9/10放送 自殺予防週間

2025年9月10日

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「自殺予防週間」について保健対策課の松山宏子さんにお話伺います。

Q 自殺予防週間とはどういったものになりますか?
WHO(世界保健機関)は本日9月10日を「世界自殺予防デー」としており、これにちなんで日本では毎年9月10日から16日の1週間を「自殺予防週間」としています。
和歌山市でもこれに合わせて、自殺予防に関する知識の普及や、誤解・偏見をなくすための啓発活動を行っています。

Q. 自殺の現状は今、どんなかんじでしょうか?
日本の自殺者数は年間およそ2万人で、深刻な状況が続いています。和歌山市においても年間60人前後の方が自殺により亡くなられています。
 
Q 和歌山市保健所の主な取り組みとしてどんなことをしていますか?
和歌山市保健所では、毎年いのち支えるポスターコンクールを実施しています。命の尊さ・人とのつながりの大切さが伝わる作品を募集しています。

市長賞に選ばれた作品は、翌年の自殺対策啓発ポスターとして活用させていただいています。学生さんを中心に毎年100作品程度のご応募をいただいています。

現在、今年度の作品を募集中です。応募の締め切りは9月30日(火)です。詳しくは、和歌山市保健所保健対策課へお電話、または和歌山市のホームページでご確認ください。

また、予防週間にあわせて市役所の窓口や各サービスセンター、コミュニティセンター、地域包括支援センター等に相談窓口カード付きの啓発用ポケットティッシュとリーフレットの設置をお願いしています。

自殺対策は、「生きることの包括的な支援」と言われています。和歌山市では「誰も自殺に追い込まれることのない、いのち支える和歌山市の実現」を目指し、全庁的な取り組みとして総合的に自殺対策を推進しています。

Q 保健所ではこころの健康についての相談も受け付けているのですね?
「眠れない」「食欲がない」「だるくてやる気が出ない」など心配な症状が続く時は、ご自身やご家族だけで抱え込まずご相談ください。
和歌山市保健所では年間を通じて様々なこころの健康に関する相談を受け付けています。 

Q 保健所での相談について具体的にはどういったことがありますか?
精神保健福祉相談員や保健師による電話や来所等による相談と、
精神科医による予約制の相談があります。
精神科医による相談は、日中に2回、夜間に1回の合計月3回行っています。

Q お問合せや相談のご予約はどちらへ?
和歌山市保健所 保健対策課 こころの健康対策グループまでご連絡下さい。
連絡先は073-488-5117です。

9/9放送 2025大阪・関西万博にも出店!ゲンキな会社紹介「有限会社 菊井鋏製作所」②

2025年9月9日

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昨日に引き続き、和歌山市の「有限会社 菊井鋏製作所」代表取締役 菊井健一さんにお話を伺います。

Q 昨日は万博で出店されたお話を伺ったのですが、万博に出店されたきっかけや思いはどういったものだったのでしょうか?
弊社はモノ作りの会社なので、あまりお客さんと触れる機会とか、一般の方に知られることがない会社なんです。

そういった中で、こういった万博の会場に行くことで自分たちのことをまずは知ってもらいたいな、と夢洲で出会った人たちが今度は和歌山の工場に実際足を運んで見に行きたいな、と思ってもらえるような、そういった繋がりができるといいな、と思って出店しました。

Q 実際に繋がりはありましたか?
直接、万博でという訳ではないのですが、この後もいろいろなところで外に出る機会が増えてきたことで、実際に工場に来てくれる美容師さんであったり、ハサミを買いたいよ、と言ってくれる人が少しづつ増えてきています。

Q 実は私たちも今、工場にいるのですが、いろいろな方が作業されています。ハサミをつくる工程を教えてもらっても良いですか?

