1/8放送 知ってるようで知らない和歌山城の歴史「御橋廊下」

2026年1月8日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「知ってるようで知らない和歌山城の歴史」について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。

Q 西の丸広場から御橋廊下にやってきました。風情ありますね。

そうですね。これは木造で2006年に復元された建物ですが、もう20年ほど経とうとしていますが、綺麗な形で保っています。

Q この名の通り御橋廊下、橋なんだけど、廊下になってる、って珍しいんじゃないですか?
全国のお城を見てるとこういう形式の橋って意外とありまして、ただ、和歌山城がよその城と違うのは高低差がある、斜めになっている、というところですね。ここが大きな違いです。

Q これは昔もこの形だったのでしょうか?
はい、江戸時代後期に作成された立面図が残っておりまして、それを元に復元をしているのですが、当時からこの形になっています。

Q では、中に入ってみましょうか。確かに斜面になってます。横にも小窓があってお堀を見ることができていいですね。
天守閣もここから見ることができますので、ちょっとした隠れ撮影スポットみたいな位置付けになります。

Q この橋は目的は何のために建てられた橋になるのですか?
これは二の丸と西の丸、それぞれ江戸時代は二の丸御殿、西の丸御殿があったのですが、両方を殿様が行き来するために作られた専用の橋になります。

Q 他の人はなかなか通ることができなかった?
そうですね、殿様とお付きの方のみしか通れなかった橋になります。

Q 気になるのは床なんですが、すごく特徴ありますよね。
板を重ねて段差を作ってるのですが、これが滑り止めで作られたものになります。

Q 当時からここまで考えられていたのでしょうか?
はい、当時、江戸時代後期の御橋廊下を描いた図面を見ると、よーく見るとそう言う表現がしてありました。それを元に再現をしています。

Q 今、時間帯にもよるかと思うのですが、光が当たった時に、御橋廊下に小窓がたくさんあるのですが、窓の桟の柄が床と天井に写ってステキ✨これって計算されていたのでしょうか?
そこまでしてたかどうか、ちょっとわからないですけれども・・。ただ、今こうやって見てみるとすごく粋な演出というか、自然の光とコラボレーションできているのかなと思いますね。

Q 他にもこの橋の特徴はありますか?
この橋は殿様が渡る専用の橋、ということですので、外から移動してる姿とか見られないように壁がついていて、雨が降っても移動できるようにと屋根がつけらて、本当の意味での廊下橋という形になっています。

Q こちらの橋の利用時間は決められているのでしょうか?

午前9時から午後4時45分まで通行可能ですので、その間は通行することができます。

今回は西の丸広場と御橋廊下について2日続けてお届けいたしました。

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