和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年9月18日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
「個人情報を聞き出す不審な電話やメールに注意してください」について市民自治振興課の田中裕美さんにお話伺います。
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Q:最近は個人情報を聞き出そうとする不審な電話やメールが増えてきているんですね?
最近では、実在する組織をって、電話やメール・ショートメッセージなどで個人情報を詐取しようとするフィッシングと呼ばれるトラブルが増えています。和歌山市消費生活センターにも多くの相談が寄せられています。
Q:「フィッシング」によるトラブルとはどのようなものですか?
相談事例を紹介します。数カ月前にスマートフォンに宅配便の不在連絡のようなショートメッセージが届いたので、記載されていたURLにアクセスした。その時に何を入力したのかはっきり覚えていないが、住所・氏名・クレジットカード情報などの個人情報を入力し、返信してしまった。その後、高額な金額のキャリア決済がされていて、電子マネーが購入されていることがわかった。という事例です。
他にも、実在するクレジットカード会社や銀行、大手企業、携帯電話会社などをって、本物の内容をコピーして作成されている場合が多く、一見して見分けることが大変難しくなっています。
フィッシングメールは、基本的にID、パスワード、クレジットカード情報を詐取し、不正利用しようとするものが大半ですが、最近では携帯電話会社のID、パスワードを詐取し、キャリア決済を不正利用するパターンも発生していますので注意してください。
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Q:正式なメールとフィッシングメールの見分け方はありますか?
スマートフォンや携帯電話に届いたメールが正式なものかどうか見分けることは非常に困難ですので、公式ホームページや正規のアプリ等で真偽を確認するようにしてください。
Q:このようなトラブルに遭わないためにはどうすればいいですか?
このようなメールが届いた場合、記載のURLへアクセスし、IDやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を入力してしまう前に、一度立ち止まり、本当に大丈夫かと確認することが大切です。
初めて利用するサイトの場合は、運営者情報や問い合わせ先など確認し、実在する組織の信用のおけるサイトか、また、詐欺事例等がないかを確認するようにし、確認することなく、個人情報などを入力しないように注意してください。
このようなトラブル以外にも、不安に思った場合やトラブルになった場合は
消費生活センター(073-435-1188)や消費者ホットライン(188)へ連絡してください。
Q:それでは最後に10月9日(木)開催予定の「消費者教育講座」のご案内です。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。
今回のテーマは「豊かな老後のために知っておきたいお金の話」です。
日時は10月9日(木)午前10時から、
場所は和歌山市勤労者総合センターです。
事前申し込みが必要で、
申込期間は9月25日(木)までです。
参加無料ですので、ぜひお申込みください。
詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。