和歌山市広報番組
和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年5月12日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「警察官をかたった詐欺の電話にご注意ください!」について市民自治振興課の田中裕美さんにお話を伺います。
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Q:最近はどのような消費者トラブルが発生していますか?
最近は、和歌山市内でも警察官をかたった詐欺の電話がかかってきて、個人情報を聞きだされるという事案や、現金をだまし取られるなどの被害も発生しています。「あなたの口座が犯罪に使われている」や「あなたが口座を売ってお金を受けとった容疑がかけられている」などと言われ、その後交流サイト(SNS)に誘導され、指示をうけて入金してしまうなどです。
Q: 警察官をかたった詐欺とは悪質ですね。
最近は警察官のなりすましが巧妙化しています。実在する警察署の番号を表示させる詐欺電話が全国で相次いでいます。実際の発信元とは異なる番号を表示させる「スプーフィング」と呼ばれる手口で、警察署に多い末尾が「0110」の番号が表示されるなど、とても悪質で手口が巧妙化しています。
※ 和歌山県警の代表番号に発信者番号を偽装した電話も数件確認されています。
Q: 注意するポイントはありますか。
固定電話や携帯電話に、実在の警察署の電話番号からかかってきた場合は、偽装されている場合もありますので、まずは落ち着いて一旦電話を切り、家族や知人に相談してから警察署や課の電話番号を検索し、かけ直すようにしましょう。
通話内容に不審な点があれば、警察に通報するか、または24時間対応の警察相談専用電話(#911)、または特殊詐欺被害防止専用の無料電話(0120-508-878 これは わなや)に連絡し相談してください。
「+」から始まる国際電話で着信があった場合は絶対に電話に出ない。
知らない番号であれば折り返さない。
着信拒否やブロックなどの機能を利用する。もし出てしまった場合は、すぐ電話を切るなどの対応をしてください。
※警察が、電話で「あなたは捜査対象である」と脅したり、警察手帳を画像で送付することは絶対にありません。
Q:最後に一言。
警察官などをかたった電話やメールなど、困った時や心配なことがあれば一人で抱え込まずに消費生活センター(073-435-1188)や消費者ホットライン(188)、最寄りの警察署などへ相談してください。
また、消費生活センターがある市役所の市民自治振興課内には市民相談センターもあります。そこでは、市民の方対象の法律相談を行っています。日常生活から生じる民事や家事の問題で、お困りの時に解決方法を助言しています。相談専門員による法律相談や、そのほか弁護士・司法書士・税理士による専門相談も行っていますので、詳細は市民相談センター(073-435-1025)へお問い合わせください。