
和歌山市広報番組

和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年4月11日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回はゲンキトピックス。和歌山市のイベント情報をご紹介します。
今日は和歌山城内 わかやま歴史館にある「実際庵」について和歌山城整備企画課の杉山純平さんに伺います。
Q 実際庵とはどういったものになりますか?
実際庵とは養翠園の中にあるお茶室です。
養翠園は、和歌山市西浜にある池泉回遊式の大名庭園で、19世紀に 10代藩主・徳川治宝が造営しました。そこに建つ〈養翠亭〉の「御座の間」は治宝が来遊した際に入る座敷で、西側に茶室「実際庵」があります。
実際庵は表千家9代家元の了々斎(1775-1825)好みと伝わりますが、それより以前の寛政3年(1791)に没した無学禅師の筆による額が掲げられており、2代藩主の光貞が営んだ西浜御殿にあった茶室を移動させたとも考えられ、紀州徳川家ゆかりの茶室として貴重な建築物となっていますが、現在は個人の邸宅となっており、中に入ることはできません。
わかやま歴史館2階歴史展示室では、通常非公開であるこの茶室「実際庵」の実寸大模型を常設展示しており、茶室の外部から中をご覧いただいております。
今回は、特別に内部に入り、より間近で茶室の細部を見学していただき、学芸員が茶室の説明を行う公開見学会を開催いたします。
Q 開催日・開催時間・開催場所についておしえてください。
開催日は、来月5月14日(水)、17(土)、18(日)、21(水)、24(土)、25(日)の計6日間です。
そして開催時間は、1日当たり3回実施予定で、初回が14時15分から、2回目が14時45分から、そして3回目が15時15分からとなっています。
実際庵の実寸大模型は、わかやま歴史館2階歴史展示室の中にありますので、応募された方は、開催時間の10分前にわかやま歴史館2階歴史展示室の受付前にお集まりください。
Q 募集人数について
お茶室の中が狭く、中に入ることのできる人数に限りがあり、各回3名、総計54名が定員となっています。
応募は先着順となっていますので、参加ご希望の方はお早めにご連絡ください。
Q 応募方法について
4月14日(月)から4月25日(金)まで、電話にて受け付けています。
①参加者の指名、②日中の連絡先、③参加希望の日時の3点をお伝えください。
電話番号073-435-1044和歌山城整備企画課へご連絡ください。
Q 最後にメッセージをお願いします。
通常非公開となっている紀州徳川家ゆかりのお茶室の中に入ることのできる、非常に貴重な機会となっています。先ほどもお伝えしましたが、電話での先着応募となっていますので、参加ご希望の方はお早めにご連絡ください。皆さまのご応募をお待ちしております。
和歌山歴史館のHPはコチラ
2025年4月10日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回は「西コミュニティセンターが開館します」について生涯学習課の西川拓弥さんにお話し伺います。
Q 西コミュニティセンターの目的について教えてください。
若い世代も含めた幅広い世代のニーズに対応した学習機会を提供するため、コミュニティセンターの未設置地域である砂山地区に本市8館目となる西コミュニティセンターを開設します。
Q この辺りは学校や住宅も多いので利用される方も多いと思います。
西コミュニティセンターの概要について教えてください。
住所は和歌山市砂山南3丁目1番11号です。
開館時間は9時から21時30分までとなっており、
休館日は毎週火曜日と12月29日から翌年1月3日までの年末年始になります。
令和7年4月13日(日)にオープニングセレモニーを開催し、次の日から貸館開始となります。
Q オープニングセレモニーの内容について教えてください。
オープニングセレモニーは午前10時から西コミュニティセンターにて開始となります。
内容は、主催者・来賓祝辞、和歌山県立和歌山商業高等学校及び和歌山市立西和中学校の相撲部による四股の披露、テープカットなどがあり、その後、西コミュニティセンターの施設内覧となります。
また、セレモニー後は和歌山県立和歌山商業高等学校及び和歌山市立西和中学校による吹奏楽部演奏会、防災食アルファ米の実演、茶会・茶道体験など、様々なイベントを実施する予定ですので、ぜひお越しください。
Q こちらは予約、申し込みなしに参加することできますか?