元々ハサミは一体の金属なのですが、美容師さんのハサミなので仕上がったものは一体の金属なのですが、一番最初は持ち手の部分が二つのパートが分かれた状態から作っています。
そこから溶接でくっつけて職人の手で削って磨いて刃をつけて、最終ピカピカに磨き上げた後にネジで組んでお客様の元に届ける、といったことをしています。

Q 言葉で聞くと、シンプルじゃない?!と思いそうなのですが、実際、本当に細かい繊細な作業をされていますよね。
そうですね。どの工程も一つ一つ手を抜けない作業で、僕らは美容師さんのハサミを作っているということで、こだわりが強いお客様に向けての商品なので、特に失敗が許されない仕事というか、どの工程も神経を研ぎ澄ませながら作っています。

Q 全て、その方のためのサイズ、みたいな感じなのですよね。
そうですね、お客さん一人一人によって、手の形も違えば、好みの大きさも違うし、カットのやり方も違ってくるので、一人一人の切れ味の好みに合わせて、注文をいただいてから全てのハサミを作っていくという作り方をやっています。

Q ハサミを作ってる過程で菊井さんたちが大事にしていることは何ですか?
僕らの会社は「髪を切る職人と、共にあり続ける」というのを企業ビジョンに掲げていまして、もちろん僕らも職人なんですが、僕らの作った道具を使っているお客様も職人だ!と、いうことをすごく大事に考えています。
職人が職人のために作るモノ作り、というのが自分たちの仕事だ、ということを常に忘れないように仕事をしています。

Q そのハサミを使ってみたいな、とか、作っているところ見てみたいな、という方がいらっしゃれば、こちらに連絡して見にくること、見学することはできるのでしょうか?
美容師さんじゃなくても、例えば昨日やっていただいたワークショップも工場でやってもらえるようにやっているので、気軽に連絡いただければなと思います。

Q 連絡先を教えてください
「菊井鋏製作所」の会社名でホームページを調べていただくと工場見学のページがありますので、そちらからお問い合わせいただきますと幸いです。

9/8放送 2025大阪・関西万博にも出店!ゲンキな会社紹介「有限会社 菊井鋏製作所」①

2025年9月8日

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「大阪・関西万博」に出店された和歌山市の「有限会社 菊井鋏製作所」さんをご紹介します。代表取締役 菊井健一さんにお話を伺います。

Q まず、菊井鋏製作所さんについて、どういったものを作られている会社なのか教えてください
菊井鋏製作所は美容師のハサミを作っている会社です。僕で3代目になるのですが、祖父の代から72年間ずっとこの美容師さんのハサミだけを作りつづけてきた会社です。

Q 美容師さんのためのハサミなんですね。
はい。なので一般の方はなかなか目にする機会はないのですが、プロが使う専用のハサミをつくっている会社です。

スペシャルバージョン

Q その会社が今回、どういった形で万博に関わられたのでしょうか?
今回、この万博に6月と7月の二つのイベントに出店してきました。

Q 具体的にはどんなことをされてきましたか?
6月は「日本工芸産地博覧会」というイベントに出店いたしまして、実際にハサミの販売と、実際に僕がハサミを作る技術を使ってキーホルダーを製作するという実演販売もやってきました。

Q そして7月は?
7月の時は万博の一番真ん中にあるシグネチャーパビリオンのくらげ館という場所で、これは実際に子どもさんに体験してもらう、僕らのハンマーを使って「金属の加工をしよう」というワークショップをやりました。

Q 喜ばれたんじゃないですか?
そうなんです。木とか紙とか布は触ったことあるよ、とか、紙粘土とかある子はいると思うのですが、金属の加工はなかなかすることがないので、こんなに力がいるんだ、というのを体験してもらえたかな、と思っています。

Q 今ちょうど工場に来ていますので、使っている道具いろいろなものにこだわりがあるので、こちらで実演してもらってもいいですか?
実際やりながら見てもらえれば、と思いますので、どうぞ。

