10/6放送 10月は里親月間

2025年10月6日

☆本日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

「10月は里親月間」こども家庭センターの大栗知子さんに伺います。

Q. 里親制度とは、どういった制度ですか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせないこどもたちがいます。
そのこどもたちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。

Q. なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。

社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。

Q. 養護も色々あるんですね。今、里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内ではR6年度末時点で203家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの72家庭です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。

Q. 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月はこども家庭庁が里親月間として位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、里親会及び里親支援機関と協働して、啓発活動をしています。

今年度については、
10月9日(木)に里親制度啓発映画上映会及び里親相談会を開催します。
13時受付開始、
13時15分から14時20分まで映画を上映14時30分から里親相談会を行います。
場所は、今年新しくオープンした西コミュニティセンターの多目的ホール大です。和歌山市砂山にあります。
映画の鑑賞は無料ですが、
定員が50人となります。
申し込みは、里親支援センター「なでしこ」さんのHPを見ていただくか、
電話番号0736-67-7584までお申し込みをお願いします。

里親制度に興味がある方、里親の話を聞いてみたい方はぜひご参加ください。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。

里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。

※問合せ先
・和歌山県中央児童相談所 
(073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」
 (0736-67-7584)
・児童養護施設 こばと学園 
(073-461-0072)
・児童養護施設 旭学園
(073-479-0080)
・和歌山市こども家庭センター
(073-402-7830)

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