11/13放送 市高デパート①

2025年11月13日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、今週末の11月15日(土)、16日(日)に開催される「市高デパート」について和歌山市立和歌山高等学校の「デパート委員長」藪内 嘉栄さんと、「副委員長」の山本 健心さんにお話を伺います。

Q: まずは、藪内さんにうかがいます。ちょうど今週末に開催の市高デパートですが、毎年恒例のイベントとなっていますよね?どのような催しなのですか?
単に商品を販売するだけでなく生徒自らが店舗の設営、商品の仕入、そして販売、決算までを行う勤労体験学習であり全国的に見ても数少ない貴重な取り組みです。

Q: 歴史も長いのですよね?
昭和52年11月に第1回「市和商デパート」を開催しました。
平成21年度には、校名変更、学科改編を行い、普通科とデザイン表現科が加わりましたが、キャリア教育という側面からも実際的体験を通して、勤労意欲を高め、正しい職業観、勤労観を育成する場として、最適であると確信し「市高デパート」として開催しました。今年で49回目を迎える市高の伝統的な行事です。

Q: 49回目!たくさんの先輩方から受け継いできた歴史があるのですね。この市高デパートは、学習の一環として開催されているのですよね?
市高デパートは授業として行われている体験学習です。教室では学ぶことが難しいことを身につけるために49年間行ってきました。自分の仕事に責任を持ち、みんなが協力することが大切です。そして先生に指示されたことだけをするのではなく、自分で考え、自主的に積極的に仕事ができるように心がけています。

Q: 藪内さんは、現在3年生で、1,2年生のときも経験してきたと思うのですが、学びはありましたか?
はい、同じ目標を持って学んできた仲間たちとの協力することの大切さを学びました。また、販売を実際に体験する中で、たくさんの地域の方々と関わる機会がありました。笑顔や励ましの言葉に触れ、私たちの活動が地域の皆様に支えられていることを改めて感じられました。

Q: 学びもたくさんあると思いますが、生徒のみなさん、いつ行ってもイキイキと販売されていますよね。山本さんも今、3年生ということで、1,2年生のとき販売を経験していかがでしたか?
私はデパート委員として本部に配属されていましたので裏方として販売を支えました。1年生のときは店舗販売を経験しました。実際に店舗の立場になるのは初めてで難しかったことを覚えています。気持ちよくお買い物をしていただくため一人一人との対話を重視しました。
販売を経験することにより、店舗側の気持ちやお客様と対話することの大切さを学びました。

市高デパートは11月15日(土)16日(日)朝9時から開催されます。
明日も引き続きお話伺います。

和歌山市立和歌山高等学校HP(市高デパート)

TOPへ戻る
a