8/12放送 食品衛生月間について

2024年8月12日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「食品衛生月間」について生活保健課の北口さんにお話伺います。

Q  食品を買う時の注意点は?
消費期限や賞味期限を確認し、新鮮な物を購入しましょう。
肉や魚は、汁が他の食品に付かないように、それぞれビニール袋に分けて入れてください。生ものや冷凍食品を持ち帰るときは、保冷剤や氷を入れた保冷バックを利用するとより安全です。
細菌は常温で時間をおくほど増えていきます。買い物のあとは、寄り道せずに、すぐに持ち帰りましょう。

Q  保管方法はどうすればよいですか?
帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫へ入れてください。肉や魚は、汁がもれないように、ビニール袋などに包んで保存してください。
冷蔵庫は詰めすぎると、冷気の循環が悪くなりますので、詰めすぎないことも大切です。目安は7割程度にしましょう。

Q 調理するときの注意点もおしえて下さい
まず、調理する前は、手を洗いましょう
生の肉や魚を触ったあとも、手に食中毒をおこす細菌が付いている可能性がありますので、こまめに手を洗いましょう
サラダや果物など、生でそのまま食べるものに、肉や魚の汁がからないように注意してください。
調理する食材が変わるタイミングで一度、器具を洗って使うようにしてください。

また、調理する順番ですが、生で食べる野菜を先に調理し、次に、肉や魚を調理するのが衛生的です。
凍った食品の解凍方法は、室温で解凍するのではなく、冷蔵庫内で解凍する、又は電子レンジを利用して解凍してください。また、使う分だけを解凍し、冷凍と解凍を繰り返さないようにしましょう。

最終的には、しっかりと加熱していただくことです。
ほとんどの細菌は加熱することで死滅します。中心部までしっかり加熱しましょう。
食品の中心部の温度が75%で1分間以上加熱されていることが目安です。

電子レンジを使って加熱するときは、ときどき、かき混ぜて、均一に加熱されるように注意しましょう。

Q 食事する際の注意点はいかがでしょうか?
調理された料理は、清潔な器具で清潔な食器に盛り付けて、温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちに食べましょう。

食中毒を起こす細菌は、食品中で増えていても、食品の臭いは変わらないことが多いです。時間が経ち過ぎたものや、少しでもあやしい食品は、食べずに、思い切って捨ててください。

Q 最後にみなさまにメッセージをお願いします
細菌性の食中毒は、「菌をつけない、菌を増やさない、菌をやっつける」の3原則で予防できます

夏休みやお盆には、家族が集まって食事をする機会が多いと思います。
家庭においても、今お話ししたようなことに気をつけて、食中毒予防の3原則を実践していただきたいと思います。


コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOPへ戻る