Q 場所を移動してきました。作業場になるのですが、硬い丸い木があって、その上に金槌があるのですが、これらの道具もこだわりがありそうですね。
そうですね、これ実際に僕らが美容師のハサミを仕上げる用の道具立てを使っています。この木の台はウバメガシという和歌山の県の木にも指定されているようなすごく硬い木を使っています。
ハンマーもこういう変わった形のハンマーを使っているのですが、自分たちで使う道具も自分たちの手で作る、というようなハンマーを使っています。

Q では、早速お願いします。(実演開始)
このハンマーを使って、今日はアルミの棒を叩いています。これは実際に万博でも同じことをやってきたのですが・・・

Q 丸いアルミがどんどん平べったく叩かれていきますね
これはアルミなので実際に刃物にはならないのですが、アルミを叩いていくことで実際に僕らがハサミを作る時に道具をどういう風に使っているのか、あるいは金属がどういう風に形が変わって加工されていくのか、というのを少し模擬的に説明する実演をやっています。

Q みなさんご覧になってて、反応はいかがでしたか?
すごく驚いていただけたりとか、実際に自分たちもやってみたい、という風に言っていただけたりとか、すごく良い反応をいただきました。

また、明日も引き続き、お話を伺っていきます。

9/5放送 西コミ防災フェスタ2025秋

2025年9月5日

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N: 今日は、ゲンキトピックス
和歌山市の週末のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんなイベントを紹介していただけますか?

I: 今日は、明日、9月6日土曜日に西コミュニティセンターで開催される「西コミ防災フェスタ2025秋」についてご紹介します。

N: 西コミュニティセンターといえば、砂山地区に新しくできたコミュニティセンターですよね?

I: 今年の4月にオープンした和歌山市で一番新しいコミュニティセンターです。

N: 近くを通りがかったときに、見たことがあります。西和中学校や和歌山商業高等学校の近くに新しい施設が建っていますよね。
この西コミュニティセンターで明日開催される「西コミ防災フェスタ2025秋」はどんなイベントなのですか?

I: 西コミュニティセンターには、地域の交流の場という役割の他に、避難場所、避難所としての役割があります。

今回、この施設が防災拠点であることを地域の方に知っていただき、もしもの時には頼ってほしいという願いのもと、防災イベントが企画されました。

N: 具体的にどんな催しがあるのですか?

I: 午前11時から午後4時までの間に、いろいろな防災に関する催しが行われます。

屋外では、はたらく防災の車大集合と題して、消防車やVR防災体験車、トイレカーが集まります。

また、炊き出しを食べようというイベントでは、炊き出しの豚汁やアルファ化米が午前11時30分から先着500名さまに振舞われます。

N: それは、うれしいですね。他に屋内での催しもあるのですか?

I: 屋内では、事前予約が必要なものとして、段ボールベッド組み立て体験や東京医療保健大学の学生が中心となってお伝えする応急手当教室などの教室があります。事前予約なしでも参加できるものもあります。

当日、誰でも参加できるものとして、館内の各所をめぐってクイズに答える防災クイズラリーや防災備蓄倉庫見学、子育て世代の防災バッグ展示があります。

N: いろいろな防災関連の体験、展示があるのですね。他にもありますか?

I: 室内イベントで一番盛り上がりそうなものが、「消防音楽隊の防災コンサート」です。演奏は、1階オープンスペースで行われ、午後1時から1時間程度となっています。
ぜひ、こちらも聞いていただけたらと思います。

N: ぜひ、聞いてみたいですね。
明日9月6日は、西コミュニティセンターで消防音楽隊のコンサートや炊き出し、クイズラリーなど、当日も予約なしで楽しく学べる催しが行われます。

ぜひ、「西コミ防災フェスタ2025」に行ってみてはいかがでしょうか?
詳しくは、こちら    
https://bunkyonomori.jp/news/10/

9/4放送  和歌山市・高雄市写真展について

2025年9月4日

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「和歌山市・高雄市写真展」について国際交流課の雑賀里佳さんに伺います。

Q.高雄市とはどんなところですか。
高雄市は台湾南部に位置する港湾都市で、台湾第 2 の都市として知られています。世界有数の港湾都市であり、 中国の清のころや、日本統治時代の古跡、リノベーションスポットなど見どころが充実していて、温暖な気候と豊かな自然も相まって観光地として人気が高い都市です。

