぱり和歌山城のお堀に浮かべるには、ということで灯台下暗しで和歌山新宮市の向かい側、紀宝町に舟大工さんがおりまして、その人に頼んで、今で3代目(の舟)になります。

Q この舟は最大何人まで乗れるのですか?
定員は12名で、船頭1名プラスで13名ですが、シーズン中ゆったり乗っていただくのに8名くらいで運行させていただいています。

Q こちらの舟に乗りたい場合は予約するのでしょうか?
現地に来ていただいて、忙しい時期だったら次何時に出ますという受付をおいてます。基本はピストンで。
乗り場は一の橋を渡ってきていただいて、80メートルほど来ますと、旗が立って、看板も置いてますのでそちらから乗っていただけます。

明日も引き続き舟についてお話伺っていきます。

2/25放送 和歌山あけぼの中学校②

2026年2月25日

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昨日に引き続き令和7年4月に市立和歌山高等学校内に開校した、和歌山市初となる夜間中学校である「和歌山あけぼの中学校」について校長の藤範登志美(ふじのりとしみ)先生にお話を伺います。

Q 昨日は、夜間中学校がどんな学校なのか伺いました。今日は現在の学校の様子を伺いたいのですが、まず今は何人くらいの方が学ばれているのでしょうか?
10人です。

Q どんな方が学ばれていますか?
年齢は国籍を問わず、さまざまな背景をもつ方々が「もう一度学びたい」という思いを持って通われています。10代から70代まで非常に幅広い世代の生徒が入学しています。
若者世代の方は不登校などの理由で中学校に十分通えなかった方。
シニア世代の方は戦中・戦後の混乱期に義務教育を終了できなかった方や、学び直したい方が通っています。

Q 生徒のみなさんの様子はいかがですか?
夢中で学ぶ、そして真剣な眼差し。若い世代から70代の方までが同じ教室で机を並べ、お互いに教え合ったり励ましたりする光景も、夜間中学校ならではの素敵な特徴です。

そして、孫のような年齢の若者と、祖父母のような年齢の方が休み時間におしゃべりを楽しむなど、家庭や職場とは違う「学校というコミュニティ」でのつながりを楽しまれています。

Q 今年度の授業の中で特色のある授業などはあったのでしょうか?
伝統文化に触れる体験学習
茶道体験:お茶をたてたり作法を学んだりする授業が行われました。日本の伝統的な「おもてなしの心」を体験する貴重な機会となっています。

人生を豊かにする「特別講義」
2025年12月24日に「3代目タイガーマスク」として知られる金本浩二さんが来校されました。金本さんは生徒たちに『諦めずに挑戦することの大切さを』テーマにしたお話をしてくれました。困難を乗り越えて学び直しを選んだ生徒さんたちの背中を、強く押す内容でした。

食のパフォーマンスでは「うどんパフォーマンス」といった五感で楽しむようなユニークな食育活動も行われ、学校生活に彩りを添えています。これは和歌山市立和歌山高等学校(定時制)との連携の一つです。

「総合的な学習の時間」での交流は起震車体験をしました。
このように「教科書の中だけの学び」に留まらず生徒一人ひとりの人生経験を活かしたり、新しい世界を広げたりするものが多いのが大きな特色です。

Q もし興味がある場合はどちらにお問合せをすればよろしいでしょうか?

まずは和歌山市教育委員会に問い合わせをしてください。

Q 令和8年4月からの入学もまだ申し込めるのでしょうか?
はい。随時募集となりましたので大丈夫です。

Q では最後にメッセージをお願いします。
学校は比べる場所ではなく見つける場所です。もし悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは見学に来てみてください。




2/24放送 和歌山あけぼの中学校①

2026年2月24日

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令和7年4月に市立和歌山高等学校内に開校した、和歌山市初となる夜間中学校である「和歌山あけぼの中学校」について校長の藤範登志美(ふじのりとしみ)先生にお話を伺います。

Q まず、夜間中学校とはどういう学校になるのですか?
さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった方々が、年齢や国籍を問わず学び直すことができる公立の夜間中学校です。

Q 夜間中学校ですから、夜の時間帯なのでしょうか?
夕方17時35分から学活が始まり、1時間目は17時40分からです。4限目まであり45分授業で展開しています、終了は21時です。

