和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年8月20日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
和歌山市から万博に関連する会社の中で「丸和ニット 株式会社」さんをご紹介します。
丸和ニット株式会社の代表取締役 辻雄策さんにお話を伺います。


Q 「丸和ニット」さんも万博に関わったということなんですが、どういった形で万博に関われたのですか?
まずは雑誌のBeginさんとのコラボの企画で和歌山大莫小(わかやまだいばくしょう)という企画をしていまして、和歌山の私たちのようなニット生地を作ってる会社が10社くらい集まって、半年に1回、Tシャツであったり、スウェットであったりを同型で、各社が得意とする生地で表現するというのをやっていました。
その第9弾、10弾という形で和歌山県の和歌山WEEK4月30日から5月3日まで開催されたのですが、和歌山ニットとして参加させていただきました。
もう一つは関西パビリオンの多目的エリアで和歌山市のPRが5月6日、7日にありましたので、そちらで「丸和ニット」として自社製品を出店させていただきました。
Q 出店されたころは万博が始まって間もない5月だったのですが、そのころ現地はどんなムードでしたか?
まだ始まって半月くらいだったので、入場者数が少ないだとか、1日15万人の入場者が要るんだとか言われてたころだったのですが、ちょうどゴールデンウィーク時期だったのですごく人が増えてきました。
お昼ご飯を食べたお店の人とかに「今日は多いですか?」って聞いたら、「連休になって増えた」とか、やっぱりそういう声が聞こえてきましたし、自分自身も展示の傍、万博会場を回らせてもらったのですが、とても1日で回るのは無理だな、何回か来たいな、と思わせる会場でしたので、後々、必ず入場者数は増えてくると感じました。
Q 先ほどご縁があって万博に出店するようになった、とおっしゃっていたのですが、万博に対する辻さんの思いとは?
私が生まれる前ですが、55年前に大阪万博というものがあって、本当に漫画であるとか、親であるとか、母親も大阪出身でああることから、この万博というものはレジェンドとして聞かされてきましたので「大阪・関西万博」が関西で開かれると聞いた時には何らかの形で参加したいな、というのがありました。
そうやって、参加することが自分自身も、会社のモチベーションであったり、社員のモチベーションであったり、ついては会社のレガシーになっていくと感じて、なんらかの形で参加させてもらいたいな、と当初から思っていました。
Q やっぱり「思う」って大事ですね。それが叶いますね。
そうですね。やっぱり思えばそれに対してアクションを起こしますし、その万博関係のことがあるからエントリーさせていただいたりとかもしましたので・・。
和歌山のPRに携われたのが本当に良かったです。
Q ちなみに出展された時、丸和ニットさんはどんな商品を出されたのでしょうか?
先に申し上げたBeginさんとのコラボでは「未来の糸」というのをテーマにリサイクルコットンを使用しまして、リサイクルコットンを使った新品の古着風のスウェットを作ってみたり、もしくはそのリサイクルコットンで昭和50年代に作られた編機を自分たちで改造したのですが、そのリサイクルした編機にリサイクルした糸をかけて新しいTシャツを生み出す、といった商品を作らせていただきました。
あと、多目的エリアでの自社の出展は、自社もアパレル製品を作ってますので、そちらのTシャツとかワンピースとかであるのを展示販売させていただきました。
明日は「丸和ニット」さんの真髄にせまってお話を伺っていきます。
和歌山大莫小(DAIBAKUSHO) HP(外部リンク)