台湾・高雄市の写真

市内には、地元民から愛される愛河や緑豊かな公園が多く、都市の喧騒を忘れてリラックスできるスポットも豊富です。 高雄は美食の町としても知られ、夜市や地元のレストランで台湾の多彩なグルメを楽しむこともできます。魅力たっぷりの町であると思います。

Q.和歌山市と高雄市の関係性について教えてください。
高雄市とは、2018年に両市議会が友好交流に関する覚書を締結して以降、日台友好和歌山市議会議員連盟の皆様を中心に良好な関係が築き上げられてきました。しかし、途中コロナ渦で直接の交流が難しくなりましたが、コロナ渦が明けてから、両市の交流の再始動に尽力いただき、2024年11月に両市が、経済、観光、文化・スポーツ分野において連携を進め、両市の友好関係を発展させるための覚書を締結しました。

今後は、様々な交流を通じて和歌山市民に高雄市を、高雄市民に和歌山市を、それぞれの魅力を感じていただきたいと考えております。

Q. 今回開催される「高雄市写真展」について教えてください。
先ほど申し上げた通り、和歌山市と高雄市は2024年に覚書を結んだばかりです。これを記念して、両市民にそれぞれの都市を知っていただくための写真展をそれぞれの都市で開催します。

まず、和歌山市の皆様から写真を募集します。

募集する写真のテーマは、「まちの風景~高雄市の皆様にお伝えしたい和歌山市~」です。観光名所やきれいな景色、名物、お祭り等のイベント、日常の一コマなど…。和歌山市の魅力が伝わる写真であれば、題材は何でも OK です!

応募できるのは、和歌山市に住んでいる方と、和歌山市に通勤・通学している方です。
応募締切は、2025年10月31日金曜日です。
応募方法は、写真展 WEB ページ内に応募フォームがございますので、写真の【データ】をご提出ください。

詳しい写真の規定や注意事項については、写真展 WEB ページに掲載しておりますので、応募前に必ずご確認ください。

お問合せは和歌山市国際交流課、電話番号は073―435-1010までお願いします。

Q. 応募を考えている皆様に、メッセージをお願いします。
あなたが撮った写真を通して、高雄市の皆様に和歌山市の魅力を存分に伝えてください!
たくさんのご応募をお待ちしております!

写真展の詳細についてはこちら

9/3放送 和歌山市民茶会・こども茶道体験について

2025年9月3日

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「令和7年 和歌山市民茶会・こども茶道体験」について文化振興課の古谷枝里さんにお話伺います。


Q:10月に和歌山市民茶会とこども茶道体験が開催されるということで、まず、和歌山市民茶会はどのような内容のイベントなのでしょうか。
和歌山市民茶会は、和歌山城を一望できる和歌山城ホールの和室で、お茶の先生方が目の前でお茶をたててくださり、本格的なお茶を楽しめるイベントです。

日程は二日あって、1日は表千家、もう1日は裏千家によるお点前となっています。
ぜひ二日ともご参加いただき、その違いもお楽しみください。

それぞれの日で、秋らしいお菓子をご用意していますので、和歌山城を眺めながら、おいしいお茶とお菓子を味わってください。

Q:和歌山市民茶会は、いつ、どこで開催されますか?か
10月11日(土)と、13日(月・祝)に、和歌山城ホールで開催します。
11日が表千家によるお茶会、13日が裏千家によるお茶会です。

両日とも午前10時開始、午後3時終了。受付は午後2時までとなっています。

Q:お茶会に参加するにはチケットの購入が必要ということですが、おいくらですか。
当日券は1席600円、会場で販売します。
また、前売券なら表千家・裏千家1席ずつの2席分を1000円で購入していただけます。
当日の混雑状況によっては当日券の販売を早めに終了することがありますので、ぜひ事前に購入いただける前売券をご利用ください。
前売券は和歌山市観光土産品センターや、わかちか広場にある観光交流センターなどで販売中です。ぜひお得な前売券で、二日ともお越しください!

