10/2放送 里親月間

2024年10月2日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「里親月間」についてこども家庭センターの大迫敦美さんにお話伺います。

Q 里親制度とは、どういった制度になりますか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせない子供たちがいます。その子供たちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。

Q なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。

社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、
児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。

Q 里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内ではR5年度末時点で200家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの76家庭です。
社会的養護が必要な子供たちは県内で約300人います。そのうち里親の家庭で過ごす子供は、全体の2割程度です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。

Q 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月は子ども家庭庁が里親月間と位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、里親会及び里親支援機関と協働して、啓発活動をしています。
ひとりでも多くの方に、里親制度への関心を持って頂きたいという思いから、
里親制度個別相談会を開催します。里親支援専門のスタッフが個別にお話をお伺いさせていただきます。

今年度については、3回開催を予定しております。
日時・場所は、
10月4日金曜日、10月20日日曜日は和歌山ビッグ愛9階の会議室Bにて行います。
10月26日土曜日は和歌山市こども家庭センターにて行います。
時間帯はいずれも10時~16時の予定で、ご都合の良い時間帯にご自由にお越しください。

どの日程も参加が困難な方は、その他の日程でも、和歌山市内にある児童養護施設にて個別相談会を開催いたします。
相談会の詳細につきましては、和歌山市HP「里親相談会」で検索してください。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。

Q 最後にみなさまにメッセージをお願いします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。

※詳細はコチラ
※問合せ先
・和歌山県子ども・女性・障害者相談センター (073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」 (0736-67-7584)
・児童養護施設 つつじが丘学舎 (073-480-1043)
・児童養護施設 こばと学園 (073-461-0072)
・児童養護施設 旭学園(073-479-0080)
・和歌山市こども家庭センター(073-402-7830)

TOPへ戻る
a