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2024年12月2日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「生殖補助医療 先進医療費助成の開始」について地域保健課の西友里さんにお話伺います。
Q:11月から「生殖補助医療先進医療費助成事業」という不妊治療の助成制度が始まりましたが、どのような制度でしょうか?
不妊治療の中には、保険診療と併用を認められている先進医療があり、この先進医療を受ける場合、「先進医療に係る費用」については全額自己負担となるため、治療費は高額となります。
そこで、不妊治療の経済的負担を軽減するために、保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療にかかった費用への一部助成を開始しました。
助成内容は、1回の治療につき、「先進医療」に要した費用(自己負担分)の7割を助成します。ただし、上限10万円までとなっています。
Q:助成の対象となる治療を詳しくお願いします。
保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療が対象です。
保険適用外での体外受精や顕微授精と併せて実施した場合や、単独で先進医療のみ実施した場合は、助成の対象とはなりません。
Q:保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療が対象になる、ということなんですね。
この助成を受けるには条件はありますか?
助成の対象となる治療の開始日における妻の年齢が43歳未満であることが前提となります。また、助成の対象となる1回の治療が令和6年4月1日以降に終了した分から申請いただけます。
その他にも条件がありますので、詳細につきましては、必ず市のHPをご確認ください。
Q:申請方法、提出期限など教えてください。
申請書に必要書類を添付して、和歌山市保健所地域保健課に提出してください。
提出期限は、治療を終了した日の属する年度の3月末までとなっていますので、令和6年度分の申請期限は令和7年3月31日までとなります。ただし、1月から3月までに治療が終了した場合は、翌年度の6月末まで申請が可能です。
Q:市のHPに詳細が書かれているのですよね?
市HPにこの助成制度についての詳しい内容を掲載していますので、ご確認いただければと思います。また、何かご不明点などございましたら、地域保健課までお問合せください。
電話番号は073-488-5120です。その他、和歌山市では一般不妊治療費への助成制度がありますのでご活用ください。