和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2024年12月4日
☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「和歌山市短期集中型通所サービスが始まりました」について地域包括支援課の千田博美さんにお話伺います。
Q 今回、和歌山市短期集中型通所サービスが始まったということですが、どのようなサービスなのでしょうか。
今回新たにスタートした「短期集中型通所サービス」は総合事業の通所型サービスの1つです。
総合事業は、「介護予防・日常生活支援総合事業」という正式名称で、「介護予防」と「生活支援」を「総合」的に支援しています。いままで和歌山市の総合事業の通所型サービスは、予防給付型通所サービスと、短時間型通所サービスの2つでしたが、今回 短期集中型通所サービスが加わりました。この短期集中型通所サービスは、原則3か月間リハビリテーション専門職などが短期集中的な支援を行い、日常生活での困りごとを改善するサービスとなります。
Q どのような特徴があるのでしょうか
短期集中型通所サービスでは、利用する方が自宅でできなくなったことを、リハビリテーション専門職が確認し、その方にあわせて計画したプログラムに参加します。
3 カ月間、週1 回の全12 回、市が委託する事業所で、運動を中心に栄養や口腔の改善に取組みます。サービスの終了後は、セルフケアの実施や、WAKAYAMAつれもて健康体操、わかやまシニアエクササイズなどの地域の通いの場へ参加するなど、住み慣れた地域で自立した生活を目指します。
Q 対象となる方はどのような方でしょうか
対象者は要支援1・2、事業対象者の方です。
Q どこの事業所が実施していますか
今年度は4か所の事業所に委託をしています。龍神整形外科、リハビリテーションデイサービス紀のいえ、伏虎リハビリテーション病院、紀州リハビリケアデイサービスセンターで実施をしています。担当の事業所は、申込の時にご確認ください。
Q 申込や相談はどのようにするのでしょうか
お住まいの地域の、各地域包括支援センターにご相談ください。
また、この事業の内容に関するお問い合わせは、和歌山市地域包括支援課までご連絡ください。電話番号は073-435-1197です。
Q 最後に地域包括支援課からひと言お願いします。
これまでできていたことが、できなくなったということはありませんか?
体力がなくなってきた、近所のスーパーに買い物に行くのが大変になってきた、長時間立つことができず料理をしなくなった・・・など。
その困りごとを、「短期集中型通所サービス」で改善しませんか?
3か月の短期間で、もとの自分らしい暮らしをとりもどしましょう。
2024年12月3日
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今回は「年末にかけて要注意!海産物の電話勧誘トラブル!!」について市民自治振興課の窪田義孝さんにお話伺います。
Q:今日のテーマは「海産物の電話勧誘トラブル」についてですが、具体的にはどのようなものですか。
毎年、この時期になるとカニなどの海産物の電話勧誘トラブルについて、消費生活センターに相談が寄せられます。
Q:カニですか、冬の味覚の王様ですね!でもそんなカニの相談ですか?味が悪いとか、身が少ないとかですか?
そういった内容とは少し違います。水産業者などを名乗って電話をかけ、カニなどを購入しないかと声をかけてきます。断ったのに一方的に品物が送られてきたり、値段に見合わない粗悪なものが届くなどのトラブルが発生し、相談が寄せられます。
Q:断ったのに送り付けてきたり、悪い商品が届いたりするんですか。大きなカニを期待したのに身がスカスカのものが届いたりしたら、腹が立つ気持ちも分かります。
相談例を2つご紹介します。
自宅に電話があり、海産物の購入を勧められた。断ったが商品が送られてきて代引きで受け取った。強引に送られてきたものなので返金してほしいといった相談や、
業者から突然電話があり、海産物の勧誘を受けた。断ったが「売れなくて困っている。損はさせない」としつこく言われ、約2万円の商品を買うことを承諾してしまった。その後、どんなものが来るか心配になり、断ろうと何度も電話したが連絡がつかないといった内容です。
Q:強引な手口ですね。送り付けてきたり、断ろうと思っても連絡がつかなかったり、どうすればよいか分からなくなってしまいます。
「以前購入していただきました。その節は大変ありがとうございました」などと言ってすぐに断れない状況にして勧誘するケースが見られるほか、北海道や東北の水産業者だと言って「コロナ禍で観光客が減り、海産物が売れなくて困っている」などと言って消費者の善意や同情に付け込むような手口も見られます。
Q:注意が必要ですね、そういったトラブルにあった時はどうすればよいでしょうか。
断ったにも関わらず送り付けられた商品の代金を支払う必要はありません。送り主をメモしてから受取拒否をしましょう。また電話勧誘はクーリング・オフができる場合があります。
困った時はすぐに消費生活センター(073-435-1188)や消費者ホットライン(188)に連絡してください。
Q:それでは、最後に一言お願いします。
特に年末にかけてトラブルが多くなるので注意してください。いらないと思った時はきっぱりと断ってすぐに電話を切りましょう。
2024年12月2日
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今回は「生殖補助医療 先進医療費助成の開始」について地域保健課の西友里さんにお話伺います。
Q:11月から「生殖補助医療先進医療費助成事業」という不妊治療の助成制度が始まりましたが、どのような制度でしょうか?
不妊治療の中には、保険診療と併用を認められている先進医療があり、この先進医療を受ける場合、「先進医療に係る費用」については全額自己負担となるため、治療費は高額となります。
そこで、不妊治療の経済的負担を軽減するために、保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療にかかった費用への一部助成を開始しました。
助成内容は、1回の治療につき、「先進医療」に要した費用(自己負担分)の7割を助成します。ただし、上限10万円までとなっています。
Q:助成の対象となる治療を詳しくお願いします。
保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療が対象です。
保険適用外での体外受精や顕微授精と併せて実施した場合や、単独で先進医療のみ実施した場合は、助成の対象とはなりません。
Q:保険適用の体外受精や顕微授精と併せて実施された先進医療が対象になる、ということなんですね。
この助成を受けるには条件はありますか?
助成の対象となる治療の開始日における妻の年齢が43歳未満であることが前提となります。また、助成の対象となる1回の治療が令和6年4月1日以降に終了した分から申請いただけます。
その他にも条件がありますので、詳細につきましては、必ず市のHPをご確認ください。
Q:申請方法、提出期限など教えてください。
申請書に必要書類を添付して、和歌山市保健所地域保健課に提出してください。
提出期限は、治療を終了した日の属する年度の3月末までとなっていますので、令和6年度分の申請期限は令和7年3月31日までとなります。ただし、1月から3月までに治療が終了した場合は、翌年度の6月末まで申請が可能です。
Q:市のHPに詳細が書かれているのですよね?
市HPにこの助成制度についての詳しい内容を掲載していますので、ご確認いただければと思います。また、何かご不明点などございましたら、地域保健課までお問合せください。
電話番号は073-488-5120です。その他、和歌山市では一般不妊治療費への助成制度がありますのでご活用ください。