和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2026年1月7日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
知ってるようで知らない和歌山城の歴史について和歌山城整備企画課の伊津見孝明さんにお話伺います。お出かけシリーズ、今回は「西の丸広場」に来ています。



Q こちらは和歌山市役所の目の前にある広場ですね。
はい。ここは週末いろいろなイベントが行われているとこですので、市民のみなさまも馴染みのあるところじゃないかな、と思います。
ここ西の丸は当時、基本的には「西の丸御殿」という御殿がありました。ただ、ここは殿様が寝泊まりしたりだとか政治を行う場所ではなくて、殿様が趣味を楽しむための空間、場所でした。
具体的には、東側には能舞台があって、お殿様が能を鑑賞したりとか、お茶室もあったり、歴代の殿様の中には焼き物を作るのが好きな人もいて、その人のための窯があったりとか、つまり、いろいろな趣味・娯楽を楽しむための室があったのが西の丸なんですね。
Q 今は広場になってますが、ここはいろいろな建物があったという感じなんですね。
そうです。御殿を中心に能舞台、お茶室とか、いろいろな建物がこの広場に密集して建てられていました。
Q そう思うと、当時の笑い声や喜びがここから出てくる、って感じですね。
そうですね。やっぱり政治とはまた違う、離れた空間ですので、多分ここで気難しい話とかもなく、殿様も、そこに仕える家臣たちも和気あいあいとしていたのかもしれないですね。

Q 今も昔もその点では一緒かもわからないですね。
今度は市民のみなさんの憩いの場という形でいろいろなイベントで使っていただいていますので、そういう意味では機能としてはそんなに変わっていないのかな、と思います。
Q さて、西の丸広場からお堀の方を見ますと気になる石が4つあります。この大きな石は何なのでしょうか?

これは2006年に御橋廊下を復元する時に発掘調査で出てきた御橋廊下の礎石になります。
Q いつ頃のものになるのですか?
おそらく江戸時代の中期くらいかなと思うのですが、かなり古いものですね。
Q すごく大きな穴が空いているのですが、直径30cm以上くらいある結構大きな柱だったのですね。
そうですね。やっぱり橋自体が巨大な構造物ですので、当然ながらその橋を支えるための柱、柱の礎石としては非常にしっかりとした作りになっています。
Q なんかネジを差し込んだのかな、というような溝もあるのですが、これは?
柱をちょっと削って、差し込むための穴なのですが、おそらくここは柱が抜けないように側面に溝を入れているんじゃないかな、と思います。
Q すごいですね。ではいよいよこの御橋廊下に行きましょうか。
御橋廊下案内したいと思います。