吹奏楽部やテープカットはそのままご覧いただくことはできますが、中には整理券を発行したり先着順のイベントも開催する予定ですので、ご了承いただければと思います。
Q 西コミュニティセンターについて、もう一度ご案内をお願いします。
令和7年4月13日(日)に和歌山市西コミュニティセンターが開館します。オープニングセレモニーや様々なイベントを実施しますので、ぜひお越しください。
それぞれの部屋の写真や西コミュニティセンターの詳細につきましては和歌山市ホームページ(ID:1061187)をご覧ください。
また、お問い合わせいただく場合は、電話番号073-494-4800和歌山市西コミュニティセンターまでお問合せください。
Q 最後にひとことメッセージをお願いします。
新たな地域の中心、新たな集いの空間となりますので、是非、みなさまにもご利用していただければと思います。よろしくお願いします。
2025年4月9日
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今日も昨日に引き続き、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターについて、センター長の湯川純司さんにお話を伺います。
Q 昨日は施設について色々とお話し伺いました。今日は内容についてお伺いします。
色々なイベントがあるかと思うのですが、どんなイベントがあるのでしょうか?
当センターの利用は主に団体の研修目的にご利用いただいていますが、ご家族、もしくは親子での参加もしていただきたく思いまして、日帰りの親子イベントは春夏秋冬の年4回、それぞれ季節感あふれる内容で実施する予定にしています。
尚、秋は和歌山のキャンプ協会さんのご協力も得て、テント泊🏕️1泊2日を考えています。それ以外にスポーツや地域のイベントを交えた事業の実施も検討中です。
Q 4月にもステキなイベントを開催予定なんですよね。
4月27日に春のイベントがあります。そちらの内容につきましては担当の近藤の方から説明申し上げます。
Q では、企画担当されている近藤愛さん、よろしくお願いいたします。
今回4月27日にイベントがあるということですがどういったイベントになりますか?
今回は「親子でつくろう、簡単パエリア・自然を満喫しよう♪」というプランを考えています。
Q どういった内容になりますか?
野外炊飯で親子でパエリアを作ってもらう予定にしています。お昼からはセンター敷地内を利用して、自然を満喫してもらおう、ということで色々なプランを用意しています。
例えば、グランドを使ってモルックだったり、バトミントンだったり、家族でのコミュニケーションをはかってもらえるように楽しんでもらえたらな、と思っています。
Q 家族でパエリアを作ったりというのもすごく楽しみですね。こちらの申し込み方法教えてください。
申し込みはメール、またはお電話でのお申し込みをお願いします。
申し込み期間は4月10日(木)9時から受付開始で、4月20日(日)18時までになっています。
定員は親子12組先着順となっています。
中学生以下の子どもとその保護者さんが対象になっています。
電話番号は073-459-2107です。
みなさまのご参加をお待ちしています。よろしくお願いします。
Q 最後に市民のみなさんにメッセージをお願いします。
当センターは海あり、山あり、また砲台跡といった歴史学習、平和学習もでき、遊具では小さなお子さまも喜んでもらえる魅力溢れる施設です。
是非、自然を感じに、またゆったりした時間を過ごしに是非お越しください。みなさんよろしくお願いします。
施設の詳細についてはコチラ
2025年4月8日
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今回は、加太にある和歌山市立青少年国際交流センターについて、センター長の湯川純司さんにお話を伺います。
Q 青少年国際交流センターはどういった目的で建てられて、どんな施設なのでしょうか?
青少年に海、山といった自然の中で集団宿泊生活を通じて、自然体験、生活体験、またコミュニケーションを高めるような社会体験、青少年の健全な育成をはかるための研修施設、という目的になっています。
旧少年自然の家を継ぎましたので野外炊事を行ったり、キャンプファイヤーを行ったり、またキャンプ場があったりといったような施設です🏕️
Q どんな方が利用されていますか?
和歌山市立の小学校の加太合宿や、市外の小学校さんの合宿もあります。また、高校での勉強合宿やクラブでの合宿、それから地域のスポーツクラブや子ども会さん、その他企業の研修などのご利用があって、少年自然の家とは違って、大人の方も対象になっています。
Q どんな方でも利用ができる、ということなのでしょうか?