Q 場所はどこにありますか?
和歌山市立和歌山高等学校の敷地内にあります。

Q 入学の条件はあるのでしょうか?
3つの条件があります。
1つ目は年齢の条件:満15歳以上であること
2つ目は居住地の条件:和歌山県内に住んでいること。和歌山市外にお住まいの方でも、県内であれば対象になります。
3つ目は学びの必要性:日本や母国で、小学校や中学校を卒業していない。中学校を卒業していても、不登校などの様々な事情により、十分に学べていないまま卒業した学び直しを希望する方
そして、
学費:授業料は無料です。
入試:学力を測る「試験」によって合否を決めるものではありません

Q 具体的にどんな授業をされていいるのでしょうか?
昼間の中学校と同じ教科を学びますが、その中身は柔軟です。

Q 昼間に行く中学校と同じようなカリキュラムということなんですが、工夫されていることはありますか?
「心」と「体」を動かす授業は工夫しています。
実技教科:音楽で楽器を演奏したり、美術で制作をしたり、体育館で体を動かしたりします。大人になってからこうした教科を学び直すことに、喜びを感じる生徒さんも多いようです。
また、総合的な学習ではICT(タブレット端末)の使い方を学んだりする時間もあります。

そして、「わからない」ことを置き去りにしない、柔軟なコース分け
これは一斉に同じペースで進むのではなく、個人の習熟度に合わせてコースを細かく分けています
 基礎・基本コース:小学校の算数や漢字から振り返って、ゆっくり進めるコース
 通常コース:中学校の学習内容を標準的なスピードで学ぶコース

それぞれの力に合わせたコースがあるのはとても安心ですね。
引き続き明日も「和歌山あけぼの中学校」についてお話し伺います。

2/17放送 イラストユニット「ロシトロカ」②

2026年2月17日

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今日も昨日に引き続き、イラストユニットである「ロシトロカ」として、和歌山市内外で活躍されている佐古浩介さんと小夏さんにお話を伺います。

Q  昨日は、市内で見ることができる作品。特に和歌山市民図書館での作品について、くわしくお話を伺いました。お二人と「和歌山」のつながりが気になったのですが、どういったところにあるのでしょうか?
二人とも生まれも育ちも和歌山で、今も和歌山で暮らしながら制作や子育てをしています。今はオンラインでどこでも仕事ができるスタイルになったのですが、人や自然に関わりながら制作ができる和歌山が自分たちにとって一番しっくりくる場だな、と思って、ここで活動することになりました。

Q イラストの道にすすむきっかけはあったのでしょうか?
僕は京都精華大学でイラストを学んでいたことがあって、卒業後和歌山に戻って10年ほど飲食のお仕事をしていました。
妻は絵を専門に学んだことはなかったのですが、結婚してからすぐ「イラストの仕事をしてみたい!」と言い出したんです。その時、難しいかなと思っていたのですが、ある日、妻が大阪で活躍されている作家さんが初めて「アトリエで絵を教える」という募集がある、というのを見てほしい、と言ってきて、これは今すぐ申し込んだ方がいいと思って薦めました。

そこから、妻が大阪に通い始めたのですが、先生が僕の昔の絵を見てくださって、旦那さんも一緒にきたら、と言ってくれたこともあって、後半、二人で通うようになりました。
学んだのがたった1年ほどの期間だったのですが、出会った先生や仲間とのつながりを大切にしながら、この世界で続けていきたいなって二人で話し合って、イラストの道に進むことになりました。

Q 子どもが喜びそうな作品も多いのですが、どんな想いで制作をされているのでしょうか?
元々何を描けばいいか迷っていたころに、いろいろ描いてきたのですが、よくよく考えてみると、元々雑貨や海外のおもちゃが好きだな〜ってことに気づいて、そこから形や色に自然とこだわるようになってきて、今の絵のスタイルになりました。
以前は子どもが喜ぶ姿を身近に見ることってなかったのですが、編集さんの言葉に励まされながら制作してたのですが、今は息子も生まれて子ども向けの作品を作る楽しさを、より実感しています。

Q 今後、和歌山で活動していきたいことなど、展望はありますか?
これまで絵を通して色々な形で仕事をしてこれたのですが、近々、初めての仕掛け絵本を出すことができそうなんです。本を通じてこれまで以上に子どもたちと近い距離でわくわくを伝えながら関わっていけると嬉しいなと思っています。

Q 最後にラジオをお聞きの皆様にメッセージをお願いします。
和歌山市民図書館が去年5周年を迎えたのですが、自分たちの絵も5年間子どもたちを見守ってきたんだな〜と思って改めてすごくジーンときました。
図書館は大人も子どもも自由に想像力を広げられる場所だと思うので、これからも本を読みながら空間ごとゆっくり楽しんでもらえたらな、と思います。

