和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年9月17日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「認知症に関する施策」について地域包括支援課の中本有美さんにお話伺います。
Q 9月は認知症月間ということですが、いつ、どのようにして決まったのでしょうか?
1994年「国際アルツハイマー病協会(ADI)は世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定め、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
我が国でも認知症の方は年々増えており、2040年には高齢者の6.7人に1人、軽度認認知障害30.5%、約3人に1人が認知症になるとの推計を発表しました。
このような状況の中、今年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。基本法のなかで9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定められています。
Q 和歌山市では認知症月間や、認知症の日に何か取り組みをされていますか?
今年は、9月13日〜25日迄、和歌山市役所1階市民ギャラリーの展示を行います。
他にも、9月16日〜9月22日迄和歌山城ホールや市堀川をオレンジ色にライトアップします。
Q オレンジ色にライトアップと言われましたが、オレンジ色には何か意味があるのでしょうか?
オレンジ色は、認知症のシンボルカラーです。
温かさを感じさせるオレンジ色には手助けします、という意味があります。
Q 他にも認知症の普及啓発等について、何か取り組みをされているのでしょうか?
和歌山市では認知症に対して正しい理解が広まるように、和歌山市認知症キャラバンメイト連絡会を中心に認知症サポーター養成講座や認知症フォーラムなどを開催しています。「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり」を目指しています。「認知症サポーター養成講座」受講修了者が認知症を正しく理解したことをいかし地域や職場、学校などで認知症の人と家族を支える応援者として活動しています。
他にも「認知症安心ガイドブック」や認知症カフェを紹介したパンフレットの作成なども行っています。また認知症について医師に無料で相談ができる、認知症相談会も毎月、各地城包括包援センター7か所で開催しています。詳しくは地域包括支援課にお問い合わせいただくか、和歌山市のホームページや市報わかやまにも掲載しておりますので、ご覧ください。
Q 最後に市民の皆様にメッセージをお願いします。
認知症に関する正しい情報を広く知っていただき、認知症に対しての偏見がなくなることで、自分自身が認知症になっても、身近な人に認知症であると伝えることができ、住み慣れた地域で安心して生活を送ることができる、そんな街になるように、是非この機会に認知症について考えてみていただければと思います。
2024年9月16日
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今回は「お仕事紹介」
総合防災課の柏山崇さんにお話伺います。
Q:総合防災課ではどのような業務を行っていますか?
総合防災課では、災害から被害の軽減を図るための業務を行っています。
具体的には南海トラフによる大地震であったり、台風による風水害などを想定し、事前復興計画や地域防災計画などの策定、避難場所・避難所の指定。迅速に情報を伝達する防災行政無線の運用など防災に関することをいろいろと行っています。
Q:今年に入ってからも色々な災害がおこっていますので、非常に重要なポジションになってきますね。
その中で主に行っている業務を教えてください
和歌山県防災ヘリコプターに係る事務や中核市相互応援協定に係る事務などをおこなっています。
防災ヘリコプターは、阪神淡路大震災を受けて和歌山県では上空からの救助活動など、ヘリコプターによる広域応援体制を構築するため、南紀白浜空港を拠点として和歌山県防災ヘリコプターが1機配備されています。
ヘリの出動の流れは、消防局に通報が入った後、和歌山県防災航空センターに県災害対策課へ防災ヘリコプターの出動を要請、当日の気象状況にもよりますが、指令を受けてから本市には約45分後に到着する予定です。
中核市相互応援協定は、いずれかの市域において災害が発生し、被害を受けた都市が独自では十分な応急措置が実施できない場合に、被災地の要請にこたえ、当該災害により被害を受けていない市が友愛的精神に基づき、相互に応援協力し、被災市の災害応急対策、災害復旧及び災害からの復興を円滑にするための相互応援協定です。
もちろん、業務はこれだけでなく、庶務関連の業務なども、先輩方にサポートしてもらいながらではありますが行っています。
Q:業務を進めるうえで心掛けていることはなんですか?
