12/8放送 インフルエンザの予防について

2025年12月7日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

インフルエンザの予防について総務企画課の卯辰暢子さんにお話伺います。

Q. 今シーズンは、例年と比べて少し様子が違うようですね。
そうなんです。今年は例年に比べて、インフルエンザの流行がかなり早く始まっています。10月中旬からすでに感染が広がり始め、11月中旬には、定点あたりの患者数が警報基準値を超えました。これは、昨シーズンよりもおよそ5週間も早いタイミングでの警報発令となっています。

Q. 特に、どのような場所で感染が広がっているのでしょうか?
11月に入り、特に小・中学校や高校などの学校現場で、学級閉鎖が相次いでいます。また、保育園などでも園児の欠席が目立っており、子どもたちを中心に感染が広がっている状況です。そこからご家庭に持ち込まれるケースも多く、ご家庭内での感染対策も重要になっています。

Q. 私たち市民ができる予防策について、教えてください。
まずは、日頃から十分な休養とバランスの取れた食事を心がけ、体の抵抗力を高めることが大切です。そして、外出する時には不織布マスクの着用をお願いします。ただし、小さなお子さんについては、発育への影響も考慮して、保護者の方が様子を見ながら対応してください。また、外出から戻った際には、手洗いを徹底しましょう。

Q. 予防接種についてはいかがでしょうか?
インフルエンザの予防や、重症化を防ぐためには、予防接種が非常に有効です。特に高齢者や基礎疾患
のある方など、重症化リスクの高い方には、接種を強くおすすめしています。まだの方は、ぜひ早めの接種をご検討ください。

Q もし体調が悪くなって、“インフルエンザかもしれない”と感じた場合は、どうすればよいでしょうか?

その場合は、早めに医療機関を受診してください。受診の際は、他の方への感染を防ぐためにも、マスクの着用をお願いします。ご自宅では安静にして、水分をしっかりとり、十分な休養をとることが大切です。
また、咳やくしゃみが出る場合は、咳エチケットの徹底もお願いします。

Q. 最後に、和歌山市からのお知らせがあればお願いします。
和歌山市では、インフルエンザ予防の啓発として、手洗い6つのポイントをわかりやすくイラストにしたポスターを作成し、和歌山市内の医療機関や学校、幼稚園、保育園などにポスターの掲示をお願いしています。

手洗いの6つのポイントは、手のひら、手の甲、指の間、指先、親指、手首  を意識して、石けんでしっかり洗いましょう。洗った後は、清潔なタオルやペーパータオルで水分をしっかり拭き取ってください。また、最新の流行状況については、和歌山市感染症情報センターのホームページでも随時更新していますので、ぜひご確認ください。

これからますます寒くなり、感染症も広がりやすくなります。市民の皆様は、日頃からの十分な休養と手洗いや咳エチケットをしっかりして、予防していきましょう。
インフルエンザ予防接種の詳細はこちら
インフルエンザの状況についてはこちら

TOPへ戻る
a