今日はイラストユニットの「ロシトロカ」さんにお話伺いました。

2/16放送 イラストユニット「ロシトロカ」①

2026年2月16日

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今日は、イラストユニットである「ロシトロカ」として、和歌山市内外で活躍されている佐古浩介さんと小夏さんにお話を伺います。

Q 「ロシトロカ」というイラストユニットとして活動されているお二人ですが、どういったユニットになるのですか?
私たち夫婦で一つのイラストを描いているのですが、子どもの本や絵本、壁画、ライブの映像など絵を通して色々なお仕事で活動しています。

Q カタカナで「ロシトロカ」と書くのですが、由来などはあるのでしょうか?
ペーパーフィルターの濾紙と濾過からきています。自分たちが交互に書いていく制作スタイルなのでコーヒーフィルターのようにお互いのアイディアを通して一滴一滴抽出するように素敵なものづくりをしていきたい、という思いを込めています。
あと、名前の響きがどこか異国のような不思議さが気に入って名づけています。

Q 「ロシトロカ」さんを知らない方でも、お二人の作品を目にされているのではないかと思います。和歌山市内ではどんな場所で見ることができますか?
和歌山市民図書館や移動図書館車、冬野にある「cafeみき」さんなどで壁画や空間装飾として作品をご覧いただけます。

あと、担当している知育絵本シリーズがあるので本屋さんで手に取ってもらえる機会もあると思います。

Q 今日は、お二人の作品を見ることができる「和歌山市民図書館」におじゃましておりまして、今、絵本の山の洞窟の通路にいます。動物がたくさん登場するポップなイラストですよね。4階の壁のあちこちに描かれているイラスト。そして屋上にも大きな壁面アートが描かれています。どういったイメージでデザインされたのでしょうか?

和歌山のモチーフをテーマにしていて森、海、空、地中。と、エリアを分けて生き物をキャラクターとして登場させています。子供図書館のキャラクターたちは和歌山市民図書館で本と一緒に育つ子どもたちを見守る存在として描きました。そして4階から屋上に上がることで空のエリアになっているのですが、そこで成長や旅立ちにつながるように意識して描いています。

Q 特に私のお気に入りは屋上はもちろんなのですが、4階の絵本の山の本の洞窟の通路のイラストがすごくこだわっていますよね。
ありがとうございます。通路は地中のテーマでなかなか描けないのですが、子どもたちが関わる空間ということで色々な仕掛け、自分たちの思いを込めて描いています。色々な動物が描かれているのですが全て地中なので穴の中で登場しています。みんなそれぞれ冬眠をしながら本を読んでいるというテーマで描いていて、それぞれの本が、普段動物たちが関われないような世界の本を読んでいます。例えばきつねだったら別のエリア、海の世界を読んでいて想像を膨らませていたりとか、小さなストーリーが詰め込まれた空間になっています。

引き続き明日もお話伺います。

1/8放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史「御橋廊下」

2026年1月8日

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「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。

Q 西の丸広場から御橋廊下にやってきました。風情ありますね。

そうですね。これは木造で2006年に復元された建物ですが、もう20年ほど経とうとしていますが、綺麗な形で保っています。

Q この名の通り御橋廊下、橋なんだけど、廊下になってる、って珍しいんじゃないですか?
全国のお城を見てるとこういう形式の橋って意外とありまして、ただ、和歌山城がよその城と違うのは高低差がある、斜めになっている、というところですね。ここが大きな違いです。

Q これは昔もこの形だったのでしょうか?
はい、江戸時代後期に作成された立面図が残っておりまして、それを元に復元をしているのですが、当時からこの形になっています。

Q では、中に入ってみましょうか。確かに斜面になってます。横にも小窓があってお堀を見ることができていいですね。
天守閣もここから見ることができますので、ちょっとした隠れ撮影スポットみたいな位置付けになります。

Q この橋は目的は何のために建てられた橋になるのですか?
これは二の丸と西の丸、それぞれ江戸時代は二の丸御殿、西の丸御殿があったのですが、両方を殿様が行き来するために作られた専用の橋になります。

Q 他の人はなかなか通ることができなかった?
そうですね、殿様とお付きの方のみしか通れなかった橋になります。

Q 気になるのは床なんですが、すごく特徴ありますよね。
板を重ねて段差を作ってるのですが、これが滑り止めで作られたものになります。

Q 当時からここまで考えられていたのでしょうか?
はい、当時、江戸時代後期の御橋廊下を描いた図面を見ると、よーく見るとそう言う表現がしてありました。それを元に再現をしています。