とにかく知識を吸収することです。当たり前のことですが、総合防災課という以上、和歌山市の防災に関する知識は必要不可欠です。災害に関する知識、法律の知識といったように、自分が担当する分野以外の防災についてもっと詳しくならないと、と感じます。
電話でも、市民の方から和歌山市の防災に関することについて度々聞かれますので、広く深く知識を付けていかないと、と感じます。
Q:最後に総合防災課からひと言メッセージをお願いします。
災害はいつ起こるかわかりません。総合防災課としては、少しでも被害を軽減できるように尽力し、日々の業務に取り組んでまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、今一度、防災に対する意識を高めていただきますようお願いいたします。
防災に関する質問などは073-435-1199までお願いします。
2024年9月12日
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昨日に引き続き、紀三井寺について、紀三井寺住職の前田泰道さんにお話を伺います。
Q 見どころはどんなところになりますか?
まずは桜の寺ですから、花見で春先には来られる方が多いです。そして、境内から見る景色が絶景の宝庫和歌の浦という、日本遺産、和歌の浦の景色を見ることができます。寺の境内から直接景観があるのは珍しいと言われる方が多いです。
それから色々な建物や仏像や文化財をお預かりしているという意味でも見どころはわりあいあると思っています。
Q なかには国や県の重要文化財に指定されているものもいくつもありますね。
いちばん下の楼門という門と鐘撞堂(鐘楼)と多宝塔という二重の塔の3つが国の指定文化財ですし、仏像では本尊の十一面観世音さまや千手観世音さま、あるいは梵天、帝釈天、あるいはもう一体の十一面観世音さまといったところが重要な文化財となっています。
全て収蔵庫に収められているのですが、秘仏でない三体は常時大体公開しています。いつ来られても三体は10時半〜午後3時ごろまでに来られると拝観していただくことができます。
Q 今回10月19日(土)に夜間拝観を実施するとのことですが、夜間拝観は行われたことがありますか?
めったにないと思います。おそらく初めてではないかと思います。お坊さんは朝が早いものですから、夜は早く寝てしまうのですが、この日だけはちゃんとしっかり目を開けてお迎えをします。
先ほどお伝えしました大光明殿(収蔵庫)の重要文化財なども通常の昼間ご覧になるのとは違い、夜の拝観というのは別な味わいがあるのではないかと思いますので、一度またお運びいただければと思います。
Q 夜間拝観用にライトアップもされるのでしょうか?
ライトアップはさせていただきます。千日詣やお正月のようなライトアップになるかと思います。
この夜間拝観をご希望の場合は
9月23日(月)までに往復ハガキで和歌山市文化振興課あてにお申し込みをお願いします。
料金は1500円を当日お支払いいただくことになります。
定員は50人となっており、応募多数の場合は抽選になります。
詳しくは和歌山市文化振興課073-435-1194までお問い合わせください。
Q 最後に市民のみなさんにメッセージをお願いします。
2020年が紀三井寺開創1250年の節目でした。その年に色々と記念事業をしまして境内が随分変わっておりますので、みなさん一度来ていただければと思います。
バリアフリーをテーマにケーブルカーをつけたりしたので車椅子の方でも本堂まで来れます。
また、景観のバリアフリーとして、景色をじゃましていた木を伐採しまして景観がきれいに見れるようになっております。
バリアフリーをテーマとしてこれからもやっていきたいと思っております。私もバリアフリー和尚と呼ばれるようになりたいと思ってますので、みなさん、どうかこの紀三井寺に足を運んでいただければと思います。
*ケーブルカーから遊歩道を通ってエレベーターに乗ると本堂の横まで行くことができます。車椅子の方もベビーカーの方もどんな方も安心。
紀三井寺HPはコチラ
2024年9月11日
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今回は、和歌山市民にも親しまれ、和歌山市観光でも有名なスポット、紀三井寺について、紀三井寺住職の前田泰道さんにお話を伺います。
Q 紀三井寺は和歌山市のシンボルのお寺といってもいいくらい歴史がありますが、いつからあるお寺ですか?
西暦でいうと770年。今から1254年前になります。唐の国(今の中国)からはるばる海を渡ってこられた為光上人というお坊様によって開かれたお寺です。
Q 紀三井寺という名前もそのころからなのでしょうか?