宿泊利用(宿舎で泊まっていただく)とかキャンプ場で野営(テントで泊まっていただく)とかはあらかじめご予約が必要になります。4人以上の団体でセンター利用の主旨に沿った研修目的でのご利用になっています。※ご家族でのレジャーや宿泊のみのご利用はご遠慮いただいています。
ただ、日帰り散策の場合はどなたでもご利用いただけます。
Q 施設には一般の方も自由に散策できる場所もあるんですよね。
森の中の道を歩いていただくと、運が良ければリスに出会ったりとか、尾っぽのきれいな山鳥に会ったりとか、そういう風なこともあります。
景色では、我々、「見晴らしの丘」といっている広々と海が眺められる友ヶ島を、あるいは、淡路島を遠く眺められることもあります。
それから「家族の広場」と銘打っているところは、複合遊具がありまして、そこでは小さなお子さまも遊ぶことができて家族でのハイキングで来られる方もいます。
それから、砲台跡が田倉崎砲台、加太砲台と2箇所あります。
Q 施設の利用方法を教えてください
宿泊利用、もしくは日帰りでも研修室のみや野外炊飯場をご利用の場合は、あらかじめご予約が必要となりますので、詳しくはホームページの利用の手引き等をご覧いただければ、と思っています。
ただ、日帰り散策の場合は当日受付で玄関に来ていただいて、受付簿に書いていただくだけで結構です。散策の場合は館外のみになりますので、9時から16時に玄関にて受付していただいて自由に散策をしていただけます。
明日も引き続きお話伺います。
2025年4月7日
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今回は「在住外国人のための日本語教室」について国際交流課の岡本奈穂さんにお話伺います。
Q:「在住外国人のための日本語教室」に実は2月にインタビューさせていただきましたが、改めて、どのようなものか教えてください。
和歌山市にお住まいの外国人の方を対象に、日本語を勉強する機会を提供し、日本での暮らしを支援することを目的とした教室です。難易度別に2つのコースがあり、週に1回ずつ、前期後期合わせて1つのコースで年間30回行っています。
Q:日本語教室は、どのような内容なのでしょうか。
市役所の7階にある「記者会見室」で、期間内の毎週火曜日と木曜日の午後6時30分から午後8時まで、授業をしています。
コースは、「コース1」と「コース2」の2つです。
コース1は、ひらがな、カタカナの勉強から始めます。開講日は、木曜日です。
コース2は、日本語の簡単な日常会話から勉強します。開講日は、火曜日です。
両方のコースに参加することもできます。
Q:どんな国の方が来てくれているのでしょうか。
アメリカ、中国、ベトナム、フランスなど、国籍を問わず、多くの方が参加してくれています。お仕事をされている方や留学生の方など、日本に来た目的も皆さん様々です。
Q:2月にお会いした時、生徒さん同士が和気あいあいとしていて、日本語で交流しているのがとても印象的でした。
次回の日本語教室は、いつ開講予定なのでしょうか。
コース1は5月15日の木曜日、コース2は5月13日の火曜日から授業がスタートします。
現在、申込を受け付け中です。なお、申込は、期間内であればいつでも受け付けていますので、途中からでも参加していただけます。
Q:申込方法について教えてください。
QRコードを使ったオンライン申込、もしくは和歌山市役所の10階にある国際交流課まで直接来ていただいて申込をお願いします。QRコードは、国際交流課のホームページや、Instagram·LINEなどのSNSに掲載予定のチラシに載せています。
日本語教室に関して、何かわからないことがあったら、和歌山市国際交流課までご連絡ください。
電話番号は、073-435-1010です。
Q:日本語に慣れてない方への対応は何か他の言語があるのでしょうか?
国際交流課には英語、中国語、韓国語が話せる職員がいますので、お気軽にどなたでも問い合わせいただけますと幸いです。
Q:最後に一言メッセージをお願いします。
日本に来たばかりで日本語に自信がない人、日本語を改めて学んでみたい人など、様々な方に気軽に参加していただけると嬉しいです。また、周りに日本語を学びたいと考えている外国人の方がいらっしゃいましたら、和歌山市の日本語教室について、ご周知のほどよろしくお願いいたします。
詳しくはコチラをチェック
2025年4月4日
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今日はゲンキトピックス。和歌山市のイベント情報などについて紹介します。今日は毎日、京橋親水公園で開催されている「市堀川夜市」について吉川誠人さんにご紹介いただきます。
Q この「市堀川夜市」は、昨年、ゲンキ和歌山市でも取材させていただいたことがあるのですが、引き続き、4月以降も実施されるんですよね?
そうなんです。4月以降も実施していきます。
Q みなさんが利用されて、私も個人的に利用させてもらったのですが、風情があって本当にいいですよね。
そうなんです、暖かくなってきてお客さんもだんだん増えてきたし、いい気候になってきたので。
Q 和歌山城のお花見がてらこちらの方に・・というのもあるでしょうね。賑わってきますね。
桜がいい季節になってきたので、是非、足を伸ばしてもらえたらなと思います。
Q 今は、どんな店が出店されてるのですか?