Q:二日分で1000円というのはお得で、どちらも楽しめて、こんな機会はないので是非、みなさんにご参加いただきたいですね。
そして、市民茶会と同日に、こども茶道体験も開催されるということですが、こちらはどのような内容になりますか?
こども茶道体験は、小学生が対象の、茶道のお稽古やお話を通して美しい礼儀作法を学べるイベントです。会場は、和歌山城公園内にある茶室、紅松庵です。

参加費は無料事前の申し込みが必要です。
申し込み方法等、詳しくは和歌山市ホームページをご覧ください。

Q:最後にPRをお願いします。

10月の3連休は、表千家と裏千家の作法を両方体験できる和歌山市民茶会で、文化の秋をお楽しみいただければと思います。普段お茶に馴染みのない方でも、持ち物・作法の知識は不要ですので、気軽に普段着でお越しください。

もちろん、お着物でのご来場も大歓迎です!当日、和歌山城ホールで、みなさまのお越しをお待ちしております。
市民茶会についての詳細はこちら
こども茶道体験の詳細はこちら

9/2放送 近畿歴史まちづくりサミットin和歌山

2025年9月2日

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「近畿歴史まちづくりサミットin和歌山」について都市再生課の山中寛子さんに伺います。

Q:10月18日(土曜日)に開催される近畿歴史まちづくりサミットとは、どのような催しなのでしょうか。
歴史まちづくりを推進する近畿圏内の都市の関係者等が集い、情報発信・意見交換を行うことを目的として、近畿地方整備局と共催で開催されているサミットです。

歴史まちづくりとは、各都市の歴史、文化、伝統を活かした特徴的なまちづくりを守り、継承することです。本サミットは豊臣兄弟関連イベントの第一弾として位置づけられています。

Q:内容を教えてください。
主な内容としては、アトラクション、基調講演、パネルディスカッションがあります。
アトラクションでは、和歌祭保存会による和歌祭の奉納芸能が行われます。紀州東照宮例大祭である「和歌祭」の奉納芸能が和歌山城ホールの舞台上で見られるチャンスです。

基調講演では、城郭研究の第一人者である滋賀県立大学名誉教授の中井均さんによる基調講演です。中井さんには、「豊臣兄弟とライバルたち~織豊期の城とまちづくり~」と題してお話いただきます。

パネルディスカッションでは、「豊臣兄弟の城とまちづくりから、現代のまちづくりへ」をテーマに、和歌山市長、大津市副市長、宇陀市長から各都市の取組を紹介いただいた後、中井さんをコーディネーターにディスカッションをしていただきます。

さらに今回は、サミットを盛り上げるために、オープニングパフォーマンスとして、和歌山城ホール屋上ガーデンテラスで、紀州雑賀鉄砲衆による火縄銃実演と黒潮躍虎太鼓による演奏を行います。迫力ある太鼓や法螺貝の演奏とともに、火縄銃の実演が間近で見られる貴重な機会となっております。

Q:10月18日当日、翌日には、まちなかでもいろんなイベントが開催されるのだとか?
そうです。まず飲食イベントとして、和歌山城砂の丸広場にて全肉祭、和歌山市役所南側にあります和歌山城前広場にて城前ひろばマルシェ、京橋親水公園にて市堀川夜市が開催されます。

 また、ものづくり体験として、和歌山城ホール1階展示室にて和歌山ものづくり文化祭が開催されます。

 さらに、サミット時にはIN THE LOOPというデジタルスタンプラリーイベントが開催期間中で、スタンプを集めると、うれしい特典があります。
 
Q:こちらに参加するには事前申込が必要ですか?
はい。事前申込は9月1日(月曜日)から10月5日(日曜日)まで受け付けております。

事前申込をしていただいた方には、特典を2つご用意しています。

特典1つ目は、先着で200名様に、「玉林園のグリーンソフト」または「JAわかやまのジンジャーエール」のいずれかをお渡しします。

特典2つ目は、サミットに参加された方限定で、サミット翌日の10月19日(日)に普段は非公開となっている場所を見学できる和歌山城ツアーにご参加いただける、というものです。