そうなのですが、ここは正式には「金剛宝寺護国院(こんごうほうじごこくいん)」という正式名称があります。ご存知の方は少なくて、みなさん「紀三井寺」とおっしゃっていただくのですが、紀州にある、三つの井戸のお寺という意味です。
山の中に3箇所井戸がありまして、それぞれ名前がついていて、清浄水(しょうじょうすい)、楊柳水(ようりゅうすい)、吉祥水(きっしょうすい)。これが自然の霊水を湧かしている珍しい湧水のあるお寺という意味で「三井寺」と呼ばれていました。
大津にも「三井寺」がありまして、ここのお坊さんが西国巡礼を最初に始めたと言われていまして、このお坊さんがこの辺りに来た時に、うちにも三井寺がある、ここにも三井寺がある。それなら紀州の三井寺ということでちょっと区別してほしい、ということで「紀」がつきまして「紀三井寺」になったと言われています。
Q その井戸は今でも見ることができますか?
今もコンコンと水を湧かしておりまして、きれいに整備されて湧かしております。
一応自然の水なので保健所からは煮沸するようにといわれているのですが、それぞれに霊言がこもった水であることを偲びながら汲んでいただけたらと思います。
Q 紀三井寺といえば長い石段。これは何段あるのですか、また、すべてに意味がありますよね。
231段ありまして、別名「結縁厄除けの坂」と言われています。
厄年がありますよね、男性でいうと42歳が悪い歳。女性は33歳、還暦の61歳も悪いという、全て数え歳ですが。。ちょうどその段数に踊り場から踊り場までがなっているのです。それで厄除けの坂といわれていてそこを踏み越えることによって厄除けになるという意味です。
もう一つは結縁坂(けちえんざか)という意味は、紀国屋文左衛門(江戸に上り大金持ちになった方)がまだ若い、貧乏な若者だった時に自分の足の不自由なお母さんを背負って紀三井寺に来た時に、ぞうりの鼻緒が切れてしまい、それを付け替えてくれたのがこの対岸にある玉津島神社の宮司の娘さんでおかよさんという方。恋が芽生え、それだけでなく宮司の出資金によって、みかんが少なくて困っていた江戸に紀州のみかんを運んで、大きな火事で木材がいるという時には木材を運んで、大儲けをして紀国屋という大きな信頼をうちたてた。ということから「結縁」と「出世」、「開運」の基になった坂「結縁坂」と申します。
明日も引き続きよろしくお願いいたします。
2024年9月10日
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今回は「お見合い支援プロジェクトについて」について子育て支援課の住岡 克己さんにお話伺います。
Q:お見合い応援プロジェクトとはどのような事業ですか。
結婚を希望しているにもかかわらず、出会いの機会が少ない方に出会いの機会を提供する事業です。
地域で出会いの場を提供してきた世話人同士が連携して、結婚を望む市内の独身者にお見合い型の出会いの場を提供しています。
まず、独身者の方が当プロジェクトへ登録します。
その後、事務局が担当する世話人を決定し、独身者へお知らせします。
独身者が世話人へ相談を行い、その相談で聞き取った内容をもとに
世話人は年間4回実施予定の縁結び会で情報交換を行います。
ふさわしい相手が見つかれば独身者に意向を確認した上でお見合いへとつながります。
Q:今回、世話人を公募されるということですが、世話人の皆さんはどのような活動をされていますか。
現在、21名の方に登録していただいています。
担当する独身者からプロフィールシートを預かり、登録している独身者の中からふさわしい方を引き合わせる活動をボランティアで行っていただいています。
出会いに関する相談や縁結び会への出席、お見合いへの同席などを行っていただいています。
Q:親身になって寄り添ってくれる人ですね。世話人の応募に際して、どのような要件がありますか。
次の①、②をすべて満たす方です。
①市内在住で18歳以上の方
②「世話人としての活動に理解・意欲があり、積極的に世話人として活動していただける方」です。
ただし、結婚相談等を生業として行う方は対象外とします。
Q:応募の際はどのような手続きが必要ですか。
必要書類を記入するために市役所の東庁舎2階にある子育て支援課へ来庁してください。
その際、10分程度の聞き取りを行います。
詳細については、和歌山市ホームページをご確認いただくか子育て支援課へお問い合わせください。
電話は073-435-1329です。
Q:最後に一言お願いします。
この事業には世話人の皆様の協力が必要不可欠です。この事業がきっかけで良いご縁があればうれしいです。わたしたちと一緒に縁を結んでみませんか?また、独身者の方の登録も随時受付けています。結婚を希望される方はぜひご利用ください。
2024年9月9日
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今回は「ちょっと待って!おトクな広告は定期購入かも知れません!!」について市民自治振興課の窪田義孝さんにお話伺います。
Q:市民自治振興課にある消費生活センターには、どのような相談が寄せられますか?
