11/17放送 通信販売の偽サイトについての相談が寄せられています

2025年11月17日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「通信販売の偽サイトについての相談が寄せられています」について市民自治振興課の田中裕美さんにお話伺います。

Q:通信販売の偽サイトですか。だまされて、正規品ではなく偽物を購入してしまうということでしょうか。
最近は、百貨店や有名ブランドの偽通販サイトで商品を注文してしまったなどの相談が多く寄せられています。SNSに安売り広告などを表示して、有名ブランドのロゴマーク、商品の画像などを掲載した偽サイトに誘導します。中には、本物のサイトとほとんど区別がつかないように偽造し、ひと目見ただけでは偽サイトだと判別できないものもあります。特に代金引換(代引き配達)や、代金を先に振り込ませて後に連絡が取れなくなるというトラブルの相談も増えてきています。

Q:実際にあった相談はどのようなものがありますか。
相談事例のひとつをご紹介します。
スマートフォンでSNSを見ていたところ、「有名ブランドの通販サイトで、格安セール実施中!」といった内容の広告を見つけ、通販サイトにアクセスしたところ、数十万円のバッグが約2万円で売られていた。サイトには有名ブランドのロゴマークが表示されていたので信用して、氏名、住所などを入力して注文した。支払い方法は代金引換のみだった。注文完了メールが届かず、不審に思って有名ブランドのホームページを確認したところ、偽サイトについて注意喚起されていた。どうしたらよいかといった内容です。

Q:では、このようなトラブルに遭わないためにはどのような点に注意すればよいでしょうか。

注意するポイントを3つお伝えします。
1点目は、百貨店や有名ブランドの品物が極端に安い場合、偽サイトの可能性が高いです。
2点目は、代金の振込先がお店と関係のない個人名義の口座の場合、注意が必要です。
3点目は、支払い方法が代金引換の場合、商品を受け取った後から偽物だと分かっても宅配業者からの返金は困難です。代金引換の場合は、特に気を付けてください。

Q:極端に値段が安い場合などは注意が必要ですね。でもまず困ったときは相談ですね。
困ったことや心配なことがあれば、消費者ホットライン(局番なしの188)や消費生
活センター(073-435-1188)へ相談してください。既に代金を支払ってしまった場合は、できるだけ早く銀行やクレジットカード会社、警察などにも連絡・相談してください。

Q:それでは最後に12月3日(水)開催予定の「消費者教育講座」のご案内をお願いします。
消費生活センターでは様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。
今回のテーマは
「人生を豊かにするために!限りあるお金と時間の賢い使い方を一緒に考えませんか?」です。
日時は12月3日(水)午前10時から
場所は和歌山市役所14階大会議室です。
事前申し込みが必要で、只今申込受付中です。
参加無料ですので、ぜひお申込みください。
詳細は市報わかやまやホームページなどをご覧ください。

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