8/13放送 台風に備えて

2024年8月13日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「台風に備えて」について地域安全課の辻本佑輝さんに伺います。

Q:台風に備えて私たちができることを教えてください。
1つ目は和歌山市防災マップを使って浸水想定を確認することです。
お住まいの地区やよく行く場所のハザード情報を確認してください。

2つ目は非常持ち出し品や非常備蓄品を用意することです。
地震や風水害など災害の種類に関係なく、避難の際に非常持ち出し品は必要となります。避難の際の持ちやすさを考慮してリュックサックにご準備ください。非常備蓄品は被災後の生活に必要となります。どちらも水と食料は必ずご準備ください。

3つ目は避難が必要な場合に慌てないようにマイタイムラインを作成することです。

Q:和歌山市マイタイムラインについて詳しく教えてください。
マイタイムラインとは、避難に備え「いつ」、「何をするのか」を時系列に沿って決めておく防災行動計画のことです。
近年、毎年のように河川が氾濫するような水害が発生しており、人的被害も出ています。そのなかで、よく市民の方は「いつ」「どのタイミング」で避難すればいいのか分からないという声も聞いています。

このマイタイムラインでは、注意報や警報が発令された時に何をするなど自分で記入できるようなシートになっています。

Q:自分で記入するからこそ、いざという時、自分で動くことができるんですよね。
  和歌山市マイタイムラインはどこで確認できますか?
和歌山市のホームページに様式と作成例や作り方も併せて公開しており、ダウンロードできるようになっています。また、マイタイムライン作成に向けた出前講座も開催しているので、興味のある方は地域安全課まで、問い合わせてください。

和歌山市防災マップにもマイタイムラインの簡易版を掲載しています。書き込めるようになっておりますのでご家族で作成していただければと思います。

風水害の被害に遭われた方のインタビューを見ると、まさかこんなところまで水がくると思わなかったといっています。そのまさかという認識が逃げ遅れに繋がります。また、風水害は地震と違って、ある程度事前に情報が取得できます。これから台風シーズンに入り、大雨暴風により大きな被害が起こることが想定されます。
何も起こらないからやらないのではなく、平時だからこそできることやっていただけたらと思います。

Q:最後に問い合わせ先をお願いします。
和歌山市役所消防庁舎5階の地域安全課までお問い合わせください。
電話番号は073-435-1005です。
詳しくはこちらをチェック

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