Q 今、時間帯にもよるかと思うのですが、光が当たった時に、御橋廊下に小窓がたくさんあるのですが、窓の桟の柄が床と天井に写ってステキ✨これって計算されていたのでしょうか?
そこまでしてたかどうか、ちょっとわからないですけれども・・。ただ、今こうやって見てみるとすごく粋な演出というか、自然の光とコラボレーションできているのかなと思いますね。

Q 他にもこの橋の特徴はありますか?
この橋は殿様が渡る専用の橋、ということですので、外から移動してる姿とか見られないように壁がついていて、雨が降っても移動できるようにと屋根がつけらて、本当の意味での廊下橋という形になっています。

Q こちらの橋の利用時間は決められているのでしょうか?

午前9時から午後4時45分まで通行可能ですので、その間は通行することができます。

今回は西の丸広場と御橋廊下について2日続けてお届けいたしました。

1/7放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史①「西の丸広場」

2026年1月7日

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知ってるようで知らない和歌山城の歴史について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。お出かけシリーズ、今回は「西の丸広場」に来ています。

Q こちらは和歌山市役所の目の前にある広場ですね。
はい。ここは週末いろいろなイベントが行われているとこですので、市民のみなさまも馴染みのあるところじゃないかな、と思います。

ここ西の丸は当時、基本的には「西の丸御殿」という御殿がありました。ただ、ここは殿様が寝泊まりしたりだとか政治を行う場所ではなくて、殿様が趣味を楽しむための空間、場所でした。
具体的には、東側には能舞台があって、お殿様が能を鑑賞したりとか、お茶室もあったり、歴代の殿様の中には焼き物を作るのが好きな人もいて、その人のための窯があったりとか、つまり、いろいろな趣味・娯楽を楽しむための室があったのが西の丸なんですね。

Q 今は広場になってますが、ここはいろいろな建物があったという感じなんですね。
そうです。御殿を中心に能舞台、お茶室とか、いろいろな建物がこの広場に密集して建てられていました。

Q そう思うと、当時の笑い声や喜びがここから出てくる、って感じですね。
そうですね。やっぱり政治とはまた違う、離れた空間ですので、多分ここで気難しい話とかもなく、殿様も、そこに仕える家臣たちも和気あいあいとしていたのかもしれないですね。

Q 今も昔もその点では一緒かもわからないですね。
今度は市民のみなさんの憩いの場という形でいろいろなイベントで使っていただいていますので、そういう意味では機能としてはそんなに変わっていないのかな、と思います。

Q さて、西の丸広場からお堀の方を見ますと気になる石が4つあります。この大きな石は何なのでしょうか?

これは2006年に御橋廊下を復元する時に発掘調査で出てきた御橋廊下の礎石になります。

Q いつ頃のものになるのですか?
おそらく江戸時代の中期くらいかなと思うのですが、かなり古いものですね。

Q すごく大きな穴が空いているのですが、直径30cm以上くらいある結構大きな柱だったのですね。
そうですね。やっぱり橋自体が巨大な構造物ですので、当然ながらその橋を支えるための柱、柱の礎石としては非常にしっかりとした作りになっています。

Q なんかネジを差し込んだのかな、というような溝もあるのですが、これは?
柱をちょっと削って、差し込むための穴なのですが、おそらくここは柱が抜けないように側面に溝を入れているんじゃないかな、と思います。

Q すごいですね。ではいよいよこの御橋廊下に行きましょうか。
御橋廊下案内したいと思います。

12/25放送 令和7年度文化表彰受賞者「大谷獅子舞保存会」②

2025年12月25日

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今日も昨日に引き続き、令和7年度和歌山市文化表彰 文化奨励賞を受賞され「大谷獅子舞保存会」について、代表の浅間義光さんにお話を伺います。

Q 昨日は顧問の谷口さんに戦後途絶えた大谷獅子舞を保存会の皆さんで復活させたいという想いを聴かせていただきましたが、そこに浅間さんはどんな形で関わって、どんな想いがあったのでしょうか?
私が獅子舞に触れたのは70歳の手習いという気持ちで谷口さんにお願いして保存会にいれていただきました。

Q 復活してから何年くらいになるのですか?
2011年、もう12年くらいになりますかね。

Q 今、何人くらいの方がどんな形で関わっていらっしゃるんですか?