定番でからあげとかうどんとかしている「Smile」さんとか「山久(さんきゅう)」さんといっておでん屋台しているのが定番でいつも出てくれていて、最近は山久さんはピザ窯を導入してピザを食べられるようにしています。
あと、コーヒーとかケーキとかそういうお店もスポットで出てもらったりして、これから新規に4月に入ってから出たい、と言ってくれてるお店もちょいちょいやりとりしてくれてるので、段々増えてきます、色々。
Q 夜市がある、というのを聞いて楽しみで家族で来た、という方もいらっしゃたりして、いろんな層に楽しんでもらえそうですね。
そうなんですよ。毎日やってますので
Q 特別なイベントも実施されるとのことなのですが、ご紹介いただけますか。
4月4日、5日、舟を走らせてます。ナイトクルーズできるんです。午後5時〜午後9時の間で1時間弱なのですが。ここでライトアップしていて、水面がキラキラ光って川から見る景色がまた風情あっていいんですよ。熊野川から運んできた木舟があるのですが、それに乗っていただけるんです。
Q 景色も楽しめるし、舟の感じも風情があっていいですよね。こちらどんな方が利用されるのでしょうか?
カップルから、普通にみなさん楽しんでいただけると思います。乗っていただいた方はすごく良かったと喜んでくれていて、景色も普段陸から見るのと違って、舟から見る、見たことのない景色が見れるので乗って良かった、と言われる方がすごく多いです。乗ってくれた方はすごく喜んでくれているので、まだ乗ったことのない方は是非乗ってもらえたらな、と思います。
Q 申し込みはどうすればいいですか?
申し込みはインターネットで申し込みフォームがあるので「紀州まちづくり舎」のホームページ「市堀川夜市」で検索してもらえても出てきますので、是非、覗きにきてください
Q 最後に市民のみなさまにメッセージをお願いします。
「市堀川夜市」去年の秋から始まって、4月以降も継続してやっていきます。また、ナイトクルーズとかも時々やったりしていきますので足を運んでもらえたらな、と思います。
ありがとうございました。今日は「市堀川夜市」についてご紹介いたしました。
2025年4月3日
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今回は「帯状疱疹予防接種」について保健対策課の田中真紀さんにお話を伺います。
Q 帯状疱疹とはどういったものですか?
帯状疱疹は、多くの方が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏していて、疲労やストレス、加齢などで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、典型的には体の左右どちらかの神経に沿って帯状に、痛みを伴う水疱が出現します。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後も痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
Q 帯状疱疹の予防方法はありますか。
予防としては、普段から免疫力が低下しないように体調管理に努めることや、予防接種があります。
なお、令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンが定期予防接種になりました。
Q 定期予防接種の対象者を教えてください。
令和7年度の対象者は、
和歌山市に住民登録がある方で、年度内に65歳、70歳、75歳, 80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方と、今年度に限り100歳以上の方も対象となります。
また、接種時に満60歳以上65未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害で身体障害者手帳1級相当の方も対象となります。
ただし、既に帯状疱疹ワクチンを受けたことがある方は対象外となります。
Q 接種費用についてもお願いします。
ワクチンは2種類あり、生ワクチンである「ビケン」は自己負担3,000円、組換えワクチンである「シングリックス」は2回接種が必要で、自己負担は6,000円×2回の12,000円で接種ができます。ただし、生活保護受給者及び中国残留邦人等支援受給者の方は自己負担免除になります。
なお、令和7年度の接種期間は4月1日から翌年3月31日までです。
Q 接種方法について教えてください。
予診票は市内実施医療機関に設置していますので、ご予約の上、本人確認書類を持参し受診してください。予防接種を受ける際は、効果と副反応の両方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種の判断をお願いします。
Q 最後に一言お願いします。
接種に関する詳細は、和歌山市感染症情報センターのホームページをご覧いただくか、和歌山市保健所保健対策課にお問い合わせください。
電話番号は、073-488-5118です。
詳しくはコチラをチェック
2025年4月2日
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今日は、世界自閉症啓発デーに合わせた和歌山城ブルーライトアップについて障害者支援課の吉田汐里さんお話伺います。
Q「世界自閉症発デー」について教えてください
平成19年の国連総会で、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取組が行われており、特にシンボル的な事業として、自閉症のテーマカラーである「希望」と「癒し」を表す青色で、世界各地の名所旧等のライトアップが行われています。
日本では、4月2日から8日を発達障害啓発週間として、東京タワーや大阪の通天閣などでブルーライトアップやシンポジウムの開催など、様々な啓発普及活動が行われ、和歌山市においても、市のシンボルである和歌山城をブルーにライトアップし、自閉症について理解を深める啓発活動を行います。
Q 自閉症とはどういったものになりますか?