お申し込み方法は、チラシの二次元コードを読み込んでWEBから申し込んでいただくか、和歌山市役所都市再生課あてにお電話でお申し込みください。
電話番号は、073-435-1048

9/1放送 健康増進普及月間について

2025年9月1日

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今回は健康増進普及月間について地域保健課の寛座有里奈さんに伺います。

Q健康増進普及月間について教えてください
厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」と定め、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するため、啓発普及を行う期間としています。
今年度の標語は、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~」です。

Q健康寿命とは?
健康寿命とは「病気などによって日常生活に制限がなく、自活できている期間」を指します。日本人の健康寿命は、男性・女性ともに平均寿命より短く、寿命を迎えるまでの約10年は、介護や医療を受けて生活しているということになります。健康寿命が縮む主な要因は、身体機能の低下と生活習慣病であり、生活習慣病は日本人の死亡者数の6割を占め、生活習慣を改善することでリスクを下げることができます。

Q生活習慣病とは?
 生活習慣病とは、食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が発症・進行に関係する疾患です。がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病、歯周病などの病気が含まれます。

Q生活習慣病を予防するには?
運動や食事など、生活習慣を改善することで生活習慣病のリスクを下げることができます。

運動に関しては、毎日プラス10分意識して体を動かし、無理なく続けられる運動をしてみましょう。今より10分多く身体を動かすだけで、生活習慣病や死亡のリスクを3〜4%減らせることがわかっています。

食事に関しては、バランスの良い食事を心がけましょう。バランスの良い食事とは、「主食・主菜・副菜をそろえた食事」を「その人に適した量を食べる」ということです。
「主食・主菜・副菜をそろえた食事」は、炭水化物・脂質・たんぱく質の量や割合が適正になりやすく、生活習慣病の予防や改善に効果的なビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素もバランス良く摂ることができます。また、野菜摂取量の目標は1日350gです。毎日野菜料理をもう1皿意識して増やしてみてください。

最後に禁煙です。たばこの影響というと、肺がんなどの呼吸器に関する病気を思い浮かべる方が多いと思いますが、たばこの害は全身へ及び、生活習慣病のリスクも高まります。さらに、受動喫煙によってたばこを吸わない周囲の人の健康にまで影響してしまうので、禁煙を心がけましょう。

もっと詳しく知りたい方は、
和歌山市のホームページや、厚生労働省のスマートライフプロジェクトのホームぺージをご覧ください。

8/29放送 和歌山私立博物館「わかやま鉄道物語」

2025年8月29日

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N:今日は、ゲンキトピックス

和歌山市の週末のイベント情報やお出かけスポットなどについて紹介します。今日は、どんなお出かけスポットを紹介していただけるのですか?

I: 今日は、企画展「わかやま鉄道物語」で注目を集めている和歌山市立博物館についてご紹介したいと思います。

N: 企画展「わかやま鉄道物語」については、7月のゲンキ和歌山市でも、担当者の方にご紹介いただきましたよね。この企画展は、注目を集めているのですか?

I: 7月19日から始まったのですが、市外からも鉄道好きの方が訪れたり、いろいろなメディアでも取り上げられたりしています。

N: 具体的にはどういった企画展になるのですか?

I: 和歌山にはJR(昔の国鉄)、南海電車や和歌山電鐵の貴志川線、と色々な電車が走っていて、今も市民のみなさんの足になっています。和歌山で発展を支えてきた鉄道の歴史を探る、 という内容になっています。

N: その昔、路面電車が和歌山市中心部に走っていましたよね。その路面電車に関する資料も見ることができるのですか?

I: 路面電車の模型や切符なども展示されています。その他にも昔懐かしい鉄道に関する資料、写真などもあります。

N: この企画展は、いつまで開催されるのですか?