最近は「SNSの広告などで見た化粧品や健康食品を1回だけと思って注文したところ、思いがけず定期購入になっていた」という相談が多く寄せられています。
Q:見たことあります!シミとりクリームとかダイエットサプリとかの広告ですよね。
別人のようにお肌がきれいになったり、すごくスリムになった姿が映っていて、大体は初回が大きく値引きされた広告が流れています。
Q:高価な化粧品も『初回1,000円』だったら試してみようかなと思っちゃいます。
そう思うのは分かりますが注意が必要です。「初回限定」「定期しばりなし」などとお得感ばかり強調されていますが、スクロールした先や最終確認画面に【〇回コース】とか【2回目以降のお値段は】と記載されていれば、それは定期購入なんです。
Q:「初回限定」と書かれていれば1回だけだと思い込んで注文してしまいます。
何日か後で2回目以降の商品や発送メールが届いて定期購入だと気が付きます。
慌てて事業者に電話をしても混み合ってつながらなかったり、メールやLINEでしか問い合わせができなかったりして、解約しようとしても連絡がつかないとセンターに相談が寄せられます。
Q:連絡がつかないと、どうすればよいか分からなくなってしまいますね。
解約できないうちに届いた商品を一方的に送り返すケースもあります。気を付けていただきたいのは、一方的に商品を送り返しても解約にはならず契約は継続したままです。代金未払いが続くと弁護士事務所から請求書が届くこともあります。
Q:弁護士ですか!ほっておいたら大変なことになりますね。
通信販売にはいわゆるクーリングオフ制度はありません。こちらの都合で一方的に解約はできず、返品についての特約があればそれに従うことになります。
注文時には必ず最終確認画面をきっちり確認し、スクリーンショットなどで注文画面を保存してください。
Q:困った時は相談ですね。
それでは最後に10月11日(金)開催予定の「消費者教育講座」のご案内です。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。
今回のテーマは「相続・贈与」に避けては通れない住まいの終活」です。
日時は10月11日(金)午前10時から、
場所は勤労者総合センターです。
事前申し込みが必要で、申込期間は9月27日(金)までです。
参加無料ですので、ぜひお申込みください。
詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。
2024年9月3日
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今回の放送は「地震に備えて」について地域安全課の辻本佑輝さんに伺います。
Q: 先月、南海トラフ地震臨時情報が発表されましたが、南海トラフ地震臨時情報とはどのようなものなのでしょか。
「南海トラフ地震臨時情報」とは、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。
情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中」等の形で情報発表されます。
Q: 南海トラフ地震が心配される中、災害時に重要となることを教えてください。
災害時は自分の身は自分で守る「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」が重要になります。災害の初動期に行政が公助力をフルに発揮するには限界があります。そのため、自助ともに、近隣の人々が集まって、互いに協力し合いながら、防災活動に組織むこと(共助)が必要となります。
Q:「自助」の部分で私たちができることを教えてください。
まずは、和歌山市防災マップで自宅やよく行く場所のハザード情報を確認することです。
次に家具の転倒・落下の対策や電気火災の対策など、自宅の安全対策をとることです。
家具を置く場合は、なるべく背の低いものにすることや、倒れて出入り口をふさがないように、家具の向きや置く場所を工夫する必要があります。また、家具を固定することも大切です。
電気火災は電気コードが揺れによって引っ張られ、接触不良によって、出火したり、停電が起きていた場合は、停電から復旧した時に出火することもあります。対策としては、強い揺れを感知した時に、自動でブレーカーを落としてくれる感震ブレーカーという、器具の設置がおすすめです。
最後に、地域の防災訓練や防災講座への参加をすることです。防災訓練では、情報の収集伝達、避難·誘導、初期消火、応急救護、避難所運営など実践的な対応を経験することにより、一人ひとりが災害発生時の対応策を身につけることができます。防災講座では、ハザード状況及び防災対策について、改めて理解を深めることができます。
また、防災訓練や防災講座へ参加することにより、近隣住民とのお付き合いなど、共助の部分に繋がってきます。
Q: 最後に災害対策について一言お願いします。
ここ最近では南海トラフ地震臨時情報が発表され、大きな地震もいつ起こるかわからないので日ごろからできる準備をしておいてください。
地震発生時には、自宅周辺が津波や土砂災害の危険がないかを事前に確認してください。また、地震に備え、家具の固定や感震ブレーカーの設置も検討してください。
2024年9月2日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「健康増進普及月間」について地域保健課の辻啓子さんにお話伺います。
Q 健康増進普及月間について教えてください。
厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」と定め、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進することを目的として、地方自治体とともに様々な活動を展開しています。
Q 和歌山市ではどのような活動をしていますか?