自閉症の原因はまだ特定されていませんが、遺伝的な要因が複雑に関与して起こる、生まれつきの脳の機能障害が原因と考えられています。環境や親の育て方によるものではありません。また、症状の軽い人たちも含めると約100人に1人いるといわれています。
自閉症には、対人関係や社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害、たとえば「こだわりが強い」などといった3つの特徴があります。その障害のある人の感覚や行動について誤解を招くことが多く、より一層の理解が求められます。
Q 自閉症の方への接し方はどうすればいいですか?
自閉症の人には、会話が苦手な人が多くいます。このため、その人の発達に応じた分かりやすい説明をお願いします。たとえば、その人が理解できる言葉を使ったり、写真や絵などを添えて説明したり、短い表現で話すことで理解しやすくなります。
また、人混みや大きな音、光といった刺激を苦手とする人が多くいます。このような刺激による不快感を増幅させないよう、安心できる環境を作ってあげてください。
Q 最後に一言お願いします。
和歌山城では桜まつりがおこなわれており、名所の桜が提灯の灯りによってきれいに映し出されています。それに加え和歌山城がブルーにライトアップされるという特別な演出がなされています。また、同時に和歌山城ホール、市堀川水辺もライトアップされます。1年に1度のこの機会を見逃さないよう、是非ご覧ください。
また、4月2日は和歌山城ホール5階において、4月1日から9日までは市役所1階市民ギャラリーにて、自閉症の方の絵画等を展示します。是非、ご覧ください。
この機会に一人でも多くの方に自閉症について正しい理解と認識を深めていただき、障害の有無に関わらず誰もがしあわせに暮らせる和歌山市を目指していければと願っております。
2025年4月1日
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今回は「こども誰でも通園の開始」について保育こども園課の小島藍さんにお話伺います。
Q「こども誰でも通園制度」とはどのような事業でしょうか。
保護者の方の働き方やライフスタイルを問わず、ひと月の利用可能枠の中で、お子さまをお預かりする事業となります。
家庭とは異なる経験や家族以外の人と関わる機会を設けることにより、お子さまの育ちを応援するとともに、保護者の方が育児に関する不安や悩みを相談できたり、自分のための時間が過ごせたりすることで、育児に関する負担感の軽減にも繋がると考えています。
Q こうやって家族以外の人と触れ合ったりできるのは、子どもにとっても、保護者にとってもいい時間が過ごせそうですよね。これは今までになかった新しい取り組みになるのですか?
はい。和歌山市では今年から新しく始まる事業になります。
Q「こども誰でも通園制度」は具体的にどのような内容でなのでしょうか。
保育所などに通っていない満0歳6か月から満3歳未満のお子さまが対象で
月10時間の利用枠の中で時間単位での利用が可能です。
令和7年度は、和歌山市立砂山保育所と和歌山市立楠見保育所の2か所で行い、
利用料金は1時間当たり300円です。
利用時間帯については、施設や年齢により異なりますので、和歌山市のホームページを確認してください。
Q 保育所などに通っていない満0歳6ヶ月から満3歳未満のお子さまが対象で、月10時間の利用枠の中で時間単位で利用が可能なんですね。この年齢の時に、ちょうど時間外で預けられるところがないかな〜と、思っていたので、すごく嬉しい制度になります。
詳しいことは和歌山市のホームページを確認していたら随時更新されていく、という感じでしょうか?
はい。和歌山市のホームページでご確認お願いします。
Q 利用方法について教えてください。
まずは利用登録が必要となりますので、和歌山市のホームページで申請していただく必要があります。その後、利用施設との親子面談を行って頂いた後に予約システムで利用予約が可能になります。
令和4月7日から利用登録を受け付け、6月2日からの利用が可能となります。
詳しくは和歌山市のホームページ、または、保育こども園課までご連絡ください。
電話番号は、073-435-1064です。
Q 親子面談は、その面談の結果により利用できない、というわけではないですよね。
はい。お子さまの様子や健康面をおしえていただくものになります。
Q 最後にメッセージをお願いします。
お子さまの育ちの応援に役立てていただけたらと思いますので是非ご利用ください。