
和歌山市広報番組

和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年4月3日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「帯状疱疹予防接種」について保健対策課の田中真紀さんにお話を伺います。
Q 帯状疱疹とはどういったものですか?
帯状疱疹は、多くの方が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏していて、疲労やストレス、加齢などで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、典型的には体の左右どちらかの神経に沿って帯状に、痛みを伴う水疱が出現します。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後も痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
Q 帯状疱疹の予防方法はありますか。
予防としては、普段から免疫力が低下しないように体調管理に努めることや、予防接種があります。
なお、令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンが定期予防接種になりました。
Q 定期予防接種の対象者を教えてください。
令和7年度の対象者は、
和歌山市に住民登録がある方で、年度内に65歳、70歳、75歳, 80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方と、今年度に限り100歳以上の方も対象となります。
また、接種時に満60歳以上65未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害で身体障害者手帳1級相当の方も対象となります。
ただし、既に帯状疱疹ワクチンを受けたことがある方は対象外となります。
Q 接種費用についてもお願いします。
ワクチンは2種類あり、生ワクチンである「ビケン」は自己負担3,000円、組換えワクチンである「シングリックス」は2回接種が必要で、自己負担は6,000円×2回の12,000円で接種ができます。ただし、生活保護受給者及び中国残留邦人等支援受給者の方は自己負担免除になります。
なお、令和7年度の接種期間は4月1日から翌年3月31日までです。
Q 接種方法について教えてください。
予診票は市内実施医療機関に設置していますので、ご予約の上、本人確認書類を持参し受診してください。予防接種を受ける際は、効果と副反応の両方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種の判断をお願いします。
Q 最後に一言お願いします。
接種に関する詳細は、和歌山市感染症情報センターのホームページをご覧いただくか、和歌山市保健所保健対策課にお問い合わせください。
電話番号は、073-488-5118です。
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