毎年9月にはがん検診の受診勧奨や、生活習慣病予防の普及啓発をしています。
今年度はホームページを改正したり、LINE等のSNSを使った周知もしています。
また今年度よりがん検診の対象者に個別通知をしており、歯周病検診も40・50・60・70歳だけでなく、20歳・30歳にも対象を拡充し受診券の送付もしています。
がん検診の集団検診はweb予約も開始しましたので是非ご利用ください。
Q 生活習慣病について教えてください。
生活習慣病とは、食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が深く関与しており、それらが病気の発症要因となる疾患の総称です。高血圧・糖尿病・脂質異常症・メタボリックシンドローム・がん・歯周病等があります。
生活習慣病の原因には生活習慣要因・環境要因・遺伝要因があります。中でも一人ひとりが意識することで発症を予防できる生活習慣の改善が重要になります。
Q 生活習慣の改善方法について具体的に教えてください。
食生活の改善や運動習慣をつけることをこころがけ、禁煙・節酒に定期的な検診も受けることが大切です。
まず食生活に関しては、朝食を摂り、バランスのいい食事を心がけ、現在の食事に1日約2皿の野菜を追加しましょう。
次に運動習慣に関しては、毎日+10分意識して体を動かし、無理なく続けられる運動をしてみましょう。そしてタバコは健康に様々な害を与えるので禁煙を心がけましょう。
また飲酒に関しては、今までは多量飲酒をやめましょうと啓発してきましたが、近年、脳出血・高血圧・胃がん・食道がん少量の飲酒でもリスクが上がる疾患があると言われているので飲酒はしないようにしましょう。
Q 最後に一言お願いします。
健康習慣に関しては厚生労働省のスマートライフプロジェクトのホームぺージをご覧ください。
また生活習慣病やがん検診に関して和歌山市のホームページでもわかりやすく説明し、LINE配信もしていますので是非ご覧ください。
今年度、がん検診の個別通知が届いたけどまだ受けられてない方は、これを聞いたらすくに予約をご検討ください。
2024年8月27日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は動物の適正飼育について動物愛護管理センターの山﨑瑞希さんにお話伺います。
Q 動物の適正飼育ということですが、飼う時に心がけることはなんでしょうか?
まずは動物を飼うからには最後まで、その動物が亡くなるまできちんと世話をしていただく。これが一番大切かと思います。
Q 他にもありますか?
ワンちゃんについては散歩が大好き動物ですので、散歩に行っていただきたいのですが、最近は暑い環境ですので日中は避けていただいて、日の沈んだ夕方ぐらいから、や、早朝などの涼しい時間帯を選んでいただいて散歩に連れて行ってあげて欲しいと思います。
しつけについてですが、「褒めて伸ばすしつけ」をしていただきたいと思います。
Q 「褒めて伸ばすしつけ」といっても、つい怒ってしまったりしてしまいそうですが、どうすればよいですか?
