10/28放送 震度感知式鍵ボックス案内板

2024年10月28日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は『震度感知式鍵ボックス案内板』について総合防災課の三﨑哲摩さんにお話伺います。

鍵ボックス、案内板の設置例(砂山小学校)

Q:今回、「震度感知式鍵ボックス案内板」を設置したということですが、そもそも震度感知式鍵ボックスとはどういったものでしょうか。
地震が起こり、津波の危険性がある場合に高台へ避難することは基本ですが、時間的に安全な場所へ避難する余裕がないとき、夜間や休日で施設管理者が不在であっても、市民の方が、施設入口付近に設置しているボックス内の鍵を使って施設上階へ垂直避難し、津波の第1波を回避するためのものです。

Q:震度感知式鍵ボックスは普段は鍵が閉まっていると思いますが、どのくらいの揺れを感知したら開くのでしょうか?
震度5弱以上の揺れを感知すると、自動的に鍵が開き、中身を取り出せるようになっています。

Q:震度感知式鍵ボックスの中には何が入っているのでしょうか。
施設の鍵や避難経路図、小型ハンマーを備えています。小型ハンマーについては、地震の揺れで建物がゆがむことによって、正常に開錠することができない場合に使用することを想定しています。

Q:今回新たに設置された案内板ですが、どのようなものですか。
震度感知式鍵ボックスの位置を知らせるためのものです。鍵ボックスの周囲に取り付けられています。
A4サイズのアルミ複合板に、夜間でも人目につくよう、反射素材や蓄光シールを使用しています。
設置場所等の詳細については、市のホームページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

Q:ボックスと案内板はどこにありますか?
津波浸水想定区域内等にある指定避難所に設置されています。

Q: ボックスのメリットは何になりますか?
やはり、夜間や休日で施設管理者が不在であっても、津波の第一波を回避するためにいち早く身の安全を確保することが可能なとこだと思います。

Q:いち早い行動が分け目になってきますよね。最後に総合防災課から一言お願いします。
災害はいつ発生するか予測できません。私たち総合防災課は、大規模災害から一人でも多くの市民を守るため、職員一丸となって取り組みを進めています。市民の皆様におかれましては、日頃からの災害への備えを、引き続き行っていただきたいと思います。
詳しくはコチラ

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