和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
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2024年12月3日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「年末にかけて要注意!海産物の電話勧誘トラブル!!」について市民自治振興課の窪田義孝さんにお話伺います。
Q:今日のテーマは「海産物の電話勧誘トラブル」についてですが、具体的にはどのようなものですか。
毎年、この時期になるとカニなどの海産物の電話勧誘トラブルについて、消費生活センターに相談が寄せられます。
Q:カニですか、冬の味覚の王様ですね!でもそんなカニの相談ですか?味が悪いとか、身が少ないとかですか?
そういった内容とは少し違います。水産業者などを名乗って電話をかけ、カニなどを購入しないかと声をかけてきます。断ったのに一方的に品物が送られてきたり、値段に見合わない粗悪なものが届くなどのトラブルが発生し、相談が寄せられます。
Q:断ったのに送り付けてきたり、悪い商品が届いたりするんですか。大きなカニを期待したのに身がスカスカのものが届いたりしたら、腹が立つ気持ちも分かります。
相談例を2つご紹介します。
自宅に電話があり、海産物の購入を勧められた。断ったが商品が送られてきて代引きで受け取った。強引に送られてきたものなので返金してほしいといった相談や、
業者から突然電話があり、海産物の勧誘を受けた。断ったが「売れなくて困っている。損はさせない」としつこく言われ、約2万円の商品を買うことを承諾してしまった。その後、どんなものが来るか心配になり、断ろうと何度も電話したが連絡がつかないといった内容です。
Q:強引な手口ですね。送り付けてきたり、断ろうと思っても連絡がつかなかったり、どうすればよいか分からなくなってしまいます。
「以前購入していただきました。その節は大変ありがとうございました」などと言ってすぐに断れない状況にして勧誘するケースが見られるほか、北海道や東北の水産業者だと言って「コロナ禍で観光客が減り、海産物が売れなくて困っている」などと言って消費者の善意や同情に付け込むような手口も見られます。
Q:注意が必要ですね、そういったトラブルにあった時はどうすればよいでしょうか。
断ったにも関わらず送り付けられた商品の代金を支払う必要はありません。送り主をメモしてから受取拒否をしましょう。また電話勧誘はクーリング・オフができる場合があります。
困った時はすぐに消費生活センター(073-435-1188)や消費者ホットライン(188)に連絡してください。
Q:それでは、最後に一言お願いします。
特に年末にかけてトラブルが多くなるので注意してください。いらないと思った時はきっぱりと断ってすぐに電話を切りましょう。