構成は27名。一番高齢者が谷口さん90歳。私が82歳、少年時代から谷口さんと同様獅子舞にこだわってきた方が今は60歳から65歳。その人が中心になって指導されています。後の18名は平成生まれの若手ばかりで、これが保存会の強みです。

Q すごいですね。こういったものは結構高齢化になってるかな、と思うのですが、若手の方がたくさんいるって、これからまだまだ未来がありますね。
はい。平成生まれの若手で、今一番若い子は3年前に小学校5年生の時に「獅子舞やりたい!」と3年経ったいま中学1年生ですが、メンバーの方といろんな演舞を熟せるようになって、こんなありがたいことはありません。

Q 練習はいつしてるのですか?
毎月第二、第四の日曜日13時から約2時間半たっぷりやってます。
大谷自治会館のこの部屋の中でがんばってます。

Q どんなところで獅子舞は披露されているのですか?
保育所や学校の卒業式、この地区は施設が多いので訪問慰問など今も続けているのですが、この賞をいただいたお礼として今後とも頑張っていきたいな、と思っています。

Q 私の後ろにある獅子舞、かなりの歴史のある獅子舞だそうですね。
はい、もう250年以上、古くは300年越すのではと思っています。

Q 獅子舞の演舞を見るだけでなく、その200年以上の歴史ある獅子舞に触れるというのも是非、楽しんでいただきたいですね。
はい。

Q 大谷獅子舞保存会に入ってみたい!気になる!という方はどうすればいいですか?連絡先を教えてください。
携帯番号090-2045-8259です。

Q では、最後に市民のみなさまにメッセージをお願いします。
今年もまた機会あるごとに地区の祭りとか、伊久比売神社奉納の時には獅子を舞います。それでもって、また施設へ訪問、慰問のお願いがあれば馳せ参じます。どうぞよろしくご利用ください。

12/24放送 令和7年度文化表彰受賞者「大谷獅子舞保存会」①

2025年12月24日

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今日は、令和7年度和歌山市文化表彰 文化奨励賞を受賞された「大谷獅子舞保存会」について、顧問の谷口俊裕さんと代表の浅間義光さんにお話を伺います。

Q この度は文化奨励賞の受賞おめでとうございます。
  お二人は授賞式にも出席されたとのことですが、いかがでしたか?
(浅間さん)80年生きて、赤い絨毯の上を歩く時に先人たちの努力があってこそ、ここを歩いているんだ、と痛感いたしました。感謝でいっぱいです。
(谷口さん)私も子どもの時から60年70年、このような表彰を受けたことは大変嬉しく思っております。

Q ほぼ1世紀近くこの歴史ある獅子舞に関わっていたからこそ感無量だったのでは?
もう、感無量です。代表の浅間さんと一緒に出席させていただき大変良かったと思っています。

Q 歴史ある「大谷獅子舞保存会」になりますが、この「大谷獅子舞」とはどういったものになるのでしょうか?
大谷の起源については大谷の奥山に大蛇が出て女性・子どもがよく呑み込まれるので、それを伏せるため訪れた山伏から神を諫めるための獅子舞の教えを受け、若者たちがそれらを習ったのが始まりとされ
ている。そこには金毘羅宮社が伊久比売神社へ遷座してからは、夏の盆踊りの後によく舞うようになりました。

Q 夏の盆踊りの時によく舞うようになった、ということですが、その舞も色々とあるんですよね。
7つの演舞がありまして、
1つは「たかば」という約3メートルの高さの上で獅子を舞うのですが、今、万が一ということがあってはいけないと思い、今は6つの下で舞う演舞をやっております。

Q 長い歴史がある獅子舞、一度は途絶えてしまったらしいですね。
昭和16年太平洋戦争があって、終戦になった時は私もまだ10歳くらいの歳でしたので、先輩たちが戦争へ行って亡くなっていたり、帰ってくるのが遅かったので、しばらくの間、途絶えておりました。
ところが、私も二十歳前から大谷の盆踊りをした後、先輩たちに習って獅子舞をさせてもらった、というようなところになります。

Q 小さい頃に聞いた獅子舞のあの音や踊りが身体に染みついていた、といった感じでしょうか?
そうです。獅子舞や盆踊りの音頭をとったり、太鼓を叩いたりもさせていただいて、これが唯一の楽しみになっておりました。

Q それは復活させなきゃと心から思いますよね。
そうです。その時に私たちと同年代の方もたくさんいてましたので、皆に助けてもらいながら、今日、ここに獅子舞が復活できたということで、大変喜んでおります。

明日はその「大谷獅子舞保存会」のみなさまのことについてお話お伺いします。ありがとうございました。

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