和歌山市のゲンキな情報をお伝えします!
「ゲンキ 和歌山市」は和歌山市のイベントや旬な話題・情報、
そして和歌山市をゲンキにするために頑張っている市民の方々にスポットをあて、
月曜日から金曜日の朝、お伝えします。
2025年1月6日
☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今回はお仕事紹介。交通政策課の野崎斗真さんにお話伺います。
Q:交通政策課では、どのような業務を行っていますか?
和歌山市内に存在する公共交通の維持・活性化や時代に合った公共交通の新たな導入に向けた検討などを行っています。人口減少や物価高騰などにより、苦しい状況にある交通事業者もいます。既存の公共交通を守るということを第一にして考え、市民の足をより確保するためには、どのような手段があるのか、多くの人に利用してもらうためにはどうしたら良いのかということを交通事業者や周辺自治体とともに考え、現代にあった交通の在り方を模索しています。
Q:野崎さんはどのような業務を主に行っているのですか。
鉄道やフェリーの活性化、関西国際空港や四国への新アクセスルートの実現に向けた取り組みを主に行っています。
活性化においては、イベントを他の自治体や交通事業者の方々と一緒に企画し、実現に向けて会議や調整を進めています。
新アクセスルートの構築においては、地道に周辺自治体と方向性を定め、総会にかけて各自治体の市長に見てもらい、最終的には国へと話を持っていきます。市長や副市長の関心が高い業務を扱っているので、1年目から大きな仕事を任されているなという実感があります。
Q:業務を進める中で、心がけていることはありますか。
すぐに相談するようにしています。交通政策課は人数が少なく、誰にでもすぐに相談できるという強みがあります。上司に相談することで、自分にはなかった選択肢を得られたり、正確にこなすことができたりするので、自分の中で大事にしていることの一つです。
Q:今、取り組んでいる業務の中で、これから予定されてるイベントなどはありますか。
南海フェリーさんと取り組んでいる事業で、「小学生体験キャンペーン」というのがあります。
来年2月の土日祝日に小学生の運賃が無料になるというキャンペーンで、昨年の反響が大きく、今年も実施することになりました。また、キャンペーン期間のどこかで、運航中のフェリー見学会を実施します。こちらは抽選制で1月中旬頃から申し込みが始まります。詳細については、市内の小学生に配布するチラシや南海フェリー公式サイトをご覧ください。
Q:子どもも親も喜ぶ楽しいイベントですね。是非、みなさんにご参加いただきたいと思います。
では、最後に一言メッセージをお願いします。
これから、公共交通はさらに厳しい状況に直面していくと思います。自動運転やライドシェアなど、時代の流れに沿った取り組みを進めていくことも重要ですが、今ある事業者にとって最も良いことは「乗ってもらう」ということです。通勤・通学やお出かけ時の移動手段として、ぜひ公共交通を活用していただければと思います。
ありがとうございます。