I: 開催期間は2025年9月23日(日)までとなっています。

N: 期間中には、企画展に関する展示解説もあるのですか?

I: 今からですと、8月30日(土)・9月13日(土)・20日(土)の午後2時から1時間程度、担当の学芸員による展示解説があります。

N: それは、いろいろなことを知る機会になりそうですね。市立博物館の開館時間などはどうなっていますか?

I: 午前9時〜午後5時までとなっています。ただし入館は午後4時半までとなっています。休館日は、月曜日、祝日の翌日で、月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館となります。

N: 今日は、9月23日(日)まで開催の和歌山市立博物館の企画展「わかやま鉄道物語」について、ご紹介いたしました。
詳しくは、こちら    
http://www.wakayama-city-museum.jp/index.html

8/28放送 有吉佐和子文学受賞者(宮本さん)②

2025年8月28日

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昨日に引き続き第2回「有吉佐和子文学賞」で奨励賞に選ばれた、和歌山市和歌山信愛高等学校の宮本紗希さん担任の大村寛之先生にお話を伺います。

Q 宮本さんがこの有吉佐和子文学賞に応募してみようと思ったきっかけは何だったのですか?
和歌山信愛高等学校の探究活動がきっかけでした。私はこれまで他の友人たちのように探究活動によって何か賞をいただく等の結果を出せていなかったので悩んでいました。

そんな時、母が図書館で「第二回有吉佐和子文学賞〜今、あなたの感ずるままに〜作品募集」と書かれたパンフレットを見つけてきて、書いてみたら、と私にそれを持ってきてくれました。

そこにはあなた自身のこと、世の中のこと、和歌山への想いなど思ったままに、感じたままに表現してみませんか、と書かれており、思ったままに、感じたままになら私でも自分らしさを表現できるかな、と思い、応募しました。

Q 探究活動と宮本さんがおっしゃたのですが、大村先生、どういったものかお聞かせください。
自らの興味とか関心と社会課題を掛け合わせて自分のテーマというものを設定して、それに対して外部の方の協力等を得ながら最善の解を導き出そう、という活動になります。

Q 自分の可能性であったり、興味を伸ばすような授業になる、ということですか?
そうですね。将来どんな仕事に就いてみたいとか考える機会ってあまりないと思うのですが、そういう自分の興味とか関心をスタートにして、そういうものも少し意識できたら良いな、という風に思っている活動になります。

Q. 和歌山信愛高等学校ではこの探究活動が盛んに行われているのですか?
2022年度から全国の高等学校で探究学習というものをしないといけない形にはなっているのですが、信愛はそれよりも少し前から文部科学省の指定をいただいたりとかという形で比較的盛んにおこなっている学校だと思っています。

その中でも宮本が所属しているクラスはIコースという名前で特に探究学習に力を入れている、そういうクラスになります。

20名の生徒が在籍してますが、年間にいくつも色々なことにチャレンジしています。
つい先日も大阪万博のエキスポホールというところで生徒が1名発表する機会をいただくというような形で、それぞれが自分の良さを出しながらよく頑張っているなと思っています。

Q その授業の一環で、宮本さんが受賞されて、先生のお気持ちはいかがでしたか?
もちろん、受賞したということは嬉しいのですけども、普段から結果を先に考えてチャレンジするのを止める、ではなくて、結果なんかどうでもいいから、とりあえずチャレンジしてみようよ、という話をしているので彼女がそれを自分で見つけて、出してみようかなという風に思って、行動してくれたことが何よりも嬉しいです。

Q 最後に宮本さん。和歌山市では第3回有吉佐和子文学賞も秋ごろに募集をする予定です。今後、応募を検討されているみなさんへのアドバイスあれば、お願いします。
書くことで今までの自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。だから私は和歌山市の中学生、高校生にもっと応募して欲しいと思っています。

有吉佐和子文学賞とは
第2回有吉佐和子文学賞実施結果

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