11/28放送 世界エイズデー

2024年11月28日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「世界エイズデー」について保健対策課の宮本麻美さんにお話伺います。

Q 12月1日は世界エイズデーに設定されています。和歌山市保健所での取組を教えてください。
和歌山市保健所でも、世界エイズデーに合わせて取り組みを行います。
1つ目に、11月30日(土曜日)に、イオンモール和歌山で世界エイズデーイベントを実施します。HIV感染症やエイズの現状を正しく知って頂けるよう、パネル展示やパンフレットの配布を行います。参加賞付のクイズなど楽しい催しも準備しています。

Q 2つ目のイベントは、12月1日からの一週間、市堀川の水辺周辺や和歌山城ホールを赤くライトアップされるそうですね。
市堀川は17時~23時まで、和歌山城ホールは日没~22時まで、エイズへの理解と支援の象徴である「レッドリボン」にちなみ赤くライトアップ
します。寒い時期ですので、温かい服装でお越しください。

Q それから保健所では、無料でHIV抗体検査もおこなっているのですよね。
事前予約制で、無料、匿名の検査を行っています。
受付日時は、祝日を除く毎週火曜日夜間、18時から19時20分までと、第1・第3木曜日午前、9時から10時20分までです。年末は12月24日火曜日が検査最終日となります。

Q イベントの詳細な情報を知るためにはどうしたら良いでしょうか?
ホームページ『和歌山市感染症情報センター』に掲載しています。
お電話の場合は、和歌山市保健所 電話073-488-5118に、平日8時30分から17時15分までにお問い合わせください。

Q 世界エイズデーのイベントに込めた想いを教えてください。
今年の世界エイズデーのキャンペーンテーマは
「U=U 知ることから、もう一度。12 月1日は世界エイズデー。」です。
U=Uとは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(感染しない)の略です。
効果的な治療が行われ、検査をしても検出されないくらいにウイルス量が減った状態が、6ヶ月以上
保たれれば、性行為をしても感染しない
ことを表す言葉です。

今は医療の進歩により、早期に発見し治療を続ければ、エイズの発症を抑え、感染前とほぼ同
じ生活を送れる
ようになりました。
ですが、かつて広がった「死に至る病気」という認識のままの方もいらっしゃいます。
イベントに参加したり、U=Uという言葉を知ることで、HIVやエイズのことを自分事として考えてもらうきっかけとなればと思っています。そして正しい知識が広がり、必要な方が安心して検査や治療を受けることができ、差別・偏見のない社会になる事を願っています
「和歌山市感染症情報センターHP」

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