和歌山市広報番組
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2025年9月29日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話を伺います。今回もおでかけバージョンです。

Q 前回は本丸、そして天守閣の入り口と、みなさんにご案内しました。
いよいよ天守閣に入って参りました。
今、中に入ってきて大天守の1階におります。
Q ここの特徴は何でしょうか?
天守閣全体が紀州藩や徳川家に関する史料展示室みたいな形になっております。
大天守1階は主に江戸時代の武具、刀、甲冑とか槍とか古文書等を中心に展示をしております。
Q この階での1番、ここは必ず見ておいて、というのはありますか?
大天守の平面が歪んでいるというのが、実は中に入るとよくわかるんですね。


大天守の南側に立って西の方を向いていただくと、壁が90度になっていないというのがわかると思います。そこからさらに北の方向を振り向いていただくと、ちょっとわかりにくいのですが、また、角度が90度になっていない。
いかにこの建物が正方形ではない、歪んでいるのかというのが、南東の隅に立つとよくわかるようになってます。
Q これは伊津見さんだから教えてもらえるマル秘情報ですね。是非、みなさん、こちらに立って、その歪みを楽しんでみてください。
では、次の階へ行きましょうか。階段を登って2階にやって参りました。
こちらは先ほどとは雰囲気が少し変わりますね。
ここは下とは違いまして、主に紀州徳川家に関係する史料、例えば藩主が自分で直接書いた「書」とか「絵」とかあるいは過去の和歌山城の発掘調査で出土した瓦とか出土遺物類をここで展示をしています。
Q 今、私たちの目の前には掛け軸があるのですが、これもやはり由緒ある方が書かれたものになりますか?

この掛け軸は12代藩主の徳川成勝が自ら書いた書になります。ちゃんと印鑑も、本人の印鑑も押してありますので非常に格式の高い史料じゃないかなと思います。
Q 達筆なんですけれど、今の現代人の私でも読める、というところも、時代が変わっても感じるものありますよね。
そうですね。字の上手い人は現代の人からしてもありがたいくらいに読めますよね。
Q 伊津見さん、ちょっとこれ面白い・・桃の瓦ですか?


はい、そうなんです。桃を模った瓦が置いてあります。桃というのは災いを避ける意味合いがありまして、これは元々天守閣の入り口、我々がさっき最初入ってきた入り口の玄関の屋根に葺かれていた桃の瓦になります。
Q 普通、天守閣の屋根の上だったら鯱鉾とか、厳ついって感じがするのですが、本当に可愛い桃。この時代も桃は桃だったんですね。
そうですね。桃としてはやはり江戸時代も日本にもありましたので、元々中国の伝承で桃は魔除けの力があると信じられていましたので魔除けの意味合いを込めて作られた瓦になります。
そんな感じで気になるものが見つかるかもわからないので一つ一つご覧になっていただきたいですね。
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