8/4放送 食品衛生月間

2025年8月4日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「食品衛生月間」について生活保健課の中里憲司さんにお話伺います。


Q. 8月は食品衛生月間ということで気になること色々あります。おしえてください。
特に夏の暑い時期は、全国的に細菌による食中毒 が多く発生します。細菌性の食中毒は、「菌をつけない」、「菌を増やさない」、「菌をやっつけ る」の 3 原則で予防できます。

Q. まず、食品を購入するときの注意点は何でしょうか?

消費期限や賞味期限を確認し、新鮮な物を購入しましょう。肉や魚は、汁 が他の食品や買い物バッグ内に付かないよう、ビニール袋に別々に入れてく ださい。生ものや冷凍食品を持ち帰るときは、保冷剤や氷を入れた保冷バッ クを利用するとより安全です。細菌は常温で存在するとどんどん増えていきます。買い物のあとは、寄り道せずに、すぐに持ち帰りましょう。

Q. 帰った後の保管方法はどうすればよいですか?
帰ったら、すぐに冷蔵庫へ入れてください。
肉や魚は、汁がもれないように、ビニール袋などに包んで保存してくださ い。

Q. 調理するときの注意点は何でしょうか?
まず、調理する前は、手を洗いましょう。
生の肉や魚を触ったあとも、手に食中毒をおこす細菌が付いている可能性 がありますので、こまめに手を洗いましょう。
次に、サラダや果物など、生でそのまま食べるものに、肉や魚の汁が付か ないように注意が必要です。ご家庭の台所で食材毎に包丁やまな板を使い分 けるのはなかなか難しいと思いますので、調理する食材が変わるタイミング で、一度器具を洗浄・消毒してから使うようにしてください。

凍った食品の解凍方法は、室温で解凍するのではなく、冷蔵庫内で保管して解凍する、又は電子レンジを利用して解凍してください。また、使う分だけを解凍し、冷凍と解凍を繰り返さないようにしましょう。

最後に、火を通すものはしっかりと加熱してください。
ほとんどの細菌は加熱することで死滅します。中心部までしっかり加熱し ましょう。目安としては、食品の中心部の温度が75℃で1分間以上加熱されていることになります。

Q. 今月は食品衛生月間ということで街頭啓発があるんですよね
街頭啓発として、市内のスーパーで食中毒予防啓発グッズを配布していま す。
8月1日はスーパーセンターオークワ セントラルシティ和歌山店様で 啓発を行いました。
8月8日金曜日には株式会社万代 紀伊川辺店様で、午前10 時から啓発を行いまので、よろしければお立ち寄りください。なお 終了予定時刻は午前11時までですが、啓発グッズがなくなり次第、終了とさせていただきますので、ご注意ください。

Q. 最後に一言お願いします。
夏休みやお盆には、家族や友人と集まって食事をする機会が多くなると思います。ご家庭においても、今、お話ししたようなことに気をつけて、食中毒予防の3原則を実践していただきたいと思います。

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