6/20放送 雑賀崎漁港②

2024年6月20日

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回も昨日に引き続き、雑賀崎の魅力について、雑賀崎漁協共同組合の池田佳祐さんと池田篤紀さんにお話を伺います。

Q 雑賀崎で漁師をされてどのくらいになりますか?

10年になります。父親が病気を患ってしまったので、調子が元に戻るまで一緒に(船に)乗っていかないか、ということで、そこから乗り出してかれこれ10年になります。

今年で5年目になります。サラリーマンをしていたのですが、漁師をしたいな、という気持ちが強くなってきて、父親にだいぶ反対されたのですが、なんとかやりたい、ということで今は乗せてもらってます。
Q お父様はどちらかというと漁師をされることが反対だったのですか?
そうですね。やはり危険ですし安定もしないというので2年ほど反対されました。
Q それでも漁師をしたい!という熱い思いがあったんですね。
やっぱり、雑賀崎の漁師は日本でも誇れるくらいみんな腕がいい漁師なので、この漁師の文化を残したいな、という気持ちもあったので・・・。

Q 素敵な思いですね。ただ、漁師という職業は大変なイメージもありますが、その辺りいかがでしょうか?
そうですね、やはり天候でかなり左右されてしまうので、漁師の連休後に台風が来たりであったり、雨が続いたよ、となると自分の思っていた通りの働きができない時にはすごく大変だなと思います。

Q 漁師をしていてうれしいことや楽しいことは何ですか?
行って獲れなかったりした時に、次、自分たちの漁をして行く方向であったり、作戦とかを考えてる時はもちろん楽しいですし、その作戦通りに魚が入ってきた時にはものすごく嬉しくなります。

Q 印象に残っている思い出はどんなことになりますか?
いい思い出でいくと、初めて漁に行った日。無事、漁が終わって漁港で妻と母親とおばあちゃんが待っていてくれたその景色が残っています。
あと、漁師は危険な仕事でもあるので、半年くらい経った時にタンカーに当てられそうになったというのがちょっとビックリした思い出です。

Q その時にこれは気をつけていかないと、と思いましたか?
そうですね、やっぱりこっちもちゃんとウォッチしておかんとあかんな、と、それ以来、よりこっちも見るようにしてますし、あっちが見ていないと仕方がないのですが、こっちが見て回避できるように事前に避けておくということを気をつけています。

Q 雑賀崎という場所は魅力たっぷりで観光名所として有名ですが、おすすめのスポットはどこになりますか?

夏場にかけて灯台から見る景色はすごく良いですし、リニューアルもしたので是非、そこに行ってもらえたらいいのかな、夕陽が沈むのもきれいです。
後はレモンの丘という公園もあるので、そこに登ってもらったり、街並みを、迷路みたいなのを散策してもらってもいいかな、と思います。

Q 最後に市民の皆さんにメッセージをお願いします。
雑賀崎漁港では漁師さんが頑張って獲ってきた魚をどこよりも新鮮でリーズナブルに提供しているので、是非一度、気軽に足を運んでもらえたらと思います。

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