例えば、間違った場所でおしっこをしてしまった時も、間違った場所にしてしまったことを怒るのではなくて、そのおしっこを黙ってノーリアクションで片付けていただきまして、改めて、その子が正しい場所でおしっこできた時にしっかり褒めてあげてください。ご褒美やおやつをあげてしっかり褒めていただくことで、わんちゃんにとってここでおしっこをすれば褒められる、と正しい行動を強化していただく、そういうかたちでしつけをしていただければと思います。
Q 他にはいかがですか?
猫ちゃんの場合は完全室内飼育をおすすめしています。一度外に猫ちゃんを出してしまいますと交通事故や感染症、そういったリスクから飼い主さんが守ってあげることができなくなりますので、必ずお部屋の中だけで飼っていただきたいと思います。
もし、お外に出てしまった時のことを考えて首輪をつけていただいたり、首輪に連絡先などの迷子札をつけていただくといいかと思います。
Q 登録などはどうしたらいいですか?
わんちゃんを飼っていただいた際には必ずわんちゃんの登録が必要になります。これは一生に一回のものになります。こちらは狂犬病予防法に基づいて義務付けられたものになるので必ず登録するようにお願いします。
また、一年に一回、狂犬病の予防接種が義務付けられていますので、こちらも必ずお願いします。
Q 最後にラジオをお聞きのみなさんにメッセージをお願いします。
動物愛護管理センターでは月に2回譲渡会と譲渡講習会(飼い方講習会)を開催しています。
次の講習会と譲渡会はは9月14日、22日。どちらもお昼1時から開催を予定しています。よろしくお願いいたします。
2024年8月26日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「和歌山こども将棋大会」「プロ棋士によるこども将棋講座」について文化振興課の西出俊之さんにお話伺います。
Q 今日は、どんなイベントを紹介していただけますか?
第37期竜王戦七番勝負第五局和歌山対局を記念して、対局の会場となる和歌山城ホールで、10月14日(月曜・祝日)に「和歌山こども将棋大会」と「プロ棋士によるこども将棋講座」を開催します。
Q 「和歌山こども将棋大会」のイベント内容をおしえてください。
「和歌山こども将棋大会」は小学生低学年の部、高学年の部、中学生の部の3つの部に分かれ、個人トーナメント戦を行います。
各優勝者には、11月26日にダイワロイネットホテル和歌山で開かれる竜王戦和歌山対局の前夜祭ペアチケットをプレゼントします。また、前夜祭で対局者棋士に花束を贈呈いただく予定です。
さらには抽選で1名様に竜王戦対局者のサイン色紙又は扇子をプレゼントします。
その他にもトーナメント敗退者には先着制で和歌山出身のプロ棋士と対局できる指導対局を行います。
開催時間は午前9時30分から和歌山城ホール4階大会議室で行います。
Q 「プロ棋士によるこども将棋講座」のイベント内容はどのようなものですか?
「プロ棋士によるこども将棋講座」は将棋の普及を目的として、小学生・中学生を対象に、将棋のレベルに合わせたこども将棋講座を開催します。
将棋がもっと強くなりたいという子ども向けコースから、
気軽に親子で参加できる、将棋に興味のある方用のコースもあります。
また、抽選で2名様に竜王戦前夜祭のペアチケットや、1名様に竜王戦対局者のサイン色紙又は扇子をプレゼントします。
開催時間は午後2時から和歌山城ホール会議室と大会議室で行います。
Q せっかくの機会、将棋好きの子がもっと増えると嬉しいですね。では、応募方法を教えてください。
和歌山市の公式ホームページ(ID: 1058413)からリンクする申請フォームから応募していただくことができます。
締め切りは9月20日金曜日とさせて頂いております。応募条件がありますが、詳しくはホームページをご覧ください。
和歌山市HP https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kankou/1010182/1058413.html
申請フォーム https://logoform.jp/form/fKMM/688959
Q 最後に文化振興課から一言お願いします。
和歌山子ども将棋大会とプロ棋士によるこども将棋講座はどちらもご応募できます。
参加者全員に竜王戦記念グッズや抽選で豪華賞品もあります。竜王戦和歌山対局が開催されるこの機会に、ぜひご参加ください。